From: hidero@po.iijnet.or.jp
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Subject: DTエイトロン #3

佐々木@横浜市在住です。

# お休みの間は山にこもってました。
# ですんで、先週の後半以降のアニメは4日〜5日の間に
# まとめて見たので、頭の中グルグルっす。

先ずは雑感なぞ。

エイトロンに付いては解説がまだ行われて居ないので何とも言えない
段階ですが、出現のシーンを勝手に解釈するならば
ガラクタを一度分解し必要な素材のみを結合して作っているような感じ。
で、不用な部分を壊して中から出てくる訳ですな。
(電子機器のゴミを燃やして最後に灰の中から純金を拾う影像を思い出した。)
造型が、ちょっとばかし趣味じゃないけど。
さて、あれにどんな理屈が付きますか。
エイトロンが殆ど役に立っていないのは面白いけど。
# 出さなくても話が通じるってのは脇に置いておくとして。^^;;;

ライフサイドに潜り込んでカルチャーショック!ってなありがちな
話になるかと思いきや、入れてくれませんでした。
脱走者は何時でも歓迎では無いのはデータニア解放がリターナー全ての
総意って訳では無いって事かな。(データニアに依存している様だし。)
しかし自分らも脱走者や脱走者の子孫のくせにケチくさいな。
脱走者を受け入れて派手に攻撃を受けた事があるのだろうか?
雰囲気としてはデータニアは干渉してこない限り外部のものを
無視しているような感じだけれど、脱走直後はヤバイって事かな。

シュウは登録抹消済の割にはなぜか追われているのだが、
それも謎。抹消後も脱走者は必ず始末する方針ならばライフサイドが
あれほど堂々と存在するのも変だ。あんなに大勢集まっていて
今まで発見されなかったとは思いにくいのだが。
もし今回初めて発見されたのなら次回あたりに襲われるかな。
# 別にカタストロフを期待してるわけじゃないっすよ。^^;
でも、それだと今回の追跡ロボットが一体だけだったのが妙だ。
今のところ納得行く解釈が出ませんなぁ。

ますます、スパイ臭いフィア。;_;
そう思わせておいてそうじゃないよになりますかどうか。

# あの変な鍋は何だろう。揚げ物の様な気もするが、
# 具がプカプカ泳いで居たようでもあり。謎は深まるばかり。(笑)

# 絵は大体きれい。特に女の子のアップは良好。

「今週の萌えシーン」

・フィアの「不衛生な方法」発言。*^^*
・シュウを押し倒した後で四つん這いで話すメイ。*^^*
・メイの排水溝入り口でのケリ一発。^^;;;
・排水溝を這い上って行くメイ。*^^*



***** あらすじ *****

第三話「ライフサイド・ウォール」

衛星から照射されたビームによって、集められた電子機器の
残骸から再構成されたのは人の形をしたもの。
リターナー達はそれを "エイトロン" と呼びました。
追ってきたデータニアの兵器ゼノの阻止をエイトロンに任せた
シュウ達でしたが、起動して間もないエイトロンは敵の存在を
認識せずゼノのアームに捕らえられ瓦礫の山に叩き付けられて
しまいました。しかし、その衝撃に耐えたエイトロンは
圧倒的パワーを発揮しゼノの一体を引きずり回し破壊します。
勢い余って再び瓦礫の山に埋まったエイトロンは残ったゼノ二体に
抑え込まれ、さらに電撃を受けて分解消失してしまいます。
シュウ達に迫る二体のゼノ。
その危機を救ったのは昇ってきた太陽でした。
ゼノを構成する素材は太陽光線に抗うことが出来なかったのです。
安堵する一同でしたが、シュウだけは昇って来た太陽に近づくように
建物の残骸の上に登ります。虚ろな瞳の端に光るものを浮かべて。
そんなシュウにアインが語り掛けます。太陽に目を焼かれてしまうと。
地上は太陽からの紫外線が降り注ぐため昼間は人間を寄せ付けない
場所となっていたのです。

地下に降りていったシュウ達は "ライフサイド" と呼ばれる
データニア外部にあるリターナー達の街に辿り着きます。
しかし、データニアからの脱走者であるシュウとフィアは
ライフサイドの長老から街へ入ることを拒まれてしまいます。
そこでアイン達はシュウとフィアをその場に残して食料を
集めに街へ入っていきました。
残されたシュウとフィアは街の入り口にある門柱に寄り掛かり
街の人々の様子を眺めていました。データニアと異なり
老若男女が入り乱れて暮らす街。シュウは一人の女性が
抱いている赤ん坊に目を留めます。シュウはそれを胎児と言いますが
フィアはそれを赤ん坊と訂正し、不衛生な方法で作られたと
説明します。シュウは赤ん坊を抱いている女性が見せる表情から
彼女が遺伝子提供者であろうと漠然と理解するのですが、
フィアは優秀な子孫の生まれる確率の低い方法と評します。
シュウはフィアの知識の豊富さに感心しますが、フィアは
女性だけのカリキュラムがあることを告げただけでした。

データニアではナインツの元に17号と呼ばれる者から連絡が
入り、新たな追っ手が派遣されようとしていました。

アイン達が持ってきた鍋を囲んでいるシュウはドリーに聞かれるままに
リセットを受けたこと等を話しました。そして危険を顧みず
再度脱走した理由を「海が見たかったから」と答えます。
リセットが効果をあげなかった理由を不思議がるリターナーの面々。
メイはシュウのことを "DT保有者" かも知れないと言いましたが
ドリーは笑いながらそれを否定しました。こんな奴にあるわけは無いと。
シュウはDTとは何かと尋ねましたが、メイは上手く説明できず
アインは静かに微笑んでから「希望」と答えました。

何処かへ行っていたフィアも戻ってきて火にあたります。
それと入れ代わるようにシュウは海が見れないので帰ると言いだし
立ち上がって歩いて行ってしまいます。
彼の立場を説明しようとドリーがデータニアのネットワークにアクセスし
シュウについての情報を検索しますが何も得られませんでした。
全く何も。それはシュウが既にデータニアに於ては存在しない人物と
なったことを示していました。メイに取り押さえられながら、その話を
聞いたシュウは途方に暮れてしまいますがアインは俺達と一緒に居れば
いいんだと言います。シュウはそして仲間という言葉を反芻するのです。

そこへ突如現れるデータニアの新たな追跡ロボット一体。
四人は逃げ出します。エイトロンを呼べないのかとシュウは聞きますが
地下ではそれは出来ない事なのでした。
別れ道でアインとドリーは置いてきてしまったフィアを迎えに行くことにし
シュウとメイは別の通廊へと入って行きます。
ロボットはシュウ達を追い掛けます。
狭い排水溝の斜面をシュウはメイに追い立てられながら登って行きますが
出口で広い水路に落ちてしまいます。
メイは排水溝の先の様子も判らずにシュウを押し出した事を詫びますが
立ち上がりかけたシュウの足には金属の破片が突き刺さっていました。
シュウを背負ってメイは水路にそって先を急ぎました。
そんな二人の脇を流れる水路を見てシュウは何処へ流れて行くのかと
尋ね、メイは海じゃないかしらと答えました。

地上にでて建物の残骸に上がって休んでいる二人。まだ太陽がかすかに
照らして居るので安心して居ましたが、追跡ロボットは建物の残骸を
下から破壊しシュウとメイを地表直下の地下に引きずり下ろします。
こんな時は男が女を守るのよと言われたシュウ。戸惑う彼にメイは
微笑みを投げ掛け、落ちていたパイプを構えますがシュウはそれを
そっと取り上げメイの期待に答えようとします。
メイも別なパイプを拾い二人はそろって追跡ロボットに挑みますが
そんな二人の前で追跡ロボットは大量の銃弾を受けて瓦解していきました。
二人が視線を走らせた先には銃を構えた若者が一人、
夕日を受けて立っていました。

***** つづく *****

このシリーズはさらりとまとめようと努力してるんですがねぇ。
今週は長めだな。
本編が高密度だったと言うことかな。
そう言う事にしておこう。^^;

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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