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Subject: ARGENTO SOMA Phase:21

佐々木@横浜市在住です。

アルジェントソーマについて思った事など。
Phase:21「覚醒と真実と」から。



# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■穏やかな日
ユーリは久しぶりの休暇を愛するクローカの許で過ごしていました。
忙しくも心踊る時間はあっと言う間に過ぎ、ユーリは迎えに来た者と共に
新たなミッションの為に宇宙へと旅立って行きました。
二人の間にわだかまりだけを残して。
# という訳でユーリの相方は美人です。*^^*
# マキちゃんやハティ似という訳ではありませんが、細面な所や
# 髪の色などは雰囲気同じですね。そして決定的なのは口遊さんでいた歌と。
# これらのパーツがユーリ(フランク)の琴線に触れたという事の様で。
## この歌、こういう牧歌的雰囲気に合うなぁ、本当に。
# そしてそして。ユーリの同僚であり、彼を帰らぬ旅へと向かわせた張本人が。
# ロレンス中佐、ユーリの家にあった写真やその後の会話からしても親友なの
# でしょう。そして、今の彼の通り名はミスターX…で決まりですね。
# 写真と言えば、EDで出てくる写真の真ん中のやつも有りました。
# まさかフランクの正体が第1話から出ていたとは。

■妖精の国へ
順調に航行していたオデッセウス号は太陽系外周部に重力特異点を発見します。
予算確保という政治的意図により計画は変更される事になります。
苦汁の選択をユーリに伝えるロレンス。彼の想いを察し、そして新たな発見を
求めて特異点の調査へと向かうユーリ、そしてクルー達。
しかし、オデッセウス号は事故により崩壊。
唯一人脱出したユーリは重力特異点へと吸い込まれます。
懐かしき地球と愛する人への想いを抱きながら…。
# これでエイリアン達に共通のコダワリの一品が指輪である意味が判りましたね。
# 指輪だけが二人の真実というちょっと悲しい想いが根底にあったと。
# あんな別れ方をしたら強い想いが残るのは無理もないですな。
# エイリアンが現れる"あの場所"が得意点なんですね。

■追いすがる自分
そして次に気付いた時には目の前には懐かしき景色が拡がっていた。
全てを語ったフランク=ユーリはそう結びました。驚愕するリウ達。
にわかには信じがたい事実の前に、ラナは自分達の戦いの意味を問わずには
居られませんでした。そんな彼等に突き付けられる新たなる事態。
総数27体のエイリアンの一群が地球へ降下しようとしていました。
# ユーリの心の欠けらの残りでしょか。団体さんご到着。

■威信
大挙して襲来したエイリアンに対して軍が下した決定は巡礼ポイントまでは
放置するという物でした。そして全てを熱核兵器で一気に消し去る事。
# どうやら軍はユーリ(エイリアン)を最後まで悪役という事にして
# 真実を葬るつもりの様で。ま、今更驚きはしない決定ですが。

■本当の仲間
ユーリはハティに感謝の言葉を伝えました。微かに残っていた彼の意識を
呼び覚ましたのはハティの作った花の指輪と歌声。
そしてユーリは彼女…マキを救いたかったのだとリウに告げたのでした。
マキが伝えたという言葉を教えて欲しいと言うリウでしたが。
そこへラナとギネビアも合流するのですが、残された時間は纔かでした。
ラナはユーリを仲間として、この場から助け出す事を皆に宣言するのです。
# 今日もマイケルの笑顔はサワヤカです。(笑)

■過ち
愛するクローカの許へと向かうユーリ。彼を迎える懐かしい風景の数々。
しかし、辿り着いた二人の家は荒れ果てた廃墟となっていました。
ユーリ、そして後を追ってきたハティとリウの前に現れたのはミスターX。
遅れてやって来たラナは彼をロレンス将軍と呼びました。
幽閉されているはずだったロレンスはユーリが遭遇したであろう
宇宙の彼方での出来事に関する仮説を語ります。
重金属の雲の中でユーリの意識に拠って形作られたのがエイリアンの正体だと。
ユーリは問います、妻は何処かと。ロレンスが語ったクローカの最後。
彼女はエイリアン達の最初の集団が地球に到達した際の混乱で
命を落としていたのでした。自らの行いを後悔するユーリ。
そして次々と到達したエイリアン達。そして集まった全てのユーリが叫ぶのです。
リウはそれがユーリの慟哭なのだと理解するのでした。
# この展開からしてクローカは亡くなっている可能性大だろうとは
# 読めたのですが、酷いなぁ。このオチは。
# 死に様も悲しい程にマキちゃんと同じ。
# 人ならざる者になってまで想いを伝えに帰ったのに、それが間違いだなんて。
## 先週に引き続き目頭が。しかも今回のは悲しい。;_;
# ユーリに問われて、クローカの事を語るロレンスの苦汁に満ちた表情に
# 彼(X)の中のロレンスという人物がまだ確かに残っている事が判ります。
# X=ロレンスの口振りからは彼がエイリアンの侵攻(進行)を邪魔する意図は
# 見えない感じがします。すると彼の目的は何だったのでしょうか。
# 暗躍しつつもエイリアンの阻止を行う事には変わりない様に見えていましたが、
# いずれユーリが帰ってくる事を待っていた風でもあります。何なのかなぁ。
# 表情と言えば、リウの表情からもトゲが消えている様ですね。

# エイリアンが作られる過程について前話スレッドで色々妄想が出ましたが、
# 外部に"何者か"の存在を仮定"しない"説は出ませんでしたね。
# まぁ、今のところロレンスの仮説?だけですので、本当の所は判りませんが。
# 超越存在の事を考えなければ、それ以外の部分の想像はPARALLAXさんの
# フォロー<97cct2$nh3$1@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>が近かった様です。流石。

●ハティのこ〜な〜
白眉:「これから何て呼べばいいの?」の傾げた横顔。
次点:最後の「フランク…」の時の困惑顔。

●総論
気まずい別れ方をして、それが永遠の別れになってしまうなんて、
つくづくリウ(タクト)とフランク(ユーリ)は似た者同士ですね。
後で後悔するくせについ言ってしまう馬鹿な生き物であります。男って。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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