10月中旬


10 月 01 日 金曜日

晴。

表稼業ε。まったり。会議でぐったり。遅めに撤退。

現在所属している部隊の後方支援将校の主催で小宴会。全額軍事予算からの支出 という形態での飲み食いは初体験だな。料理も酒もまぁまぁだが、新鮮な魚に ほとんど手を加えずに出せば旨いのは当然という気も。まぁ、ご馳走になっておいて 文句を言うのはスマートじゃ無いけど。
それと主催の准将殿にさり気なく“就職口とか探してる?”みたいな事 (以前にも間接的に部隊長を通してそれとなくにおわされていた質問)を 聞かれ、“探してます!”と応えるのが吉と天使がススメるのに、 つい黒衣の悪魔少女に背中を押されて“全然っ探してないです、傭兵万歳!”と 正直に答えてしまう自分はやっぱ会社勤めは向いてないんだと心底思った。

午前様帰宅して呑み直し。アサヒ・スーパードライ。既に酔っている時に飲んでも やっぱり何の味わいも無い麦酒だな。肴、柿ピー。

「MADLAX」、罪の意識がマド姐、忘れたい過去が レティシアたん、そしてマーガレットは残り物の抜け殻だったという事か。 だからマーガレットは現実から遊離した、ぼんやりした女の子であったのだろう。 そしてそんな三人の行き着く先は…。という本作のラストはかなり微妙だ。死人や 別人格が普通の人の様に振る舞っていた世界では、レティシアたんが現実でも生きて 行ける事くらいは驚くべき事では無い上に基本的には歓迎な展開。だが多くの命が 失われた後では素直にハッピーエンドと受け取る事に抵抗を感じるんだよなぁ。 それはまぁそれとして。“一緒になって”と言われてはにかむところ、 マド姐とマーガレットが和解している姿をもじもじしながら見つめているところ、 “うん、なる”なところ、と今回はレティシアたん登場シーン全部激萌ぇ〜。 とはいえ、ひとつの物語としては満足出来ない決着であるのも事実だ。 如何にも死にそうなキャラが生き延び、お約束なら生き残りそうなキャラが退場する等 の終盤のヒネリが最後の最後で弛い展開の所為で無意味になってしまった様な。 もっと明確に言うなら、生き残りが居る事自体がご都合主義の破片という気がして しまう。街に出た後のシーンから、レティシアたんの瞳の描き方が変えて あったりする辺りの演出は凄く好きなんだけど…。月が二つに分かれたままのラスト カットは違う時代(世界?)が始まったという事を暗示しているのかな。 そう考えると、まぁ不満もあるが納得出来ないオチでも無いか。でも振り返ってみて レティシアたんが居なかったらと思うと最後まで見ていたかどうか判らんなぁ。すると やっぱ萌えと作品評価は分けないと駄目だろう。てな訳で。総合評価:準佳作
「MONSTER」、眼鏡者ロッテが余計な事まで調べ上げて “金曜日”に酷い目に遇う展開を期待してしまいそうな止めて欲しいような。 番外編風の短篇かと予想したら意外にも重要なエピソードっぽい展開だ。期待大。


10 月 02 日 土曜日

晴。午後2時起床。

自宅最寄り駅前に『デカレンジャー』なるヒーロー集団が来て悪者を倒していた様だ。 悪者は諦めが悪く、1時間に一度は必ず現れていたらしい。

庭仕事。プテロスティリス数種が発芽。蘭達の反応は確実に秋の到来を告げている。

晩酌。一ノ蔵無鑑査・本醸造。辛口と銘打ってあるが、口当たりは甘い香りと あいまってまろやか。最初は冷で味を確かめ、後は熱燗で。 肴、湯豆腐。

「今日からマ王」、ギュンターの“ある種の悟り”には 笑わせてもらいました。仮面の男の正体がヒューブだったり、ピッカリ君が再登場 したりと過去のネタを無駄にせずに絡めてくる辺りの構成は好感が持てる。しかし 何故グレタたんまでヒューブを知っているんだ?グレタたんの“振り返ってもいい?” が可愛い。半脱ぎグレタたん萌え。
「鋼の錬金術師」、ついに終りました。作風的に考えて ハッピーエンドな大団円は無いだろうとは思ったが、比較的嫌な感じのしない決着に 落ち着いたかなぁと。ライラの最期は悪役っぽくて中々に良。もっとも後が綺麗過ぎて 逃げおおせた可能性はゼロじゃ無いって気もしないでもない。そういう意味では エンヴィーは向こう側に着いたのか、旅に出たラースな何をするのか、再び錬金術を 学ぶアル、そして向こう側の動きと、これは決着では無く新たな始まりって事 なんだろうな。とはいえ語るべき事が抜けているとか、蒔いた大ネタの刈り忘れ等の 目立った欠点も無く綺麗にまとまったラストだと思う。当初、そんなに期待して 見始めた作品でもなかったが充分に楽しませてもらいました。総合評価:上出来
「ぴちぴちピッチ ピュア」、今週辺り新OPに替わるかと 思ったのだが予想外れ。代わりに変身バンクはスピーディでシンプルな物に変更。 これはかなり良いと思ったら旧バージョンも使うのか。流石に1話で2回も長尺バンク を使うのは気が退けたか。ムクレ顔のミミが可愛い。眼鏡っ娘ミミは微萌え。時々、 眼鏡のフレームの形が楕円だったり台形だったり変わるのが駄目だが。人魚姫達が敵を 知らずに励ましてしまう展開は前シリーズでもあったなぁ。敵であっても愛情が絡むと 力が増すって事で。何かBBSが良い具合なエピソードでありました。EDは新バンクを 加えてマイナーチェンジ。完全新作のOP/EDは無いんだろうか…。
「ケロロ軍曹」、テム・レイとアムロ・レイの関係は 普通の親子ぢゃないぞ>冬樹。結局来ない父に脱力。Bパート。夏美ちゃんの入浴 シーンを見た後のギロロの反応が素敵過ぎ。地下の球体、あのデザインなら表面には “第二の故郷なり”とか書いて無いと駄目だろ。フロナガン機関ナイスです。
「お伽草子」、万歳楽は光たんに止めるチャンスを くれたのだが、大将はそれを活かせなかった。しかし光たんの気持ちが万歳楽に、 或は火の勾玉に通じたって事ですかね。そして生き残った者が都で生きていく、それは 廃虚であっても希望を感じさせる。中々、良いラストでした。そして平安編完…と、 どうやら噂通り次回から現代編らしい。どういう話へと展開していくのか大注目。
「うた∽かた」、いきなり物語の冒頭でラストの展開を 暗示させる演出は個人的には難しい手法だと思っている。下手な展開だと、オチに 対する期待が薄まってしまうので。その点を本作は怪しげなキャラを次々に登場させ ネタを大量に蒔く事でクリアしようとしているのだろう。第1話としては、それは 比較的成功している方なのでは無いかと思われる。少なくとも次回以降を見たいという 気にはなったので。一夏ちゃんの父上の発言からして、これから始まる出来事を 両親は知っているっぽい。それにESメンバ双子の家庭教師も 判っていて勾玉キーホルダーを渡している様子。片割れの言った“邪魔だったら”の 辺りからは、渡す事に気乗りしていない=かなり苛酷な展開が待っているとも予想 される。舞夏ちゃんもその点は後ろめたさがあるみたいだし。まぁそれはそれとして、 最初のつかみって事なのか白連発ですな一夏ちゃん。でも同じ白なら舞夏ちゃんの 白タイツの微妙なラインのエロ過ぎな描き方のインパクトが強烈。暫くぶりの 門之園キャラ/後藤監督作品って事で、全体的にも期待大。 中でも特に不思議系少女の未知留ちゃんに注目していこうかと。
「神無月の巫女」、寮で同室らしいマコトちゃんにも 内緒の、学園の女王様と姫子の関係は実に妖しい。マコトちゃんも実に怪しい。 心臓マッサージの前に思わずムネを触ってしまう宮様ナイスです。大神くん、なんか 報われ無い野郎の気配がしますなぁ。命懸けで守った女の子は他の者とイイ感じに なってるし。正直どういう系統の話なのかサッパリ判らん上に伝奇物っぽいネタと メカは合わんと思うのだが、まぁ百合くさいので暫く様子見ですな。
「プリンセスアワー」、ってのは枠名なので別途感想を 書くのは今回だけだが、サイコロ少女が主役って事でオッケー?
「ダブルウィッシュ」、男女の兄弟だけで住んでいる 家庭って辺りはお約束な気も。しかし血縁という点に関して微妙に怪しい気がする。 そもそも双子ってのが記憶を失った兄に対する刷り込みという可能性があるんじゃ 無いか。それに冒頭部分の“電車が来た”ってのが、何だかあの世への誘いみたいに 聞こえるのも嫌んな感じだ。泉奈ちゃんの触角はともかく、横に拡がり過ぎて頭が 大きく見えてしまう髪型はキャラデザ的に微妙にマイナスかも。本気なのか冗談なのか 判らんが、ホモ達風の智一くんナイス。とりあえず、彩夏たんを早くメインにした エピソードを出せ〜ってところか。
「φなる・あぷろーち」、OPや作中に現れるデフォルメ キャラが可愛い。突然やってきた許嫁はバカ女で…。“超高性能の大和撫子”は笑った。 今回はおろおろするだけだった妹キャラが今後どう立ち回るのかはポイントかな。 可愛い女の子が押しかけてくるという展開は使い古されてしまったネタだが、本作は 今まで見てきた中ではとにかく笑えるという点で非常に良。このまま突き抜けた、 おバカな展開が最後まで貫ければ化けるかも。結構、期待。
「ギャラクシーエンジェル」、最終回だからか、OPに SEが入ってますがコレは流行なんでしょうかね。ちとせのエンジェル隊への移動って 話も既に無かった事になっている相変わらずの“シリーズ構成無視”なところが潔い。 そして全てを吸収してしまったちとせの選ぶ世界は。2億年後…変わらず同じ物/者 らしいノーマッドの台詞が微妙に泣ける。ワイルドな髪型のヴァニラさん萌え。 Bパート。外(というか中の人)のミルフィとヴァニラさんが可愛いなぁ。 タバスコを吸っているって、タバコと言いたいらしいが…。今度こそ本当に終りなのか 、また忘れた頃に復活するのか正直どっちでも良いし第5シリーズがあれば見るけど。 と、そんな感じで良くも悪くもさり気ない印象しか残らん作品でしたな。最後に 最後っぽい話を持って来ない辺りにも“らしさ”が溢れている。総合評価:佳作
「GIRLSブラボー」、例によって朝から湯気満載。裸は 駄目でも水着に浮かぶ微妙なラインは問題無いらしいのは謎だが。釣りの中でも高等 技法な友釣りをこなすとは雪成ナイス…と思ったら活躍はこの時だけでした。代わりに コヨミちゃんが意外な特技を見せて大活躍。そして水色で水玉もサービスっと…。 時折コヨミちゃんを追い詰める様な事を言うミハルちゃんだが、今回のは女の子として 無神経過ぎなんではないかとちょっと思った。で、何の区切りも無く今まで通りの エピソードでプッツり終りの本作。まぁ最初から“ファーストシーズン”と銘打って いるくらいなので、やがて何処かで続きがしかし同じ枠の前作『GUNTZ』みたいに 見られない枠への移動だと嫌だなぁ。とか思っていたら 続きはWOWOWですよ皆の衆! これでセカンドは湯気スッキリとまではいかずとも少なめが期待出来そうかな。 まぁそれはそれとしてファーストの総括。所謂ハーレムアニメとしてはギャグと シリアスとお色気のバランスが良くて毎回楽しみにさせてもらいました。ちゃんと キャラの個性を際立たせる事にも成功していて、どの女の子を中心に見ても同じくらい 興味を引かれる出来だったと思う。総合評価:上出来
「蒼穹のファフナー」、根拠の無い約束をするつらさが 司令の表情に現れている。“ゴーバイン!”…何か変な奴が居るぞと思ったら、 そこからファフナーに乗る事で受ける心理的影響へと話を展開させる構成は中々。 脇役というか2軍パイロットばっかりのチームで新型フェスティムに勝ってしまう のは思わず笑っちゃったが。翔子たんの寂しさを理解する真矢ちゃんは切なさに 溢れていて、こちらも上出来。文芸統括という何だかサッパリ判らん位置付けの 冲方丁が脚本に入った一話、って事で微妙に贔屓目で見てしまっているのかも 知れないがヤれば出来るじゃないかと思わせる好編でした。


10 月 03 日 日曜日

雨。気温も低く、寝るには最高の天気。午後3時起床。

アマゾンでついふらふらと衝動買い。早朝、寝る前の出来事だが。

プレ週末である金曜夜の帰宅が遅いとアニメ消化がきついなぁ。

晩酌。キュベェ・プレステージ 赤。 肴、コンビーフと茄子の炒めもの。

「ONE PIECE」、巨大金庫のギミックが中々面白い。 しかしアレでは扉を閉じるのが大変過ぎ…って事はそもそも設置時点から囮金庫って 事なのかも知れん。監査官はどうやらルフィ海賊団捕縛失敗の全責任を取って くれそうな気配だな。ナミの“しっかりつかまって”に悶えるサンジがナイス過ぎ。 大抵はココ一番まで静観しているロビン姐さん、今回は積極的に大活躍ですな。 さて、司令の目論見にナミかロビン姐さんが気付くだろうか。
「名探偵ポワロとマープル」、う〜ん、マープルおばさん が指摘する事件の全貌への道筋がこちら(視聴者)には全然伝わっていなくて結末が 唐突に思えてしまう。原作を読んでいる訳では無いので断定は出来ないのだが、どうも 活字から映像への変換が上手く出来ていないという気が。原作もこんな調子であるなら 別にアニメ版の問題では無いけど。犯行動機自体は充分に納得出来るんだけどねぇ。 メイドさんにマープルおばさんと同じく“美味しかった”とか言っている様な オリバーの仕草が可愛い。
「ZOIDS FUZORS」、ゾイドはモチーフになっている動物の 属性(陸上とか空とか海)がそのまま兵器として引き継がれている部分が作中の戦術や 戦略に反映しているのが面白いのではないか。OPを見ると、どうもその部分を捨てて 四つ足が空を飛んでしまう様な展開がある様な。まぁ最初からソレが出てくる訳では 無い様なので、いきなり切る理由にするのは酷か。ゾイドバトルとか言っている という事は『ZOIDS/ZERO』の世界観の延長なのかな。とすればRDは誰かさんの子供 って事になるとか、そんな過去作との繋がりが出るのだろうか。しかしながら、 その点を除くと今一つ引き付けられる部分が無いんだよなぁ。忘れなければ次回も 見てみるかも知れないが、継続視聴を強く動機付けるモノが無いのも事実だ。
「KURAU Phantom Memory」、人助けの仕事は受けとく物だ 、って事ですなぁ。もしかして王は子供の頃のクラウを知っている?自分を守る事で 失われた命、その出来事で精神的に追い詰められたが為にクリスマスの力が目覚めた 様な雰囲気。そして…百合だ。
「舞-HiME」、“お兄ちゃんでぇ〜す”の辺りの会話の テンポが楽しいなぁ。舞衣達の背後の、その他な連中がちゃんと動いているのが 芸が細かい。舞衣の“アレは勘定には入らない!”と後で思い出して力説する辺りが お約束ながら実に可愛い。OP/ED等を見ていると、どうも相手のオサゲ少女命ちゃんは そうは思わない展開もありそうでちょっと楽しみ。 結局、全然普通じゃ無い転校の仕方してる舞衣はナイス。 どうやら火遣いって事らしいが、月の隣に赤い星が見える者達の意味が判らんので 詳細は追々という事ですな。とりあえず、ちっこい命ちゃんに萌えそうな予感。 燃え燃えじゃなくて。 何となくキャラデザに既視感があるなぁと考えていて『電童』か?と思い調べたら やっぱりキャラデザ担当が同じ人だった。ショートヘアの女の子が可愛いのは以前と 同じ。その一方でスタンド使いのなつきちゃんは横顔が『悪魔のミカタ』の挿絵と 似てる気が。


10 月 04 日 月曜日

雨。

金木犀の季節。行く先々で良い香り。家に居ても風に乗って香っている。

表稼業ε。まったりしている場合じゃ無いはずなのに、何故かまったり。 夕方になってやっとすべき事が見えてきて真面目モードに移行。 そこから激戦突入、かなり遅くなってから撤退。

はずっと快調。2週間ほど落ちてない。

また屋根裏部屋の住人は出ていったらしい。本当に住んでいるのか?と思う程に 物音のしない、便所の水すら半年程の間に3度しか音を聞いていない実に結構な 住人だったんだがな。次の住人も静かである事を祈ろう。それにしても長く住む 者の居ない部屋だ。やっぱ“何か”出るんじゃなかろうか。

夕食。ヒレカツ弁当(スーパー内の揚げ物屋テナントの品)。

対象が無いのでアニメ視聴も無し。しかし今夜は新番組が集中してるな。


10 月 05 日 火曜日

雨。

表稼業ε。ないむね。定時+αで撤退。

自転車の籠に居着いている鯖斑親子。母猫の方が風邪ひいていて“くしゅん”と 人間みたいな大きなくしゃみをしていた。傍に行って顔を見たら鼻がぐしゅぐしゅ。 ティッシュで拭いてやりたいくらいだが、放っておいてくれ〜って顔してるので 黙って立ち去る。

昨日届いていたアマゾンからの荷物を今日再配達で入手。実際はメーターボックスへ 置いていってくれる様にメモを書いておいたので、帰宅したら有ったという事だが。

夕食。巻き寿司(かっぱ、納豆)。

夕方枠の新番組録画し損ねた。ま、いいか。今期、多すぎだし。

「BLEACH」、という理由でBパートからの視聴。 ちょっと情況説明臭い台詞が多いかな?という気はするものの、この手の(異界から の使者の代理人になるみたいな)話としてはテンポも悪くなく面白そう。そして 何より女の子が可愛いのが良。死神は後任に力を与えて自分は成仏…という展開か と思ったら次回予告を見ると居着くのね。何か奴の格好が女学生の服に見えたのは 気の所為か。まさか久々に実は女の子ですネタか?その辺りの興味もあるので あと数回見てから継続視聴するかどうかを判断したい。


10 月 06 日 水曜日

晴。

表稼業ε。本日の敵はIPv6。ただし直接の敵では無く他の戦士の敵なので、 横から口出ししているだけなんだが。そんな感じでまったり。 定時+αで撤退…と思ったら帰る瞬間に呼び止められ++αで撤退。

蒲田で寄り道して秋〜冬物の服なぞ。私服可の戦場は衣料品に出費がかさむなぁ。

夕食。牛肩ロースステーキ。

対象が無い為、アニメ視聴無し。


10 月 07 日 木曜日

晴。

表稼業ε。現在取り組んでいるシステムがそれらしく動く様になり、ほっと一息な 雰囲気。しかし軽くテストしているうちに色々と怪しい所が出てきたり。とはいえ 自分の作った部分の蟲では無いのでお気楽モードはそのまま。 問題点を関係者に指摘した後、まったり。定時で撤退。

火曜夜もかなりキビシイ状態だと思ったが、木曜深夜枠は混み過ぎ。ど〜考えても 録画対象の割り振りが出来ん。おまけに来週からもう一本増えるんだよん。 そういう理由で要塞防衛兵器を1つ増やす事に決定。

帰りに川崎で途中下車。ヨドにて、

  • TOSHIBA RD-XS43
なんぞを購入。 本当はXS34を買うつもりで見に行ったのだが、地上波EPGを諦めて800円足すと アナログBSチューナ+同時2番組録画可能なXS43が買えるって事だったので 少し迷ってからこっちに。これで最大同時4番組録画可能体勢。もう充分だろ。

過去の作品を見る(かも知れない)時の為に残していたVHSビデオデッキを引退させ、 空いたラックにXS43を突っ込む。とりあえず録画失敗しても比較的ショックが 少ないと思われる、tvk深夜枠の仕事を任せよう。 ついでに同時2番組録画機能の試験としてXS35担当の作品も録画させてみるつもり。

夕食。カレーうどん。

ばたばたしていて暇が無かったのでアニメ視聴無し。


10 月 08 日 金曜日

曇り後大雨。

表稼業ε。まったり。会議の所為で、ちょい遅くなって撤退。

最近録画失敗の話を良く聞くのは、やっぱり視聴対象となる作品が多過ぎである事が 遠因なんだろうなぁ。これだけ多いと毎日は録画時間のズレに注意し切れないのも 仕方無し。

しまった、XS43はネタ被りだった。 仕方ない、今月下旬に出るXS24も買ってみるか(リモコン識別コードが足りません)。

D70のファインダーにゴミが一杯見える…。凄く気になるが、どうやら吹き飛ばせない 場所に入り込んでいるらしい。

晩酌。黒エビス。肴、サーモンフライ。

「無人惑星サヴァイヴ」、緊急事態故に説得に応じた のだろうが、サヴァイヴにも人間の話に耳を傾ける柔軟さは少しは有ったという事か。 文字通り頭のネジが飛ぶとは、タコないす。“千年前の機械ですから”“先に言え!” 等のテンポの良い台詞が良。点目のルナに線目のメノリにジト目のシャアラたん等と、 感心したり驚いたり呆れたりとコミカルな表情の変化が楽しい話でもありました。
「ファンタジックチルドレン」、少ない描線のキャラは 一昔前のアニメの様な雰囲気。OPから受けるイメージも最近の深夜枠アニメという よりは日曜朝とかゴールデンタイム向けっぽい印象。しかし本編を見てみると何やら おどろおどろしい導入から始まって濃いネタが背後にある様に思われる。過去を少し 描いてから一気に近未来へと舞台を移す構成は息をつく暇無く最後まで興味を引く。 ヘルガ(と、トーマもか?)は白髪少年少女団から離れて生まれ代わった者なのか。 どうやら黒い髪は普通に人として生きる者になった証という意味の様に思われるが。 今風では無い作画であり第一印象で少々損をしそうな作りだが、珍しく骨太な物語を 予感させる。とはいえ、やや地味な印象の作品である事も事実で昨今のアニメ多作 時代では相対的に引きや掴みが弱いかもしれない。一応、継続視聴。
「ジパング」、現実のそっち方面には詳しく無いのだが、 大変にソレっぽく見えるという意味でリアルな印象。何となく全6話くらいに密度を 上げて一気に描いてしまった方が良いネタなのでは?という気がしないでも無いが、 事前に予想していた以上に面白そう。継続視聴。
「MONSTER」、詐欺師らしくも無く自殺しそうも無い男が 大芝居の後に自殺。本の一節を訳しただけの文章、それが遺書と勘違いされるとは。 時折サスペンス要素が強くなる本作だが、今までの中でも断トツで推理物っぽい展開。 傷心のシューバルトを立ち直らせようとするカールとロッテたんに協力するヨハン。 彼の目的が全然読めないところがまた面白い。単に偽の息子として入り込まずに 親切な他人として財産分与にあずかろう…なんて安っぽい理由じゃ無いんだろうな。 弱みを突く事による威しでは無く、情に訴える方法で人心を操る実験かも。
「お伽草子」、平安編とは全然雰囲気が違うOPに 唖然としました。でも女学生な光たんの線描は萌える。集団で襲ってくる敵が土蜘蛛 だったり、光たんに懐く猫が熊虎だったりといった遊びが楽しい。“深夜停電”って 事は深夜アニメは無しって事で、TVなんか見てないで寝ろと?平安編での関係者が 最初から全員揃っているのは顔見せ済だからだろうか。時代が変わっても各キャラの 立ち位置は同じ様子。でも時代/舞台だけを変えて同じ展開をやっても仕方ない、 という事くらいは制作側も判っているだろうから何か違う物を見せてくれるのだろう と期待しておく。晴明(もしかしたら卜部も)は前世の記憶は留めている様な感じ。 東京ミステリースポット巡りになりそうな予感も少しあって、それならそれで オカルト風味で面白そう。スカートぱふぱふな光たん、“眠れなかったし…”の 妄想爆発な台詞も含めて萌え。パンツルックの光たんを見上げて照れる綱は純情だね。 でもジーンズの尻見て照れるのは想像し過ぎだと思うぞ。
「流星戦隊ムスメット」、“白です”“スク水確認” “ブルマも居たよ”…アホだ。ここまで単刀直入なアホアニメも珍しいな。でも 無条件に笑えたのは冒頭だけ。本編というか学園生活の描写は少々ライバルキャラの 造型がわざとらしく感じられて微妙にマイナスか。全体的にはキャラはそこそこ 可愛いし、ED絵の怪しさも悪くは無いんだけど…。微妙だな。様子見。
「月詠」、こういうオドロおどろしい雰囲気の話は好き …と思ったら何じゃこのOPは。噂通りキてるなぁ。物凄く耳に憑くというか、頭の中で “ネコミミモードっ♪”がぐるぐる回ってますよ。心霊写真専門カメラマンってのが 笑える。どうやら何らかの問題があって幽閉されている魔物の女の子と彼の物語 らしいが、ホラーとお茶目な部分のバランスが絶妙。葉月たんの “スに戻っちゃったじゃなぃ”の直後の顔が無茶可愛いなぁ。OPもそうだが、“キス” の時の唇の描き方がこれまたエロ可愛い。普通ならテレ東枠なのが本当に惜しい、 と言いたい所だが規制ギリギリまで挑戦していて十二分にエロい表現満載なのも良。 直接見せない事で余計エッチぃ。第1話としては文句無し。継続視聴。
「サムライガン」、『必殺』シリーズみたいな感じかな。 OPからはインチキ時代劇な印象を受けたが中身は結構重い話の様だ。残酷シーンの 遠慮の無さが見る者を選びそうだが、単なる復讐劇に終わらずに何か一つでも光るもの を描ければ良い線行くかも。とりあえず継続視聴。
「八葉抄」、現代から異界に引き込まれて巫女と呼ばれる 事になる女の子と彼女を守る優男集団、そして異界との接点は古井戸だったりと何処か で見かけたパーツが多いのがちょっと気になる。女性陣のキャスティングは物凄く 好みなのだが、全体としては引きが足らないか。一応、様子見って事で。
「tactics」、あらら、こっちにも川上とも子さん。 妖狐ちゃん可愛いなぁ。そして、すずたん萌えと。どうやら妖怪退治物といった感じの 話らしい。つらら女の横顔から憎悪が滲み出るシーンはアニメとしては珍しくゾクっと 来る迫力があった。つらら女の百合っぽさもマル。春華が鬼を殺せなかったのは永い 眠りから覚めたばかりで力が出なかったのか、それともご主人様に春華を抑えるだけの 隠れた才能があるのかどっちだろうか。と、まぁそれなりに楽しめはしたのだが 今期の多数の新作の中ではやや影が薄いかも。


10 月 09 日 土曜日

大雨。午前8時就寝、午後1時半起床。

庭仕事。土砂降りでも空中庭園の奥まで濡れる訳では無いので何時も通り水やり。 一部の元気に見えるがバルブが太っていない種/株にのみ液肥を与えておく。

遅い昼食。今夜の為に昨夜仕込んだ、おでんのつまみ食い。

晩酌。一ノ蔵無鑑査・本醸造。 肴、おでん。

見ても見ても見ても未だ見てないのが残っているって感じ。多すぎ。

「今日からマ王」、グレタたんは本当に可愛いなぁ。 ケモノレースの脱力オチは結構笑えた。正体を見せた後でも寝込まなかったとは、 有利も着実に力を増しているのね。アニシナが珍しく普通に役に立ってるのが変だ。 グレタたんも一緒に帰国らしいが…イズラが母親かと思ったのに違うのか? いやまぁグレタたんが準レギュラ化するなら大歓迎だけど。
「ガンダム S DESTINY」、第1話から縮小画面か………。 新シリーズ開始だが、相変わらず容赦無い死に様表現ですな。いきなり萌えキャラ候補 がバラバラ死体ですか。町中で踊る金髪娘ステラちゃん、単なるキャラデザ上の問題で 似ているだけかとも思ったが“演出”というアスランと緑髪野郎スティングの台詞が 被っているところからすると彼女はカガリたんと無関係では無さそうだな。 新シリーズでもアイキャッチBはラクス姫の担当らしい。そして主役君は最初から 主役メカのパイロットと。シャア議長が無茶苦茶胡散臭い。 例によってガンダム伝統の新MS強奪から本筋が始まる訳だが、開戦を望むのは誰 だろうか。キャラが出揃っては居ない段階では推測の根拠が無いが、議長は三人組と 繋がっているんじゃないかと思ったり。ステラがカガリたんやキラと関係ある血筋と するなら、そんな者を擁する事が出来るのはコロニー側かオーブの方が可能性が高い と思えるし。それにしても相変わらずなカガリたん萌え。
「ぴちぴちピッチ ピュア」、リナの“クラス会”芸の オチが知りたいぞぅ。海斗はるちあとの最初の約束を優先しただけでなくあまりにも 身勝手なみかるに少し怒ったのか、と思ったら最後は何時もと同じですか。それでも 海斗の記憶が断片からハッキリした意味のある像を結ぶ様になったのは進歩。星羅が 唄っている(事になっている)歌が何か初めてイイ感じに聞こえるラストでした。
「ケロロ軍曹」、雪の日に五分丈パンツの夏美ちゃん 萌え。でもキュロットスカートの小雪ちゃんもイイですなぁ。タママの嘘説明に深く 納得して夏美ちゃん救出に燃えるギロロ、人質を守る事に燃える小雪ちゃん、何時も 通りのブラック桃華ちゃんと各人の思惑がナイス。宇宙からの侵略者が一番地球の 自然に弱いのはお約束。Bパート。モアたんの入浴シーン…と思わせる罠演出には 苦笑するしか。純真無垢なモアたんの勝利萌え。
「巌窟王」、服や髪に張り付けたテクスチャデータを わざとキャラの動きに連動させない表現が面白い。どうやら舞台は退廃的な未来世界。 アルベールが選んだのは一番悪そうな奴の命なのだが、誰を選択しても後悔する事に なるゲームだったのでは。本当に三人のイニシャルが書いてあったかどうかも微妙。 伯爵は恐らくアルベールに偶然を装って近づいてきたのだろうが、その目的らしい 復讐とは誰に対してなのか。緻密な絵作りとアルベールが甘くない世界を垣間見る 予感に引き込まれる。このレベルが最後まで持続出来るかが心配だが、 当面継続視聴としたい。
「双恋」、最悪の出会いから始まるとか、幼なじみとの 再会とか、下宿先の娘とかお約束な出会いフォーマットの連発ですな。流石に 6組12人の女の子を均等に描くのは無理と判断したか、基本的には一条姉妹と 桜月姉妹と望の三角(或は五角)関係にポイントを絞りそうな雰囲気。それはそれで 良い判断だと思うのだが、その中でキャラが双子である事の意味というか双子ならでは の物語を描いていけるのか?という辺りが本当に重要なポイントだろう。今のところ、 同じ顔で同じ性格が二人並んで居るとしか見えないので少々不安だが。一応主人公で ある望の性格が野郎的願望満杯で割と共感出来るのが自分を見ている様で笑えつつ 嫌んな感じだ。今期のアニメの多さの中では、絵作りが特別緻密という訳でも無く 単なる願望充足アニメから一歩踏み出す予感がある訳でも無い本作の影は正直薄い。 酷く出来が悪いという訳では無いので切りはしないが継続視聴意欲は低め。
「うた∽かた」、中二になってもラジオ体操に出る 一夏ちゃん、初対面でもメールアドレス教えちゃったりして、普通の家庭の娘らしい のに妙にお嬢様性格だよなぁ。家庭教師’Sは一夏ちゃんの巻き込まれた事件を直接 知っているのでは無く過去に同じ経験をした者って事なのかな。呼び出したジンに 依って一夏ちゃんのコスチュームは違うらしい。変身シーンがバンク化出来ない訳で、 結構勇気のある設定だな。そしてEDもイラストが一枚毎回変わるらしい上に衣装 デザイン担当も替わる様だ。『キディグレイド』のアイキャッチと同じ趣向なのね。 大きな事件が起きるのでも無い日常の中での、一夏ちゃんの気持ちの揺らぎがリアルに 感じられて良いなぁと思った。舞夏ちゃんのスパッツ姿とか短パンのローアングル尻の 描き方がえろえろ過ぎ。
「神無月の巫女」、入院している真琴ちゃん…あれ、 怪我をしてインターハイに出られなくなった事への反応が何か凄く普通というか 説得力があるんですが。七の首と同じで真琴ちゃんも首の時と普段とは別人格なのか、 それとも同じ声なのは引っかけ演出なのかな。表稼業に忙しいらしいオタ先生の様子を 見ると、裏表が必ずある訳では無いらしいのも謎だ。“オッパイでか過ぎでパス”って のは実にナイスな台詞だが千歌音ちゃんへの乱暴狼藉は許されん。大神の格好イイ 台詞に嫉妬してムっとする千歌音ちゃんが可愛い。
「プリンセスアワー」、書かないつもりだったのに サイコロちゃんが名乗ってるので吃驚してつい。しかし何て名前なのかよく 聴き取れない…。このパートのスタッフロールも出して欲しい気分。
「φなる・あぷろーち」、OPに出ている女の子の内の 二人が登場。笑りんは聰明なお嬢様らしくバカ女の都合まで想像しているが、それが 恐らくは多くの視聴者が抱く予想の代弁になっているのが中々。もっとも作中で言って しまった以上はそういう展開は無いのだろうけど。今回は大人しくおさまるのかと 思ったら、最後の一服には爆笑。やっぱり女の子が大勢出るアニメはこのくらい 弾けてる方が面白い。
「ダブルウィッシュ」、あれ、夢の中で“お兄ちゃん”と 呼んでいるのって泉奈ちゃんじゃ無いな。未だ本編に出てない黒リボンちゃんか? たとえ水着着ていても一緒にお風呂はマズいよ泉奈ちゃん。おまけに身体も洗わずに イキナリ入るとは…泉奈ちゃんの何かエキスがお湯の中に…とか言わない兄貴は マトモでしたとさ。彩夏たんは予想通り萌えだ。
「ローゼンメイデン」、割と良いかも。同じ赤い服の 少女に恐がられて封じられて以来眠っていたのかそれは単に過去の一つに過ぎないのか は判らないが、真紅の素姓が全然判らないのが逆に興味を引く。高飛車なのに優しい 感じがする真紅の言動も魅力的。こういうタイプのキャラは他の作品では脇役や 準レギュラがほとんどなので主役としては新鮮な印象でもある。こんな人形が届く ダイレクトメールなら歓迎したい。ちょっとドジで眼鏡でデコな、のり姉ちゃん萌え。 もちろん継続視聴。
「舞-HiME」、学園全体が謎の施設って訳では無いが、 教師や一部の生徒は事情を了解している様な雰囲気。命ちゃんは辛いのは苦手だった らしい。カレーパンやラーメンを食う時の表情が実に可愛いらしくて萌え萌え。


10 月 10 日 日曜日

曇り夜半より雨。午後3時起床。

fj活動ほんの少し。

晩酌。おたるワイン・セイベル13053(2002年)。自宅最寄り駅前のスーパーから 姿を消して10年近く経っての再入荷。若い所為か渋味が控えめで飲みやすい。 肴、おでん。

「ONE PIECE」、司令官とジェシカさんイイ味だなぁ。 本作って案外夫婦という属性のキャラが居ないので新鮮な関係でもあった。ルフィ達 から見れば敵なのだが、基本的に海軍ってサッパリした連中が多いので勝っても 負けても後味は悪くない。来た時と同じ方法での脱出ってのは実は全然予想しては いなくて面白かった。一方で司令官はちゃんと可能性を読んでいた辺りがナイス。 海軍要塞編終了。始まりと同様に終りも淡泊だが、これはこれで良。
「名探偵ポワロとマープル」、過去の話って事で本作 唯一の華であるメイベルたんの出番が最初と最後にしか無いのが残念。それにしても 今回の推理というか犯行の実態なんだが、昔の車の車輪ってそんなに簡単に交換出来る ものなのだろうか。むしろ同じ車輪を買ってあったという方が自然な気がするが。
「KURAU Phantom Memory」、クラウがエージェントを やっていたのは叔父さんの影響だったのね。普通なら危険な職業を選ぼうとするクラウ を止めそうなところだが、叔父さんは彼女の力が正しく発揮されるべきと考えたのかも しれない。それにしてもクラウに恋敵が現れるとは吃驚だ。
「下級生2」、何があったのだろう、と思わせる導入部は 悪くない。しかし本編は微妙かな。初回には引き付ける何かが必要ではあるのだが、 その何かを思わせぶりな演出で見せるのはやり過ぎてしまうと逆効果。本作はその点で 思わせぶりな“何か”を何度も前面に出し過ぎな気が少しする。とは言うものの、 何となくその何かが気になるのも事実。前作と言えるのか同名でも無関係なのかは 判らないが『下級生』は第1話で全然食指が動かず切った過去があるのだが、本作は 暫く見続けてみようかと思わせる出来ではある。ところで、白くてレースのフリフリ… ってどう見ても黒い三角形が見えたんですが。UHF枠なのに、このガードの堅さは何だ。 おまけに最初に出た眼鏡っ娘が本編には出ない雰囲気なのが許せ〜ん、というか 育っちゃ駄目だよ司書センセ。
「ToHeart Remember my memories」、お馴染みの面子が 帰ってきたと素直に喜ぶべきなんだろうけど、多少の違和感は暫く残りそうだ。 時間が経っている事もあって性格が変わっている娘が居るのはある意味当然だが、 前作で比較的穏便に復学した事になっているはずのマルチの再登場がこういう形とは ちょっとショック。量産型マルチは発売延期ってのと、マルチが居ない学校という 時点で再々登場は約束された展開なのだが…。何と言うかこの様な話は二次創作に ありそうなネタって気がしてしまうのだが。 前シリーズの一話完結の小さなエピソードの積み重ねを踏襲せず、全体で一つの 物語にしようとしているらしい試みは評価したい。だがまるで違うシリーズでは 無く一応続き物である以上、前作との間にある微妙なズレはきちんと後でフォロー して欲しいところだ。この展開はある意味では前作への挑戦とも言える訳で、やる 以上はちゃんとした物を見せてもらいたい。ところで、何故びんちょうたん?
「魔法少女リリカルなのは」、正統派魔法少女モノと 言って良いかな。なのはちゃんは媚びを感じない程度に充分可愛く描けていて、家族や 友人達もきちんとキャラが立っている。こんな優等生アニメが何で深夜枠…と思ったら 変身シーンは脳天直撃でしたよ。過去の魔法少女モノの中では、お供の小動物が圧倒的 に礼儀正しいな。前半も充分に良い出来だが、“飼ってもいいかなぁ?”以降のシーン の作画/動画の力の入り方は凄い。このレベルをずっと維持してくれとは言わないが、 息切れしない事を期待しておく。眼鏡っ娘な美由希姉ちゃんとアリサちゃん萌え。
「蒼穹のファフナー」、第13&14話。やっと世界と アルヴィスの関係が語られました。これならば竜宮島が新国連に背を向けている態度に も納得が出来る。一騎の母上や日野のオジ様はフェストゥムと相互理解出来る可能性を 模索していたという事になるのだろうか。敵なる存在を利用して戦う人類、主人公の 母親が向こう側と融合してしまっている等、相変わらず某作とネタが被ってしまって いるのがつらいところ。しかし敵が何者なのか?という点を曖昧にせずに描こうとする 姿勢を感じられるのは評価したい。特にフェストゥムがどうやら個を持たない知性体 である様な所や、人間とは違うメンタリティを持っている者らしさといった異質な 存在をかなりリアルに感じさせる台詞回しが秀逸。人の姿をしたフェストゥムは皆、 元は人間であり融合されてしまった者という事になるのかな。そして目覚めて徘徊する 岩戸ちゃん、服を着るという知識は人間の時の物なのだろうか。もうちょっと裸で ウロウロして欲しかった気がするが、裸Tシャツも捨てがたい。 いきなり主人公の乗るメカが交替してしまいそうな展開はナイス。

“何だ、聞こえてんじゃん…”が実にイイ感じだと思う今日この頃。