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From: 佐々木 英朗
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Subject: KiddyGrade The 22th talk (03/11)
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佐々木@横浜市在住です。


キディ・グレイド 第22話『Demolition/Titan - 巨神 -』



# 本編の内容に触れていますので未見の方は注意。





■粗筋:
突如発進したデュカリオンに混乱するドック。ノーヴルズ枢軸委員会は慌てて
確保の指示を出しますが単独ワープを可能にした巨艦に対抗出来る艦はありません。
そのデュカリオンがワープアウトした先は惑星アイネイアース近傍。
巨大質量の接近によりアイネイアースの地表では様々な異常気象が発生、
エクリプスは緊急措置としてシールドにより惑星全体を覆います。
シールドが閉じられる直前に大気圏を離脱してデュカリオンに向かうカリオーペ。
デュカリオンの防衛システムを危惧するエクレールとリュミエールでしたが、
意外な事にデュカリオンからの攻撃は一切無く、シールドまでもが
カリオーペを迎え入れる様に道を開けるのです。シュバリエは初めから
エクレールを待っていたのでした。しかし彼の前に先に姿を見せたのは
アールヴとドヴェルグの二人。既に自分の判断で行動しているという
アールヴはシュバリエに銃を向けます。無駄な殺人を止めようと二人の間に
割って入るドヴェルグ。しかしアールヴはドヴェルグを撃ってしまいます。
ドヴェルグは実はアールヴの母親でした。その事をシュバリエはそれとなく
におわすのですが、アールヴは初めから知っていてその上で撃ったのでした。
シュバリエは意を決してアールヴをレセプションシステムチャンバーへと
閉じ込めます。それはアールヴ達の能力を機械仕掛けで再現したという
デュカリオンのエネルギー供給システムの一つ。アールヴは分解され
そして吸収されてしまうのでした。
遅れて現れたエクレールとリュミエール。リュミエールはシュバリエを
宇宙惑星連合憲章と銀河星間航行規約に対して317に及ぶ違反行為で
拘束すると宣告。しかしシュバリエは違反行為は数え切れないと応え、
その行為の全てのデータを銀河全域に既に流していると告げます。
今ここにGOTTの名の下でノーヴルズが行ってきた数々の行いが暴露されたのです。
エクレールをノーヴルズの支配から救いたかった、それがシュバリエを今回の
行為に駆り立てた動機でした。幼少の頃、エクレールに育てられ、ノーヴルズの
血筋と知れるやノーヴルズの里親の許へと強制的に連れ去られた過去を持つ
シュバリエ。彼はエクレールを母として慕っていたのでした。
これで満足したと言うシュバリエはノーヴルズの追っ手では無くエクレールの
手で殺して欲しいと願います。エクレールは代わりに自分の腕を撃ち抜いて
出来る理由が無いと応えます。その時、シュバリエの身体をビーム攻撃が貫きます。
デュカリオン艦内に響く声、それは艦と一体化したアールヴの声でした。

■雑感:
デュカリオンは巨大変形ロボかよ!(笑)
# ちょっとイデオン風味。^^;

アイネイアースに現れた時は何するつもりかと思いましたが、別に敵意を持って
来た訳ではありませんでした。ならもうちょっと離れて止まれとも思いますが。^^;

いやぁそれにしても意外な人間関係2連発。
ドヴェルグがアールヴの母親とは。危険な仕事をしているので手放した子供に
再会したら娘もESメンバーになっていた…とかそんな過去を想像してみました。
母親と実は気付いていたにもかかわらず撃ってしまうアールヴの行動からも
実は心の片隅で捨てられたと思って恨む気持ちがあったのかなぁとか。

もっと吃驚なのはシュバリエがエクレールに寄せていた想い。
彼の語りを聞いていて、ちょっとどころでは無くウルウルしてしまいました。;_;
特に「あなたを母と呼びたかった」としんみり言うところなんで…
# その割にはエク&リュミ解職とか手厳しい命令を出しているんですが。^^;
##「お母さんならこのくらいの事があっても大丈夫」と思ったのかな。
第5話で出たエクレールの子守歌の意味がやっと判りました。
子供を奪われた事があると知っていたのでリュミ様他はあの時に複雑な
表情を見せていたのですね。

アールブの最期はド鬼畜な真似には似合わない淡泊なものだと感じたのですが、
まだまだ一枚上手でした。まさかデュカリオンの方を乗っ取ってしまうとは。
# 戸愚呂(兄)かキミは。(笑)

アイキャッチはきむらひでふみさん。
# 話も絵も書ける多才な人は羨ましいです。
## ドヴェルグはイイ感じ。*^^*

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
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