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Subject: DTエイトロン #6


佐々木@横浜市在住です。


ショートが良く似合うシュウ・ママ登場の、
DTエイトロン第六話について。


# またしても放送時間が違う。
# それにフジは番組開始前、及び途中のCMが多すぎる。
# テレ東深夜枠を見習って欲しいなぁ。

# 祝!フィア、レギュラー化。(だといいが。)
# 取りあえず無事脱出。^o^v

# 前回からアバンタイトルが付くようになって ...
# と書いたら今回は無くなってしまいました。^^;;;


***** ここから本編の話 *****

エイトロンが長持ちしないのは、なかなかよいです。
あれで長寿命だと、余りにもご都合主義でバランスが悪いので。

# もっと致命的弱点が他にもあっていいのだが。
# それをシュウ達が智恵でカバーして進んでいって貰いたい。
# 強力な武器に頼ったストーリーは、最初は爽快だが、飽きが早いので。

メイの「止めなさいシュウ!」から「何となく大丈夫」までが
ちょっと唐突な印象かなぁ。
もう少し、心の変化について丁寧な描写が欲しかった。

脱走途中、ダストシュートの穴に飛び込むシーンでメイが
シュウとフィアの二人に問いを発してます。
フィアへの無言の問いは、「戻れなくなるけどいいの?」って所でしょうか。
フィアは答えを行動でしめしてくれます。
そしてシュウへの「あなたがデリートボタン押したんじゃないわよね?」には
答え(を言うシーン)がありません。
ここのあたり、いい演出だと思いましたです。シュウの答えは
メイには判って居る(信じてる)ので不用なんですな。

その後で、お約束の「重いぃ」が。(笑)
しかもシュウ、ドリーと連発。
「その誤解を招く言い方止めなさいよ!」^^;;;

ナインツ失脚!(1012 ---> 2342 とは、お可愛そうに。^^; )
オペレータのお嬢さん(ディアナ)にはナインツの息がかかっているのかなぁ。
ナインツはタダ転びはしないと思うけど、どのくらい保健を掛けているか?

※ 軽くツッコミを入れておく必要が一箇所。
ゼノに追い掛けられて居る通路のシーンで、アインが振り返り
シュウとフィアに急げ!と声を掛けたときにアインの後方(つまり
一同の先頭側)にもう一人フィアが居たりします。^^;;;
素直に考えればメイが居るべき位置ですが、きっとスタッフにも
フィア信望者が居て彼女の登場回数を増やそうとした結果なんでしょう。(爆)


*****「今週の萌えシーン」*****


もじもじするシュウのママさん。か、可愛い。*^^*


***** あらすじ *****

第六話「エスケープ・フロム・データニア」

データニア内部に深く侵入したドリーとエイトロン。
保安要員はビーム兵器が通じないエイトロンに対して磁帯弾を使用します。
しかしエイトロンはこれも跳ね返します。
ドリーはその隙にメイ達が囚われている場所を割り出します。
そしてメイ達の元に辿り着いたドリーは早速メイを助け出そうとします。
そこへビーム砲が放たれますが、間一髪でエイトロンが身を挺して防ぎます。
撃ったのはナインツでしたが、その出来事に動揺したメイは思わずシュウを
詰っていました。
そしてドリーはシュウが今は向こう側に居ることを知ります。
一同はそこからの脱出を始めようとしますが、フィアを解き放った
エイトロンは力尽きて結合崩壊を起こして消えていき、彼等は
再び囚われの身となってしまうのでした。
ドリーは狼狽しますが、逆に落ち着きを取り戻したメイはシュウを
信じると言い、アインも同意します。

再度、シュウにデリート・キーの操作を指示するナインツですが
シュウは唐突にくすぶっていた疑問を投げ掛けます。自分の両親の事を。
それを聞き付けた局長は、データニアの住人は理想的な形質を選んで
生まれてきた者たちであり特定の遺伝子提供者は居ないと説明します。
その時、通信回線にクラスターが割り込んできてシュウに告げます。
それは事実では無いと。そしてクラスターは一つの影像ファイルを再生します。

まだ青さの残る空をバックに一人の若い女性が写し出されます。
俯き加減で少しはにかんだ笑顔を見せています。
やがて彼女に呼ばれてもう一人、男性が現れます。
そしてシュウに語り掛けるのです。自分達が君の両親だよと。
男性は言います。男ならシュウ、女ならマリが君の名前だと。
女性が言います。あなたは、シュウ、それともマリかしらと。
そして二人の血を受け継ぐ子供がドーム都市の居住者に選ばれた事や
実際にこの世に誕生するまでには人口制限のため時間が掛かることを伝えます。
最後に男性が言います。もし会えたら、一緒に海へ行こうと。

父親と名乗った男性が海へ行こうと言った事に不思議な感慨を覚えるシュウ。
クラスターは言います。これは百年以上昔の記録なのだと。
そしてシュウに自分の判断で行動することを促します。
さらにクラスターは囚われていたメイ達を解放して、再び何処かへ消えていきます。
シュウは開け放たれたドアから外へと飛び出して行きました。
追い掛けようとしたナインツですがベルクからの復旧の知らせを受け
足を止めます。しかし、システムの挙動の不安定さを見抜いたナインツは
再度、システムの調整を命じます。
クラスターの行った妨害を排したナインツは、隔壁の閉鎖と隔壁への動力の
切断を命じます。

シュウは逃げる途中のドリーに出くわします。ドリーはシュウを裏切り者と
呼びますが、メイはドリーに先を急ぐように言い、シュウの手を取ります。
ナインツの処置により前方のドアを開けられなくなったドリー。
後方に迫った追っ手は、フィアの機転とアインの行動により阻止されます。
一行はフィアの導きで地下へ逃れる道を選びます。
床下の空間へ誘うフィアにメイが何かを言い掛けます。
言葉にならなかったメイの問いにフィアは何かを思うのでした。
そして最後に残ったシュウにメイは今度は言葉で問います。
「さっき撃ったのはあなたじゃないわよね?」と。

地下に降りて進むべき方向を確かめている一行の側に、
ナインツの放ったゼノが降下してきました。
彼等は逃げ込んだ通路の古い隔壁を閉鎖することで時間を稼ぎます。
地下施設を進む一行の前に深いトレンチが暗い口を開いています。
渡れそうな場所は、錆び付いて崩れそうな細い通路のみです。
真っ先に渡ることになったドリーは愛用の端末をシュウに預けます。
渡りきったドリーは仲間を呼びます。メイが渡り、そしてシュウ。
しかしシュウが途中まで渡ったところで彼の前にプローブが現れ
攻撃してきます。後方からはゼノが迫っていました。
シュウはメイがサポートし、アインはフィアと共にこちらに渡ってきます。
そしてアインがプローブに自分の上着を被せたため、
プローブはビームを闇雲に撃ち始めます。
その一撃はゼノを捕らえ、ゼノは破損し、プローブを巻き添えにして
地下深くへ落下していきました。
しかし衝撃で通路は瓦解してしまいます。
数珠つなぎになり支えあう彼等。
一番下にいたフィアはシュウとアインの身体を昇り、なんとか危機を脱します。
そこへナインツからの通信が入ります。
ナインツは言います。彼等を支えている鎖を外せと。
フィアに "DT" は無く、未来は来ない、だが自分の命令に従って
ポイントを上げればパイルのメンバーに登録してやると言います。
ゆっくりと歩き出すフィア。ドリーはあんな奴の言いなりになるな言います。
メイはフィアの名前を呼びます。
そしてフィアはメイの身体を支え、アインとシュウを救け上げます。

フィアは腕に着けていた通信機を外し、地下の闇の底へ投げ棄てます。
それはデータニアとの決別。そして新しい旅の始まり。

これまでの度重なる失敗を含めて責任を問われたナインツはポイントを落とし
ガフ隊長を解任されます。代わってベルクが隊長に昇格し、リターナーの
掃討を命じられます。
通信室を出て司令室に赴いたナインツは、オペレータの一人である
ディアナと視線を交わしていました。

***** つづく *****

ほっと一安心で、来週へ。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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