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From: 佐々木 英朗
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: KiddyGrade The 14th talk (01/21)
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Organization: DION Network
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佐々木@横浜市在住です。


キディ・グレイド 第14話『Steel/Heart - 鋼鉄 -』


# 本編の内容に触れていますので未見の方は注意。





■粗筋:
逃亡中のエクレールとリュミエールが辿り着いたのは惑星EG-10129。まだ名も無い
この惑星はテラフォーミングの途上であり、大気が地球並になっている事以外は
全くの不毛の土地でした。しかしそんな星だからこそ必要な資材を調達出来ると
リュミエールは言います。テラフォーミングを実際に行う大量のナノマシンの支援基地
である無人アイランドの一つに潜入した二人はそこで物資を調達する事にします。
その頃、地上に残してきたラミューズを訪れる者がありました。エクレール達を
追跡するという特務を帯びたトゥイードゥルディとトゥイードゥルダムの二人。
ラミューズ内部へと侵入したトゥイードゥルディはヴィルベルビントとドナシュラーク
に特務として与えられたプログラムを流し込んでしまいます。
そのプログラムの目的はエクレールとリュミエールを抹殺する事。
こうしてラミューズとドナシュラークはアイランドを急襲し、エクレール達と戦う
事となります。二人を襲ったドナシュラークは威嚇射撃の後にトゥイードゥルディが
残したメッセージを再生。その中でトゥイードゥルディは二人が逆転する為に残された
時間は5分程である事、そして2機のマシンを可能なら救って欲しいと告げるのです。
惑星を離れる艦の中で姉の勝手な行為を問題視するトゥイードゥルダム。
しかしトゥイードゥルディは今回の特務への嫌悪感を隠しませんでした。
今回使用したプログラムの正体は任務遂行の為には自爆をも辞さないという最悪の
暗殺プログラム“ハシッシ”だったのです。結局、トゥイードゥルディの願いも虚しく
ラミューズとドナシュラークは共にエクレールとリュミエールの目の前で自爆。
二人を巻き込まない距離を置いての自爆は2機の精一杯の抵抗の証でした。
遂に二人は決着を付ける決意をし、アイネイアースへと降り立つのです。

■雑感:
GOTTという組織の外から今の惑星連合の姿を見ると何が見えてくるのか…という様な
エピソードが2〜3話くらいクライマックス前に挟まると思っていたのでこの事態の
急展開は意外でした。まさかこんな早い時点で貴重な仲間(戦力)を二つも失うとは。

ESメンバー2組目の追跡者はトゥイードゥルディとトゥイードゥルダムでした。
トゥイードゥルディは属性的にもリュミエールと近いものがあり、人工知能への
想いも普通の人間の仲間並みなのでしょう。故に自殺前提のプログラムの使用は
自分がそれを使用されたらという面も含めて心底嫌だったに違いありません。
それでも作戦だけは一応こなすあたりは職業上の責任は感情とは別という事で。
エク&リュミに宛てたメッセージでハシッシを使ったと言わなかった辺りが
ドゥルディの職業意識と個人的な感情の境界線を何となく表している気もします。

ちょっとした部分ですが、今回のエクレールの戦闘化粧は血のルージュです。
ここからも彼女が口紅をさすと力加減が出来なくなるという以前の発言は
あくまでも心理的なスイッチである(特別な口紅が必要な訳では無い)と判ります。

リュミ様曰く「私がこんな時でも平静で居られると思いますか?」にはゾクゾク。
言い方が物静かな分だけ余計に迫力満点でございます。怖ぇ〜。^^;;;;;;;;
という感じで、物語は早々とGOTT本部へエク&リュミが殴り込み(^^;)という
展開になってまいりました。遂にブチ切れたリュミ様の活躍は如何に。

アイキャッチは皆川亮二さん。え〜と、何処かで聞いたことのあるお名前…
# ああ、『ARMS』の人か。(ぉぃ ^^;)
# リアル調のイラストですが、お口が大きすぎな気がちょっと。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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