08月上旬



08 月 01 日 (火)

晴。前のプロジェクトが一段落して、まったりと日々を過ごしていたが、どうやら 新規プロジェクトが始まりそうである。まだユーザ要求の仕様確認といった段階である 為、戦闘員であるところの自分の出番はもう少々後であろう。暑い最中はロクな 作品は出来ないだろうから丁度良い。

夏休みは今月下旬に取得すべく調整開始。勤務先の夏季休暇は自分で日付を決めるので 世間一般とずらして取る事が殆どである。(私信:そういう訳です) 今年も観光客のピークが過ぎた時季を狙う。 これは交通機関の混雑を避ける為…ではなく、実家がモロに観光地である為である。 田舎は那須高原なのだった。

「最遊記」、せっかく李厘ちゃんが登場しているのに、影のシーンばかりで 良く見えないではないかっ!憤激。八百鼡は今どき珍しい"足引っ張り女"に なっている。声が別人だったら許せない所だが、皆口さんなので救けて差し上げたい 気分になるのだった。どうもサブタイトルから想像すると、もっと研ぎ澄まされた 正義とは?という話になりそうな気がしたのだが。人間側の軍団の非常さ加減が 、例によって規制に由ると思われるモノトーン&輝度最低の影像の所為で判りにくく、 紅兄ちゃんらが一方的に殺戮妖怪に見えてしまっている。名作になり損ねた回。 帰りがちょい遅かったので「グルグル」に関しては後日。



08 月 02 日 (水)

曇り。ミンミンゼミの声で目覚める。と言っても昨夜は寝付かれず、ただまどろんで 居ただけ。その為、職場では激ねむであった。夜は夜でまたしてもミンミンゼミが 夜鳴きをしている。都会の蝉は夜鳴くのが困ったものである。

「ONE PIECE」、弱いんだよなぁ、こういう話には。何とも大らかな人々。この島には 海賊は似合わない。ルフィは相変わらず判らん奴である。 「ラブひな」、サブタイトル通りの猿芝居。瀬田の謎度上昇。何者だ、彼は。 "三蔵は女でないと"とか吾浄の髑髏の首飾りとか、完全に古い連中を狙っている。 浜茶屋という言い方からしてもアレだし。ただお話全体としては何処が首題か 良く判らなかった。笑えたのは「伏線張れよ」の所だけ。



08 月 03 日 (木)

晴。朝顔の今年初開花。狙い通りに色が濃くて小さい 青の朝顔である。合計四花。ちなみに蔓自体は今、ベランダの手摺から渡した紐を経て 物干し竿に達している。

夕食は冷しパスタ。冷水に曝して冷ます際に多少延びるかと思い固めに茹でたところ、 出来上がりが固すぎだった。参考レシピも何も無く適当にやってみたのだが、味は まぁまぁの出来。缶詰トマトなので少々汁気が多すぎたが、スーパーで売っている 最近のトマトは直接食べる為の物なのでこんな目的の時は本当に困る。使えない。

木曜洋画劇場を見たのだが、ロイ・シャイダーが悪役だったのが悲しかった。



08 月 04 日 (金)

晴。勤務先からの帰りの電車、ある駅での停車中にふと視界の端を白いものが ふわふわと動いていく。ああ、蝶が車内に入ってきてしまったのだと判った。 もっと良く確認しようと思い顔を向けると目の前に居たので、正直のけ反りそうに なる。心の方は完全にのけ反ってしまったが。次の駅が終点であった為、放っておくと そのまま車庫に連れていかれて炎天下で死んでしまいそうだと考え、捕まえて 外に連れだそうかと思っていると、偶然にも私の手に止まった。思いが通じたのか? 外に出す為に窓を開けて手を突き出したのだが、走り出した電車の所為で風が 巻き起こり、この蝶(蜆蝶だった)はこともあろうにシッカリとしがみついている。 仕方なく残った手で突き飛ばす様な形で何とか放す事が出来た。やはり蝶には 何にも通じては居ないらしい。

「コレクター・ユイ」、話がぐぐっ〜と核心に近づいた感じ。なんとひまわりちゃんに モデルが居たとは。「グルグル」、ルンルンが何とも格好良い。後先考えなくて 良いのならジュジュ様を発動して放っておけば城は壊滅するんだけど。

OVAネタで「ジオブリーダーズ File-XX [1]」、前作以上に原作との連繋が密に なっている感じである。もっとも、いきなり前作を見ずに本作を見る可能性は 低いであろうから構わないのかも知れないが。相変わらず気持ちは伝わるのだが、 方法は工夫の余地がある。カルボナーラ弁当はマズいでしょう、まやちゃん。



08 月 05 日 (土)

晴。キュウリをかじりながらビールを飲む。絵的に夏っぽいが、冷やしておいたはずの キュウリもビールもすぐに温くなるのが弱点だ。ちなみにキュウリに付ける味噌は 自家製だったりするわけだが、2つの瓶の片方にちょっとだけ残っていた味噌は カビの塊になってしまっていた。表面のカビを落とせば食えるだろうが、この陽気だと そういう事をする気にならない。涼しくなったら何とかしよう。

「サクラ大戦」、自信なさそうな暗い顔が妙にハマる娘だな、さくらは。もう少し 手を引いてあげるという方法もあるのではという気がするが。全員そろって放任では 閉じこもってしまうのも無理は無い。「ZOIDS」、中々良かった。単なるメカ以上に 生っぽいので余計に愛着があるのだろう。しかし犬科のデータを猫科に入れていいのか。 「ハンターx2」、ゾルディック家の使用人は皆主人思いだった。ゴトーも根は 優しい奴なのが見え見えである。それにしても、カルトちゃんもう出ないのかっ! 暴れてやる!



08 月 06 日 (日)

晴。一日中ごろごろ。夕方になって少しだけネットダイブした以外は動かず。

遅ればせながら「シックスセンス」を見る。噂の「謎」はもっと判りにくいのかと 思っていたが、結構明確に表現されているではないか。あれで判らない奴が居るのか。 ま、それはそれとして純粋に面白かった。怖くはなく、悲しい話と分類したい。



08 月 07 日 (月)

曇り後雷雨。我、チャクラの導きにより妄想するなり。という事で粗筋&番外編である。 こういうのは如何であろうか。

帰りに近所のコンビニに寄って雑誌「CREA」9月号を購入する。普段は勿論 買っていない。今回の特集目当てである。お題は「またしてもネコが好き!」。 広告部分を除くと誌面の半分ぐらいはひたすら猫猫猫猫猫。素晴らしい。 ちなみに私、女性向け雑誌でも特集が面白そうだと買ってしまうのだが、 残念ながら少女マンガだけは買えない。表紙が可愛らし過ぎなんだよなぁ。 誰か勇気を下さい。

「金田一」、高遠が言っている事はまことにもっともである。ちょっとピカレスク ロマン風のエピソードであった。ラストの金田一の台詞、爺っちゃんの名に 賭けてでない所もマル。最終エピソードは彼との決戦なのかな。来週は違う様だが。 「コナン」、田舎の閉鎖性が捜査の足を引っ張るという 、まるで横溝金田一の世界の様な見事な舞台を用意していながら、犯行の動機が イマイチ弱い事と、バスの止め方が余りにも荒唐無稽過ぎで傑作になり損ねている。 元々コナンには奇抜なメカが出ているのだが、こういう場面で今まで出てない (出てないと思う)メカをいきなり使ってしまっては興醒めでしょう。 バスは山側の斜面に車体をこすり付ければ止まると思うぞ。もちろんジワジワとだが。



08 月 08 日 (火)

晴。やたら眠いので早帰り。冷蔵庫にもやしが有るので、今夜は塩ラーメンと 思ったが近所のスーパーには売っていなかった。仕方がないので一番似ている チャンポンを買ってみる。麺を茹でた上に、もやしと肉を炒め、再度 煮込む…という訳で非常に面倒な麺料理であった。おまけに何も考えないで 説明通りに作ったら二人前だった。もう充分です(ひなの風)。

「グルグル」、親父ギャグに打ち震えるルンルンが妙に艶めかしいぞ。 『料理人グルグル』版のOPはククリ百態まで食い物関係のコスチュームに なっていて芸が細かい。しかし、やはり肝心な所で決めるのはジュジュ様なのだった。 「最遊記」、泣ける話…のはずなのだがもう一歩涙腺に刺激が来なかった。 思うに、この話で悲しくなる為には四姉妹の少なくとも誰か一人には感情移入しないと 駄目なのだが、やはりたった一話だけではそれは難しい。 悲しいのは間違いないし、安易な癒しが無いのも上出来なので、彼女達との 絡みを二話ぐらいかけてじっくり描けば号泣ものの傑作エピソードだったと 思われるが残念、佳作どまり。ちなみに本作は全50話であるというデマを聞いた。 微妙に本当臭いところが何とも言えない。(本当だったりして)



08 月 09 日 (水)

曇り夜雷雨。またしても蝉ネタ。クマゼミである。元々関東にはいない種類だが、 近年進出したそうで近所でもたまに聞こえる。グワシグワシと鳴く奴らだ。 今年聞いたのは今日が初めてだったが。 十年ぐらい前に京都を旅した時、市内のそこら中にクマゼミが鳴いていたので 流石関西と思っていたのだが、先日の新聞記事によると、関西でも昔(どの位昔かは 失念)は珍しい蝉だったそうだ。クマゼミ以外でも、亜熱帯から熱帯の生物が北上して いるという話は良く聞く。毒キノコとか毒グモとかの困った連中しか話題には ならないが、本当はもっと来ているんだろうな。

「ONE PIECE」、ある程度は予想していたが、強烈な話である。何だかんだで、 結局の所たまにしか死人が出ないシリーズなのだが、ここまでモロに、 しかも他のアニメでもちょっと見かけない残酷な死に様に絶句。ベルメールさん 安らかに。結果としてナミの判断が村人全員を救ったのだが、 それに気付いたのがナミの次に幼いノジコだというのが、何とも悲しい。 ルフィ、あの場面でギャグはやめなさい。 「ラブひな」、平成の"うる星やつら"であるからして、妖怪の話も当然在って良い のだが、これが"うる星"なら妖怪が滅んでしまうんでは無く成仏するだろうなぁと 思った。その辺が脇役にまで総てに愛があった偉大なる先達との違いか。とはいえ、 このエピソードは悪くない。最近ちょっと瀬田がらみで混乱気味だったが、 彼は脇役に撤した方がスパイスとして丁度良い様だ。それにしても素子ちゃんと 取り巻きA子は危ない。冒頭に出た御本家の巫女さんは、一発脇役にしては 美形だが再登場は在るのか?。当然言うまでも無いが、夏向け私服に なっている皆さん。特に、しのぶちゃん最高だ〜!。 夜半の雷雨では珍しく停電した。ほんの一瞬であった為にビデオへの影響が 無くて良かった。丁度「ラブひな」の真っ最中でちょっと冷や汗。



08 月 10 日 (木)

曇り。前々からもしや?と思っていたのだが、今日しみじみと確認した。トマト である。自宅と最寄り駅の間の線路沿いの道端で、コンクリート塀と路面の隙間に ジロザやスベリヒユに紛れて生えているのだ。実っているのは10円玉くらいの 大きさの物が2個だけだが、ミニトマトなのか普通のトマトの栄養失調状態なのかは 判らない。それにしても何処から来たのか。トマトの種は風で飛ぶ様な代物では 無いので、鳥の糞に混ざっていたのではなかろうかと推測しているが。

「NewType」誌を買って帰る。別に決めている訳でも無いのだが、ここ暫く毎月 買っている事が今更ながらに驚き。 創刊当時は毎月買っていたが数年後にアニメから離れた時期があり、 買っていない時期があった。その後、年2回の改変期の前(新番組情報の収集)と 12月号(表紙の色が違うから)だけ買っていた時期を経て、今日に至っている。 今月の表紙は七瀬葵さんキャラである。以前にネットニュースでも 書いた事があると思うが、昔は何となく苦手なキャラデザだったのに、 最近は何故か好きなキャラデザの筆頭だったりする。何故なのか自分でも サッパリ判らない。う〜ん、萌へぇ。 ところでこの雑誌、編集者のコメントがちょっと浅いというか、アニメに取材対象以上の 思い入れが『無い』人々である事が明らかな、凡ミス文章が多いのが困りもの。 読者投稿のイラストに対する一言でも、キャラの名前の間違え等は日常茶飯事である。 まぁ、"NEWTYPE EXPRESS"と"NewType Press"の部分が目当てで、ここだけで 500円分ぐらいの価値を見出しているから、構わないのだが。


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