From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: ARGENTO SOMA Phase:03
Date: 22 Oct 2000 00:51:00 +0900
Message-ID: <8sse14$34g@infonex.infonex.co.jp>

佐々木@横浜市在住です。

アルジェントソーマについて思った事など。
Phase:03「少女と出会いと」から。


# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■お目覚めの時間
意識を回復したタクトは軍の尋問を受けます。
その際の質問からタクトは、ノグチ博士が1年以上前から
彼に注目していた事を知りました。
質問がフランクの覚醒の際の情況に触れた事でタクトは混乱し
医師の判断で尋問は中止となります。
去り際、軍人はフランク捕獲の事をタクトに伝えます。
退出した軍人はタクトから事情を聞く方法は幾らでもあると話し、
その言葉は同席していたラナの耳にも届くのでした。
# 制服組の大佐に「失礼ですが」と前置きしている事からラナさんは
# 大佐よりは下の階級らしいです。
# 一見、穏健風の軍人の廊下での会話は自白剤の使用も辞さないという事を
# 匂わせる内容でしたが、聞いていたラナさんの無表情さが逆に何か
# 思うところありという感じですが。

■お食事の時間
基地に戻ったラナが見たのは捕獲したフランクを迎えに来た軍の部隊でした。
その後の情況をマイケルから確認するラナ。
記録からハティが最初のエイリアン侵攻時の生き残りである事が判明します。
地下の格納庫へ到着したラナとマイケルは、ハティがフランクの傍を離れない
という報告をスーから受けます。
因果関係不明のまま、ハティはフランクと共に軍に引き渡されると聞き、
スーは不満を述べますが、マイケルに言い過ぎと嗜められてしまいます。
# 最初にやってきたエイリアンはプライマリエイリアンと呼称されているらしい。
# わざわざプライマリと呼んでいるくらいですので、現在来ている連中とは
# 明らかな差異が有るのでしょう。行動なのか能力なのかは現時点では不明。
# 精神年齢が近い方がハティの付人だそうで。^^;
# ハンバーガーを貰ったときのハティの顔が可愛いです。歳相応の笑顔で。
# ハティとウォルトンには普通のハンバーガーなのに
# 自分の分はダブルバーガーなのがナイスです、スー。(笑)
# ハティの年齢を知った直後にラナとマイケルが固まっている理由が
# イマイチ不明。スーと同じ精神年齢という部分とつながっているのかなぁ。
# な〜んか見たことのあるラジオ受信機だと思ったら、骨董品らしいです。^^;

■出会いの時間
タクトの病室を訪れた謎の男。彼はタクトに復讐するのか忘却するのか
と尋ねます。次にタクトが目を開けた時には彼は既に居ませんでした。
# 何ですかねこのオヤヂは。(笑)

■お迎えの時間
軍の担当者が現れ、フランクとハティの引渡し書類へのサインを求める中、
フランクを吊り上げていたウインチが故障。ワイヤーを切ろうとした
軍人達が銃を使用した事からハティは恐怖の叫びを上げます。
ハティの叫びに反応したフランクは彼女を連れて基地を脱出するのでした。
フランクの手に乗って雲海を行くハティは怖い音がしない所へ
連れていってとフランクに訴えるのですが。
# なんとも大雑把というか軽率な軍人どもです。ウインチの故障は道具で直せよ。
# 鉄板を背負って立ち上がるマイケルさん、強烈です。^^;;;;;
# ラナさんがサインしたのかしなかったのか微妙なタイミングなのがミソ。

■出撃の時間
フランクを追跡するヒューネラルの無尾翼機。針路を変えたフランクの
向かう先に都市があることが判明し、マイケルはザルク2機の発進を指示します。
都市の一画に降り立ったフランクは待ち受けた警官隊に銃撃されるのでした。
# ハティが寒いとかお腹空いたと言ったので賑やかな所へ降りたんですな。
# 基本的な意志疎通はほぼ完全に出来ている模様です。
# 出撃したザルクは1号機と3号機。OPの影像から機体番号と搭乗者は
# ダン(1号機)、ギネビア(3号機)、スー(4号機)、誰かさん(5号機)
# となってます。今回もこの通りで、出さなかった真ん中に繋留されてるのが
# 4号機なんでしょう。欠番の2号機は第2話で言及のあった「欠員さん」が
# 乗っていた機体と思われます。
# ついでに余談。前回とは1号機の繋留位置が左右逆になってます。
# 今回は機体右側、前回は左側でしたね。ど〜でもいいですけど。^^;
# 銃撃が一瞬止まった時のフランクの足蹴りの時にフランクの声がこう聞こえます。
#「何すんじゃバカヤロー、ハティが怯えるだろうが、ボケっ!」って。

■再会の時間
機動モードへ変形したザルクが市街中心部とフランクの間に入ります。
フランクはハティを庇いつつ逃走しますが、ギネビアの機転による
捕獲ワイヤーによって足を押さえられ、軍の病院へと突っ込んでしまいます。
そこは収容されていたタクトの病室。ハティをマキと見間違えるタクト。
タクトを妖精と間違えるハティ。タクトは彼女の言葉から自分の顔が
以前とは違っている事に気付かされるのでした。
そしてタクトに出会ったハティは妖精の国など存在しないと納得し、
フランクにそれ以上逃走しない様に告げるのでした。
# ハティの方はすぐに妖精じゃ無いと判った様ですが、タクトの方は
# 最後までマキと思っていたっぽいところがあります。
# ラナさんはフランクとハティに何か使い道を見付けた様子ですが。

■生まれ変わりの時間
別の病室に収容されたタクト。タクトの呼びかけに応えるように現れる謎の男。
タクトは復讐の為に自分を棄てると宣言。男は自分は悪魔かもしれないと
タクトに言いますが、タクトの決意は変わりませんでした。
男はタクトに麻酔を注射します。次にタクトが目覚めたとき、
彼は別人として交通事故の被害者という形で入院していました。
包帯が取れた時、その下から現れた異形の顔。元に戻せるという医師の提案を
拒否した彼の新しい名前はリュウ・ソーマ。妖精と呼ばれた男の誕生でした。
# 単なる怪我で髪や瞳の色まで変わるとは思えないのと、
# 何かが融合している風な感じなので、もしかしたらエイリアン金属が
# 体内(頭部)に潜り込んでいるのかも。
# 確かに、この顔はハティ&お爺ちゃん分類では妖精くんですな。^^;
# タクトのまま軍病院に居たのではロクな事になりそうも無いのですが、
# それを謎の男は判っていて新しい名前を用意した様に思われる所が
# 最大の謎です。ラナさんの差し金というのは考え過ぎかな。
# ソーマの名を用意したという事はタクトの合金研究の経緯も
# 知っている可能性がありますが。

●新登場人物の整理の時間
個人名の無い男キャラは省略。(笑)

☆謎の青リンゴ男:ミスターX(覆面レスラーかいな ^^;)

ザルク発進時の本部オペレータの声は榎本温子さん。
女性のちょい役に割と名の有る若手を使うのが方針なんでしょうか。
今度は誰が出るかな。

●その他諸々
OP付きました。多分、本編の第1〜2話のネタバレになりそうな部分があるので
第3話まで付けなかったのだろうと推測します。
第1印象ではちょっとしっとり過ぎかと思いましたが何回か聞き直して
いる間にこれでいいんだと思えました。勇ましい曲を付ける様な話じゃ
なさそうですし。それに締めるべきところはビシっとなっている。
ザルクの編隊飛行の辺りのテンポは結構シビれました。

●ハティのこ〜な〜
白眉:やっぱハンバーガーを貰った時の笑顔でしょう。*^^*
次点:「いやいやいやいやぁ〜!」の唇のドアップ。(爆)
番外:基地脱出時、フランクの手に飛び乗る際の凛々しい顔も中々。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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