08月中旬



08 月 11 日 (金)

晴。ちょっと思い立ってアキハバラへ出向く…が用が済まず、すごすごと撤退する。 駅のホームで帰りの電車を待っていると、視野の左右から茶色い影が猛接近して激突。 お、雀が空中戦か?と思ったが、片方のシルエットが小さい。激突した後で小さいほうが ジジッっと一鳴きしてUターンしたので、それがアブラゼミだと判った。右の方から 飛んできた雀が、蝉を襲ったというのが真相なのだ。が、果たして雀の目的は何か? どう考えても蝉は雀の餌ではないだろう。大体口に入らない。ところが雀が蝉を 追い回している光景は頻繁に見かける。これは雀の(悪趣味な)遊びだと思うのだが どうだろうか。食べる気の無い他の動物を襲う理由、しかも生存競争の上での ライバルという訳でも無いのだから。

上記の行動の為に東京駅を往復二度通過する。この際に行きも帰りも「におう」女同士の ペアを見かける。一目で私と属性が同じ連中だと判ってしまうのが苦笑モノだ。 どうやら埋立地は初日から盛況だった模様である。いい買い物は出来たかな。

某健全なスポーツ大会の所為で「ユイ」はお休み。つまらん。



08 月 12 日 (土)

曇り後雨。そんなつもりは無かったのだが、昨夜は飲み過ぎだった様で午後三時過ぎて も酔いが残っている。のであるからして迎え酒だ。そうでなくても暑いので飲んでしまう のだが。麦酒万歳。

「サクラ大戦」、絵がへたれ気味だった。ぶっつけ本番で何とかなる…と思わせて やはり駄目でしたという展開は良。 「ZOIDS」、う〜ん、レイヴンの過去がやっと出たかという感じ。重要なサブキャラ の割にはよく今までネタを温存していたものである。バンの父ちゃんと絡んだ事まで あったとはねぇ。牧師さんも若い。 「マシュランボー」、偽ヤクモの"お前のせいだぁ〜"が夏向きで中々良い。過去が 変わっているのに彼女だけは変わってない(様に見える)のだからして、色々と 負荷がかかっているのではあるまいか。

ビデオねたで「THE BIG-O」第5巻、ますます表情豊かなドロシーがマル。 最初、設定を聞いた時には随分と突飛なという気がした本作だが、それが きちんとした世界の構築に結び付いていて非常に良い。ビデオはまだ終わらないが 、そろそろ続編の話は出ないのだろうか。



08 月 13 日 (日)

雨後曇り。常日頃言って(書いて)いるが、私は雨が好きである。しかし、今日ばかりは 雨では色々大変であろうなと心配してしまう。炎天下と雨の下、どちらが楽だろうか。 もっとも昼過ぎには、涼しめの曇りになっていたので悪くない展開かな。

暫くぶりに長くまとまりのある夢を見た。心も身体も女だが本当は人間じゃ無いらしい 相棒と共に惑星上と衛星人工都市を駆け巡る冒険物である。如何にも自分が 好きそうな話になっているのが、流石に夢といったところであろうか。 しかも二度寝して、ちゃんと続きが見れたのも良かった。 この手の物語性の強い夢は覚えている限りは文章に起こして記録している。 何か小説のネタにでもという目論見からだが、やはり物語の冒頭とオチが 抜けている事が多いのが夢の弱点であり、中々使えない。今回もオチが無かった。 「続く…」という感じ。



08 月 14 日 (月)

晴。月曜にしては早く帰宅の途につく。勤務先界隈はまるで人気無し。どうやら 近隣他社は一斉に夏休みに入ったらしく、勤務先が入っているビルも閑散。 エレベーターが殆ど専用と化している。ちなみに私の夏季休暇は28〜29日の予定。

久しぶりに地元の書店でコミック単行本の買い漁り。新聞の書評欄で見て気になって いた「陰陽師」第2、5、7〜9巻、 作者のファンの為に自動的に「ニア アンダー セブン」第1巻、 先日見たDVDでハマったので「ヨコハマ買い出し紀行」第1、2巻。 「陰陽師」は在庫が無く既刊分の収集が出来なかった。「ヨコハマ…」は プロローグのみ読んでみたが、OVAが如何に忠実なアニメ化なのかが判る。 ただし、先に進むと違うかも。 明日気が向いたら、更に漁りに行こうかと思う。書店が空いていて具合が良い為。

「震える血」祥伝社文庫、読了。一言で言うと、すけべホラー短編集である。 感想は、まぁこんなもんかというところだが、それは感覚が麻痺している所為かも しれない。某妄想にこの"低さ"を引きずらない様にしなければ。

「モンコレ」、作中で紹介される視聴者からの手紙が何処まで本当か、何処からが ネタなのか相変わらず判らん。番組終了直後のCMで、筋肉男の集団が出たのが一番の 傑作だった。もしかしてアニメ製作スタッフは狙ったのか?。 「金田一」、単発エピソードなのに準レギュラー犯罪者が登場。もっとも、彼女の 前回の登場話を見ていない為、誰なのか判らず。話の筋が前エピソードに 非常に近いのが減点材料だが、オチの爽快感は悪くない。 「コナン」、"呪いの仮面100枚"の時の妖しげな双子が再登場。こういうキャラとの 再会は歓迎する。もっとも今回は普通の明るいお嬢さんになっているが。 話の筋は次回が解決編なので腋に置く(トリックは屋根裏に仕舞い込んであるというアレだろう)が、サブタイトルの"黒いイカロスの翼"ってのは、 別の事を思い出してしまって困るな。犬には翼はないぞ。



08 月 15 日 (火)

曇り一時雨。という理由で本屋に寄ろうという野望は中止。さっさと家に戻る。 我家は集合住宅である。古い団地の為、毎年何かしかの工事があり、しかも 大抵は各戸の室内でも作業が発生するので、こちらも対応しなければならず 面倒くさい事甚だしい。そしてそれらは頼みもしない事ばかりなのだ。 詰まってもいない配水管の清掃だの、壁の塗装だの。帰宅して、ポストを 覗くと、おなじみの工事の案内である。またどんな下らないネタを 考え付いたのかと読んでみると、「共用衛星放送受信設備の設置」とある。 屋上にパラボラ付けて全戸で衛星放送を見られる様にするらしい。 おお、珍しくというか十数年住んでいて初めて役に立つ工事の案内が来たぞ。 順調に行けば11月からは、今まで涙を飲んで読まずに飛ばしていた ネットニュースの幾つかのスレッドに口出しが出来る〜っ。えへっ、えへへへ。 番組改変期に間に合わないのが残念ではあるが、これでビデオの予約スロットの 稼働率も上がるであろう。

昨日買ってきたコミックを読む。 「ヨコハマ買い出し紀行」第1、2巻、あぁエエわ、これ。コミックでは 久しぶりの大ツボ。一応終末世界の話なのだが全然暗くない。こういう未来も有りか。 店頭には昨日書いた様に第2巻までしか無かったのと、奥付に5年前の連載分と 記載があった為に、これで終りか若しくは中断しているのかと心配してしまう。 が、ちょっと調べてみた所そんな事は無くて、単に行った店の品揃えが悪かった だけの様だ。続きを探して買わなくては。それと既刊分を揃えてから…という つもりだったが「陰陽師」第2巻も読んでしまう。うぅぅ、こっちも大当たり。 主役二人の会話がとにかく最高だ。 怖かったり悲しかったり笑えたりする娯楽漫画である。でも、この"間"は アニメには向かないだろうなぁ。

「グルグル」、素晴らしい眺め。ジュジュ様、罪深い信徒をお許しください。 「最遊記」、よく代わる代わる死にそうになる連中である。主役チームで、 どうせ助かると判っている為、緊迫感も無いし。う〜む。李厘ちゃんが 沢山出たのが唯一の見どころ。でも、何かこのシーンは暗い展開の 前フリの臭いがして嫌だなぁ。他の奴は死んでも構わんが、李厘ちゃんが ラストに残らなかったら許さん。

某所の呟きによると某妄想の次回作は遅れる模様だが、こちらもちょっとネタ切れ状態で 余談は暫く出せそうもない。かといって本編はネタはあるが今の情況に繋がらないし。 困った…。



08 月 16 日 (水)

晴。夕刻、控えめだが美しい虫の声がベランダより聞こえる。恐らく邯鄲という奴かと 思うが姿を確認出来ないのではっきりはしない。昼の暑さは変わらぬが、秋の 仕度は出来ている様である。

昨日決めた事を実行すべく奥の手(の一つ)の書店へ立ち寄る。「陰陽師」の 既刊分の残りは全て入手。「ヨコハマ買い出し紀行」は第4〜6巻入手。 これで現時点での抜けは第3巻だけだが、この奥の手に無いとなると後は…。 夜、「陰陽師」第1巻から読み耽る。

ここからアニメの話。 「ONE PIECE」、そうかぁ、いつでも見捨て易い様に村中で知らん振りしていたとは。 またしても本作の罠にハマり涙腺を刺激されてしまうなり。ルフィの叫びも格好良い。 「ラブひな」、ついに力尽きたらしく冒頭部分のアニメの質が最悪。 素人がお絵書きソフトで書いた様な絵だった。等身も狂っている。 サブタイトル後は、そこそこレベルに持ち直したが全般に低調だった。 こういうのは気になり出すと止まらないので本筋に集中できない。 まぁ今回は普通のラブコメだったので構わんけど。 しのぶちゃん、浴衣姿でちょっと髪型も変えていてラブリィ〜。



08 月 17 日 (木)

晴。朝、新聞を読んでそろそろ着替えをと思うが身体が動かず、 何となく頭痛もしたので仕事は休み。プレ夏休みと名付けておこう。 午後3時まで寝て、昼は何もせず。起きた後はエビドリアを食いながらコミックを 読む。萎れた朝顔の花を見ながらぼんやりしていると夕暮れ。タンメン食って、 フライドポテトも食ってと、まさに絵に書いた様に怠惰な一日を過ごす。 当然ながらずっと麦酒も飲んでいるのだった。生産性ゼロの一日がこうして過ぎて行く。



08 月 18 日 (金)

曇り。数日前、熱帯魚用水槽に妙なものを発見する。7x5ミリ程の楕円形の 透明な塊の中に、同じように透明な球体が10数個入っている。球体の中にさらに 小さな点が一つづつ。間違いない。貝の卵である。先日 書いた2種類の貝のうち、本来の住人であるはずのイシマキ貝は実は1ヶ月程で2匹とも 死んでしまい(暑さによる水温上昇が原因だと思われる)、今居るのは勝手に来た方の 貝だけである。つまりこの卵塊はその貝の物に間違いない。まぁ、成熟すると相手が 居なくても卵を産む動物は少なくないので放っておいた。が…見ていると明らかに 中心の点が大きくなり、形が変わっている。まさかそんなはずは。しかしルーペで しげしげと見て確信した。育っているのである。大きい貝が今でも1匹しか居ない事は 間違いないので、この貝、我家に来る前に交尾済だったと考えるしかない様だ。 さてさて、有性卵であるがどうしたものか。もう卵塊自体が10個近くある様だ。 今更除去しようとしても、なにせ透明であるから手前のガラス面に着いているのは いざ知らず、奥や底や水草に着いているのは見付けられないだろう。 ここは一つ勝手に増殖させてみる事にする。帰宅後、もう一度しげしげと見ると 1匹産まれていた。まだ1ミリにも満たない。これからも次々と孵化するであろう。 さて、際限無く殖えて餌が無くなった時にどうなるか。

またしても健全な競技会のため「コレユイ」は無し。



08 月 19 日 (土)

曇り。先週と今週の晩酌の肴には冷奴が入っているのだが、薬味として茗荷を刻んだ ものが乗っている。山盛りである。茗荷には実は嫌な思い出があって、小学生くらいの 頃だったと思うが母方の実家に夏に遊びに行った時。畑の端に茗荷が植えてあって そこから茗荷(の食べる部分・花茎)を母親が取ってきて、洗ってざるに乗せておいた のである。それを見ていると茗荷の隙間からにゅるにゅるとナメクジの団体が登場した のだった。もともとたいして好きでは無かった事もあり、それいらい大分長い間、 茗荷は食えなかったと記憶している。何時から平気になったかは覚えていないが、 今は茗荷を見るとナメクジ居るかな?と思うだけで、構わず食ってしまうのだった。

「サクラ大戦」、想像したのとは違う淡泊で単刀直入の攻撃だった。 あまり大きな収穫は期待していなかったのかな、山崎は。 「ZOIDS」、作戦指令の男が情報バカなのかセクハラ男なのか今イチ立ち位置が 判りづらい。ジェノブレイカーの身体の色の意味なんて考えもしなかったぞ。 単なる見栄えの問題じゃ無かったのね。意外にヒネるなぁ。 「マシュランボー」、つまりこっちの世界が本筋という事らしいが。そう言うもの なのか。やっぱヤクモは調子悪いらしい。 「ハンターx2」、イガグリ君と師範代はEDに出ているくらいなので暫くは キーパーソンなのであろう。師範代の時々見せる目つきが邪悪なのが気になるが。



08 月 20 日 (日)

曇り。夜、目の前の川の向こう岸から対空砲火が上がり始める。年に一度、8月の末を 飾る地元自治体主催の花火大会である。あまりに近すぎるのも考え物で、 見上げる様になってしまい見易くない。おまけに家の裏側(外廊下側)なので 部屋の中から見える訳でもないのだ。ベランダ側だったら良かったのだがなぁ。 という訳で今年も音だけ聞いている次第。

週末昔のアニメを見直そう劇場。今週からのお題目は「Vガンダム」。 実はTV放送されたガンダムシリーズで唯一ラストのオチを知らないのが本作。 忘れもしないあの日。最終回の録画予約がビデオデッキの故障で失敗していた 事を知った瞬間の憤りを誰にぶつければ良いのか。いや、ぶつける先は決まっている。 こらソニー、もっと丈夫なデッキを作れ。2年経たずに壊れたんだぞEV-BS3000は。 と話が逸れたが、今回初めて見るラストに向けて今宵は第1、2巻で第8話まで見る。 当時はあんまり気にしてなかったが、シャクティだけでなくスージィも 可愛いじゃないかっ!。ころみさん声だからだな、うんうん。


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