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Subject: FullMetalPanic! #07 (02/19)

佐々木@横浜市在住です。

『フルメタル・パニック!』
第7話「ボーイ・ミーツ・ガール」より。



# 行頭からいきなり書いてある文章は原則として本編から読み取れる事象と
# 粗筋で、行頭に#が付いている文章が佐々木の呟き&妄想です。
# 放映作品とは若干シーンの順番を入れ替えてまとめている場合があります。
# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■敵はたった一機だ
圧倒的性能を発揮してRK92五機を一瞬で倒した宗介のアーバレスト。
しかし敵はそれだけではありませんでした。現れた銀色のAS、ガウルンの駆る
サベージはアーバレストを上回る機動性を見せ、宗介を翻弄します。
それでも何とか隙を見付けてサベージの銃を破壊する宗介でしたが、
止めの一撃が弾き返された挙げ句、逆にアーバレストが吹き飛ばされてしまいます。
それはクルツのM9を一撃で破壊した攻撃方法なのでした。
そして、その戦いの様子を見守っていたかなめには変化が表れていました。

# う〜ん、良く動く。AS戦格好エエです。
# かなめ呟きモード発動。^^;;;

■負けるもんか!
一時的に意識を失った宗介でしたが、目覚めるとすぐにアーバレストの
被害情況を確認します。結果は無傷。疑問に思う間も無く"アル"によって再起動
されるアーバレストはアル自身ですら説明出来ないシステム"ラムダドライバ"を
発動します。ウィスパードとしての能力が目覚め、自分を見失いかけていたかなめ。
何とか正気を保ちつつ宗介に無線で語り掛けます。
敵の使っている兵器は操縦者の思いを物理的力に変換する装置なのだと。
そしてそれ=ラムダドライバはアーバレストにも登載されていると告げるかなめ。
ですが宗介には俄に信じられる事ではありませんでした。

# ブートアップウィザードって言う名称がとっても嫌んな感じ。^^;
# かなめの"喝"の入れ方は何とも彼女らしい方法でありました。
# どうやら理性を保った状態でも未知の技術に触れる事が出来る様子。
# ウィスパードなら誰でも出来るのか、かなめだからなのかが気になる所です。

■許せん
装置の能力を信じていない宗介ではラムダドライバは真価を発揮する事が出来ません。
ガウルンの攻撃に対して防戦一方となってしまう宗介。
かなめは宗介に語り掛けます。自分が実験動物として扱われ、やがて殺されてしまう
様を想像して欲しいと。そして目の前にいる敵がそれを行おうとしているのだと。
宗介の中にガウルンに対する怒りが満ち、敵を倒そうとする意思がラムダドライバに
伝わります。交錯するアーバレストとサベージの攻撃、そして大爆発が起こります。
燃え盛る炎の中から生還したのはアーバレスト、そして宗介の方でした。

# かなめ、結構大胆な事言ってます。^^;;
# 内容もさることながら、意訳するなら「あんた私の事好きでしょ?好きな女が
# 他の男にアレコレされるの黙っているわけ?」と言っている訳です。(笑)
# 無線で「無事?」と語り掛けるかなめの押さえた声が印象的でした。
# サベージは見事にバラバラになりました。それはもう爽快に。^^v
# でもあの爆発の跡から「あ〜、死ぬかと思ったぜ」とか言って
# ガウルンが出てくるんだろうな。(爆)
## ワルなんだけど何だかガウルンが気に入ってしまい。^^;;;;

■お見送りのオマケ付きだぜ
かなめとクルツを手に乗せて脱出ポイントへと急ぐ宗介。しかし敵の追っ手は
尽きる事がありませんでした。背後だけでなく前方の海岸線に大挙集結している
敵AS部隊と戦闘ヘリ群。そこへ海上からメリッサのM9による援護射撃が届きます。
岬からジャンプしてトゥアハー・デ・ダナンに直接着艦するアーバレスト。
宗介達を収容したトゥアハー・デ・ダナンは急速潜航し、その場を後にするのでした。

# かなめは宗介を救けた辺りの事を忘れたと言ってますが、
# 恥ずかしいので忘れた事にしているに1票。(笑)
# 敵を迎撃する為にかなめを放り投げる宗介はナイス。^^;
# 片手(左手)に二人乗せれば良かろうと思うのですが、
# かなめがクルツと一緒は嫌だと強く主張したのかも知れません。^^;;;;;
# 我らが大佐殿の登場シーンと台詞はほんのチョっとしかありませんでした。;_;

■酷い有様だな
格納庫にて宗介から報告を聞くカリーニン。
ガウルンが死んだと聞くと自分もその場に居合わせたかったと言います。
宗介はラムダドライバの事を彼に尋ねますが、答える事は出来ないと言われます。
ですが既知の技術を遥かに越えた技術体系に基づく兵器、ブラックテクノロジと
呼ばれるそれらがウィスパード達によってもたらされるという点については否定
しませんでした。そしてその事は心の中に留めておく様にとも言うカリーニン。
情報操作によって、かなめは当分安全であるはずだとも語るカリーニンでしたが、
宗介には保険も必要だろうと言うのですが。

# アーバレストなんですが、顔が少し溶けている事以外はそんなに酷くも無い様な
# 気がしますが。プロが見るとボロボロって事ですかね。
# カリーニンの「その場に居合わせたかった」発言は彼にしては個人的感情が
# 強く出ている台詞でした。まぁ過去の事を考えれば当然なのでしょうが。
# これだけ深く首を突っ込んでいる宗介にすら「ちょっと耳打ち」するくらい
# しか語れないのですからウィスパードとブラックテクノロジは正真正銘の
# トップシークレットって事なのでありましょう。

■すべて忘れて
目を醒ましたかなめはそこが病室である事に気付きます。傍に付いていた看護婦…
メリッサから彼女が居るのは既に日本の病院なのだと知らされるかなめ。
そして救助される前後の経緯については一切憶えていない事にする様にと
口止めされるのです。自分の部下を救ってくれた事に感謝の意を表すメリッサ。
そして立ち去ろうとする彼女に宗介の行方を尋ねるかなめですが、その答えは既に
次の任務に就いているという物でした。かなめは残された宗介の写真に涙します。

# 何となくメリッサの看護婦姿は胡散臭い感じが漂っていてグー。(爆)
# 見ているほう(視聴者)からはこの後の展開ばバレバレですが、
# 泣いているかなめはちょっと可哀想な感じに見えました。
# あの写真が残っている時点でメリッサの"忘れて"には宗介の存在を忘れろ
# という意味は含まれていない事が明白なのですが、
# あの状態のかなめはそんな事は気付きませんわな。
# ついでにミスリルの事もさり気なく説明している事から、万が一また彼女と
# 接触する事になった場合に速やかに協力が求められる様に布石を打っている
# と見えなくも無いです。
# 「世界を守る正義の軍隊」という言い方が何となく可笑しい。^^;
# いや、確かにそうなのでしょうけど、"正義"という言葉の響きが古めかしい
# 感じがしてしまい。

■アンタ、どうして此に?
メリッサと入れ代わりに病室に飛び込んできた恭子、そしてクラスメート達。
更に神楽坂先生も加わって互いの無事を喜び合います。そんな友人達の背後に
宗介の姿を認めて驚きを隠さないかなめ。土産物を差し出した宗介は自分は
"保険"として当分かなめの傍に居る事になったのだと耳打ちします。
こうして宗介の居る日常がかなめの許に戻ってきたのでした。

# 恭子ちゃん達を運んだ輸送機のマークはUNでしたが、実は国連軍では
# 無かったそうで。救出作戦前のミーティングではカリーニン自身の口から
# 国連軍の輸送機と言っていた気がしましたので微妙に矛盾が。真実は、
# 1)国連軍仕様の機体をミスリルが用意している(カリーニンの言ったのは言葉の綾)
# 2)国連軍から極秘裏に機体だけ借りたが運用は全部ミスリルが行った
# 3)本当に国連軍なのだが領域侵犯なので惚け切るつもり
# といった可能性が考えられます。本当の所はどうなんですか?>大佐殿 *^^*
# かなめの言い方がここで相良君から宗介に変わっているのがミソ。
# さり気なくかなめの思いを見抜いてベッドサイドを譲る恭子ちゃんも良いです。
# 神楽坂センセ、生徒を差し置いて号泣しないでください。^^;;;;
# かなめも言っていましたが、宗介を保険として残したのは戦場以外の場所での
# 常識を身に付けさせる為という意味が大きいのかも知れません。
# ミスリルという組織の性格上、今後も普通の人々に接する機会は多いはず。
# 今のままの宗介では与える事が出来る任務が限定されてしまいますし。
# コピー用紙が大量に必要な理由って何でしょうか。ソフトボール部の勧誘ビラを
# 作りたいが部費が尽きたので紙泥棒かなぁと想像してみました。
# まさか同人誌作成って理由でもあるまい。(笑)
## どうやら次回からは宗介&かなめの漫才シリーズになりそうな。(爆)

■次回「パートタイム・ステディ」
「問題無い」「あるでょしょ!」

# シャワーシーンよりも篭の上のぱんつ。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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