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Subject: BETTER MAN 13th night -- mitu --

佐々木@横浜市在住です。

ベターマン、十三夜について。

# さぁ皆さんご一緒にドーパミン大放出。




*****  以下は、ネタバレご注意! *****



「はっ」
メデューサに弾き跳ばされ、何かの育成プラントに突っ込んだ覚醒人。
体勢を立て直した際に、培養槽のシートの一つを引き剥がしてしまいます。
シートに引きずられて地面に落ちたベヘモットの幼獣はバタバタと
もがき続けました。
# あのサイズではまだ自分で動き回るのは無理らしい。一安心。
# 手の形が育った後と異なる様です。
# あの後、メデューサの攻撃を受けなかったら踏み潰していただろうか。
# ヒノキだと躊躇無く踏みそうな気がする。



                         十三夜 「蜜」 mitu



「神様救けて」
取り残された指揮車の中ではアカマツ社長と山じぃが外部との連絡を試みますが
無線は故障しており、辛うじてニューロノイドとの通信が出来るという情況です。
# 無線は故障なのに覚醒人やティランとは通信可能っつうのがナゾ。
# ニューロノイドとの通信は無線じゃ無いのか? リミチャン?
## ま、長距離通信の事を便宜上無線と言ったんでしょうな。

「ひとつでみんな、みんなでひとつ」
中央ドームまで逃げ延びたアサミとヤナギはティランと合流します。
操縦を代わったヤナギの一撃で弾き跳ばされたヘラクレスには腹に大穴が
開きますが、すぐに修復され元どおりになってしまいます。
# 力技は効果無しという事をヤナギも確認したという所ですか。
## アヴァンタイトル部分と同様に前回と同じシーンから新シーンへと
## 連続しているので油断して見ていると危険。^^;

「死ぬんなら一人で死ねぇ!」
複数の触手に分裂したメデューサに雁字搦めにされ身動きできない覚醒人。
対抗するパワーが出ないのはヒノキのデュアルインパルスの低下の所為でした。
死んでしまった方がいいのかも知れないというヒノキに、
ケイタは自分を巻き添えにするなと怒鳴ります。
我に返ったヒノキからは強力なデュアルインパルスが放出され覚醒人の
ブレイクシンセサイズ能力が一気に向上。
ケイタはメデューサを引き連れたまま湖へ飛び込んでシナプス弾撃を放ち
湖水を強酸性化しメデューサを殲滅することに成功します。
# ガツンと一発言われてちょっと反省のヒノキ。
# テメェー呼ばわりされた女の子っつうのも珍しいかも。^^;;;
# 毎度の事ながらケイタのシナプス弾撃は与えられた情況への対処が上手い。
# でも、「きしめんの温ったかスープ戦法」は無いだろう。(笑)
# それと自分の台詞に酔わない様に。*_* >ケイタ

「任せて下さい」
同じころ、ヤナギとカエデも液体ヘリウムによる攻撃でヘラクレスを凝結させ
粉砕していました。
# こちらは正攻法+カエデの小細工で甲虫軍団を殲滅。

「捨て身の攻撃」
空中戦を展開中のベターマン・ネブラはイカルスに食い付かれ始めていました。
しかし、そのまま構わずに上昇し雨雲に突入するとサイコヴォイスを放ちます。
雨雲に共鳴したサイコヴォイスによってイカルスを形作っていた虫達は
すべて破裂しますが、ネブラの身体もまた崩壊してしまいます。
そしてラミアは湖に落下して行くのでした。
# まぁ、ネブラは単なる殻なんで別にどうってこと無いのでしょうな。
# 雲がサッと晴れるCGは秀逸。

「皆無事か?」
アカマツ社長は一旦集結して増援を待つ事を提案します。しかし、ベヘモットの
培養プラントを目撃しているケイタは待っている暇は無いと主張します。
ヤナギも集結すべきと言うのですが、すぐ傍にあった水路に突然大量の水が
流れ出し、岸が崩れてティランが流されてしまいます。
そして、ネブラが開けたドームの穴から地下へ落ちてしまうのでした。
# アサミさん、大チョンボ。(笑)
# そして例によってサクラちゃんの警告は聞いて貰えないのでした。-_-;

「見て、あれ」
一方、ケイタとヒノキはティランと合流すべく中央ドームへ侵入します。
前進する覚醒人は植物育成設備の一画でアニムスの花畑を見付けます。
そしてアニムスの花が、カプセルに入れられた人間の
顔から生えていることを発見し戦慄する二人。
その中には、へーちんも居るのでした。
ティランもその場へ辿り着きます。今までの事件で行方が判らなくなった人々は
虫達によって運ばれアニムスを育てる為の苗床にされたのだと言うアサミ。
アジャンターで見たアニムスの花畑を思い出したヒノキは、その花の下に
自分の家族が埋まっていたのだと考えて嗚咽するのでした。
# やっぱりアニムスの栄養元は人体だったか。
# アニムスの実を食うラミアの姿と家族とフォルテがオーバーラップするシーン、
# ヒノキはラミアに(間接的に)家族を食われたと思ったのか。
# 特にフォルテとパパが重なるのは、あの時フォルテに何か優しさの様な物を
# 感じていたらしい事(第七夜で兄ちゃんに救けを求めた後で振り仰いでいる)と
# 関係あるのでしょう。

「何か匂いません?」
梅崎のアニムス栽培の目的を、半永久的クローン培養の研究と関係あるのではと
考えるアサミ。ところがその考察を遮る匂いがあったのです。
ニューロノイドの空気フィルタを含む対NBC装備をも掻い潜った物質に
徐々に冒される面々。中央ドーム地下の巨大な植物が特殊なフェロモンに依って
ドーパミンの分泌を促進している事を突き止めた頃には、屋外に留まっている
アカマツ社長らを含めて皆が錯乱状態に陥ってしまいます。
そんな中で只一人、サクラだけが正気を保っていました。
# アサミ姉さんの問いかけに対するヤナギの返事
#「匂うも何も、梅崎はクロですよ」には爆笑っす。^^;
# 皆さんそれぞれにキレ方が違っていて個性的。
# 山じぃとリっちゃんが特に笑えます。まだ、イカ残ってたのか。^^;
# おまけにリっちゃんは何処かで聞いたことのある "ネギの歌" 唄ってるし。(笑)
# 第九夜でサクラちゃん自身が投与を受けていると言ったリタリン(興奮剤)が
# こんな所で(良い)副作用をもたらしました。
# つまりサクラちゃんは普通に話してる時が興奮状態な訳でして
# あれ以上は豹変しないんですな。
# ちなみに怪奇植物の名前はフェラドンナ。
# 梅崎のオッサンのネーミングセンスもイマイチ。判り易いけど。^^;
# さぁて、クローンとアニムスの関係とは何でしょう。
# それとラミアがマリオ兄ちゃん似なのは関係ありそうです。
# アサミ姉さん、早く正気に戻って説明願います。^^;

「あなたは誰?」
サクラはリミピットチャネルでケイタに呼びかけるチャンディの声を聞きます。
話しかけたサクラに対してチャンディは、いつもの様にベターマンを
呼んでと言います。光る鍵をイメージするサクラ。そして現れるラミア。
# ここでのやり取りから伺える事。
# リミチャンは内証話には向かない。^^;(これは第十一夜記事でも考察済)
# サクラちゃんには明確にラミアを呼んでいるという認識は無くて、
# 前にも出ましたが鍵を見付けるというイメージが事態を打開したいという
# 意味になり、それがラミアに伝わるという事の様です。
# また、(間接的に)呼んだサクラちゃんの前では無く、「呼んでよ」と
# 言ったチャンディの方にラミアが現れるのもミソですね。
# 二人のやり取り自体もラミアに聞こえて居たクサイ。

「元凶なりし力」
目の前に現れたラミアに対して、梅崎は足元のアニムスを指して
取りに来たまえと言います。
少しずつ前進するラミア。すると突然、ラミアの足元から菌糸が這い上がり
ラミアの全身をキノコが覆います。咄嗟にペクトフォレイスを発動する
ラミアでしたが間に合わず、全身をキノコに覆われたまま倒れてしまいます。
# ラミアはキノコに弱い某宇宙人の親戚かいな。(笑)
# 後で解剖するとか言ってますが菌糸が回ったら組織壊れちまいまんがな。
# ちなみに虫の名前はチャリアント。"戦車虫"と言った所ですか。
# 梅崎のオッサンのネーミングセンスも(以下略)

「来るよ」
突然BPL内部で警報が鳴り響きます。モニターを見た梅崎は近づいてくる
人型の光を発見します。それは光に包まれたまま空中を滑る女性でした。
彼女は右手から放った高エネルギーで中央ドーム地下の隔壁に穴を穿ち、
最下層から一気に梅崎の眼前に現れます。そして梅崎の放った虫を
焼き尽くしてしまいます。梅崎はお前もベターマンかと言うのでした。
# チャンディは「ルーベン」とか呼んだかな。自信なし。
# 髪の感じとか目の色からしてベターマンでしょうね、間違いなく。
# サイコヴォイスの様な攻撃をしましたが、チャリアントが焦げた点から
# 音というよりはマイクロウェーブに近いらしい。
# 実は「???の実」を食って変身したセーメなのじゃないかと予想してます。



***** 今回はココまで *****


人の宿命が呼び起こす
終わらない過去 悲しい争い
魂は捩れて 魂は死んで
みんなフォルテに砕かれる
あなたの魂も壊れてく

次回 十四夜 「魂」 kokoro

# 赤ベヘモット登場。フォルテも再登場らしい。
# そしてチャンディも遂に行動を起こすのか。

次の夜までサヨヲナラ(by 謎のお姉さん)

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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