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From: 佐々木 英朗
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Subject: KiddyGrade The 20th talk (03/04)
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Date: Sun, 9 Mar 2003 21:42:11 +0900
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佐々木@横浜市在住です。


キディ・グレイド 第20話『Lost/Days - 喪失 -』



# 本編の内容に触れていますので未見の方は注意。





■粗筋:
再建の進むGOTT本部ビルの屋上に立ち、再生を繰り返す肉体と魂についての
不安を口にするアームブラスト。大丈夫、そう言って彼を後ろから抱きしめる
メルクルディの姿もまた、そこにありました。
GOTTの日常業務へと復帰したエクレールとリュミエール。エクレールの中で
安穏たる日常を否定し続けていたもう一人の自分が告げます。エクレールが
過去に目を背けなくなった今、自分はもう消えるのだと。ですがエクレールは
応えます。「消えるんじゃない。生きていくのよ、一緒に」と。
違う姿で戻ってきたエクレールとリュミエールに対して、同僚であるリッキーと
ボニータは戸惑いを隠せないでいました。しかしエクレールが以前のままであると
段々と判ってくるにつれて、二人に対するぎこちなさも消えていきました。
昼休みを終えて二人と別れた直後、様子のおかしかったリュミエールが倒れます。
集中治療室で診断を受けるリュミエール。医師団にはなす術は無く、二人の身体を
もっとも良く知るエクリプスですら後はリュミエール自身に期待するしか無いと
言います。過去から連綿と続く膨大な量の記憶。エクリプスの能力はそれら魂とも
呼べるデータを全て新しい身体に移す事が出来ました。ですが、蓄積され続けた
リュミエールの記憶は既にその身体の限界を越えていたのです。
自宅療養となったリュミエールの傍で看病を続けるエクレール。
見舞いに訪れたトゥイードゥルディとトゥイードゥルダムにもエクレールに
労いの言葉をかける事くらいしか出来ませんでした。
記憶を整理し自らの内に留め置く為の最適化に苦しむリュミエール。
その精神の内側ではエクレールと出合った日以後、二人で歩んだ永い道のりが
次々に浮かび上がっていました。
ただ見守る事しか出来ないエクレールは最後の望みをヴィルベルビントに
求めました。何も応えないヴィルベルビントに苛立ったエクレールはシステムに
銃弾を撃ち込み恫喝。代わりに得られたものはリュミエールがヴィルベルビントに
保管させていた1本のボトル。エクレールが口移しで与えたそれが功を奏したのか、
リュミエールは目覚めます。しかしリュミエールの復活は完全ではありませんでした。
彼女はマシン達と直接会話する能力を失ってしまっていたのです。

■雑感:
「うがぁ〜〜〜〜〜〜ッ!」どんがらがっちゃん。
# アーム兄ちゃんに抱き付くメルクルディを見て卓袱台ひっくり返した音。(笑)
単に眼鏡オフなだけで無く、微妙に印象が違うメルクルディ。
もしかして彼女も再生したりしてますか?

前回、何故エクレールがアールヴに正面切って戦って勝てないのか不思議でしたが、
どうやら新しい身体の所為で本来のGクラスの力は出せない状態の様です。
# パンをぽろぽろ落とすのは単にエクレールがドジっ娘だからだと思ってました。^^;

エクレールのムネは再生の時に増量しているそうです。(笑)

集中治療室で着ていたリュミ様のボディスーツえろえろ。*^^*
リュミ様だけが記憶のオーバーフローに苦しむのは彼女が情報処理担当だから
というだけではなく、エクレールと出合って以後の記憶を細かいところまで
とても大事にしている所為なのだろうなぁと感じました。
# エクレールは細かい事を気にしないので必要な記憶容量も小さめと。(笑)
ただ、これは普通の人間でも近い事を行いますが常に全て覚えておく必要は無く、
情報のインデックスだけを記憶して情報の実体はヴィルベルビントにでも移して
おいても良いのでは無いかとも思いました。
# とういか、そういう解決になると思ったのですが。

リュミ様にキスするトゥイードゥルディを見て羨ましそうなドゥルダムです。^^;

リュミ様の過去の記憶はエクレールの断片的な情報より順序だっていて良く判ります。
# こういう所にも性格の違いが。(笑)
意外だったのはエクレールと初めて出合った時から少なくとも見かけはエクレールの
方がお姉さんだった事。そしてエクレールがリュミ様を拾ったという事。
お姉さんなリュミ様がエクレールを拾ったというのなら納得なのですが。^^;;;;;
この頃からエクレールは「ただのエクレール」と名乗っていました。
若返りという部分はエクリプスと出合って以降の事なのでしょうけれど、
常人離れした能力そのものは既に持っている模様。
ESメンバーに属する人々の能力自体の出所はやはり不明のままです。
# 「ただの**」という言い方、第16話でリュミ様がエクレールに
# 名前を教える時にも同じ言い方をしましたが、あれは最初にエクレールが名乗った
# 時の事を踏まえて、少しでも記憶が戻る様にとリュミ様が考えた結果だったのかも。

そしてエクリプスとの出合い。この頃は彼女の能力の名前であるクバントと
名乗っていた様で。そして次に戦場で救けたのがアームブラスト少年と。
こうして彼女達は出合い、永い月日を一緒に行動して来たのですね。
エク&リュミの二人を愛しているとアームブラストは言ってましたが、
まぁ姉として愛しているという感じでしょうか。(と思っておく ^^;;;;)
第8話で見ていた惑星破壊の影像も実行時にその場に居たのは
エク&リュミの二人だったのでした。エクレールの記憶の中でリュミ様らしき
人物に銃を向けているものがありましたが、その時の事情も判りました。
特務に反する為にエクレールがリュミ様を止めていた、しかしそうなる可能性が
最初から考慮されていて起爆は自動的に行われた。この頃から二人の性格は
エクリプスには完全にお見通しだったという事なのでしょう。

さて、永い人生を歩んでいる皆さん。髪の色の変遷はこんな感じ。
・栗毛〜薄紫〜金〜薄紫〜水色(リュミ様)
・赤〜焦げ茶〜暗紫(エクレール)
・金〜紫〜金(エクリプス)
案外、自分の姿を変える事を楽しんでいるらしいリュミ様。^^;
二人が現在、若い姿を選んでいるのは大人の姿だった時に一番嫌な特務を
手がけた事と関係あるのかもしれません。
# 紫はアニメ的には黒髪のつもりの場合もありますが、一応素直に色の通りに解釈。
アームブラストだけは保守的なのか全然変わって無いです。一瞬、彼は現時点で
実年令と見かけが一致している、つまり三人と出合ってまだ精々十数年くらい?
という事かとも思ったのですがアームブラストが拾われてから後に少なくとも
エク&リュミの姿が一度変わってそれから成人してという課程を経ているので
やはり彼も生身って事は無いと思われます。

「私は泣いてはいけない…」というリュミ様の言葉は泣かせます。;_;
エクレールの事を支えると決めて頑張ってきたので、遂に身体がついて来なくなった
というのが今回の不調の最大の原因みたい。
結局、記憶最適化は完了しましたがそれが彼女自身が問題に打ち勝ったのか、
秘蔵の葡萄ジュース(笑)の効果だったのか、エクレールのキス(爆)の効果なのか
は不明です。まぁ総ての要因が絡み合ってという事なのでしょう。
# 全部は読めませんが、秘蔵の葡萄ジュースの名前はシャトー・ラトゥールの様です。
## リュミ様が狼狽えるくらいのヴィンテージ物の葡萄ジュースらしい。^^;
何とかしろと銃で脅されて渋々葡萄ジュースを出してくる辺り、
妙に人間くさいヴィルベルビントが笑えます。^^;

アイキャッチはこいでたくさん。
今まで出たリュミ様の服装とか姿全部が出てます。リュミ様づくし素敵。*^^*
# 1枚目の方、真ん中のリュミ様がノーパンに見える人は心が汚れてます。
## でも、どう見てもノーパンだよなぁ…(核爆)

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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