11月上旬



11 月 01 日 木曜日

曇り。

勤務先に僕を持ち込んでファイル同期…のつもりが余計な事ばかりに手を出して 目的は達せず。まぁいいか。

JAVA2SDK(旧称JDK)の最新版SDK 1.4.0β3を入れてみる。主な目的はXML関連で追加 されたクラスの勉強。残念ながらFreeBSD用ネイティブでは無くリナ様用の物。 あっさり動いたのだが、コンパイルにしろクラス実行にしろ必ず

Java HotSpot(TM) Client VM warning: cannot uninstall alt signal stack
というメッセージが出る。出る数は実行するクラスに依ってまちまちだが、GUIを持つ クラスの実行だと多めに出る事からスレッド終了時にスレッド単位で1つづつ出ている 感じ。それと再現条件がはっきりしないが、時々スレッドが終了しない(従って プログラムも終わらない)事がある。その場合はps(1)で見ると暴走している様が 良く判る。やっぱりエミュレーションだからかなぁ。

古い話なので既に解決したとか言われそうですがフト見かけたので。 Emacsとmozillaの間でのコピー/ペーストが上手く出来ない現象の 理由はこれかな。スレッド表示して先を読むと対策もあり。

夕食は日本式カレー。林檎と蜂蜜カレー甘口ルー使用。 オージービーフ肩バラ角切り肉100g128円をおよそ300g入れる。 今後更に牛肉の値段が下がるかどうか注目。

普段、ウィスキーを飲む時に使う氷は袋詰めしてある氷を買ってきて使っている。 別にブランドとかにこだわりは無くて、取りあえず大きな塊なら良いかなという感じ。 今使っているのは先日たまたま行き付けのスーパーで何時も扱っているのとは違う 袋が目についたので買ってきてあった物。"海洋深層水の氷"だそうだ。三浦沖から 採取と書いてあるので相模湾の沖の深い所からって事だろう。能書きを読むと、 よく耳にするミネラルが豊富だとか清潔だとか書いてあるのだが個人的に一番の 疑問「海水なんだよね?塩辛く無いの?」という部分の答がまるで書いてない。 深くても、否、深いからこそ真水のはずは無いしなぁ。氷はもちろん塩辛かったりは しない。すると当然ながら濾過しているはずだが、濾過したなら元の海水の成分の事を 宣伝しても仕方ない気がするけど。

そんな氷で飲んでいるのは、バランタイン PURE MALT 12年。ピュアモルトであっても そうでは無い代物と比べて強い個性を感じる訳でも無かった。バランタインの普通の 12年物とあんまり変わらん気がする。ここで言うピュアモルトとはシングルモルトでは 無いらしい(そうならそれを謳わないハズは無い)ので複数の醸造所のモルトを 混ぜて品質を一定にした所謂ヴァッテッドモルトと思われる。それ故にブレンデット である通常の12年物との差が小さく、舌の鈍い私には同じ味に思えるのだろう。 ちなみに不味い訳では無い。無印バランタインよりも圧倒的にまろやかだし。 それに安売り店で買ったので値段も普通の12年物と殆ど変わらない(700mlで2880円也) から懐が痛まないのも良いところだ。

「フルーツバスケット」、花ちゃんで満腹。恵くんはソックリ、というかより強力。 駅で待っていた透くんの表情が彼女の気持ちを良く表している。心配だけど自分が行く と話が拗れるかも知れないという不安感。だから魚ちゃんを待っていたのだろうし。 あ〜でも今回の白眉は髪を解く花ちゃんと最高の笑顔の花ちゃんの2連発だな。 モニターからビビっと電波が来たよ。萌え。多種多様な王子様グッズは笑った。



11 月 02 日 金曜日

曇り。

勤務先は例によって世間の不況とは無関係に業績不振だがボーナスは一応出るらしい。 年末考課の為の自己申告書がFDで配られて来たので提出。部門会議の後で速攻帰宅。

乳香探しの為に横浜の東急ハンズへ行く。変な物探しならやはり此だろう。 しかし普通の雑貨屋と同じ様な精油の形でしか売っていなかった。おまけに香炭団も 無いなんてがっかり。その足で高島屋+相鉄ジョイナスのビルへ。ふらふら歩いている と高島屋側の案内板に仏壇仏具と書いてある。行ってみると先日の読み通り小さい炭、 ずばり香炭団を売っていた。それも仏前用の物の他に香道(聞香)で使う奴もあった。 もっとも我が香炉ではこちらの香炭団は大きすぎるので仏前用の四角い奴を購入。 36個300円也。

帰宅して試しに香炭団を1個燃やしてみる。昨夜ちょっと試してみた木炭(蘭の栽培用) の破片は火が着いてもすぐ消えてしまって香炉を温める事すら出来なかったが、流石 専用の炭という事か、香炭団はマッチ1本で簡単に着火。香炉の灰に埋めたら消えて しまった様に見えたが暫く放っておくと香炉自体が温かくなり、顔を近付けると熱気と 炭を燃やした時特有の臭いがした。昔、七輪が入っていた頃の田舎の堀炬燵の中の 臭いと同じだ。後は肝心の香があれば良かったのに。仏具屋で見た白檀を試しに 買ってくるべきだったか。

…と思ったが、一眠りして起きたら3分の1くらい燃えた所で香炭団は消えていた。 再度点火して様子を見ていたが蓋を開けて見ていると、どんどん拡がる火が蓋を閉じた 途端に大人しくなってしまう様だ。完全に熾さないで灰に埋めると駄目らしい。 結構、加減が難しいな。その辺り、遊びとしては面白いが。

先日の人間ドックの検査結果が届いていた。基本的に問題無し。ただし"瘠せれ"との お達し付き。

夕食は昨日の残りのカレー。御飯も昨日炊いた残り。温め直したカレーに冷たい御飯。 最高に旨い。旨すぎて食い過ぎた。

満腹になって寝る。午前零時半起床、週末モード起動。

「あやつり左近」、2番目の矢とか時限装置とか素手でべたべた触っているのは犯罪 捜査のプロとセミプロの行動として如何なものか、っていうか駄目でしょう。 展開はやはりサブタイトル通りのオチに向かってまっしぐらという感じ。 数少ない綺麗どころだったのに、明紀ちゃん退場で残念。
「X」、譲刃ちゃん大活躍大チョンボ。その割に全然戸惑っても 反省もしてないのが何とも。珍しくご幼少よりも現在の育った姿の方が萌える娘だな。 やっぱりあの犬は一般人には見えないのね。神社系の人はやっぱり剣ですか。 絵的に御伊勢の姉ちゃんと被るのが残念。何処に剣が入っているの?は傑作の 突っ込みだ。
「ヘルシング」、以前の回でちらっと出たキャラまで大事にしている事に驚くと共に 感心。キャスターの姉ちゃんが最後にどうなったのか気になる所だ。自分の腕に 噛み付いているセラスがむちゃ可愛いよぅ。アーカードがセラスの前で血を吸って 見せたのはわざとなんだろうな。
「バビル2世」、前半見損ねた。相変わらず動かない動画ですな。玲香が折角エっちぃ 格好をしていてもびしょ濡れになってもテレ東枠では活かした絵が出せる訳も無く。 ポセイドンが出てきたが、これまた圧倒的破壊力という感じには見えなくて残念。



11 月 03 日 土曜日

曇り後雨。薄暗く程々に寒くて寝心地最高。午後3時半起床。

庭仕事の後で乾いた洗濯物を片付けていると天井の梁に何か着いている。一見埃の 塊の様に見えたがティッシュで拭き取るように取って見ると蓑虫の蓑から小枝や枯れ葉 を取り除いた物の様に見える。そこでピンセット2本で慎重に先端(天井に着いて いた側)から剥いてみる。少し先端を裂いた辺りで中が円筒状になっているらしく 丸い穴が見えた。そこにピンセットの先を挿し入れて左右にそっと引き裂く。 半分くらい裂けた所で案の定小さな芋虫が顔を見せた。感じとしては甲虫の幼虫の様で 、頭部が褐色、胴体が白色。径0.5mm、長さ7mmって所か。しかし何にも無い部屋の 天井に張り付いてコイツは何を食っていたのだろうか。大体コイツは何者なのかな。 我家には昆虫の図鑑が無いのでこれ以上は判らん。裂いた部分を戻して(裂けたまま だけど)からベランダへ強制退去にした。運があったら生き延びるだろう。

/.で多分4度目のモデレータ当番が来たので 人様の発言をチェキ。モデレータ当番が回ってくる頻度って一定じゃ無いんだよなぁ。 来る時は1週おきくらいに来た気がするし。それと5ポイントって意外に使い切るのが 難しい。当番が来た時に興味のある分野のスレッドがあるとは限らないから。

昼寝というか夕寝。午後7時半起床。

晩酌は合鴨つみれ鍋。合鴨つみれ、長葱、春菊、榎茸、ブナシメジ、なめこ。 なめこは今回初めて鍋に居れてみたのだが当りだった。旨い。 酒は多満自慢淡麗純米。香りは弱いが味は良し。

僕のかな漢字変換サーバの辞書が溢れたのでユーザ辞書をダンプして余計な単語を 削除("あ"〜"う"までのカタカナ言葉)。 サーバ配下の辞書ファイルを消去して、余計な単語を消したダンプファイルを 再読み込みさせ透き間を空ける作業完了。 メイン辞書に入っているべき一般の言葉が多数ユーザ辞書に入っているのが 根本的に間違っているのだけど。

「カスミン」、昼間見てもマスターは普通のおじ様でした。カスミンがヘナモン達に 好かれるのは、思った通りの感情を言葉にしてぶつけてしまう正直さ故なのかな。
「RAVE」、どうしてもあの可愛くない犬が重要な役目を持っているとは納得出来ない。 どうやら二人のムジカは血縁の様な感じだ。アル中の震えはたっぷり呑むと止まるので 仕事の前にもう一杯呑んだ方がいいぞ。吊されてるエリーがエエ感じ。
「ガイスターズ」、アルキオンの常に苛々している様な性格は過去の体験が影響して いるのか。彼の父親に関しては後々のエピソードで更に語られるのだろう。 意外にユーノ家の者だったりして。 マリィは単にスパイというだけでなく、どうやら合成人間くさい。 シャイは短剣一本でも奴等に立ち向かいそうなのに、今回は何か手をこまねいている 様に見えてしまう辺り、演出の筋が通っていない感じ。
「ココロ図書館」、ある姉ちゃんはデカ胸なのね…しくしく。水着はいいな姉ちゃんの 花柄ビキニが一番可愛らしかった。上沢があまりにも哀れで人事とは思えん。 朱葉ちゃんが再登場したのは嬉しい誤算、準レギュラとして今後も登場を希望するぞ。 ココロ図書館に次いで海の図書館も利用者が居なさそうな所だなぁ。それにこころの 台詞ではないが、本が痛みそうな立地だこと。設立者に主旨を聞いてみたいぞ。
「シュガー」、長老は愛すべき馬鹿野郎。長老の所為でジンジャーが崩れてしまう のが嘆かわしい。どうやらサガに季節使いが見える事には重要な意味がありそうな 気配。そこら辺りがシリーズとしてのオチになるのだろうか。
「ナジカ」、まさに正しいセーラー服の有り様。リラちゃんとコハルの肉弾戦は中々 良かった。ちょっと止め絵の部分が目立ったけど。シリーズ全体の起伏として、 毎回ヒューマリットの回収という筋になってしまうのは上手く無い気がするが。 完全に主人の言いなりである他のヒューマリットに対してリラちゃんが微妙に独自の 判断をしている雰囲気なのは、成長しているって事かな。
「VANDREAD 2nd」、ジュラの危急に我を忘れるバーネット、二人の仲を感じさせるなぁ。 ガスコさんが姉さんと別れた出来事ってメイアが母上と別れた時の事件と同じなのかな。 以前から進化していた敵だが、ついにニルヴァーナの模倣までするとは。 早々と訪れた続きエピソードがどの様にオチるのか楽しみだ。
「天使のしっぽ」、最後の再会のシーンはちょっと涙腺に来た。12人全員が揃う経緯 のヒネリ方が上手い。また12人が全員単なる悟郎のペットだったという訳でも無い らしいのも良く考えられている感じ。それと彼女達の姿には悟郎さんの過去に関係の あるモデルが居るらしい。これまた全員が同じ理屈という訳では無いのかもしれない。 思い出した事で実体を得たのだから、最後の4人だけが特別な姿って可能性もあるし。



11 月 04 日 日曜日

晴。締め切った部屋は微妙に暑かった。寝心地がいまいちで午後3時起床。

真夜中にふと目覚めると寝床の正面の窓が開いたままになっていた。身体の調子が悪く 寝込んでいるので起きて閉めに行く気にもならない。窓の向こうには灯篭があって、 その先は道を挾み石段が上に向かって伸びている。何の気無しに灯篭を見ていると、 ぽっと燈が点った。はて?と思っていると先の石段を初老の男性が下ってきて、どうやら 同じように突然点った灯篭に気付いたらしく近寄ってしげしげと見ている。 男は和服を着ていた。その男が火口を開けると灯篭の中には数本の蝋燭が入っていて、 それに火が点いている。立ち去ろうとした男は夜中でもあるし危ないと考えたらしく 火を吹き消して行った。ところが吹き消して火口を閉じた途端に再び燈が点る。男は すぐに気付いて再度火口を開けて吹き消す。また点る。消す。数回繰り返してから、 男は灯篭に何か仕掛けがあると考えたらしく灯篭の火袋を持ち上げて見ている。 やがて彼は火袋をどけた下に穴がある事に気付く。そしてその穴を見詰めていた男は 顔色を変えて火袋を戻すとあたふたと去っていった。翌朝は大騒ぎ。男が連れてきた のは警察だったが、彼の説明は要領を得ないので警官の一人が灯篭の火袋を持ち上げて みた。そこに開いた穴はずっと下に伸びていて中からは異臭が立ち上っている。 灯篭を壊すと下には更に大きな穴があり、そこから内部へ入っていくとかなり広い地下室 とそこを見下ろす回廊の様な場所へ通じている。地下室には檻が6つ。中にはミイラ化 した死体がそれぞれの檻に1体づつ。服装から男女半々と思われたが外見から年令は 判らない。地下室への入り口が我家の中にあるはずだが場所が判らない。地下室側から は扉は開かないので逆に辿って見付ける事も難しい。家の以前の持ち主を探すところ から捜査を進める事になりそうだ。しかし昨夜、男は灯篭の火袋の下の穴に何を見た のか。単に真っ暗な穴でしか無かったはずなのだが。
という夢を見た。何気なく怪談&ミステリーになっている。

晩酌の肴は湯豆腐。バランタインピュアモルト12年、オンザロック。

「サイボーグ009」、0010は純粋に強敵以外の何者でも無いのだが、その敵を倒しても ちっとも爽快では無い。それは敵であっても009達と同じ境遇だからだろうか。 病室に響く水の音が印象的だった。
「こち亀」、わ〜い、檸檬だ。歌舞伎見物の時の服がとってもぷりちぃ。
「ONE PIECE」、救けるつもりがとどめを刺してしまったとは悲し過ぎる話。 警備隊長が反旗を翻したきっかけにもヤブ医者が関係していたのか。サイドストーリー に見えたのに本編の重要な一部につながっている構成に毎度の事ながら唸らされる。
「GALS!」、霞ちゃんは悪い娘ですなぁ。しかし本作は良い娘が多いのでワルワルは 大歓迎。町田の自動車事故とブラックの後輩は伏線臭かったが、何でもありません でした。蘭のファンクラブとかの設定が唐突に見えるのが難点。以前から少しづつでも 存在が出ていれば良かったのだが。
「ARMS」、ユーゴーに何か微妙な変化がある様な。エイリアンの死体と共感している のか。今回は良さげな作画で始まったのだが最後までは保てなかったのが残念。 冷静に見えてココ一番で冷静を保てない涼には困ったもんだ。全体としてもう少し 展開をスピーディにした方が良いのではないか。緊迫した情況のはずなのに、何処か のんびりした雰囲気に見えてしまっている。



11 月 05 日 月曜日

曇り夜から雨。吐く息が白く見える様になった。

夕食はいさきの刺身。これ、頭〜背骨〜尻尾まで付いているお造りなのだが、刺身を 食ってしまうと頭はどうしようも無かったり。しかし頭はずっしり重くて身も大分 残っている感じ。そこで鱗を落として煮魚にしてみた。今夜はもう食事は済んだので 味見は明日にしよう。でも印象としては失敗くさい。生臭さが出てしまっているし。

乳香を扱っているハーブ屋 のサイトを見付けたので見積依頼のメールを出してみる。一覧表の日付が2000年 1月現在となっているのが少々気掛かり。

あれ以外の何かwith"任意"for Xの最新開発版0.5.14を取得&インストール。 今まで効かなかったゴーストメニューの項目に効く物が出てきた。機能アップやね。

「Dr.リンにきいてみて」、あずさちゃん良い娘やねぇ。良い娘過ぎて怪しいんだけど。 でも表面上は健気な女の子にしか見えん。兄貴が胡散臭い行動を見せたのは今回が 初めてでは無いが、あれはどういう意味なのだろうか。一番合理的に説明出来そうな 解釈は兄貴自身がラスボス若しくはラスボスに取り憑かれていて、あずさちゃんが 闇の巫女に仕立てられているという辺りなのだが。一見ノリの軽い作品の様に見えて、 結構シリーズ最後のオチは大きな捻りがあるのかも。
「犬夜叉」、相変わらず"もしかしたら"と思わせて罠に落とすのね。奈落は見事な悪役と いうかこれ以上最低な悪は無いわなぁ。その徹底ぶりはある意味では清々しい。
「コナン」、予想通りみずきちゃんは犯人じゃ無かった。それだけでオッケー。 しかし口先だけの毛利のおっちゃんを意識してボロ出すなんて、軽率な真犯人だ。 まぁ、名前だけは知られているから仕方無いか。



11 月 06 日 火曜日

小雨後晴、夕方曇り。近所の神社で酉の市(一の酉)。今年は三の酉まであるんだな。

今日の北風が木枯らし1号だそうな。

流石にもう夏服コスプレじゃないだろうという事で衣替え。引っ張り出したスラックス は洗濯して仕舞っておいた物のはずだが裾に白い染みがぽつぽつ。どうも近所の公園の 泥らしい。おかしいな、洗濯しないで仕舞い込んでいたか。泥跳ねを落としつつ良く 見ると他にも妙な濃淡が…黴ですかコレは。泥と黴をブラシで落として何とか見栄え だけ繕って出発。歩きながら何気なくポケットをまさぐると切符が一枚出てきた。 日付が(平成)11年5月27日。それ以来放ってあったって事か。 なるべく早急に(今度こそ)洗濯すべし。

自宅最寄り駅に向かう途中の最近取り壊されたキャバレー廃墟跡地のド真ん中に茶白 斑猫が。雨上がりなのに赤土の上にちょこんと丸まっている。何となくその猫が何かに 集中している様に見えたので、顔の向いている方を見てみると隣接地との境界の ブロック塀の上に別の猫が2匹。同じような茶白猫と三毛猫。どうやら集会らしい。 雨だったので昨夜開き損ねたのかな。

夕食は昨日煮たいさきの頭&背骨&尻尾。料理酒と煮物用調味料、生姜を使ってある。 やはり懸念した様に生臭くて失敗。身自体は思った通り、胸鰭の周囲を中心にして それなりに食える部分があった。他に骨周りや尾鰭の付け根の肉をほじほじ。 流石に目玉と脳味噌は見た目が悪いので遠慮。これだけでは腹は膨らまないので、 それを見越して買ってきた河童巻きと納豆巻きも食う。

食事の後片付けついでに解剖学的興味で骨をばらしたり組み合わせたり色々。 魚の頭の骨って鋭角的パーツで出来てるなぁ。魚の頭の形から骨の形を想像するのは ちょっと難しいと思う。

「オコジョさん」、Bパートから見る。大当たり〜、ルルルカの回でした。前回登場の 時より更にデムパが強力。更にルルかルカか判らんが建物の陰から顔を覗かせる時の 仕草が無茶苦茶可愛いっ。でも…夜中に目を醒ました時にあの二人が見下ろしていたら 怖いだろうな。コジョピと共に私も撃沈。
「FFU」、リサお姉さんが実力発揮と思って良いのかな。まぁ異世界なので勝手が違った という事なのだろう。アイに呼びかけていた台詞のいくつかは自分に対して言っていた 様に聞こえるので、リサお姉さんの家族は今は離れ離れらしい。或いは鬼籍入りか。 人口呼吸(しかも女の子同士)はやっぱし萌えるシチュエーションだわ。 今回の風の現れ方は笑った。



11 月 07 日 水曜日

晴。昨夜から寝巻を長袖パジャマにした。これでもう暫く毛布一枚で過ごせるだろう。

勤務先の近所のコンビニに寄って妖怪根付2個購入。過去の教訓を踏まえて左右の列から 1個づつ…何時の間にか3列になっている。売れているのかな。3個買いたくなる 気持ちをぐっと押さえて初志完徹、左右から取った。中身は白沢(朱)とぬらりひょん。 白沢は初お目見えだけど、ぬらりひょんは3個目だ。収集効率悪し。 それにしても白沢は細部が凝っているな。概ね動物っぽい妖怪の方が造型が面白い というか細かい気がする。

帰宅したら部屋が魚臭い。台所のゴミ袋から魚の残骸が臭っている様だ。 普段は平日のゴミは金曜まで棄てないんだが、これは放って置けないな。 ただちに密封。明日朝棄てましょ。

室温はまだ20℃程あるので身体は別に寒くは無いのだが、板の間リビングに座って いると足下の冷えがつらい。そこでホットカーペット起動。ほかほか。

夕食は親子丼。上出来。

食後に串団子でお茶。もちろん団子を食いたくなったのは先週の「フルバ」の影響。

乳香の見積が届いた。値段は一覧表の通りで変わっていなかった様だ。 そのまま正式に注文する事にして返信。週末までには届くと良いなぁ。

「セルロイドの息子」クライブ・バーカー著、宮脇孝雄訳、集英社文庫読了。 何かこの巻は変な話が集まっていた感じがする。一番変なのは真面目?な復讐劇と 思って読み進めたらオチに笑わされてしまった『好色稼業・屍衣の告白』かなぁ。 終盤にかけて題名の意味が判ってくると妙に(そして恐らく主人公と同じ様に)安らか な気分になってしまう不思議な話『魂の抜け殻』も心に残る。
この"血の本"シリーズって全6巻だったのね。全3巻だとずっと勘違いしていた。 残り3冊(第4巻〜第6巻)を本探索リストに追加しておかねば。

「シャーマンキング」、たまちゃん上京。これで炊事担当の心配は要らなくなった ぞと。やっぱり監視員の兄ちゃん達は面白いわ。
「テニスの王子様」、テレ東規準では水着写真集はエッチ本らしい。綺麗どころ一人 追加だが、女子大生なので守備範囲外。それはそれとして、三馬鹿、ちゃんと コートのメンテ手伝え。
「ヒカルの碁」、将棋の兄ちゃん案外良い奴だ。部長は囲碁部創設を目差しているくらい なので実はそれなりに強いんだろう、きっと。勝てないとは言っても、まだ10回も 指していないのに対局をこなしているのだからヒカルには才能があるんだろうな。 あかりちゃんが、ついでの割にはちゃんと描かれていたのでそれなりに満足。



11 月 08 日 木曜日

晴後曇り、夜小雨。

さくっと帰宅。 無性にジャンクフードが食いたくなったのでスーパーでの買い物の後に激安不景気 ハンバーガー屋へまた寄る。今日は先客あり。まぁいいか、たまには待ってもという 気に何故かなる。チーズバーガー3個+ポテトL。冷蔵庫に麦酒があるので、今回は シェイクは買わず。そういえば前回食った時も雨だったな。

家に着いてポストを見ると八坂書房から手紙が来ていた。中身は見なくても判る。 長らく途切れていた「世界の野性蘭」という本の最終巻が出た案内だ。今回やっと 出る事になった第2巻で全8巻完結。最初に出た第4巻が1986年の冬だったので15年 掛かったんだなぁ。しかも前回と今回の間は4年半空いているし。取りあえず次か その次くらいの蘭友会会報に 割引斡旋の話が載るだろうから、それまでは待ち。

今日荷物を発送したとのメールが届く。明日か、遅くても土曜日には乳香樹脂が届く だろう。楽しみ。

「スタートレック ヴォイジャー」、先週からTVKで始まっているが、今までの(見た 範囲での)シリーズ中ではクルーの異星人比率が一番上がっている感じ。 ボーグの姉ちゃんまで居るとは驚いたよ。そのデカ胸にも吃驚だが。 どうやらボーグの姉ちゃん=セブンが人間性に目覚めていく過程がシリーズを通しての 一つの筋になる様子。何だか日本のアニメにありそうなネタって印象が強い。 これでセブンが萌え少女だったら完璧なのに。



11 月 09 日 金曜日

雨。

速攻で終業してアキハバラ買い出し紀行。雨の所為か石丸2号店は客が私の他に2人。 フロアの2ヶ所にある会計場所の片方は無人だったので久しぶりに洋画サイドで 支払い。DVD買い漁り(という程でも無いか)。

「シスプリ」はファンサイトでリテイクが入っているという情報を得たのと1話単価が 安いので買う事にした。他は予定通り。「スターウォーズ Episode 1」も出ていて コレまたお手頃価格なのだが、今すぐ見たいという気が起きなかったので後日に。

週末対策の買い物をして帰宅すると黒猫が留守中に来ていたらしく不在配達票が。 帰宅した時点で夕方5時だったので本日中の再配達を依頼してみる。相手が自動受付 マシンなので無理を言うのも気楽だったり。洗濯して風呂入って明日以降の為におでん を仕込んで新聞を読んでいたら届いた。代引なのでその場で支払い。

届いた箱は妙に良い香り、いや、これは石鹸とかにありがちな花の香りだな。乳香って こんな香りなのか?いそいそと箱を開けてみるとお菓子の計り売りの袋みたいな代物 と納品書が出てきた。まぁ確かに計り売りで買ったんだが。中身の乳香樹脂は予想以上 にごっそりある感じ。100g単位の注文だったので200g買ってみたのだが 多かったかも。見た目は先日の新聞の写真で見た感じよりも細かい。粒は揃ってなくて 小豆くらいの物から蚕豆くらいまで様々。もっとも小豆粒くらいの奴が多いのだが。 それと大きい粒には樹皮がくっついたままになっているのが如何にも産地で集めた まんまという感じ。 100g700円×2+送料720円+代引手数料300円+消費税121円で合計2541円也。

早速焚いてみる。香炭団に載せた途端に煙もくもく。うっすらと橙色をした煙だ。 直接嗅ぐと焦げ臭い。箱の匂いは偶々着いた他の香料の香りだった様だ。肝心の乳香の 香りは…最初にパっと浮かんだのは半田付けで使う松脂(フラックス)の匂い。 樹脂を焦がしているのだから似てるのは当然か。ちなみに松脂を焦がした匂いは大好き だ。慣れてくると果物の芳香と松脂の匂いが混ざった様な感じなのが判ってくる。 焚いている最中よりも焚き終わって煙が消えた後の残り香の方が匂いが判り易い。 一粒の乳香が香りを放つ時間が炭団の燃えている時間よりも短い為、後の方の煙は 単なる焦げた煙になってしまうのが難点。本質的な匂い自体は割と好きな系統。 元々、樹液の匂いとか好きだし。だけどコレが咽に良いとか引き始めの風邪に効くとか いう話があるのだが、本当かな。何か咽に悪そうなんだけど。 それと予想外だったが香炉の蓋の裏側にかなり脂が着く事か。

軽く寝てから週末モードで再起動。

明日の為のはずの、おでんをつまみ食い。バランタインファイネストをロックで。

「とっとこハム太郎」、スタッフ遊び過ぎ。私ならちょっとあの動物病院は遠慮したい がなぁ。誰か馬鹿大将を止めろ。そう言えば前回もコウシ君が騒ぎの発端だった様な。 買い主とは似ても似つかないお騒がせハムだな。
「リアルバイトハイスクール」、冒頭の異世界の話と本編の主要部分がまるで馴染んで いないというか取って付けた様だというか。涼子の想いの話だけでも充分な分量がある のだから中途半端に伏線っぽく異世界ネタを混ぜず、夢オチを最後に入れて次回は 異世界に舞台を持っていく等して切り換えた方が良いのでは。何か話の流れが悪い。 絵はやや低調だけど本作としてはマトモ。
「スクライド」、常夏ってああいう本性があるのか。最後の最後に自分の意思を示す 程に本物の女の子に近づいたのだが、ご主人様は馬鹿だったので彼女達が完成した事に 気付かないのでした。シェリスの能力は一言で言うとニトロ注入みたいな。 ほぼタブー扱いだった人体の分解を何気なく行う無常はやっぱりイカレているらしい。 かなみちゃんが本編中でアルター能力者と明言されたのは初めてだな。 舞い戻ったカズマがかなみちゃんに応えた最初の台詞には痺れた。格好エエじゃん。 中CMの直後にCM前の部分を繰り返す例は多いが、同じシーンを視点人物を替えて描く 事で冗長な感じを与えない演出には脱帽。
「あやつり左近」、主犯はともかく爺ぃが共犯だったのは気付かなかったな。薫子は はっきり言って阿呆タレ。あれでそれなりに上の階級の警官なんだよなぁ。謎。
「X」、神威が益々良い奴化。単に最初の頃が強がっていただけという事なのだろうが、 当初のイメージが悪いので何を今更という感じが強い。颯姫ちゃん、ミニタイトを 履いているのね。それで獣にまたがるとズレ上がってしまうんじゃ…。
「バビル2世」、吸血鬼の正体がウィルス疾患というのは斬新という訳では無いが ソコソコ良い筋…だと思ったのだが蝙蝠の翼は無いでしょう、いくら何でもダサい。 それとバベルの塔程の代物なら信号を発信している者を送り込んだくらいでは判らん様に ジャミングされているべき。絵柄だけでなく話自体も微妙に古臭い印象が更に 強まってしまった。



11 月 10 日 土曜日

雨。天井裏の模様替え工事が煩い。騒音に敗北して午後1時半起床。

庭仕事。ベランダに二つある温室のうち、最低温度の設定が高い方にガラスを嵌めて 暖房開始。特に寒がりな蘭だけ(バニラとかデンファレとか)を選んで収納。 その他はまだそのまま屋外に。サーモスタットがONになっている時間がやけに長いので 夜になって確かめたら小窓が開いたままだった。 閉めるとすぐに設定温度に達してヒーターが停まる。後は定常運転に。

ベランダから部屋に戻るとそこはかとなく良い香りがする。香りを確かめようとして 深呼吸すると判らなくなる。乳香の香りはほんのり控えめに漂う様だ。焚いた直後には 焦げた臭いに紛れて判らないのが残念なり。そこで焦がさないで香りを出させる事は 出来ないかと考えて、針金とアルミ箔で台座を作り、香炭団の上に直接載せずに 乳香樹脂を加熱してみた。失敗。樹脂は溶けるものの、香りはあんまり出てこない。 やはり焦げるくらいの強い加熱をしないと香りが立ち上らないらしい。

朝寝坊出来なかった分を夕方から取り返す。午後9時起床、再起動。

晩酌は昨日仕込んだおでん。小鍋に移して卓上コンロで保温しながらつつく。 酒は日本酒、酔心純米酒。香りは弱いが味はまぁまぁ。久しぶりに熱燗にしてみた。 熱燗はアルコールが飛ぶので4合飲んでもあんまり酔わず。

「カスミン」、センセ良い感じ。オフホワイトのシャツにパンツルックですか。何か 珍しく上の世代の女性に萌えてしまったよ。あの大雑把な性格が好きなのかもしれん。 カスミンの影響なのか、ヘナモン達が 人間をあまり怖れなくなったのが逆に困った事になっている理由みたい。 仙太郎は女の子だと誰相手でも照れるらしいが、もしかして先生には特別な感情が 芽生えたりしたか?
「RAVE」、悪人たる者は女の子を拉致したらそのままにしては駄目でしょう。 エリーも物足りないのでムネ触って欲しかったと言っているくらいだし。 やっぱり若い方のムジカは刀鍛冶ムジカの息子か何かじゃないかなぁ。今更ながら 気付いたがOPにも出ているのね、ムジカ(若)は。準レギュラ化するのかな。
「ガイスターズ」、クリスは貴族の家の跡取りなのね。わざわざ他の家の 部隊に入っているのは武者修業って事なのか。シャイも女性同士なら割と普通に話せる 様だ。もっともシャイがタワーに対して言った感想は彼女らしく無くて毒が足らない 気がするが。以前からディーンに呼びかけていた声の主の姿が初めて登場。 …裸の女の子だ…萌えぇ。てっきり敵側の娘だと思っていたのだが、ディーンに対して 行ったアドバイスは非常に適切だった。これをどういう風に解釈すれば良いのだろうか。 将来仲間になる可能性を見越して救けているのか、それとも和解したいと考えている のか。個人的趣味としては可愛い女の子(ピーラって名前でいいのかな)が見かけとは 全然違うゲロワルな性格だったりする話が好きなんだけど。勿論良い娘でも可。
「フルーツバスケット」、韮粥って…かなりキツそうな気がするが。萌えな方々が 大集合。はとりが何時に無く表情豊かだった気がするのは透くんの事を心配して くれているからかなぁ。杞紗ちゃんにおぢさん呼ばわりされたいぞぅ。
「ココロ図書館」、予告状が届いた事が何で警察に判ったのか?という所から始まって 全編細かい事が気になるんだけど。そういう事を気にしてはイケナイのはルパンと 同じノリか。朱葉ちゃんレギュラー化ですか。そうなら大歓迎なのだが。
「シュガー」、どっちが悪いとは言いにくいのがもどかしい。でもやはり母親との想い出 の品に疵を付けられたら許せないだろうなぁ。そういう登場人物達の気持ちが、総て 納得出来るというかリアルなのが素晴らしい所。グレタは今回も深い墓穴を 掘ってました。そこか可愛いんだけど。グレタの体育の授業の時の格好は髪のまとめ方 を含めて最高に萌え。
「ヘルシング」、セラスがせっかく専用の銃をもらったのにそれを使わないのは、未だ 自分を特別な存在であるという事実に納得して居ないという事なのだろうな。 それにしてもハルコネン…原作者が『砂の惑星』の愛読者なのかな。 30mmってのは確かに人が持つ口径じゃないけど、でも似合っている様な気が。
「天使のしっぽ」、トキさんの若い頃が見てみたいなぁ。これで守護天使がついている 人間が悟郎一人では無い事が判った。一緒に歳をとろうってのは最高のプロポーズだと 思うが、それにイエスと応える悟郎はその意味を判っているのだろうか。 舌足らずのルルをからかう辺りが微笑ましい。
「ナジカ電撃作戦」、リラちゃんの行動はナジカの指示を越えているよなぁ。 ご主人様を守る行動は高い優先度で言われなくても実行されるのかとも思ったが、以前 リゾートのミッションでは戦っているナジカを眺めていたのでそういう訳でも無い のだろう。健気やねぇ、リラちゃん。次回がリクエストによって決まるって本当なのか な。包帯リラちゃん萌え。


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