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Subject: DTエイトロン #16

佐々木@横浜市在住・社会復帰準備中です。

高原のちっこいTVで見た、
DTエイトロン第十六話について。

# とは言いつつも、リアルタイムでは頭数分間を見損ねたので
# 家に帰ってからビデオで見直しました。
# そのため普段よりちょっち記事発信が遅れました。
# もし(万が一)待ってる人がいたらごめんなさい。

いつもの通り、ネタバレ遠慮無しなので、以下注意。



***** ここから本編の話 *****

いきなり登場のナインツの旦那。
今回は彼がだんだんボロボロにやつれていく様をご覧いただきました。
溜飲が下がりましたか? ^^;
# ま、さしあたりこんなもんかな。
# あっさりあのまま行方不明で退場なんて許さん。

さてさて、ご一行様は生態系プラントに到着。
まぁ、温室というか植物園というかそんなもんですが。
お約束通り泉には飛び込んで頂けましたが。

「何、ジロジロ見てんのよ!」
す、すいません。^^;;;;;;;;;

# 一番上品な行動をとっているスアンが
# 一番目を引くのはなぜ。(笑)

スアンが飛び込んだ後のアインとシュウの後ろを流れてる^^;
メイの顔が怖いんですが。^^;;;

いつぞやのヴァーチャルアトラクションでの体験を再現したような出来事に
メイはずっといい笑顔です。
外の殺伐とした風景を見ながらも、シュウに将来の夢を教えてくれました。

彼等を監視していたゼノの結論は排除でしたが、まあ仕方ないですな。
機械油をこぼすし、勝手に焚き火して何か焼いてるし、リスに餌やるし。
# ×印をいっぱい作ったのは誰でしょう。^^;;;

蜘蛛ゼノの妙な足遣いの理由はエイトロンと同じ瞬間まで気付きませんでした。
なるほどねぇ。
# まさにガーディアン。(笑)

シュウは間一髪で、ゼノから逃れますが、あれは境界線を越えたからと
言うよりも、始めから追い払うつもりしか無かった様な気がします。

そしてついにパラジウム弾をつかったナインツ。
過去を思い出し、そして精根傾けた任務も解除されすっかり弱気です。
最後に残ったのはエイトロンに一撃をくわえる「勝手な」約束のみ。
目的を果たした彼は迎えに来たディアナに連れ去られます。
# 反逆者の逮捕が名目だけど、ディアナの意識は「保護」なんだろうな。



***** 今週の赤面シーン *****

水中のゼノの視点。*^^*

# スアンがもうちょい上の世代だったら
# 間違いなく「萌えぇ」なのだが。^^;



***** あらすじ *****

第十六話「ガーデン・ルール」


独り荒野を行くナインツ。手には一丁の銃があるのみです。

シュウ達は何らかの建造物に到着し、内部に入り込んでいました。
外とは違う空気が満ちている様です。
やがて朝日が昇り、建物内部を照らします。
現れたのは緑の木々が繁る別世界でした。
メイが泉を見付け、仲間達は次々に飛び込んではしゃぎます。
無害な泉の存在を知らなかったスアンも皆の様子を見て後に続きました。
そこは生態系プラントと呼ばれる物でした。
地上から失われた環境を人工的に維持しているのです。
メイは森から届くささやきに耳を傾けます。
スアンが聞きました。こんな場所が他にもあるのかと。
メイは外の世界には残っていないと言い、
此もいつまで持つか判らないとアインが言います。
でもシュウはきっとアモーロートにはあるんじゃないかと言います。
それは皆の希望でもありました。

FTはデータニアに向かって帰還の途についていました。
ブリッジには空席のままの司令官席と、それを見詰めるディアナの姿。
ナインツはFT帰還までの運行をディアナに任せて別行動を取ったのでした。

プラントでの休息を思い思いに満喫しているシュウ達でしたが、
彼等の行動を見詰める存在には気付いていませんでした。
アインとドリーは、簡単な調査を済ませ、このプラントを
稼動させたのがドクター・ジェネシスである事を突き止めます。
しばらく此に留まって調査をする事にする一行。

その頃、FTに入ったデータニア局長からの通信により、
ナインツの行動が独断であった事が判明します。
ディアナはFTの反転を指示、反逆者ナインツの逮捕を命じます。

メイは巨木の上に登っていました。
シュウはメイの手を借りてなんとかそこに辿り着きます。
そこからはプラント内の美しい眺めと、外の荒涼とした世界が
同時に見えるのでした。
メイは言います。データニア開放の後は緑を増やさなくてはならないと。
そして手にしている木の実を見せてくれました。
シュウはその小さな実が巨木になることを知って感嘆します。
そして足下の実を拾おうとして木から落ちてしまいます。
シュウに怪我はありませんでしたが、降りてきたメイとともに、
新たな危機に直面します。
眼前に立ちはだかったのは、見た事もない形態のゼノでした。
六本の足と二本の腕を持ち、木の上から降りてくるゼノ。
シュウ達は逃げるしかありませんでした。
それでもなんとかエイトロンを呼び出す事に成功します。
エイトロンはゼノの足を止めるべく奮戦しますが、
ゼノ達の不可解な動きに気付きます。
ゼノ達は着地の際に、衝撃を吸収し、細心の注意をはらって足場を確保しています。
エイトロンは自分の足下を見、自分が踏み付けた下にも
草が生えている事を知ります。
そしてゼノ達の行動の意味を知り声を上げるのです。
エイトロンはそれ以後、ゼノへの積極的攻撃に出られませんでした。
それでも、一体のゼノを行動不能にしますが、そのゼノですら、
最後の瞬間まで、足下の植物に注意を払っていました。

エイトロンの行動が制限されてしまい、シュウはゼノに追い付かれてしまいます。
しかし、ゼノはシュウを襲いはしませんでした。
外に逃れたシュウ。
アインはゼノの目的を悟りました。
彼等はプラントを守っているのだという事を。
ドリーは自分達は何もしていないと言いますが、
人は存在するだけで、影響があるという事実に反論する事は出来ません。
メイは集めた木の実を返すことにしました。
シュウはそれが無くなったら将来緑が作れないと言いましたが、
そのときは此に来て緑を分けてくださいとお願いしようと言いました。
メイは木の実をエイトロンに託します。
しかし、そこに現れたのはナインツでした。
ナインツは言います。無意味だと。
リターナー達も、データニアも、そして自分も無意味だと。
そしてパラジウム弾をエイトロンに向けて発射します。
エイトロンはそれを受け止めますが、パラジウム弾はエイトロンを
吸収してしまい、エイトロンは消滅します。
愕然とする一行の隙をつくように、FTが上空に現れます。
降下してきたガフの部隊は、ディアナの指揮の下、ナインツを連れ去り
シュウ達には目もくれず去っていきました。


***** つづく *****


次回「フィッシュ・キス」

オサゲNo.2のディアナの運命は如何に? ^^;

# あとシュウが知る衝撃の事実もついでにチェック。


では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
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