From: hidero@po.iijnet.or.jp
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Subject: ARGENTO SOMA Phase:24

佐々木@横浜市在住です。

アルジェントソーマについて思った事など。
Phase:24「勇気と愛と」から。



# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■主役
警備兵とダンに足止めされてしまったリウとハティ。
その時、突然ダンが隔壁を閉鎖して警備兵を締め出します。
不敵に笑うダンはリウとハティに先へ行けと身振りで示すのでした。
そしてダンは独房にいるラナの元を訪れて、銃を渡すのですが。
# きっとそうなるであろう展開なのですが、こういう行動にダンが出るまでの
# 心の動きがもう少し描かれていないとご都合にしか見えないかなと。

■再会
ジェイルに至ったリウとハティ。しかし、既にリウのフューネラル要員としての
データは抹消されていて扉を開ける事が出来ません。そこへ走って来たのは
ウォルトンでした。ハティに飛び付くウォルトンの口にはダンの階級証が
くわえられていて、これを使う事でリウは扉を開く事に成功します。
# 階級証くわえていて吠えられるのかな…(禁句です)

■幕引き
廃墟に潜んでいたロレンスの元に迫る特殊部隊。
その気配を察したロレンスは端末を操作し最後の仕事を行います。
やがて複数の銃声が辺りに響き渡るのでした。
問題解決との一報を受けた統合軍議長はユリシーズ号発射開始を指示します。
# やはりお別れでしたか、Xおやぢ。(合掌)
# 別にあの場所に居なくても、仕掛けだけして雲隠れでも良かった気も。

■投影
プログレッシブ化したエイリアンに苦戦するギネビア。
その肩に付いたままのトート操縦席に取り残されたパイロットに、
生きる為にもがく自分の姿を重ねている彼女は自由に戦えないのです。
遂に追い詰められてしまったギネビアのザルクですが、マイケルの操る
ミステルがエイリアンをギネビアの前から引きずり離します。
そして放置されていたトートを駆るスーと共にエイリアンから操縦席ごと
パイロットを救い出すのですが、
エイリアンは第2段階のプログレッシブ化を始めてしまいます。
# プラズマトーチに多少の指向性はある様ですが、タイプHの身体に張り付いている
# 操縦席の奴なんて真っ先に黒焦げかと思いましたが。^^;

■意地
指揮系統を制圧したものの、プログレッシブエイリアンの発動で
壊滅の危機にあるフューネラル本部。
ラナはフランクを奴隷の様に扱った酬いかもしれないと言い、
脱出可能だったマイケルに離脱する様に指示しますがマイケルは拒否。
その頃衛星軌道では、ユリシーズ号の発射が目前に迫っていました。
# どうやらマイケル(とダン)が生き残った過去の戦いというのが
# 最初のエイリアン襲来時のプログレッシブエイリアンとの一戦だった様で。

■笑顔の理由
リウとハティはゴンドラに乗りフランクの傍まで近づいていました。
ハティの呼びかけにも答える様子の無いフランク。リウはこの情況でも
動こうとしないフランクを詰りますが、ハティは判っているはずだと
リウに言います。フランクは悪くないのだと。
そして自分の事を判らない者に他人の事を判るはずが無いと言うのです。
リウは理解しました。何故フランクが憎くかったのか、そして。
# ハティが難しい事言ってます。^^;;;
# リウが彼女にマキを重ねて感情を直にぶつけていたので、
# 結果として考え方を大人にさせてしまったのでしょうかね。
# それにしても、子供に説教されるなよリウ。(笑)
## リウが「愛した」と言った時は少々引いてしまいました。(爆)

■言葉
ジェイルのハッチまでもがプログレッシブエイリアンの力で溶け始めた時、
フランクの中のユーリが目覚めました。
言葉だけでは伝わらない事もあるのかも知れないと語るユーリ。
しかし、それでも自分に語りかけてきてくれた言葉を覚えていると彼は言います。
それはノグチ博士とマキが彼に語った言葉なのでした。
その頃突然、発射直前のユリシーズ号のカウントダウンが停止していました。
# リウが以前ユーリに聞いていて答をもらっていなかったマキちゃんの言葉は
# アレでしたか。ハティがモルグで見たのと同じ言葉でしたね。
# 成程…なんですけど、もっと別の言葉かと思っていたので、
# ちょいと肩透かしという印象もあります。
# Xの置き土産はユリシーズ号の土壇場での発射停止プログラムだった様ですが、
# それだけ?という気もします。命をかける程の"一発"かなぁという印象。

■悪役
ジェイルから外に出たユーリは地球上に残った総てのエイリアンと
その破片を自分の元に集めて巨大な姿を再生しました。
その行いはハティの身体の中の破片をも引き寄せ、
ハティはユーリが別れを告げている事を知るのでした。
ラナは彼を引き止めようとしますが、ユーリは皆に感謝の言葉を残して
宇宙へと再び旅立って行くのでした。そして危機は回避されるのです。
リウはハティをギネビアに預けると一人その場を去って行くのです。
彼をタクトとして呼び止めるラナに、自分はリウ・ソーマだと答えながら。
# フランク(ユーリ)の新しい姿(顔)がリウの顔と同様に左右不対象なのは
# 彼からリウへの一つの思いなのかな、とちょっと考えました。
## 完全な顔に再生しようと思えば出来たはずだろうと思われるので。
# フランクの左胸の部分が丁度新しい顔の目のサイズなのかな。
# ユーリの感謝の言葉を伝える役を放棄してリウは何処へ行くのやら。
# 接近中の奴を始末しても、また来るかもしれないと考えると
# ちょっと不安だったりして。ザルクもトートも殻だけになってますし。
# もし宇宙で再びユーリの欠けらを見かけたら、それって地球の危機じゃ?
# 笑って手を振るのは結構度胸が要るんじゃなかろうかと。^^;

●ハティのこ〜な〜
白眉:「まるで妖精みたい」の笑顔。
次点:リウを説教している時の真面目顔。
番外:「独りぼっちにしないで」の時に
   上から見たハティはムネの膨らみがエエ感じで。(核爆)

●総論
これで終りでも何となく綺麗にまとまっている気もします。^^;
# やはり25話は「数年後」ってなパターンなのかな。

# 今回だけラストの次回予告でのナレーションがハティ声になってましたね。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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