From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: fj.rec.animation
Distribution:
Subject: BETTER MAN 16th night -- ututu --

佐々木@横浜市在住です。

ベターマン、十六夜について。

# ケイタが妙にイイ男に見えるシーンがあるぞぅ。おかしい。
## サーバが死んでたので再送しました。
## もし重複してたらすいません。



*****  以下は、ネタバレご注意! *****



「すぐ傍まで来てる」
ヤナギは冷静さを失いアカマツ社長の制止を振り切ってメンテキャリアごと
ティランを持ち出して行きます。その頃サクラは何者かの接近を感知していました。
# 前回のカエデの予感的中でした。ヤナギはアカマツ工業に来てました。
# 別にシャッターをブチ破らなくても必要があると言えば出動出来ると思いますが。
# それだけヤナギの旦那は取り乱していたという事でしょうね。
# サクラちゃんはやってきたのがケイだと判った様です。



                         十六夜 「現」 ututu



「来る!」
ネブラとトゥルバの死闘が始まっていました。しかし、トゥルバの放つ
真空割断層に対してネブラは防戦一方となってしまいます。
# 外見が似てる所為か、技も似たような雰囲気のトゥルバ。でも強い。

「ニューロノイドは一人じゃ動かないでしょ」
激しい風雨の中を疾走するメンテキャリアの前に立ちはだかる人影に
ヤナギは慌てて急ブレーキを掛けます。停まったキャリアの助手席側から
乗り込んできたのはカエデでした。
お互いを誰よりも判っているという二人。そして夢の正体を知りたいという
カエデを乗せてヤナギは何者かの待つ場所へ向かいます。
# まったくもってカエデの言うとおり。一人で行っても何も出来ません。
# 落ち着こうヤナギくん。ちょっとノイローゼ気味だったかも。
# しかし、焼けるねぇ。(笑)
# 今回は何だかいつもよりカエデが可愛くなってる様な気が。(絵的に)

「誰も乗っていないの」
何事かが起こっていると察したアカマツ工業の面々はサクラの許に。
サクラはティランと同じ黒い影が三つ、傍まで来ていると告げます。
それを聞いたアサミは先月フランス支部から消失した廃棄予定の
ティラン試作機三体かも知れないと言います。
都合6人のデュアルカインドが必要であり運用は無理だというアカマツ社長。
しかし、サクラは誰も乗っていないと言うのでした。
# 三体の名は「プルミエ」「ドゥージェ」「トロワ」って言ってましたか。
# 前回スレッドでの馬屋原さん情報があったので予習はバッチリですね。
# ただし、「2」は簡素化?、「3」は言いづらい方が敬遠された模様。^^;
# さて、本編ではさらっと流された「デュアルトライブ」って何でしょ。
# デュアルな種族?デュアルカインド予備軍とかそういうもんかな。
# 本部で登録管理してるとか言っていましたし。
## まさか、後で出るカプセルの事じゃ無いだろうな。
# クマさんが写るのは前回の日本人形と同じ事かな。やっぱし「人形編」。
## 珍しく登場したサクラちゃんの私物(と思われる)しろもの。

「全ての始まりは唐突に」
ヤクスギの語る言葉の意味が判らず警戒するケイタとヒノキ。
そこへ突然アカマツ工業から電話が入りますがすぐ切れてしまいます。
ふと気付くとヤクスギの姿は無く、二人は木鈴による結界に閉じ込められて
しまっていたのでした。
# 普段「世界」と認識している物には境界が在るようで無いってな事を
# 言ってるのかなぁ。判るような判らないようなオハナシです。
# 一応、ヒノキを庇う位置に居るものの、携帯電話兼ゲームのバイブレータで
# ビビリまくるケイタ。良く見ると縁結びのお守りを首から下げてます。^^;
# 結界を張ってまで二人を止めたのは、今回の敵とは対峙しない方が良いとの
# 判断でしょうか。何故かな。ヤナギとカエデでないと倒せないってだけじゃなく
# カエデが受けた攻撃に、こっちの二人は耐えられないと踏んだのか。
# ヤクスギの林の中を駆け抜けるスピードは尋常じゃないです。謎な人だ。
# 電波も遮る結界とはねぇ。静電気とケイタは言ってましたが、
# それは感じ方の問題で実際にそういう代物なのかは不明。

「どうした、逃げるだけか」
形勢不利なネブラは変電所の設備を使ってトゥルバに電撃とサイコヴォイスの
合わせ技を見舞いますが効果がありませんでした。
それに対してトゥルバは必殺技サイコカームを放つのです。
# 変電所の作業員に見られた可能性あり。

「集え」
廃墟に到着したヤナギとカエデ。キャリアを降りたカエデは何かに導かれる様に
奥へと向かいます。後から来たヤナギの問いかけも聞こえない様子のカエデ。
彼女の呟きは遠く海を見下ろす崖の上の、謎の集団から発する
精神波動に依る物でした。そして現れる三体のティラン。
その中の一体、ドゥージェに弟ケイの影を見るヤナギ。
カトリエに乗り込んだヤナギにカエデが言います。自分を迎えに来たのだと。
# 大型公衆浴場かな、あれは。
# ティランを遠隔操作する集団登場。リーダー格と思われるメガネ男以外は
# 顔も見えませんが、男三人、女二人の様な感じでした。
# カエデを迎えに来た? はてさて。
# もしやカエデの昔の知り合いとかだったりするのかな。
# カエデが元居た施設の人間とかが有りそうな線。

「さむい?」
身動きできないケイタとヒノキ。些細なことから声を荒げてしまうヒノキに
ケイタは優しい言葉を掛けます。そんなケイタに、この家での思い出を
話すヒノキ。そして静かにヒノキを抱き寄せるケイタ。
# と、こう書くとシブイのですが、当然我らがケイちゃんはちゃんと
# こちらの期待を裏切らず「落として」くれるのでした。(笑)
# 見上げるヒノキの怒り顔もよろしい。でも最後はやっぱり良いムードに。
# ケイタがイイ男に描かれ過ぎな上にこの展開。
# 視聴者の怒りを少なからず買ったかも。
## 私は平気。^o^v

「余りに脆すぎるな」
自分を亡ぼしてもソムニウムは救われないというラミア。
そして希望を守る事が共存への要だとも。
しかしボダイジュにはその言葉は届かないのでした。
# 前回の首脳会談でベターマンの話をしてるときにサクラちゃんが言った
# ソムニウムというのがまた登場。両方の文脈からベターマン達全体を
# 指しているような感じですが。
# そしてカンケルというのが未来を奪う存在らしい。

「痛みが私の中に」
敵の干渉を受けて苦しむカエデ。ヤナギは意識レベルの下がっているカエデの
サポートが期待できない中、それでも二体のティランを破壊します。
そして最後に残ったドゥージェに語り掛けます。兄さんは此にいると。
ですがドゥージェはブレイクシンセサイズを開始、攻撃体勢に入ります。
# 流石ヤナギの旦那。お得意の「お前なら出来る」暗示で決めてくれます。^^;
# この段階で、既に三体のティランの中身が生きた人間では無いと
# 判断できていました。カエデから聞くシーンが無く、また気付くのが遅れて
# ごめんと言ってますからヤナギが自分で出した結論でしょう。
# 骨格だけのドゥージェの手が骸骨の様であり気色悪いです。

「私は身をもって悟った」
真実を悟ったというラミアでしたが、聞く耳を持たないボダイジュの
止めの攻撃が迫ります。ネブラのサイコヴォイスでは太刀打ちできないはずの
サイコカームに共鳴による増幅効果もって対抗するラミア。
焦点が定まらず暴走したサイコカームによって、
二人は共に吹き飛ばされてしまいます。
# ウィウェレーン?とフォルテの真実ってなんじゃろ。現象サイドは
# アサミ姉さんの解説/解析が期待できますがラミアの考えとかは
# 本人談しかネタが無いので困りもん。
# フォルテを二度も食ってみて何かを掴んだって事なんでしょうけど。
# 一つだけはっきりしているのは「ボダイジュは石頭」って事。^^;
# パキラ翁(ホントは "老" らしい)の知らない真実は存在しないってのは呆れた。

「殺れ!」
謎の集団はドゥージェに攻撃を指示します。
とその時、彼等の前に現れたのはヤクスギでした。
ヤクスギは術を使い謎の集団の居る断崖を砕き彼等を海に放り込みます。
その様子をセーメが見詰めていました。
# 此へヤクスギが来たって事は、この集団の精神波攻撃を探知できてる訳ですね。
# 実はちっとも老いていないヤクスギのマントの下の体躯。
# セーメはヤクスギの名前を知ってましたね。逆はどうなのかな。
## さあ皆さん一緒に「ラトラ・サン・ババ!」。^^;

「寒いよ」
ドゥージェは突然機能を停止してカトリエに惰性で突っ込んで行きました。
外に出たヤナギはマニュアル操作でドゥージェのコクピットを開きます。
そこには在るはずのシートが在りませんでしたが、ヤナギは後部パネル下の
シートを破ります。そして現れたのは彼の弟ケイでした。
寂しかったと言うケイを抱きしめるヤナギ。
そして今でもケイを愛していると言い、そっと彼の背中に繋がった
パイプを外します。流れ出るリンカージェル。
ケイは寒いと言いますがヤナギはずっと傍に居るから大丈夫だと言います。
そしてヤナギはいつまでも、かつて自分の弟であったものの容器を抱いていました。
# 死んだ人間の一部?(何かは不明)か何かを納めた容器を繋ぐことで
# ニューロノイドを作動状態にしてメガネ男達が操っていたのですね。
# 呪縛が解けたので停止したのでした。カトリエはジェルリミットだったので間一髪。
# ケイ(と他の二体の誰か)自身には悪意も何も無い様です。
# 誰でもいいわけでは無いのでしょうから生きていればケイも
# デュアルカインドたりえたと思われます。
# カエデはヤナギを止めようとしかけたぐらいですから、当然すべて判ってます。
# ボロボロという程でもないですが、ちょっと泣けました。
# 情況的には凄く悲しいという程でも無いと思うので、(想像できる範囲ですし)
# これは三木眞一郎さんの演技に揺さぶられたんだなぁ。脱帽。

「ラミア」
戦いに疲れたラミアは海に身動きひとつせずに浮かんでいました。
セーメの呼びかけに答えることもせずに。
また同じ頃、ケイタとヒノキも静かに眠りについていました。
# 死にはしないでしょうが、今までで最大のダメージの模様。
# ケイタとヒノキの方は結界が解けていますのでヤクスギの判断としては
# ひとつの危機は去ったという事なのでしょう。



***** 今回はココまで *****


どうして私は此に居るの
赤い風船ふわふわ浮いて
たくさんたくさん弾けてく
目覚めたくても目覚めない
無限に続く夢の中
あなたの瞼 腐敗する


次回 十七夜 「夢」 yume


# どうやらボトムザワールドは倒産せずに再開したらしい。^^;
# 予想どおりお守りババァ再登場の模様。
# しかぁ〜し、もっと重要なのはサクラちゃんの「あの姿」の意味。*^^*
# ボダイジュにはBPLモンスターズと戦っていただき
# ラミアの苦労を身をもって知ってもらいましょう。

次の夜までサヨヲナラ(by 濡れヒノキ)

# 本編中で充分色っぽいのでインパクトやや弱めかな。

では、また。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


[Back]