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From: 佐々木 英朗
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: KiddyGrade The 15th talk (01/28)
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Organization: DION Network
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佐々木@横浜市在住です。


キディ・グレイド 第15話『Break/Down - 崩壊 -』


# 本編の内容に触れていますので未見の方は注意。





■粗筋:
決着をつける為、遂にGOTT本部を襲撃するエクレールとリュミエール。
しかしエクリプスはその行動を予測しており、特務に就いているデクストラと
シニストラを除くESメンバーは本部待機となっていました。二人を迎え撃つ為に。
本部ビルの複数の場所で同時に起こった爆発により職員や訪問者は騒然となります。
そして避難が進む中エレベーターシャフトを登るエクレールの姿がありました。
ですがすぐにトゥイードゥルディとトゥイードゥルダムの二人と遭遇、戦闘と
なってしまいます。同じ頃、別行動を取っていたリュミエールはヴァイオラと
シザーリオのペアに攻撃を受けていました。リュミエールはシザーリオの攻撃の
正確さを逆手に取って二人を足止めして更に本部の奥へと侵入。そこでリュミエールを
待っていたのはアールヴとドヴェルグだったのです。遅れてやって来たヴァイオラと
シザーリオが見たのは床に横たわるリュミエールの姿でした。しかしリュミエールは
まだ諦めてはいませんでした。手袋を外したリュミエールの手が触れた床から
拡がるナノマシンの群。光に包まれた一瞬の後、周囲を吹き飛ばす大爆発が起こります。
シザーリオはヴァイオラを連れて本部を脱出しますが深手を負い倒れてしまいます。
戦闘を避けて前進するエクレールを追うトゥイードゥルディ達。Gクラスの能力に
目覚めたエクレールに対してトゥイードゥルディは空間に閉じ込める必殺技を使う事を
決意。一旦はエクレールを封じる事に成功しますがトゥイードゥルダムの油断の隙を
突かれて技を破られてしまいます。それでも追撃を諦めないトゥイードゥルディ達。
ですが途中でエクレールに合流したリュミエールが操る警備ロボットに狙撃され
トゥイードゥルディは負傷。トゥイードゥルダムと共に本部から離れる事になります。
リュミエールの容赦の無い攻撃に不安な眼差しを向けるエクレール。
そのエクレールの背後にはアールヴが迫っていました。不敵な笑みを浮かべながら。
エクレールとリュミエールはエクリプスの許へと到着。エクリプスは二人に
誰かの差し金かと問いますが、エクレールの答は自由意思だというものでした。
そして火を吹くエクレールの銃はエクリプスの身体を窓の外へと撃ち出してしまいます。
崩壊するGOTT本部ビル。屋上に立っていたアームブラストも姿を消します。
本部から離れた広場で手当を受けたトゥイードゥルディはこれで総てが終わった
訳では無いとトゥイードゥルダムに告げるのでした。

■雑感:
冒頭、エクリプスとアールヴの会話がこのエピソードを理解する上で重要なポイント。
GOTTの主役は自分(達)であるべきというアールヴの考えと影の存在として扱う
エクリプスの考えが真っ向から対立している事が読み取れます。
# もっとも、この時点ではアールヴのプライドの高さ故としか感じませんでしたが。
それとデクストラ達が居ない良い時を選んだと言う台詞も、誰にとって良いのか
という部分で最初と最後で意味がまったく違っていて唸らせられるところです。
エクリプスの腹心の部下が留守である事が一番有り難かったのは誰か…って事で。

エク&リュミの除名の時には泣いてくれたヴァイオラですが、今回は待機命令に
文句を言いつつもリュミエールとの戦いの最中は何か楽しそうでした。^^;
心置き無く能力を発揮出来る相手が嬉しかったのでしょうか。

どうやらアールヴ(&ドヴェルグ)に倒されてしまったリュミエール。
噂の手袋を外すという行動が見られましたが、それがどのくらい凄い事なのかは
今一つ良く判らないというのが正直なところです。一応、この行動の結果として
シザーリオをヴァイオラと共に戦列から遠ざける事は出来ましたが。

トゥイードゥルディとトゥイードゥルダムの使った技“ヴィントシュトース”は
第8話で作動したジオソート弾を押さえる時に使った技と同じものでしょうか。
トゥイードゥルダムの台詞から判る様に本来は対人攻撃には大袈裟過ぎる力らしい
のですが、既にエクレールには遠慮していては勝てないとトゥイードゥルディは
判断したのでしょう。その大技を破られても追撃を諦めなかったトゥイードゥルディと、そんな相手に笑顔を向けるエクレールの間には強敵に対する尊敬とかそんな感じの
思いがあった様に見えました。それ故に不意打ちに近いリュミエールの反撃には
エクレールもちょっとやり過ぎでは?と考えたのではないでしょうか。
ま、前後の情況から判断してリュミエール本人の行動では無いのですが。
# ところでトゥイードゥルダムよ、包帯はトゥイードゥルディの上着の上からでは無く
# 上着を脱がせてから巻かないと駄目だろ。それが大好きなお姉ちゃんの為だ。(爆)

エクリプスは現れたエクレールとリュミエールに対して来る事は予想通りといった
意味の言葉をかけていますが、待っていた相手がエクレールとリュミエールでは
無いであろう事は続く台詞から判ります。“誰の差し金かしら”、エクレールと
リュミエールが来る目的は自分自身の為以外のものでは有りえないのですから、
この台詞はエク&リュミに対しての物であるはずはありません。
エクリプスは誰が自分のところに来るのか、本当の敵をこそ予想していた様です。
“さようなら女王様”は冒頭の会話におけるエクリプスへの反感が端的に出ている
台詞という事になります。もう疑いの余地は無いでしょう。ここでエクリプスを
撃ったのはエクレールの姿をしていても実際はアールヴなのですね。
# ま、声が違う時点でバレバレですが。^^;
姿を写し取っているだけなのか身体を乗っ取っているのかははっきりしませんが、
リュミ様の身体が瓦礫の間に血塗れで倒れている絵がある点からすると姿を
写しているだけと考えるのが自然だろうと思われます。

正直、こういう形でのESメンバーの裏切りは予想していなかったので吃驚。
アールヴは自由意思と言っていますが、誰につくのかを自由意思で選んでいるとも
取れるので黒幕の存在が否定されたとは必ずしも言えないでしょう。

早々に姿を消しているメルクルディ、GOTTの崩壊を見届けた後“私達”と
複数形で語っているアームブラスト等、怪しい人ばっかり(笑)ですが
それだけに今後の展開はまったく読めません。
ひとつ確かな事はGOTTという組織が消滅した事によって全てのESメンバーが
自分の考えで行動出来る様になったという事実。特に今まで組織の命令に忠実だった
トゥイードゥルディやヴァイオラがどういう考えに達し何をなすのかは注目です。
# 折角だから眼鏡を外したメルちゃんの顔が見たかったなぁ。*^^*

さて本題。水浸しの床に倒れているリュミ様の服がぺったり貼り着いている様は萌え。
# 特にお尻のラインが。(爆)
文字どおり飛んで(笑)いるエクレールのパンツは見え放題ですが、
個人的にはトゥイードゥルディのフリヒラスカートの中身の方が見たいところです。
# あんまり声を大にして言うとトゥイードゥルダムに殺されそうですけど。^^;

アイキャッチはむっちりむうにいさん。
# 絵柄がむちむちですなぁ。(爆)

# 次回の放送は1週休んで2月11日25:58からになる様です。
## 念の為、当日新聞等で時間を確認した方が良いでしょう。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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