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From: 佐々木 英朗
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Subject: KiddyGrade The 19th talk (03/04)
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Date: Sun, 9 Mar 2003 21:42:01 +0900
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佐々木@横浜市在住です。


キディ・グレイド 第19話『Take/Revenge - 復讐 -』



# 本編の内容に触れていますので未見の方は注意。





■粗筋:
オリジナルと名乗ったエクレールとリュミエール、そしてGOTT局長代理である
エクレールとリュミエール。オリジナル達は相手をアールヴとドヴェルグと呼び
ました。相手の能力を吸収し、姿までも模倣する。それがアールヴとドヴェルグの
能力だったのです。そして二組の間での戦闘が開始されます。
洗脳が解けたESメンバー達もオリジナルに協力して同じ顔の敵を攻撃します。
数の上では有利なはずのオリジナル達でしたが実際の戦いはほぼ互角。
一気に戦局を打開しようと先走ったライトニング、彼女を援護する他のESメンバー達。
その時、何故かドヴェルグの防御障壁が発生せず攻撃が命中します。
それを好機と見たライトニングが攻め込み、至近距離からの攻撃を試みます。
しかし彼女はアールヴに捕らえられ体力を一気に奪われてしまいます。
一時的に弱まったアールヴの攻撃が苛烈さを増して迫った時、間に入ってそれを
防いだのはアームブラストでした。彼の提案で山岳地帯を上へと移動するエクレール達。
アールヴとドヴェルグの追撃をかわしながらの前進でしたが、隙を突かれて
1組のESメンバーが捕らえられ力を吸収されてしまいます。力を確保して
更なる攻撃を繰り返すアールヴとドヴェルグ。エクレール達が絶体絶命となった
瞬間、アールヴ達を襲う別の攻撃がありました。力を失い倒れていたESメンバーを
救いつつ駆け付けたデクステラとシニストラでした。彼等は言います。
局長代理を騙る者を許す訳にはいかないのだと。
そしてアールヴとドヴェルグは吸収していたエクレールとリュミエールの力を
使い果たし、本来の姿へと戻っていました。アールヴは自らの目的を語ります。
ノーヴルズ達への復讐を果たす為に、あらゆるものを利用するのだと。
そしてアールヴとドヴェルグは機動兵器と戦闘艦を出現させ、エクレール達に
再度攻撃を始めます。圧倒的火力に追い詰められ、湖を見下ろす崖へと出る
エクレール達。勝利を確信したアールヴとドヴェルグの眼前で湖面を割って
一条の光が走り、戦闘艦を貫きます。戦闘艦は大破して地上に落下。
湖から浮上して来たのは白い戦闘艦、ラミューズ型試作0番艦カリオーペでした。
驚愕するアールヴとドヴェルグを更に驚かせたのはカリオーペの甲板に現れた
人影。アンオウとエイオウを従えたその人物は死んだはずのエクリプスだったのです。
元ESメンバーでもあったというエクリプスの能力は量子ジャンプ。
他のESメンバー達の肉体の再生を掌る能力でもあるその力によって生き延びていた
彼女へ憎悪の目を向けるアールヴ。自ら駆る機動兵器を彼女へと突撃させます。
同時に地上からは戦闘艦からも最後の支援砲撃がエクリプスに迫ります。
ですがその攻撃はカリオーペの寸前で押し止められました。エクリプスは言います。
吸収と反射の能力はアールヴ達だけのものでは無いのだと。自分達の艦からの多数の
攻撃を1つに束ねた光が迫る中、アールヴとドヴェルグはなす術無く消滅します。
夕陽の中、黙ってエクリプスを見詰めるエクレール。そんなエクレールに
ライトニングが告げます。感謝と別れの言葉を。自分達はアールヴとドヴェルグが
力を吸収する為だけに作った人形なのだと。その言葉を受け、エクリプスは言います。
彼女達は存在してはならない違法な存在であると。気色ばむエクレールでしたが、
続く言葉は意外なものでした。存在しないはずの者を裁く法も無いのだと。
そして湖面に次々と現れるラミューズ型試作艦の数々。エクリプスは告げます。
限りある生命を全うする意思があるのなら、この艦を餞として与えようと。
旅立つライトニング達の艦の航跡が宇宙へ向けて延びる様子を見上げ、心配そうな
リュミエールにエクレールが言います。大丈夫、あの子達は私達なんだから。

■雑感:
誰も「こんな事もあろうかと」と言わないのが不思議なくらいの展開。(笑)

アールヴとドヴェルグにどんな目的があったのか、それが本人の口から
語られました。ノーヴルズへの怒りはノーヴルズ以外の誰もが共通して
持っているであろうものなのですが、仲間をつのって戦おうというつもりは
無かった様で。リュミ様も突っ込んでいましたが、復讐の名のもとで権力を
得る事に酔ってしまったのでしょう。もっとも、最初から権力が欲しかったのか
何処かで目的と手段が入れ代わってしまったのかは判りませんが。

白いラミューズ(カリオーペ)は中々格好イイです。
しかし全部で7隻も予備(違)があったのは意外というか何というか。^^;;;;
# カリオーペ、クリオ、テレシコラ、エラト、ユートープ、サレイア、ポリューニア
# これらが単なる名前なのか、何かこの名前全部が含まれる元ネタがあるのか
# ちらっと調べた範囲では判りませんでした。(神話ネタっぽいのですが。)

まず実際は死んではいないだろうと思っていたエクリプスですが、誰かが
救けたのでは無く自分で逃げて、おまけに瀕死(というかもしかして死体? ^^;)の
エク&リュミを回収したのも彼女だったとは。ESメンバーの不死身に近い身体の
秘密自体がエクリプスの能力だそうで、それ故に撃たれたくらいでは死なないと。^^;
# それにしても局長が生体ボソンジャンパー(違)だったとは。(笑)
射殺という普通の人間相手の手段を選んだ時点でアールヴとドヴェルグは
失敗したという事ですね。ついでに反逆の意思もずっとバレバレだったそうですし。
それによりシュバリエが何らかの意思をもってアールヴとドヴェルグを使っていた
事など、エクリプスにとっては取引材料になるネタもあるはずですがその辺は
続く物語の鍵になるかもしれません。

正直、アールヴとドヴェルグの退場はもう少し後だろうと思っていたので
意外なオチという気が少し。それにリュミ様が言っていた様に、この二人は
逃げたら簡単には追えない程充分に強い能力を持っています。それ故、最期が
あっさりし過ぎかなぁとも思えます。エクリプスの言葉をそっくり返して、
「量子ジャンプはお前の専売特許じゃ無いんだよ」くらいの事を言って
再登場したりしないかなぁと。^^;

アイキャッチは小野敏洋さん。
パンツを隠したいなら、もっと丈の長い服を着れば良いのでは>エクレール ^^;
# 何となく和式便器にしゃがんでいるみたいな格好ですが。(爆)
## リュミ様のパンツ…スジがエロ過ぎ。(対消滅)

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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