From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: Gene Shaft #12 (6/21)
Date: 23 Jun 2001 01:17:34 +0900
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佐々木@横浜市在住です。

『ジーンシャフト』
第12話「ガニメデの優しい男」の感想など。



# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■復帰
病床のヒロトの言葉によりエウロパを探索したベアトリーチェはオベラスと
考えられるものを発見します。病をおしてブリッジに現れたヒロト。
しかし彼の居ない間にクルーには多大な損害が出ていました。
いたたまれなくなったベアトリーチェが職務を放棄、チキも後を追います。
ヒロトはビルキスの主砲とミサイルでエウロパを攻撃。ですがその攻撃は
地表の氷を溶かす程度の影響しか与える事は出来ませんでした。

# ヒロトが寝ている間に色々な事があったのでした。
# 質問に一つずつ答えるベアトリーチェ。返事がつらそうです。
# マリオだけ「死にました」と言い方が違うのは色々な意味がありそう。
# もう死んだ仲間の話はうんざり、肉親であるチキが目の前に居る、そして
# ベアトリーチェ自身にとって一番つらい話だから…。
# その話の最中のチキの顔も見ていて悲しいものがあります。
# 寝覚めのヒロトが相変わらずな体制の論理を言っているのに対して、既に
# 周囲では別な考え方が生まれ始めているのでした。
# レジスタが職務を放棄するなんて余程の事があったのだと判ってもらえたかな。
# もうすっかりIEOの討伐艦隊は黙んまりになってしまった様で。^^;
## 暇なら攻撃を手伝え。(笑)

■居場所
セルゲイに銃を向けるミール。セルゲイは彼女に自分の生い立ちを語って聞かせ、
そして人類は誤った存在だという持説を説きます。
自分と共に人類の最後を見届けようというセルゲイにミールは銃を下ろすのでした。

# う〜む。イモータルと呼ばれる一部の連中は特に選別が厳しいらしいです。
# そのやり方がセルゲイの様な人類を信じられない者を産み出したのか。
# やっぱ昔の男に丸め込まれたように見えるミール様。^^;
## いや、乗せられたフリをしているだけだと思いたいんですけどね。

■迷い
ベアトリーチェの訪問を受けたミカ。ミカはベアトリーチェがミカの母親やビスの
事を知っていた事に驚かされます。何気ない会話を交わす二人。
そこへドルチェからシャフトにミカの情報を組み込むので作業に参加する様に
連絡が入ります。ミカは拒否しますが、結局ドルチェの許へ出向く事に。
ミカは途中、廊下でヒロトに会いますが彼の出撃要請を拒否。
結果、ヒロトは転送システムを作動させ単身エウロパへと降下します。

# 物凄〜くベアトリーチェが普通の女の子に見えます。良い傾向ですね。*^^*
# 多分レジスタとしての教育or仕事の一環だったのでしょうけれど、
# 彼女の博識さがミカと会話の緒をつなぐ意味で役に立っています。
# ドルチェの呼出しに結局出かける気になったのもベアトリーチェとの会話で
# 多少気が晴れた所為なのでしょう。それとソフィアの残した何かも。
## ところでソフィアの死に関して何か他に言う事は無いかね>ドルチェ。
# で、シャフトに乗れって言うのがヒロトで無ければ拒否はしなかったかも。^^;;;
# キャプテン、もう銃を向ける気力も無い様で。
# いくら酸素が発生したと言ってもエウロパの地表って洒落にならんくらい
# 寒いのでは?。ヒロトくんは普段着で歩いてますが。^^;;;;;

■絶望
自分の考えを総てミールに伝えるセルゲイ。彼は人類がバグであると言い、
そして自らの手で消滅しなければならないと言います。
ミールのやり直す事は出来ないのかとの問いに彼は不可能と答えるのでした。

# すっかりセルゲイの言いなりのミール様。
# 人類に悲観している奴に未来を聞いても駄目って言うに決まっているでしょうに。
# それともあの質問の真意は「人類と"共に"やりなおす気はありませんか?」と
# セルゲイに問うてみたって事なのかな。その方がしっくりくるのですが。
# オベラスは巨人達が作った物だそうで。初期の話では巨人達自身もオベラスに
# 滅ぼされたって事でしたから、自分達のメカで滅んだって事ですか。
# 人類は巨人達の実験の産物らしい…というネタは珍しく無くなってますな。^^;

■希望
ヒロトの単独行動を知ったクルーは行動を開始。ミカがドライバとなり、チキが
バックアップに着きます。シャフトのプログラムはドルチェ達の作業でミカに
合わせた物が仕上がっていました。ヒロトの位置を確認し出撃するシャフト。
それを無数のリングが迎え撃ちますが、リングは最早シャフトの敵ではありません。
唯一シャフトの行く手を阻む物、それはもう一つのシャフトなのです。
その頃、太陽を包囲する不穏なリングの活動が始まっていました。

# またまた活気付くブリッジ。仕事してた方が良さそうです>ベアトリーチェ。
# シャフトOSのバージョンは一気に2.05へ。流石にドルチェも寝てます。^^;;
# 周りの者が何となくミカに感じていた事なのでしょう。ホワイトの可能性を
# チキとベアトリーチェが総括してくれています。で、恐らくそれを同じように
# 感じているはずの者が二名ほど今は留守中です。
# そのうち一人のヒロトくんですが、また過去に逝ってしまってます。^^;;;
# 彼には珍しく父親という存在が居た様で。
# そしてヒロトくんはラスボスとご対面です。ニーブン基地でも転送システムを
# 完成させていた様で。まぁ、シャフトもあるくらいですから手の内は互角と。
# さてミール様、そのドライバシートには血がついてませんかね。
# その血が何の為に流されたのか、聰明な貴女なら判ってるはず。
# どうやらオベラスは太陽をブッ飛ばしにかかっている様で。^^;;;;

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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