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Subject: BETTER MAN 3rd night

佐々木@横浜市在住です。

ベターマン、三夜について。

# 別スレッドですけど、拙文がお役に立てたとの事で
# 大変うれしく思います。今後とも宜しく。> all

# やっぱりコレはアサミ姉さんの回だろうな。


*****  以下、ネタバレご注意! *****


「モーディワープ本部へ」
海上空港 "ホタルイカ"(笑)からケイタの適性試験の為、本部へ飛び立つ三人。
# アサミ姉さんは保護者として、ヒノキは何でかな。
# パートナーとしてセットでやるテストとか在るのだろうか。
## あの絵が出た瞬間にホタルイカだと思った。^^;

「女には判らない」
で、乗っかるのが新型のC−21輸送機って事で
ミリタリーオタクのケイタはまたしても大はしゃぎなのでした。
# 対照的に冷めてるヒノキの呆れ顔がなかなか。^^;;;
## 調べた限りではC−21ってのは実在してて、しかも全然違うんですけど。
## 聞き間違いかな、21ってところの。

「夜の鳥」
ケイタ達を乗せた機が飛び立とうと言う頃、サクラはケイタ達をこれから
襲う出来事を予知していました。
# ちょいタイミングが遅いのが残念。
# サクラちゃんに関しては、話の聞き役が要りますなぁ。(サニワって奴)
# 何時 "降りて" くるか判らんし、断片的に言うのでまとめて解釈しないと。


                          三夜 「宙」 sora


「飛行機乗ったの初めて?」
レインボーブリッジとベイブリッジが一緒に見えると言って、さらに
大はしゃぎのケイタ。ヒノキの突っ込みも聞こえない様子です。
# 羽田沖のホタルイカを飛び立ってから、二つの橋が判るって事は
# 結構低い高度で旋回してるのかとか思ってしまいますが。
# 夜だから上空からでも判るのかな。
## 羽田発着は昼間でしかも二回しか経験がないのでわからん。

「疲れた?」
溜息をつくヒノキを気遣うアサミ姉さん。# 結構細やかな人です。
でもヒノキは別に疲れたんじゃなくて、短時間に起こった出来事に
圧倒されたって事らしい。
# 三夜だと言うのに、まだ一夜と同じ夜なのね。

「20世紀末」
ヒノキ(とケイタ)に聞かれてベターマンとは何ぞという解説をする
アサミ姉さん。多態変形する細菌を例に上げて、環境に応じて最適の
形態をとれる霊長類がベターマンであると言います。
# 恐らく仮説の域は出ていないのでしょうけど。
## 件の細菌は、割とTVのドキュメント番組とかでも出るので
## 知ってる人も多いのでは。
##(本編での脚色が在ったかどうかまではちょっと判らないですけど。)

「あんな化け物に変身しないもん」
サクラちゃんからの情報で、ベターマンの二つの形態の夫々の名前は
既知のものとなっているらしく、戦闘形態をネブラ、人間型をラミアと
言うのだと教えてくれるアサミ姉さん。
ケイタは、その時ふとラミアがヒノキに似ているような気がして
そのことを指摘します。心当たりというか自分でも気になっていたヒノキは
怒ってトイレへ行ってしまいます。
# また出ましたな、ナゾのヒノキの知り合いが。

「後でお茶をお出しします」
トイレに入ろうとしたヒノキは物音で立ち止まります。
奥の通路を横切ったのは乗務員でしたが漠然とした不安を感じるヒノキ。
#「その他大勢」の顔が暗いのは本作品の特徴なんですが、
# 今回はそこに重要な意味があります。

「例えば ...コレ」
個人授業を受けるケイタ。(違)
題目は生物の進化と複雑性についてです。ベターマンの能力に感心し
中身は複雑なんでしょうねと言うケイタに、アサミ姉さんはベルトを
例にとって高機能イコール複雑ではないと説きます。
# ウルウル目で迫らんで下さい、アサミ姉さん。*^^*
##「こういう話、好き?」
##「二人っきりでなら」(私)

「死ぃねぇ〜っ」
突然起こる停電。アサミ姉さんが見てくると席を立ち、ケイタも続きます。
客室から通路に出ると、そこに乗務員の人影が。しかし、それは
衝突実験などで使うダミー人形でした。
# コレ、ヒノキが会話した人物と同一と思われます。(後で更に考察)
慌てた二人が操縦室に入ってみると、機長以下皆ダミー人形です。
現在は自動操縦だが、やがては落ちてしまうというケイタ。
# 死体とか無いし、初めから人形だったとしか考えられないのですが。
# 空港で入れ代わったのかなぁ。
そして客室の小型モニタに現れる袋を被った人物と響き渡る声。
# ダミーならダミーでそれで構わないハズなのに何故顔を隠してるのでしょ。

「社長ぉぅ、サクラちゃんがぁ ...」
アカマツ工業では、やっとこサクラちゃんの異変に気付いた面々が集結。
どうやらヒノキ達の乗った飛行機で何か起こる(起こってる)らしい。
しかし覚醒人は飛べないので連絡を入れる位しか出来ません。
# モーディワープ経由なら空自も動かせるらしい。
# でも、呼んでも何もならんなぁ。撃ち落とす訳じゃないし。

「こっちです!」
再び通路に出たアサミ姉さんとケイタは辺りから響く声に翻弄されます。
しかし幸いな事に輸送機の設計図を見たことがあるケイタは
機体下部のカーゴ室へ逃げ込むことにします。
# う〜ん、一芸に長ずればって事で。

「いろんな意味で大丈夫」
カーゴ室へ降りるのは荷物用の狭いエレベータですが、停電中なので
動きません。
ですが、アサミ姉さんが何気で引っ張ったマニュアルレバーで問題解決。
# 何か、知ってたっぽいなぁ、アサミ姉さん。^^;
箱が居ませんでしたが、二人は無事下へ降ります。
# おいしすぎるぞケイタ!(爆)
# あんまし大丈夫じゃ無いと思うが、アサミ姉さんはそれほど
# 重くないらしいです。まぁ、結構細い人ですが。

「想像力よ」
何とかカーゴ室へ這い出る二人。
# そこで何故前を見ないんだ、ケイタ。(爆)
しかし、ほっとしたのも束の間。また辺りからざわめきが聞こえてきます。
パニくったケイタですが、咄嗟に寄り掛かったコンテナに違和感が。
それを消化器でブチ壊すと、中からスピーカーが出てきます。
音による心理作戦を見抜いたケイタと論評を加えるアサミ姉さん。
# いや、そうじゃ無くて、誰の仕業かとか目的とか
# そっち先に考えませんか。^^;

「ヤバそうね ...」
ところが再びざわめきが。今度は気配まで近づいてきます。
周りのコンテナの影からぞろぞろ現れるダミー人形の群。
結局、二人には逃げる以外選択肢は無いのでした。
# 表情が無いのが群で来るってのは気色悪ぅ。
# でも、そんなには怖くないですな。
## 多分、慣れちゃったのだと思う。

「こっちも、もうダメ」
カーゴ室から抜け出した二人は扉を閉めて人形どもを防ぎます。
ですが、後ろから物音が ...
別な経路で逃げてきたヒノキが「出た」のでした。^^;
# 大丈夫だと思ってたんじゃなくて、正直に「忘れてた」と言いなさい。
# で、ヒノキとケイタ+アサミ姉さんなんですが、停電は同時と見て
# いいと思うので、"停電−>何で開かないのよ!" と
# "停電−>操縦系統は大丈夫なんですよね?" はタイミング的に近いはずなのに
# 何故かここで合流できないのです。
# ヒノキが廊下にでた時も人形乗務員は廊下に突っ立って居ましたから、
# ケイタ達が廊下に来る前と考えられますけど、なぜかヒノキは二人の所へ
# 戻らないのですよねぇ。好奇心が沸いてウロウロしたのかなぁ、一人で?

「ベターマン!」
カーゴ室の扉はダミー人形達の攻撃でボコボコで、長持ちしそうもありません。
覚醒人に乗っていないと普通の人でしかないという事実に途方にくれるケイタ。
ふと窓の外に目をやると、何か光るものが。それはネブラ形態のベターマン。
# う〜む。"我らの希望" とやらの危機にはスッ飛んで来るのか。
# しかし、チカちゃんの時は見ていたからいいとして、今回は何で
# 判ったのだろう。しかも、ついさっき(二夜のラスト)まで寝てたはずなのに。
# ケイタ達の危機を予知した直後にサクラちゃんが
#「ネブラ ...」って呟いてるのは、予知の一環かと思ってたのですが、
# もしかして呼んだのかも。

「そんなヤワな生物じゃないはず」
接近するネブラを察知したらしいダミー軍団は後部ハッチを開けて
ネブラに向かってぞくぞくとダイビングして自爆します。
しかし、アサミ姉さんの指摘通りネブラには効果無いようです。
# 普通の人形が爆発するはず無いので、物質自体が変化してるらしい。
# これもアルジャーノン(現象?)の仕業なのかな。
# とすると、アルジャーノンに侵された人/物は単に狂うだけでなく
# 特定の目的があって行動してる? う〜ん、まだまだ謎が一杯。

「いいえ」
一時的に雲海に潜り姿を消したネブラは、再び姿を表すとサイコヴォイスを
使います。それはダミー達を一瞬で塵に変えてしまい、ケイタ達を
間一髪で救うのでした。
# 機体はともかく、どこかしらにはダミー人形と同じ物質が在るような
# 気がしないでもないですが、既に一般的な物質では無くなっていた可能性が
# 高いので問題ないのか。
# あのサイコヴォイスはアルジャーノンがらみで暴走した連中に
# 特に効果がある攻撃なのかも。

「残念ね」
一難去ってまた一難。輸送機は大幅に高度を下げており海面が目視確認
出来るほどでした。墜落を覚悟する三人。
# ケイタが何とか出来るんじゃ無いかと思うのですがねぇ。
# 肝心なときに知識が使えんやっちゃ。^^;
# おまけにアサミ姉さんは醒めてるし。

「素晴らしい ...」
ですが、いよいよ海面が間近に迫った時、機体の下で海水が弾き飛ばされます。
それはネブラが翼の下部から放つ音波に輸送機が包まれた為でした。
# グランドイフェクトってちょっと違うような気がするが、まいっか。
更にネブラは別の振動波を発生させ、機体を完全に制御しケイタ達を
運んでいくのでした。
# あのまんま本部(の近所の空港)まで行ったら目立つだろうなぁ。

「死ぃねぇ〜っ」
しかし、無人の客席では再びモニタに謎の人物の姿が映っていました。
# 結局、コイツ何者なんでしょうねぇ。
# 前回のロッカールームの一件といい、不可解な事が多いです。
# さてさて、コノ話どんな所に行き着くのでしょうか。


***** と、今回はココまで *****


蒼い炎、人の肉が焼ける臭い
待ってるの、呼んでるの、学校の地下
目覚めの儀式が始まるの
熱い、熱いよ、あなたの顔が
溶けるくらいに

次回 四夜 「醒」 mezame

次の夜までサヨヲナラ(by アサミ姉さん)

# ナイス!(核爆)

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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