01月上旬



01 月 01 日 (月)

晴、風花。実家の庭に出てみる。山茶花の花が寂しい冬景色の唯一の彩り。 だが寒いのでとっとと室内に引っ込む。風情より炬燵だ。

夕食(一応、お節)を食っていると炬燵の中から蘭(猫)が出てきて私の隣りから上に 上がって来た。顔の前に猫の胴体が現れ、久しぶりに猫の身体に顔を埋めるという 猫好きには至福の一瞬が訪れる。見知らぬ私への警戒よりも、炬燵の上の料理を 奪取するという欲求の方が上回ったらしい。最後まで私に気付かないかの様な態度で 物色して、同じように私の脇から炬燵に戻っていった。その後も、炬燵蒲団の裾野の 下に居たりしたので、はみ出している背中やら尻尾やらを弄る。これだけ猫に 触れれば満足だ。新世紀の始まりは中々に縁起が良い。

「猫の地球儀・焔の章、幽の章」秋山瑞人・著、電撃文庫読了。 表紙や折り込みの可愛らしいイラストに 騙されてはいけない。これはとんでもない話なのである。物語を読む事の楽しみの 一つは、ある種の自分の知らない考え方や価値観に触れる事にあると思う。そんな中に 極くたまに自分の価値観をひっくり返す様な作品がある。コレはそういう話。 夢を見る事という非常に個人的な事柄が、個人的であるが故に罪であると言わんばかり の文章がこれでもかと出てくる。それはある種の夢を持つ事が死を意味する程の 大罪である世界。しかし、そんなのは詭弁だ、支配者の都合だと 押し切れないもどかしさ。二人の主人公(猫だけど)のどちらにに共感しても、読者は 夢を持っているのか、或いは持っているならそれは他人の犠牲の上に胡座をかいて いるのでは無いかと深く省みる事を迫られる。そして、誰が間違っているのか、そんな 判りやすい救いは現れない。陳腐な言い方をすれば"運命の出合い"をした者達が、 互いに理解し、求め合いながら、やがてはそれぞれ(多分)二度と出合わないであろう 道へと別れていく。果たして、自分はここまで苛烈な生き方を選べるのか。それは 生きている世界の違いと一言で済ませてしまうには、あまりに重い問題提起。 ちなみにこれはSF。人が滅んで猫だけが暮らしている世界の話。少しづつ明かされる、 この世界の正体や成り立ちに、思わずニヤりとするのも楽しみ方の一つではあるけど。 でも私は霞の僧正を黙らせる反論を考えてしまう。それは自分の夢が、幽の夢の様な 周りを省みない夢では無いと言い切る自信が無いから。そして答えはまだ見つからない。



01 月 02 日 (火)

曇り。雑記システムは予想よりは問題が少なく、WEBサーバ及び原本ミラーの環境の 双方に2001年度用のサブディレクトリを掘るだけで後は上手く動いた様だ。実家から では33.6kbpsでしか繋がらないので、低速回線経由で大規模メンテなどしなくて 済んで良かった。

猫は今日も警戒心を隠さないが、取りあえず唸らなくなった。50cm程の距離で対峙する チャンスがあったので、猫集会の作法でコンタクトを試みる。内容は簡単で、傍にて くつろいだ格好をしつつ、相手の顔は仰視しない。目が合ってしまったら、目を細めて 見てない様な振りをする。上手くいったのか行かなかったのか判らないが、随分と 長時間(と言っても10分)傍で佇む事が出来た。足が痛くなったので続行は断念。 同じポーズ合戦で猫にかなうはずが無いのだ。明日はどうかな。

「Ryu's Bar」を夕方TVで放送していた。懐かしいなぁ。日曜の遅い時間(日曜と しては深夜)に放送していた頃は楽しみにしていた番組だったのだ。もう10年前なのね。 村上龍さんは、はっきり言ってトークは上手くない。しかし、それが結果としては 相手の話を上手く引き出す事に繋がっていて、トーク番組としては良い方だと思うのだ。 司会者がベラベラ喋り続ける番組が多いからね。こんな感じでたまにで良いから、 またやって欲しい番組だ。

「日本人ホメ殺しなんとか」、全然讃めて無いじゃん。そもそも娯楽として取り上げる べきネタと社会的ネタをごちゃ混ぜに俎上に乗せているのが根本的間違いという気が。 この番組の普段の枠、(「ここが変だよ日本人」だっけか)は全然見ていないのだが、 何となくこのスペシャルで雰囲気が判った。人の話を聞かん奴が多いと討論にならない とも思うし。罵倒合戦が番組の主旨なら、別に構わないけれど。 色々な国の色々な考えがあるなぁ、と思わせる面があるが、彼等が必ずしも夫々の母国の 代表的な意見を言っているとはTVからだけでは判らない所がちょっと危険だ。 それに何か論争の方向を誘導している様な意図を感じる。



01 月 03 日 (水)

小雪。昨夜で二階(実家での私の棲家である二間の部屋)の備蓄ウイスキーが切れた。 まぁ、一昨年の夏に買った500ml壜の物なので良く保ったという所だろうな。両親の 買物便に便乗して田舎特有の巨大スーパーへ出向く。何だかこういう平屋の巨大スーパー って米国っぽい気がする。途中ではぐれたので自分の買物だけ済ませて駐車場で 待つ。雪がはらはらと舞っていて中々良い感じだ。寒くても雪が降っていれば満足。 しかし積もる程ではないんだよなぁ。実家の辺りは高原の入り口程の標高なので、 寒いし雪は降るが積もらない。ちょっと山の方(地元風に言えば上の方)ではそこそこの 積雪らしく、下りてきた車の屋根には10数センチの雪が乗っていた。

結局、スーパーの酒売り場には気に入ったウイスキーは無かったのでBACARDIのゴールド ・ラムを購入。夜中に部屋で読書or文章書きの最中にちびちび飲るのであった。

スイッチを切ってある炬燵を覗き込んで、暗闇の中で猫が目を見開く瞬間を初めて見た。 小説などで良く描写される、闇の中から二つの目が現れるという表現が本当にぴったり 当てはまるのだと感心する。黒猫だから余計にそう見えるのだろうけれど。この姿を 見て邪悪なイメージを抱くのももっともだと思った。猫好きでなかったら結構恐いはず。 本当に闇がぱっくり割れて目が出てくる様に見えるんだから。

新しい僕であるX20は絶好調…と言いたい所であるが、時々ハングアップする。それが ハードの所為なのか、FreeBSD 4.2Rの所為なのか、或いは双方の相性なのかは不明。 ハングアップの中で、ハイバネーションを実行しようとすると固まるのは、X20の ハイバネーションイベント(APMから来る割り込みの詳細情報)がサスペンドと同じ コードで来る為に妙な動きになる事までは突き止めた。対策はまだ思い付かないが、 カーネルのAPM関連の辺りを弄る必要がありそう。PCカードを抜き差しをすると希に 固まるのは"希"であるが故に良く原因が判らない。ゲイツ窓とは違って、 妙な事が起こっても調べようという気になる、或いは調べる余地があるので精神的には 然程気にはならないのではあるが。それとkinput2の挙動も235時代と違う所があって、 (変換後、確定しなくても次の文字キー入力で確定動作が起こるはずなのだが、これまた "希に"確定されず、且つ入力した文字が画面に出なくなったりする) こちらは文章書きの際にかなりストレスを感じるのであるが、これもkinput2の所為か Etermの所為かは切り分け出来ていない。進展したらまた記す事にしたい。

ネットに潜って各所の近況をチェック。某妄想の最新話が掲載されていてちょっと驚く。某氏の 休暇が今日までという事であれば当然かもしれないが、正月三が日に出てくるとは 思っていなかったので。

私信:薄々お気付きの様に実は某妄想には「冬のスペシャル」の企画が有ったのですが、 書いているうちに止まらなくなり(笑)、当初予定のサバト前の投稿が出来ません でした。現時点で通常妄想記事の10本分程の分量です。推敲によって多少長くなるか 短くなるかすると思いますが、どちらにしろ4週間分ぐらいは横道に逸れて戻って来ない だけのネタ在庫が在りますのでご心配なく。第99話が出ていなければ今夜にも、 スレッドを途切れさせない目的で出し始めようかと思っていたのですが、もう少し 練ってからでも良さそうですね。スペシャルとは別に本編の方も多少は進むかも しれませんが、不都合があれば早目に呟いておいて頂ければ幸い。>某氏



01 月 04 日 (木)

雪。昼過ぎ、目が覚めたら部屋の空気が冷たい。室温5℃。寒いのは毎度の事だが、 この冷たさは違うな、と思ってカーテンを開くと雪だった。5cmぐらい積もっているか。 正月の帰省中にまともに雪が降ったのは随分と久しぶりだ。多分5年ぶりくらい。 今回、長めに滞在した甲斐ありだったな。

午後3時頃来客。母親の知り合いらしいが、当然私は知らん相手。多分茶飲み話の 話題にでも出たのであろうが、私が酒器集めをしていると知っていて自作?らしい ぐい呑を貰う。形は割と綺麗であった。ろくろ引きだけど。土の色を活かしたうわ薬の 掛け方は良いのだけれど、金彩がちょっと余計かも。と、持ってきてくれたオバちゃんも 言っていた。

昼食後は部屋にこもってネットニュースのフォロー記事書きとか。足下はホット カーペットが敷いてあるので温かいが、手が冷たい。石油ストーブを点ければ良いので あるが、タンクの中の灯油が心細く、屋外に親タンクがあるので汲んでくるのも面倒。 そこで毛布被って僕を叩く。そのうち外が暗くなってきてキーボードが見えなくなって 来た。カーペットから立ち上がるのも億劫で部屋の灯りを点けること能わず。 天下御免の横着者である。そこで秘密兵器使用。X20のキーボードライトは横着者の 味方だ。日没まで小さな灯りで粘るのだった。

結局、今夜に備えて灯油を汲みに行く…が、実際は何処にポンプとかが在るのか判らず 父親にお任せであった。完全にお客さんモード。

下僕の環境整備事業。ATA Flushメモリカードのマウントポイントが判らなかった件は 認識時のカーネルメッセージにata4-master云々と出ていたのに騙された。 それ故に/dev/ad4s1だと思ったのだが、よくよくメッセージを見たらad8とか出ていた。 何でata4-masterでad8なのか判らんけど、/dev/ad8s1でマウント出来た。何だ8って?。 ata0-masterがad0の内蔵ディスク、ata1-masterが超基地X2のCD-R/RWドライブ(acd0) である。それでata2〜3を吹っ飛ばしてata4-masterだし、ad1〜7を吹っ飛ばして ad8かいな。内部動作のカラクリが想像出来ないぞ。 まぁ、これでデジカメとの連繋も出来るようになったので良いんだけど。

夕食はキムチ鍋。腹一杯で死にそう。夜は部屋でネットに潜ったり、ラム飲んだり。 部屋に置いておくだけで飲み頃に冷えてます。雪は夜には止んでしまったとさ。

今世紀最初のアニメは「アルジェントソーマ」。ハティは見た目の妙な顔の事を言った のに、それが図らずも祖父が妖精のモチーフにしていた戦場の戦士達の姿であるという のが皮肉というかもの悲しいというか。ハティが明るい笑顔を見せているが故に余計に 見ている方としては素直に喜べない。それでも家が守られた事を喜ぶべきなのか。



01 月 05 日 (金)

雪。午前中は降ってなかった様だが。初夢ってのは2日の朝の夢の事らしいけれど、 覚えていないんでは仕方無いな。目覚めた後も覚えていた最初の夢は今朝の奴。 1つ目、高校の時に殆どの時間をつるんでいた友人が出てきて「新聞の3面を読め」と 言う。こ奴とは去年の年賀状が転居先不明で戻って来てしまってから音信不通だった ので遂に夢枕に立ちやがったかと思ってしまった。実家に来ている地方紙にも、横浜で 講読している全国紙(朝/夕刊)も見たが関係ありそうな記事は無かった。人騒がせ な奴なり。2つ目の夢は至極単純。刀を振り回して出てくる奴を切りまくり。途中で 長刀に持ち替えて、さらにメッタ切り。欲求不満か。

普段実家から横浜へ戻ってくる時は東北新幹線の 最寄り駅まで車で送ってもらうのだが、雪なので送迎は無し。在来線の最寄り駅まで 雪の中を歩いて行く。いいねぇ、寂れた(地元にとっては良くないけど)ローカル駅へ 雪道を歩いて行くなんて。東北新幹線の駅の誘致に失敗した駅と誘致に成功した駅。 実家の近所の駅は失敗した訳で、観光客の乗り下りは激減。では成功した方はというと 最近のホテルやリゾート施設はまず間違いなく送迎バスを出してくるので観光客は 駅前で買物をしたりはしない。だからそこそこ名の在る観光地の入り口の駅でも、 駅前は車止めが立派なだけで他には何にもなし。結局どちらの駅も地域振興の役には 立たないのだった。駄目駄目ですな。という訳で那須塩原20時03分発なすの264号 で横浜へ帰る。

途中コンビニに寄ってから自宅へ戻る。郵便受けにはチラシの山と葉書の山。年賀状を チラシから発掘して部屋に。何となく年賀状が出した分より多い気がして嫌な予感。 一枚ずつ確認して行くと…先手が3枚あった。出していない相手から年賀状が届く事を 先手と呼ぶ。一枚目は勤務先の元後輩(もう辞めている)から。基本的に私は前の年の 年賀状と喪中葉書(正式名があるのだろうか)を一緒に保管しておいて、それを翌年の 年賀状の宛先書きの時に一覧として使うのであるが、彼からは去年どちらの葉書も 来ていなかったので一覧から漏れていたのであった。という事は2年ぶりの葉書という 事でもあるし、ここは一つ物忘れはお互い様という事にして今回は返事は出さない事に しておこう。次、こっちは迂闊だった。去年の6月に結婚披露宴に呼んでもらった 所だ。新郎新婦どちらも知り合いである上に、過去の経験から言って結婚式(2次会 含む)に呼ばれた相手からは間違いなく最初の新年は年賀状が来るのに、出し忘れて いた。ダンナの方は今でも勤務先で頻繁に会うので構わないと思うが、奥方には下手を すると今後会う機会が無いかもしれないので年賀状ぐらいは出しておきたい所。良く 見ると年賀状の隅に茶色い染みが在って、矢印で「猫の足跡」と注釈が付いている。 奥方も同じ勤務先の同僚だったのであるが、もっぱら猫談義仲間だったのだ。猫好き 同士ならではの年賀状。そこで返事は撮りたてホヤホヤの我が実家の猫の、雪の上の 足跡デジカメ写真を貼付した電子メール年賀状という事にする。この方が早いし、 おざなりの返事よりも喜んで貰えるはず。 先手3つ目。これも勤務先の既に辞めた後輩から。彼は年に1〜2回ぐらい勤務先の OB宴会で会うので一番出さなくても良い気がするが、出さない理由を思い付かないので 出しておく。まぁ、こういう場合に備えて宛名と一言だけ書けば済む、半完成状態の 年賀状を作ってあるので実は一瞬で返事は完成するのだった。

「ラブひな」第3巻。影像表現の規制が無いバージョンという意味でのリテイク版 なので何処が違うのかは判らない。この辺りまではTV放送時から高画質だったし。 並べて比較していないので何となくというレベルだが、魔法少女しのぶは印象が違った。 もしかしたら手直し入っているかも。

「学校の怪談・特番」、基本的にさつきちゃんが今までの霊眠を振り返る総集編。 だけど冒頭部分に桃子先輩がさつきちゃんの母上の仏壇に手を合わせ、その後で さつきちゃんが自分の母親の印象を桃子先輩に聞くというシーンがあって、もしかして 今後の伏線になるかもしれないワンカットが在る。桃子先輩の言葉にハッとなった さつきちゃんが彼女の口許を見て、それから母上の写真を見詰めるという部分。 どういう意味なのかなぁ。桃子先輩が頻繁に別人になる理由に気付く一歩前という 事なのかも。総集編部分では、本作的にもっとも重要なアレは正月早々の番組 という事で全然混じってない。正月だから混ぜるべきという気もするが、 その場合は深夜枠か。



01 月 06 日 (土)

晴。帰省中の新聞をまとめて届けてもらうというサービスを利用した為、昨日帰宅した 際には新聞受けが溢れているという事が無かった。約束通りメーターボックスに 入っていた新聞の束。昨日の内に部屋に入れてはいたが、今日になって目を通した。 5日分(実際は2日が休なので4日分)を斜め読みで3時間程費やす。疲労。

一昨年手に入れて去年から咲く様になっていた蘭の一つ。今年も蕾が順調に育って いたのであるが帰省中に萎れてしまった。留守中の乾燥が気に入らなかったらしい。 残念だがまた来年だ、Mormodes。

Etermとkinput2の連繋が上手く無い。行の右端でしか起こらない現象であるが、 例えば(何で)(こういう)(事に)(なる?)といった具合に文節を入力した時に 画面に全く確定後の字が表示されず、XIMを解除すると(なる?)(事に)(こういう) (何で)という順で画面に出る(アプリ側に渡る)のである。きっかけとなる事象が 掴めないのだが、XIMからの入力はXlibレベルではXClientMessageEvent辺りにて 届くのだろうと推測する。恐らくはキューに溜まったイベントから文字列を取り出す 処理で古いイベントから処理すべき所を逆に処理している所為だろうと思われるが、 (まるでスタック処理だよ、これは)それがEtermとkinput2のどちら側の責任なのか。 ktermでは起こらないのでEterm側臭いのだが、ktermとkinput2の間ってXIMじゃ 無かった気もするしなぁ。道のり険し。

「ZOIDS/ZERO」、随分とあっさり主人公がチームの一員になってしまった印象。もっと 暫く独りでぶらぶらするのかと思ったが。取りあえずヒロインであろうリノンちゃんは それなりサイズの胸なので微妙な所だ。川澄綾子さんの跳ね返り娘って新鮮というか 久しぶりというか。 彼女の宙に浮かんだ髪飾りの秘密が気になるので当分見てみるつもりではあるが、 物語自体がゲーム性を強調してある造りってあまり好きではないから何時まで続くか。 しかし、新シリーズでいきなり前作の主役メカ達が雑魚メカとは潔いんだか何だか。
「トライゼノン」、暁側の女性陣がイイ味出している回だったな。戦闘隊長は相変わらず 男だと思われている様だが。名前は未だに誰も記憶に残らないのであるが、ボケ味は 和服ミニの彼女がポイント高いと思われる。しかし、見えんね、風が強いのに。 ゲストの敵指揮官の彼女はこれっきりなのかな、ちょっと勿体無い。
「まりメラ」、きっつ〜い展開かと思ったが何とか上手く着地した。血を流した 女の子が今までで一番痛そうに見えたぞ。それはそれとして、元に戻った萌ちゃんに 誰も服を着せてあげないのは如何なものか。寒そうだぞ。見てる方はいいんだけど。
「SciFiハリー」、暗殺に来た女の目が完全にイっちゃってますな。マザーってやはり ジノリちゃんの元カレなのか。たった一話(作中では一日弱)しか平穏が続かなかった ジノリちゃんが不憫だ。

「フリクリ」第4話。何で入国管理局の女達はあの程度の事で鼻血溢れさせているのか。 マミ美はノーパンでカンチに肩車していたはずだが、冷たくないのか。何で海苔 なんだ。等々と疑問ばかりが膨らむ回だった。ラストシーンのハル子の横顔は凛々しく て別人の様に素敵&格好エかったが。



01 月 07 日 (日)

曇り後雨一時雪。短時間だがベランダから見える風景が白くなっていたので、1〜2cm ぐらいは積もった様だ。その後雨に戻ってしまったので就寝前に覗いて見た時は 消えてしまっていたが。

PCMCIAカードモデムを認識しなくなったのでX20をリブート。ついでにカーネルを弄って 内蔵音源を認識する様にしてみた。LINTコンフィグのコメントに拠るとX20の内蔵音源 であるCrystal SoundFusion CS4281はoptions PNPBIOSとdevice pcmの定義を行えば 認識するはず…なのだが、ブート時のエラーが賑やかになっただけで音源としては 使えていない。まぁ、FreeBSDで音源が活躍する様なアプリは殆ど無いので困りは しないのだけれど。何となく内蔵デバイスで寝ているのが在るのが気になるだけ。 副作用として認識していない事に気付いていなかったパラレルポートが認識された 様だ。もっとも超基地X2と合体していないのにパラレルを認識するのも妙な話だが。

「名探偵ポワロ・エッジウェア卿の死」、関係者の言動が軒並み怪しいのは毎度の事で あるが、今回はかなり早い段階で犯人が薄々判った。推理物の王道だしね、ああいう 位置付けの登場人物が臭いのは。話の中の世界では前話と連続している時間軸らしく、 ポワロがロンドンに舞い戻る所から始まっていた。やはりポワロには街が似合う。

「NieA_7」第四、伍巻(完結)。結局、何か起こりそうな予感がしていたのはまゆ子と ニアの二人だけであったと言う事なのかなぁ。終盤はチャダ以外の宇宙人はほぼ出て 無いし。凄い事が在りそうで実はサラっと過ぎてしまったという感じ。妙な後味だ。 また元の日常が戻ってきて、でも前とはほんの少しだけ違う。そういう積み重ねが 時間の流れであるとか暮らして行くという事なのだ、ってなありきたりの解釈しか 出来ないのは読みが浅い所為だろうか。それともそんな事を考えるのが野暮か。
「ラブひな」第4巻。スゥちゃん(大)にゴロゴロ。素子ちゃんふりひらスカートに ゴロゴロ。ひたすらに脇役が美味しいアニメ。



01 月 08 日 (月)

曇り。終わってみればあっと言う間の連休だった。午後遅く起きた日が少なかったので 休んだぁという実感もあんまり無いし。思った程、読書も書き物もはかどらなかった。 何もしないという最高に贅沢な過ごし方。

「コナン・スペシャル」、前半35分と残りが直接的には関係していないので実質は 2話。元々は別々のスペシャル枠向けの脚本だったんだろう。1話目の紅子と 同じ様な事を2話目でコナンが言っている事と、2話目のゲストキャラの一人が 1話目でちょっとだけ語られてはいるが、他には関連性無いし。 1話目は怪盗ラブコメという感じ。新一が出ていたので過去の事だった様だ。やっぱし 、この場合は青子の方に転ぶべきか。2話目、珍しく私にしては早い段階で犯人が 判った。それだけで満足。しかし、毛利のおっちゃんは盲点だったなぁ。
「ベイブレード」、一応第1話ぐらいは見ておこうと思っただけ。予告から受けた 印象そのまんまだった。今時のベー独楽ってあんなのかいな。私が子供の頃にも、 ゼンマイ仕掛けで回す奴があったけれど完全に邪道扱いだったし、ベー独楽ってのは あの回す技法その物が面白いと思うのだが。萌え娘も出ないし、継続視聴の必要は 無いな。くわほーの少年役っていうのは案外少ない様な気もするので、そういう方面で の価値はあるか。
「テイルズ・オブ・エターニア」、話の発端部分を回想シーンに押し込めて第1話に アクションを持って来た構成は正解。これ1話だけでパーティの面子の性格とか 得意分野まで全部紹介出来てるし。何か対面世界ってスペースコロニー?って感じ だけど。メルディの乗ってきたのもハイテクメカ風だし。最初声聞いた時は、レミィ? とか思ってしまったけど、南央美さんでした。駄目じゃん>我が耳。他の三人はすぐ 判ったが。萌え対象を誰にするかはもう暫く迷いたい所だが、今回の白眉は 木の上から落ちてくる自称吟遊詩人の彼女でしょう。落下の際のお尻がねぇ、あんなに 詳細に身体の線描かなくてもいいのにってくらいハッキリクッキリでドッキリだ。 な〜んか電波の状態が良くなかったのか、番組途中から飛蚊症みたいなノイズが 出ていたのが残念。

「フリクリ」第5巻。爆笑。ルパン三世に詳しい程笑えるでしょう。でも、相変わらず 謎は解決の方向に向かって無いなぁ。最終話の予告自体も自虐ギャグなのか、本音なの か判らん危うさ。まぁ、庵野氏作品じゃないから大丈夫だろうけど。

「ラブひな」第5巻。う〜ん、しのぶちゃんはやっぱ可愛エエ。



01 月 09 日 (火)

曇り。何だか持病というか慢性的というか、癖になってしまった感もある左手の痛み。 最初の鈍い痛みの段階で肘近辺をマッサージすると治る事を発見して以来、悪化は しなくなったのであるが、正月に実家に帰っていた間に更にある事実に気付く。 冷えると痛み出すのである。帰省中はそれ故に腕時計を外していた。なにせステンレス のバンドと時計本体は放熱器よろしく手首を冷やす事冷やす事。横浜に戻ってからも 休暇中は外したままだったが、今朝はめたら途端にうずうず。冬の間はオメガ君は 自宅待機だな、こりゃ。という理由で春まではスント君使用を決定。

21世紀初出社。勤務先のマシンには休暇中も頻繁にログインしていたが、意識的 にメールは読まないでおいた。溜まっていた数は21件。偶然だけど。怖れていた様な バグやら障害やらの申告は無く、半分以上がinndからの定期報告メール。残りの半分が SPAMで、総務からのお知らせとメールマガジンがちょぼちょぼ。意外だったのは年賀 メールがゼロ件だった事。ソノ手の業界なのに、皆、紙が好きなのね。

昼前、私の属する部署の総務担当の女性が来て、passwdコマンドの動きが変との相談 を受ける。passwdコマンド実行時に出てくるはずのメッセージとプロンプトが出ない そうな。私が当該マシンにログインしても普通に動作するので、ゲイツ窓のtelnet からログインしている所為だろうと疑う。しかし、stty -a の結果やprintenv TERM、 printenv TERMCAP等の結果は総て彼女のアカウントでのログインと私のそれとで同じ。 そこでtrace -o LOG passwd と実行。私の場合の正常動作と見比べて、/etc/passwd ファイルの読み込み後にsyslogdに何か吐き出して止まっている事が判った。 しかし、エラーになっていて/var/adm/messagesには出力されていない。これはこれで 別の問題もありそうだが、基本的に面倒を見てないマシンなので、そっちは放っておく。 更に本題を追及。ふと/etc/passwdファイルを眺めていて思い付いた事だったが、 私のアカウントの登録位置をファイルの最後の行にした所、現象が再現。 どうやら妙なエントリが何処かに紛れているらしい。 そこで原始的だが二分探索という事にして、少しづつ妙なエントリの場所を絞る。 10行ぐらいに絞った所で、横で見ていた彼女が変な行を発見。ユーザIDが無くて、 グループIDだけになっていた。退職者をコメントアウトしていた時に間違ったのかも… とは彼女の弁。変なエントリが在ってもログイン自体は出来てしまうので、問題の発見が 遅れてしまったなぁ。もっともログイン出来なくなったら探索も何も無いけど。 パスワードファイルの読み込み方がloginコマンドとpasswdコマンドで違うって事か。 ふ〜ん。

某所が リニューアルしていた。タイトルロゴが格好良い。それに、くつろいだ感じの まろんちゃんが中々。妄想屋としては、これは何処での姿だろうかとか、 彼女の瞳の先には誰が居るのか等々と思考が拡散。 で、まろんちゃんを見詰めていたら今更ながらに根源的疑問が湧く。 何故にトップを飾るのが弥白様では無いのだろう。(禁句)

どろわーず。個人的にはロングスカートで大暴れというのが新鮮でしたので、 ひらひらしているだけで充分満足です。(笑)

Eterm&kinput2問題は、取りあえずkinput2に探りを入れてXIM関連と思われる部分で 呼ばれているXSendEvent()4箇所全てにXFlush()を付け足してみた。暫くこれで様子見。 この改造版を入れる時に思わずmake installと打った為、折角築き上げたkinput2の 個人設定をブッ飛ばしてしまい衝撃を受ける。冬眠状態だった235を蘇らせて、以前の 設定/usr/X11R6/lib/X11/sj3def/sjrcをリモートコピー。何故かそのままでは以前と 同じ動きにはならない(kinput2のバージョンの問題だろうか)ので、記憶を頼りに 数箇所書き換え。更に使ってみて微調整。何とか元通りにする。それにしても、XIMで 繋がっているとkinput2を再起動した後は再起動以降に立ち上げたEtermとしか 繋がらないのがちょっと不便。ktermだとそんな事は無いんだけどなぁ。XIMプロトコル ってinput methodプログラムのウィンドウIDか何かを管理してるのかも。

X20購入以来、一度も使ってみていなかったUSB接続のFDドライブ。超基地X2にある FDドライブが/dev/rfd0で見えているので使う気にならなかった事と、USBなので マトモに動くまいという先入観があった所為。ふと何が起こるか知りたくなって、 挿してみる。カーネルから出たメッセージがxconsoleに10行ちょいと賑やか。 最後にfailureとか出ているのでやはり駄目なのね…と思ったが、先日も良く読まないで 失敗したので熟読。メディアが挿っていないので容量が判らんというメッセージだった。 デバイスの初期化自体は完了していて、/dev/da0という名前であっさりFDが読み書き 出来た。全然期待していなかったので拍子抜け。動くじゃん、USBデバイス。 今度スキャナ買って来ようかな。(飛躍し過ぎ)

「アルジュナ」、やっぱりテレ東だけの事はあって作画段階では間違いなく描かれて いるお胸は光学処理で見えなくなってますな。まぁ、その後のYシャツの前身ごろを 縛って簡易タンクトップという格好は結構エエので許す。キャラデザは悪くは無いと 思うけれど、こういう感じのキャラは過去の経験からスケジュールがきつくなって 来ると真っ先に崩れるタイプなので、それだけが心配。背景が(多分)完全にCG、 しかもデジタル作画ってのでは無くてちゃんとデータを入れてモデリングしたCGらしく 、奥行とか表面の質感とか陰影がリアル。もっともその所為で植物等の自然物は いかにもCGという輪郭になっている。それとリアル過ぎて、セル風処理になって いるキャラ達が浮いて見えるという大きな問題がある。志向する物は評価したいが、 もう一歩工夫が欲しいかな。お話は命を救けるから戦えってのが、何か罠っぽいと 言うか、最初から救けられたんでは無いか?とか気になるが、何となく面白そう。 もっともジュナの変身形態は突拍子もないという印象だ。先住種族の遺産とかって、 ややオカルトっぽいネタとハイテク機器満載の組織(SEEDって言うらしい)という 組合せは個人的ツボ。でもジュナ、額のあれは年頃の女の子としては文句言いそう、 というか普通言うよな、嫌とか。次回以降、文句を言うか注目だ。
「最遊記」、やっぱりというか何というか、強い敵程紳士的になってイイ奴度が高まる。 下っ端以外は悪に徹したキャラを出せていないというのは弱点と言っていいんじゃ なかろうか。玉面おばちゃんだけは純正のワル(多分)なのに、焔太子登場以後は 格下扱いだからなぁ。三蔵の雨嫌いの理由はイマイチ判らなかった。



01 月 10 日 (水)

曇り。勤務先で私が面倒を見ているマシンの中では多分最速のペン助III800MHzパソコン は大抵は暇を持て余しているので、恐らく世界最大の 分散処理の片棒を担がせている。最近、親方に繋がらず処理済データ数 が上がらないなぁと思っていた。今朝、マニュアルで再接続したらプログラムの バージョンを上げよという託宣が下る。参拝してみると、何時の間にかプログラムの メジャーバージョンが上がっていた。早速ダウンロードして入れ替える。処理中の 画面デザインでも変わったかと思ったが前のままだった。解析処理のグラフィック表示 が細かくなった気はするけど。

帰宅時、電子レンジで使う為の耐熱ボウルを買う。ガラス製。エスカレータ沿いの壁に 店からのお知らせとして夜11時まで営業と書いてある。そんなに遅くまでやっていて 採算合うのか?>西友。

自宅環境をFreeBSD 4.2Rに移行してから暫くは気付かなかったのであるが、 〜/.forwardに書いてある内容が効いていない。 root宛メールを/etc/mail/aliasesで自分宛に振り向けてあり、それをprocmailでログの 種類別にフォルダに振っているのだが昨年の移行以来 の振り分けが出来ていなかった。おまけにnewaliasesコマンド打っても、aliases.dbが 更新されないし。友の会 で検索した所、それらしい類例はすぐに出てきたのでsendmail.cfにO DontBlameSendmail=forwardfileinunsafedirpathとか追加。しかしサッパリ。蝙蝠本を持ち出して、 デバッグレベルを確認し、sendmail -d0.1,11.127,13.127,26.127,27.127 "宛先" とか手打ちしてみる。宛先情報のダンプ結果の中にホームディレクトリがnullと出ている ので、何故かgetpwent()の呼出しに失敗している様子。ソースと睨めっこしたら、何か の配送フラグを見ているらしい。リリース状態のsendmail.cfと比べた結果、Mlocal の 定義でF=wが無いとgetpwent()を実行しないと判明。早速追加するも駄目で、結局は リリース状態のMlocal F=****の部分を全部そっくり同じにして見た。sendmailからの 出力では〜/.forwardを読み正しくprocmailに処理を引き継いでいる様に見える。が、 メール自体は何処か時空の彼方へと消失してしまうのだった。判らん。仕方ないので 長年使ってきた完全手書きsendmail.cfを止めて、最初から付いていたsendmail.cfを 使う事にする。一応、sendmail -btでテストして通常の配送は同じ挙動になる事を 確かめた。この状態では、newaliasesコマンドもちゃんと動く。でも、なぁ… 振り回されている様で面白くないゾ。

夕食はオージービーフの蒸し焼き。肉汁が程よく出て、柔らかく美味しい肉でした。

「電童」、出陣の時のエリスが何とも凛々しくて良かった。最後の灰になっている 3悪人もナイスだ。発電衛星ってネタはタイムリー。確か、ニュートン1月号に出てた 様な気が。その中では一番面白みの無いデザインの衛星だったけど。
「パワフルパフガールズ」、ケミカルXってな言い草には笑った。他はまぁ、洋物の 小さいお友達向けアニメって事ですか。日本製と違って萌える様なキャラじゃないし、 一度見れば充分でしょう。
「ONE PIECE」、ゾロの言い方は何か判る。たしぎ嬢相手に即興で詳しく過去を語る 様なタイプの男じゃないし、あの場ではああいう言い方しか出来ないわな。彼女は 怒っちゃったけど。スモーカー大佐はこれっきりかと思ったら、まだ追って来る様で、 それはそれでマル。結構感じイイ敵役だし。それにしてもナミ…大胆だな、一番 美味しい位置に居たのは…。あの樽の蓋を足で割って酒盛りでもするのかと 思ったが、違ったみたい。サンジが交ざっているので、割ろうとすると砕けちゃうけど。


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