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Subject: EAT-MAN '98 #01

佐々木@横浜市在住です。

EAT−MAN '98
第一話 「BYE BYE AIMIE」(前編)について。

# 今週もエイトロンがお休みだったのと、
# 記事を書けぇという電波が来たので。(笑)

どうしても前作と比較しちゃうのはご勘弁ください。
なにしろ前のシリーズは "とても" 気に入っているので。

ちなみに第一話(と二話)は原作からのエピソードだそうです。


以下、ネタバレ遠慮無しなので、本編未見の方は注意!



*** 重箱の隅 ***

前TVシリーズと、ボルトの瞳の色が違うっ。
ブルーの方が神秘的で良かったのになぁ。



*** 粗筋とコメント ***

ベッドで眠っている老人。
近付く人影。銃声。何度も何度も。

# わざと一発外して目を覚まさせてから殺してます。
# 恨みによる犯行ってやつですか。
# しかし、あのシルエットではズバリ過ぎでしょう。

翌朝、発見された遺体を検分する警官達。
捜査を指揮するエイミー警部は、遅れて現れた。

署に戻った彼等は事件を再検討する。
被害者の共通点は全員が生命工学の学者であること。
そして、全ての犯行現場で目撃された男が居た。
冒険屋 ボルト・クランク。
署長は冒険屋の犯行とは考えにくいという意見であったが、
結局はボルトを連行することに。

# 署長の読みの方が、さすがにスルドイですな。
# もっとも冒険屋は殺しはしないってのも、
# ちょっと美化し過ぎですけどね。
# 時と場合によりけりで殺ってますから。
# それとも原作では本当に誰も殺してないのかな。

地下にあるバーで、カウンターに陣取っているボルト。
おつまみは、ボルト。

# ボルトとボルトはイントネーションが違うので
# 区別できますよね。^^;

# しかし、相変わらず美味しそうに食うね、彼は。

そこへエイミーが現れ、ボルトに銃を向ける。
逃げ出す他の客。威嚇射撃。ボルトは気にしない。
「なぜ戻ってきたの?」
二人は知り合いだったのである。10年ぶりの再会。

# 個人的にはボルトに「昔の知り合い」が居るってのが
# 違和感が有るんだけどなぁ。
# あくまで、イメージの問題なんですけどね。

注文したウォッカを飲りながら、街を去れと言うエイミー。
だが、ボルトにそのつもりはなかった。

# ボルトは事件を止めに来たんだろうなぁ。

そして挑発するように、店内ディスプレイの剣をエイミーに向ける。
突入する警官隊。
武器を捨てろと言われたボルトは、捨てる代わりに食べてしまう。

# 後で使うつもりなんだろうか。
# げっぷするし。^^;

外に出たボルトは大勢の警官が包囲している様子を見て一言。
「都会は賑やかだな。」

# この台詞で、「ああ、ボルトが帰ってきた」って実感しました。
# ちょっと現実とズレた視点とでも言いますか。
# あくまで、ズレてるように見えるだけですけど。

連行されたボルトは署長に犯行について質問されるが黙秘する。
正式な取調べは明日からということでボルトは留置場へ。
無駄なこととエイミーはひとりごちた。

# ボルトの技を知ってるんですな、エイミーは。

自宅に戻ったエイミー。
ベッドの上ではルームメイトのナオミが苦しんでいた。
近寄ろうとするエイミーをナオミは制した。
怪我をさせてしまうからだと言うナオミ。

# この程度のシーンでボカさないように。-_-;

夜半には、落ち着いたナオミ。
抱き合う二人。ナオミは言った。
「ボルトの匂いがする。」

# あのあと、あんな事やこんな事までしちゃったのかな。(爆)

刑事の一人が、事件の被害者に共通点を発見する。
彼等は全員10年前同じ研究所で働いていたという。
当時の他の勤務者を調べるように指示する署長。
そこへ警察へ救けを求めたと思われる電話連絡の報が入る。
発信者は件の研究所の勤務者の一人だった。

# 大体情況は見えましたね。10年前に彼らがやったことの
# 結果が連続殺人ということでしょう。
# あとは何で10年、間が開いたのかってことぐらいかな、疑問は。

そして時を同じくしてボルトの脱走が発覚する。
現場に急行する警官隊。

# あの大穴を、剣で掘ったのかそれとも別なアイテム出したのか。

出勤途中に連絡を受けたとするエイミーから連絡が入る。
既に通報者は死亡していた。
犯行は行われて間もないと判断された。

# お約束の、第一発見者。^^;
# シルエットといい、このシーンといい、あまりにもミエミエだけど。
# ねぇ、エイミーさん。
# もしかして全然違う展開があるのかなぁ。
# そのほうが望むところなんだけど。

ボルトが行方をくらましたことを告げ注意を促す署長。
物音に気付いて廊下に出るエイミー。
そこにはナオミの姿があった。

# 妙な衣装だな、この娘。中近東風とでもいいますか。

切れてしまった無線。だが最後に聞こえたのはナオミと言う名だった。
署長の質問に、エイミーのルームメイトの名前だったはずと答える刑事。
何かが引っかかって釈然としない署長。

現場の高層住宅の窓から飛び出したナオミは建物の壁面を
跳び伝いながら離れたビルの屋上へ辿り着く。
そこにはボルトが待っていた。
突然の再会に、はしゃぐナオミはボルトに抱き付く。
そこへエイミーも現れる。
ボルトから離れるように言うエイミーだがナオミは聞き入れなかった。
しかし、突然苦しみ出すナオミ。
二人と、そして上空に到着した警官隊の目前で
ナオミは暗い皮膚の色をした異形の物へと変化していった。
悪鬼のごとき姿に。

# 前作のシリーズでは、クリーチャーの類は直接登場させないで
# (第二話「滅びゆく者」でも、足しか見えていない。アレサ先生、元気かな。)
# 何か居るらしいという所で止めておく注意深い演出が
# リアリティを醸し出すのに効果を上げていたのですが、
# 新作ではモロに出てきましたです。
# ちょっと不満だな、この展開は。



*** つづく ***

と言うことで、一話完結じゃありません。
# うぅ、一話完結が好きなのに。

次回、「BYE BYE AIMIE」(多分、後編)
お楽しみに。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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