11月上旬


11 月 01 日 金曜日

曇り後雨。

週末の肴準備ごそごそやってから寝る。深夜に起きて週末モード移行。

晩酌。牛モツ煮込み。2時間煮て3時間寝かせた成果でトロトロの舌触り。 ボウモア・CASK STRENGTH をロックで。

「陸上防衛隊まおちゃん」、ゆり子会長&ちなみさん、 洞窟で温め合う時は服は脱いでですね…。それにしても今回はあんまりな扱いだった。 本作で萌えられる唯一の二人なのに。
「朝霧の巫女」、こまさん可愛い。殆ど外見は変わって いないはずだが、微妙に幼く見えるのは髪型の所為かな。昔は普通の女の子っぽい服 だったのに、今は黒服というのは服喪のつもりなのかも知れない。 ケーキ好きな理由とかも、知ってしまうとちょっとしんみりするネタだった。
「Witch Hunter ROBIN」、マイケルはすっかりロビンの 味方になってイイ奴化。もっとも当初の彼が無愛想だったのは単に人見知りが激しい タイプという事だったのかもしれないが。 それにしても知識の欠けらで強化されたロビンの能力は危険過ぎ。 今まで出たウィッチの中でも相手を一瞬で消し去った奴は居なかったのに。 これでは本当に今度こそハント対象になってしまいそうだ。


11 月 02 日 土曜日

晴後曇り。何故か早起き、正午起床。

庭仕事。急速に寒くなっているので温室1号の暖房を準備。ガラスを嵌め、ヒーターを 試運転。これで後はスイッチ1つで何時でも冬体制に入れる様になった。 秋咲きカトレアが満開に。

牛スネ肉のシチューを仕込む。所謂“ビーフシチュー”とは違ってデミグラスソースを 使わない調理法で作ってみる。セロリの葉の部分を鍋底に敷き、バターで表面だけを 焼いた牛スネ肉300gを並べて赤ワインを浸る程度に入れぐつぐつ30分。 タマネギの代わりに例によってペコロスを5個半分に割った物、セロリの茎の部分を 1口サイズに切った物1本分、ローリエの葉3枚、トマト水煮缶詰1缶(400g)を入れ 水を適当に足して更に2時間。煮始める時点で塩&胡椒をやや薄いか?という程度に 入れて味付け。最後に1口サイズのニンジンを1本分入れて30分。塩を少し足して 丁度良い塩梅にする。取りあえず3時間強煮込んだが食うのは明日以降の予定。

晩酌。キムチ鍋(豚コマ、牡蛎、焼き豆腐、ニラ、ブナシメジ、榎茸、そしてキムチ)。 銀河高原ビール。

「どっちがどっち!」、カジラって古き時代のガキ大将の 典型だよなぁ。絶滅しちゃっているであろうタイプだ。逆に北小の児童会長は今時の 極悪小僧って感じ。奴だろ、北小の馬鹿共の黒幕は。カジラのパトラッシュは確かに 笑える。結構可愛いし。淳(中身)が泣かない理由はちょっとイイ話だった。 今回はアブナイっという感じのギリギリ狙いのカットが多く、逆に扇情的。

「カスミン」、カスミンの所帯じみ過ぎな願いが笑える。 旅行券を換金して洗濯機を買えばと思わないでも無いが、今時は乾燥機付き洗濯機の 方が下手な旅行よりも高いんだよな。そう考えると、そもそもあの商品の順番(順位)も ちょっと変なのだが、気にしない事にしよう。
「東京ミュウミュウ」、小さくしか出ていないが、いちご の小さい頃の写真無茶可愛い。頻繁に下駄箱近くやら校門の前で仲良くしているのに、 いちごと青山くんとの仲はまだ噂になってなかったのか。まぁ、大衆の前で宣言した 様なものなので今後はいちごにも身の危険が。さくらママはダンナの性格を知っている はずなのだから、いちごの恋人の事を話したのはちょっと軽率って気も。 だが焼きもちオヤジよりも青山くんの方が考え方が大人なのでした。 ざくろ姐さんの“ちなみに犬も食わないのは…”がナイス台詞と思ったが、最後の さくらママの“何ならもう一人つくる?”が素晴らし過ぎで大ウケ。
「ミルモでポン!」、岩の下から宝石を取ろうとして ひっくり返った楓のポーズが危なくて良。ラストの安純ハイキックッなシーンは 背後か横から見たいもんですな。
「花田少年史」、相変わらず幽霊達は身勝手な奴ばっかで 、おまけに口コミで次々とやってくるのが何とも。今回は泣ける話では無く笑い話に なっていて、シリーズ全体が同じ雰囲気にばかりならない様にしている工夫が 感じられる。それにしてもタツさんは本当にあの直後に亡くなってしまったのね。 ラジオ体操会場の寺だか神社だかの階段に立っていたピンクのワンピースの娘が可愛い。 ユキお化け以外で初めて普通の美少女が出た。
「ヒートガイ・ジェイ」、ジェイのAIのモデルは博士の 父上という事で決まりなのだろうな。ノリエガの真意が今一つ判らないが、ヴァンパイア は政治工作では無く実力でジェイを倒そうと思ったという事なのだろうか。子供の姿の 殺人マシーンというネタは1回限りにしては勿体無いという気がした。
「満月をさがして」、あんず飴は私もスモモの方が好き。 死神だから息してないって事でも無いのが不思議というか。はっちゃけ大重さんが 可愛いです。デコ絆創膏もマル。
「小麦ちゃん マジカルて2」、本編に入る前の山本麻理亜 の“皆さんの大好きなアソコ”で先ずニヤリ。『カルて1』のノリで舞台は某夏コミと 言われて想像する通りの話をまたやっちゃいましたって感じ。更にタツノコアニメの パロディが絶品で、夜中に腹が痛くなる程に笑わせていただきました。 こよりちゃんのラストの扱いだけ可哀想だったけど、これは上出来。DVDは買い。
「りぜるまいん」、奴はもう既にダメ人間です手後れです 葵ちゃん。旦那様がりぜるへの義理を通して先生を突っぱねたのは漢だと思った。 それにしても相変わらず低いアニメでナイス。響子さんがすっかり本編に絡まなく なって悲しい。
「くるみpure」、カリンカの抱く誘拐のイメージが 素晴らしいね。くるみが頭脳プレイで危機を乗り切るなんて変だ!物凄く似合わない。 まぁ、それに引っかかる相手もアホ臭くて、そこが笑える所なのだが。


11 月 03 日 日曜日

晴。ちょいと用があって午前8時起床。

家の中で片付けとか色々やっている内に陽が傾いていくのだった。運動不足と体力の 無さを激しく実感。

今日を個人的な記念日に認定。

晩酌。昨夜仕込んだ牛スネ肉のシチュー。肉も野菜もすべてトロトロの舌触り。 秘蔵のワインの1本、おたるワイン・セイベル13053(1985年)を開ける。 テーブルワインの様なつもりでキンキンに冷やしたら渋いだけの妙な味に。 しばらく置いて温く?なった頃には酸味が出て辛口赤らしい味になった。 冷やすべきでは無い(それなりに上質の)赤を冷やしたらどうなるかを、 やっと遅ればせながら学習出来た気がする。

「ONE PIECE」、何時でも一緒に行動するという感じの連繋 では無く、少し距離を置きつつ気が付けば傍に居るという今まで居なかった仲間像を ロビンが作っていく事になるのかなと思った。出合いが出合いだけに中々受け入れて はもらえないのだろうが、今のロビンのふわっとした笑顔は本心からの物なのだろうと 信じている。 まぁその点、人を見る目に関してルフィは天然だから問題あるまい。
「天使な小生意気」、話そのものは続きでは無いが、 展開の時系列は繋がっているという構成が結構珍しいので興味深い。相変わらずキャラの デッサンは振れ幅が広くて頻繁に変になるのが何とも。源造が中々に漢を上げて、 それを善意から下げてしまう恵というオチは良。
「プリンセス・チュチュ」、みゅうとに倒れ掛かる時の クレールの胸元が危険な動きを見せている。ふぁきあがすっかりあひるレベルのキャラに なっていて、普段隙の無いキャラが油断した所を見せるからこそ面白いという正統な 演出を楽しませてもらった。“立つな”はナイスです。濡れた髪のあひる萌え。 クレールの挑んだ勝負、まともに受けるとあひるが人間になる時にドロ爺とした約束に 抵触する訳だが。次回卵の章のクライマックスはどうなるのか凄く楽しみ。
「ガンダムSEED」、どうもノーマルスーツ姿だとキャラの 区別がしづらい。操艦と火器官制が別々のブリッジになっている ホワイトアーク アークエンジェルの 仕掛けが面白い。別々になっているという設定自体は『逆襲のシャア』辺りでも 出ているが、夫々別のクルーが詰めているのが新味という所か。それとここまで武装が 賑やかな艦が主役サイドの乗艦というのも初めてではないか。 必ずしもモビルスーツが宇宙空間で一番強い訳では無く、熟練していれば モビルアーマー(と言っているが戦闘機だろ、あれは)の方が優位に立つ事もある というのはリアルな感じがして良し。
「キングゲイナー」、アデット姐さん、楽しそうだな。 アナ姫が出ていないと本作はひと味足らない気がして仕方ない。
「ギャラクシーエンジェル」、Aパート、ずっと動き 続けているロボットというのは何故か切なく見える。その一途さに、機械なのだから 当たり前という事実よりも先に健気という印象を持ってしまうのは人の形をしているが 故か。食い逃げ撃退モードが有る所為で辛うじてギャグになっているが、短編の 怪談(ホラーと悲劇の合わさった物)の様なテイストだった。Bパート、歌って済ます ラストの無茶なオチに唖然としつつ、これがGAかなぁとも思う。ヴァニラさんが 一番笑えるってのはやはり何か違う気がするが、楽しいからいいか。


11 月 04 日 月曜日

晴。正午起床。

この連休は何故か早くに目が覚める。週末モード移行に失敗して睡眠ゾーンが 前にシフトしている所為だな。

昨日の肉体労働の所為で背筋と肩と腕が痛い。

今に始まった事では無いが、我ながら怠惰で何にも生産的な事をしない休日が 超高速で過ぎ去っていくのだった。

晩酌。湯豆腐、その後で牛モツ煮込みの残り。白雪吟醸。

「犬夜叉」、そう言えば猫又というのは基本的には歳を 食った猫というだけで子供を産めるのかどうかという話は聞いたことが無いな。 この作品世界では産めるという事で決まりと。そして当然ながら産まれるのは普通の 子猫な訳だ。こうめちゃん、包帯代わりに裂くなら着物の裾の方をよろしく。
「コナン」、殺された男が自殺した奴の名前を惚ける 時の間が意味深。口先だけの強がりで、実は気にしていたという事か。もっとも、 本心で気にしていたのか気になる様な出来事が今までに起こっていたのかは判らない。 殺害計画がずっと前からあった可能性もあるし。
「SAMURAI DEEPER KYO」、村正まで壬生一族の者 というのはちょっと吃驚。信長すら中ボスというか先兵に過ぎなかったという事か。 そうであれば序盤の十二神将の無駄使いも判らないでは無いが、逆にちゃんと 盛り上げてから完結出来るのかという不安も。
「超重神グラヴィオン」、予約録画時間を先週のズレた 時間のまま直し忘れて冒頭10分見損ねた。Gシャドウのパイロットがエイジの姉ちゃん じゃ無かったのね。もしかしたら女の子じゃ無いかも知れないので脱がせてみるべきだ >エイジ。期待通り?にエィナの右手パンチが炸裂してくれたが、意外に 怯え方があっさり気味。驚いたり怯えたりしても全く意に介さないで準備を指示する 斗牙は鬼畜で笑えるが。それにしても毎回主役メカの前回の新技が効かない敵が 出て来る展開は飽きなくて良いのだが、このまま行くとエピソードの数だけ技が 出るって事になるのか?それは何か物凄いぞ。

「シスタープリンセス」、この連休は週間ビデオ処理 以外のビデオ観賞時間を全て『アニプリ』初代シリーズの視聴に充てた。改めて 通して見てみると、12人も隠し妹が居ました〜という無茶な設定に目をつぶれば 結構まともな筋が一本通っているシリーズだと思える。色々な個性を持った女の子が 次々と出てくる“だけ”の美少女カタログアニメからは間違いなく一歩以上踏み出して いる。『RePure』が妹視点故に兄は完璧な男に描かれるのに対して、『アニプリ』 初代は兄視点であるが故に12人の妹に翻弄される兄の成長がリアルなのであろう。 傑作というほどでは無いが、放送当時の佳作という評価よりも少し上に再評価したい。


11 月 05 日 火曜日

晴時々曇り。午後1時起床。

今日は連休エクステンションでお休み。 日曜日に筋肉痛になる事を見越しての措置だったのだが、次の日曜日に関する某所から の電波を早くに見ていれば来週月曜を休みにしたのにと思わないでもない。

晩酌。鶏鍋。アルプスワイン・コンコード新酒辛口。コンコードで辛口を謳うという 挑戦的な代物を見付けて買っておいたもの。 やっぱり赤としては甘口だと思うがなぁ、これは。 とても美味しいのだが、辛口とラベルに書くのはやっぱり違うんじゃないかと。

「スパイラル 推理の絆」、そう来たか。ひよのちんで 無く通りすがりの生徒が吹っ飛ばされるのではと予想したのだが全然違いました。 理緒は凄いを通り越して狂ってるとしか言えん。ところで理緒は清隆“様”と 呼んでいたが、清隆はどういう立場なのだろうか。こういう話はラストまで一気に 見たいなぁ。続きが気になって仕方ない。
「十二国記」、天官長は味方なのだろうか。陽子も同じ 感覚なのだろうが、周囲の連中の誰が公明正大で誰が腹黒いのか全然判らない。 その為に誰の意見も素直に聞けないという感じだ。本当は景麒がそんな時の指針に なるべきなのだろうが、陽子に人道的正論しか言わないと妙な理解のされ方をして しまったし。前途多難。物語としては、そこが面白い訳だが。 本作とは直接は関係無いが、ここ2週間くらいBS11の映りが酷く悪い。 白い筋が横に沢山走っているのは何故だろう。
「花田少年史」、お化けが出ない話。 桂ちゃん、キツいなぁ。そこそこ可愛い顔立ちだが、昔の髪型故か萌えるという事も 無し。


11 月 06 日 水曜日

晴。

数日ぶりに外に出ると、外界は何時の間にか冬になっていた。

何となく不調。医者に行くと不定愁訴とか言われちゃうパターンですな。

夕食。コンビニサンド(BLT)、そしてセロリ1本。

「テニスの王子様」、菊丸センパイって案外繊細で 変化に脆いって事か。ダブルスが上手く回り出したのも桃ちゃんを通して大石センパイ の事を見られる様になったからに見えるし。それにしても氷帝の外野ウルセー。
「ヒカルの碁」、ふぅ、終わった。何だかすっかり佐為は 満足してしまってこのまま成仏か?という感じだが。しかし、ここでヒカルが佐為を 驚かせる一手を語るとは思わなかった。塔矢名人ですら気付かなかった手って事だし。 ひとつの盛り上がりが終わっても続きが相変わらず気になる構成は見事としか。
「シスタープリンセス RePure」、素晴らしい。Aパートは 衛くんメインのキャンプ話なのだが、テントで兄ぃと…と妄想大爆発させている所が 可愛いのなんの。脇サポートメンバーのはずの鞠絵ちゃんが水しぶき&眼鏡オフで 主役食ってしまう一幕もあって、これまた非常に結構。似非バックパッカーとしては テントの設営場所や装備に関して突っ込みたい所だが、アウトドアライフ啓蒙アニメ では無いので止めておこう。でもミカエルがザブザブ入り込んで歩いている川では 魚は釣れないだろうとだけは言いたい。それとタンパク質現地調達なんてネタを臆面も 無くブチかます春歌ちゃんはやっぱ古風だわ。改めて、へそとお尻を有難う衛くん。 咲耶ちゃんはこういう情況では活躍出来ず、珍しく目立ちませんでした。 Bパート、うへぇ。鈴凛ちゃんが可愛く見えるよ。 普段は特に琴線には触れない“その他妹の一人”なのだが、今回は話的にもド真ん中に 来た。鈴凛ちゃん(小)のちょこまかした動きがとても愛くるしく、その後に続く しんみり展開を引き立てている。相変わらずキャラデザが別人風味のBパートだが、 鈴凛ちゃんの場合は衛くんと区別しづらい等と言われてしまうので、むしろこんな感じ に最初から描かれていたらなぁとか思ってしまう。 それにしても、Bパートは回が進む毎に出来が良くなっている気が。


11 月 07 日 木曜日

曇り。立冬。

午前中〜昼前まで妙に気分悪い。微熱もある様な。 風邪か?と思ったがどうも今朝食ったコンビニ天丼の食中りらしい。 古い油で揚げやがったな。

帰宅時、自宅最寄り駅前の本屋で買い忘れていた物を捜索。

  • 「花右京メイド隊(6)」もりしげ著、秋田書店チャンピオンコミックス
無事購入。ここ最近の2巻(第4、5巻)はレジに持っていくのが恥ずかしい表紙が 続いていたが、今回は大人しめ。まぁ、下着姿が大人しい方って時点で 駄目コミックなんだが。

夕食。納豆ご飯。

「NARUTO」、やっぱ普段の火影様を知っている奴は 疑うだろ、世界に5人のトップ忍者にはとても見えん。護衛対象を端に歩かせるのは 激しく間違っている気がするが、カカシはそれでも大丈夫という自信があるって事か。 ナルトが意外に情けなかった。

「花右京メイド隊(6)」もりしげ著、 秋田書店チャンピオンコミックス読了。冒頭1話目でさっそくヤラれたよ。 この萌え上がった気持ちをどこに吐き出せば良いんだ、ジィさん。 完全にイクヨっちとシズカにハメられてしまい、これは太郎様の気分に浸るしか。 この第6巻では暴走バカ話と深いネタのバランスがこなれていて益々良い感じ。 どれも面白いが、敢えて1話を上げるなら、第39話のグレースの話が白眉だろうか。 普段小生意気なグレースがポロっと見せる弱気の可愛い事。だが、その弱気の理由は 洒落にならないダークな物なのだよなぁ。 この娘(達)を中心にするとどうしても心の闇に触れる話にならざるを得ないのだが、 打ち消すのでは無くありのままで受け止めるという太郎の姿勢が素敵だ。 それにしてもマリエルが更に嫉妬深くなって、ちょっと怖いぞ。


11 月 08 日 金曜日

曇り。雨という話だったが降らず。その所為か、昼間は陽が出なかったにもかかわらず 意外に寒くは無かった。

表稼業関連で今月末に事務所が移転する晴海へ打ち合わせに出かける。 午後一番からという事であった為、昼食時間込みという名目で午前中に外出。

実際は昼飯などは食わずに移転先周囲を探索。再開発された街域である為、小綺麗な 街並。運河沿いの広々とした遊歩道、手入れの行き届いた庭園、屋内は直線の部分が 殆ど無く、曲がりくねった通路を歩くと次々とレストランや趣味性の強い専門店が 現れる。必然から人と物が集まって出来た街では無く計画的に寄せ集めた街故、 生活臭が無い空間。作り物めいた無機質な感じが善し悪しを越えて面白い。 そんな風景はそこに居るとある種の既視感をもたらす。それはアニメの中の風景。 使い勝手では無く、訪れた者にどう見えるかを優先されて出来た街は踏み込んだ瞬間に 異世界へと誘われ、その人もまた風景の一部と化す。 こうして今歩いている通路の裏側に地下基地への秘密のエレベーターが有ったり、 立ち並ぶビルが緊急時に地下へスライドして潜っていったり、 目の前の店から12人の妹を連れたお兄ちゃんが出てきてもきっと驚かないだろう。 その作り物の中でも良く考えたなと感心する所がある。屋外の庭園は非常に 多くのベンチが配されているが、歩道が細々と曲がりくねっていて周囲の植え込み には人の背丈程度の木々が密に植えられている。その為に座っている者同士の視線が 交わる事が少ない。これは水平方向への拡がりに制限のあるビルの谷間において、 落ち着ける場所を効果的に作り出している様だ。ベンチで昼食を摂っている者の殆どが 男女問わず一人だったのが特徴的。もっとも此には隣接するオフィスビル群の 就業人口に比べてレストラン系の店が圧倒的に少ないという致命的欠点もあるのだが。 その欠点を埋めるべく、昼食時だけ縁日の屋台の様に連なる弁当屋の出店が 作り物の風景の中で唯一人間臭い。

打ち合わせが終わったのが午後5時15分だったのでそのまま家路に就く。

随分と久しぶりに大井町で途中下車して徘徊。丸井野郎館にある自転車屋に探し物に 行くが404。婦女子館を徘徊し、そのまま帰ろうかと思ったのだが所謂駅ビルである アトレ大井町に入ってみる。ここ、来た事が無かったらしく色々と物珍しい。 単純に見ると3階くらいの高さの駅コンコースから入った所が“1階”という構造が 面白い。そして客が入りやすい1階に惣菜系の店を集めてあるなど中々良く考えて いる。東急ハンズ、無印良品、ユニクロ…と何とも節操の無い客寄せテナント (やや斜陽気味の所もあるが)も勢揃いしていてその所為か結構人出も良好。 もっとも此の東急ハンズは生活雑貨に特化した店舗で、私がハンズに抱く “物造りの材料屋”という感じとは全く違うが。爆睡用に耳栓購入。 個人的ヒットはレピシエという 紅茶/中国茶の専門店が入っている事。思わず切らしている祁門茶(FOP)を200g 買ってしまった。税込み2520円也。一緒にくれた茶のカタログが読み物としても 面白く、この店は贔屓にしたいと思った。紅茶が切れたら、また来よう。

晩酌。シウマイ。アルプスワイン・コンコード新酒。年代物じゃ無い葡萄ジュース。

「Witch Hunter ROBIN」、財前はソロモン本部に干渉 されない独自の組織をSTNJとは別に作りたいらしい。しかし、その組織でいったい何を しようというのだろうか。以前から胡散臭い所とは思っていたが、ファクトリーは 要塞ですか。神乃崎夫妻は良い人達だったのにあんな事になってしまっては、ロビンが 取り乱すのも判る。“知る権利は無い…”は知ってしまったという事か? 白ワンピのロビンは普段黒服ばかりなので新鮮で中々良し。
「陸上防衛隊まおちゃん」、果物くらいエイリアンに 分けてやれば良いだろうに。ケチ臭い作戦を展開するから裏をかかれるのだ。 エイリアン側を応援した方が良いな、本作は。
「朝霧の巫女」、千佳はいくら何でも態度が悪すぎだろ。 道宗にも悪に撤し切れない事情があるらしい。ホモダチの 為に何か動くのか?それはそれとして、こまさんか珠ちゃんは必ず出せ。 作画レベルの波が激しい本作、今回は駄目回でした。
「灰羽連盟」、レキの描く絵とは何なのだろうか。 廃墟エリア、ああいう所で暮らすレキが羨ましい気がする。ラッカは意外と子供の あしらいが上手いので、レキと一緒に働いたら良いのでは。それにしてもニンジンだけを 皿に盛ったら大抵の子供は食わんだろうなぁ。 ラッカからパンケーキの匂いがするという理由は笑える。
「ヒートガイ・ジェイ」、モニカの胸がっ、胸元から 丸見えだっ!完敗です。執事を慕っているらしきクレアの意外な面が興味深い。 マネーゲームと連動したアクションはスリリングで面白かった。
「キディ・グレイド」、名前と髪の色が(そして当然その 前提で容姿も)同じなのに“前任者の事なんて知らない”とは。このエクレールの 一言は何気なく深いネタに繋がる伏線では。既に生身で無い事はほぼ確定だが、実は 人間ですら無かったりするのか?エクレールの身体に備わった能力と同じ技術を 盗品として手に入れたフォクシーは結局記憶を消されたらしい。その彼女の前から 名乗らずに立ち去るエクレールは何となく切ない。 年代物の葡萄ジュースをリュミ様と御一緒したいもんであるなぁ。


11 月 09 日 土曜日

曇り時々晴。午後1時半起床。

庭仕事。こんなに寒いのに、バニラが機嫌を悪くしないのが不思議だ。 もう少しどこまで我慢してくれるのか試してみようか。

晩酌。湯豆腐。今週も白雪吟醸ですの。

「CDTV」に Changin’My Life が出ていた。早くDVD買いに行かなくちゃ。

「喪神の碑(3)カイユの封印」津守時生著、 角川スニーカー文庫読了。この時点で話が完結してしまいそうな展開にハラハラ させられる。全5巻と判ってはいなかったであろう、刊行当時の読者は更にこの気分を 強く感じた事と思う。それにしても敵味方問わず、キャラの厚みと魅力の表現が上手い 著者である。それ故に敵味方に別れている構図の不条理さを作中の人々の様に味わう事 となり、物語世界をよりリアルに受け止める事が出来るのだった。

「RED SHADOW 赤影」、忍者ネタ馬鹿話。個人的には かなり笑えて楽しめたが、真面目な忍者アクションを期待して見た者は怒るだろうな。 アスカが死んだ後は真面目路線になるのだが、その後半の筋と全体を通しての軽めの ノリはやや馴染みが悪い気がする。竹中直人の白影はキャラが濃過ぎで、出てくるだけ で主役脇役問わず周囲の総てを食ってしまっている。それはそれで面白いのだけれど。 子供時代のアスカが訓練で足を振り上げているシーンが危うくて萌え。 一応時代劇なのだから、“エッチ”という台詞は止めて欲しかった。
「新13日の金曜日」、13金シリーズは数が多いので 見た作品と見ていない作品が題名だけでは区別出来なくなってしまっている。 本作は見ていない物だった。伝統的に本シリーズはジェイソンに殺されても仕方ない と思わせる連中が出てきて観客のお望み通りに殺されてくれる訳だが、 本作はシリーズ中屈指の見ている者の神経を逆撫でする連中の宝庫だ。 極く一部の者を除いて、もうひたすら出てくる奴等がクソばかり。 どんどん殺されていく様が正直言って爽快。そしてジェイソン以外の連中も期待を 裏切らない。そこでぶっ飛ばせ!と思えばぶっ飛ばしてくれるし、脳天に斧を叩き込め! と思うシーンでは本当にやってくれる。観客の心理を理解しているという意味では 本当に良く出来た脚本と演出だと思う。このシリーズに必然や論理的整合性などを 求める者は居ないだろうから、これはこれで求められた通りの結果を出した作品と 言って良いだろう。無差別連続殺人ホラーを笑って見る事の出来る人には超オススメ。

「東京ミュウミュウ」、人が良いはずのれたすちゃん までみんとに対して疑り深くなってしまってますか。みんと(小)はやはり可愛い。 カンナは人前であれだけ高(バカ)笑いして、お嬢様も無いもんであるが。 そんな彼女に対して、みんとは友達との付き合いとはこういう事だと 教えたかったのだろう。確かにいちご達を利用した事には違い無いが、 今回は利用された方も悪い気はしなかったと思う。 カンナは中々に面白いキャラなので、使い捨てにせず再び登場させて欲しい。
「ミルモでポン!」、水族館の大蛸はデカ過ぎ。 しかしあんな奴が居る水族館なら絶対に見物に行きたい。 “お仕置きが待っているわよ”の安純の顔が笑える。
「りぜるまいん」、“好きだーっ!”はやはり “しのぶさぁ〜ん”でないと駄目だろ。今回もアブナイ台詞満載で笑わせて頂きました。 あおいちゃんと響子さんのキス、あおいちゃんのスカートの中に顔を突っ込んでいる犬、 百合&SMな三人組等、ビジュアル面も充実の妄想アニメを堪能させて頂きました。 ところで、あおいちゃんとキスしてもあまりショックを受けていない響子さんは 両刀使いですか?
「くるみpure」、運送屋の兄ちゃんの遺留品の訳の 判らなさが笑える。何だよ、あの網ストッキングは。サキちゃん、よくハエ男なんて ネタを知っていたな。ハエ看護ロイドは怖すぎなので止めてください。
「満月をさがして」、ぐっちゃんは器用な豚だなぁ。 円の気負いが少し取れて、自然な感じになれたのだろうと思える。 1画面に同時に2人以上入るカットでの絵の乱れが目立ったのが残念。
「プリンセス・チュチュ」、エデルさん、まさに身を 焦がす活躍でした。ちょっと涙腺ゆるみ気味な展開。それにしてもここまで綺麗に まとまってしまった本作、次のシリーズではどういう話になるのだろうか。
「ガンダム SEED」、他人を弱虫呼ばわりしている奴が 実際は早死にするものなのだよ。アルテミスの傘の逸話は、テクノロジーを過信した事 への教訓なのだろう。正直、情けない破られ方とは思うが。


11 月 10 日 日曜日

晴。午後3時起床。

怠惰なり。

某O氏曰く、 二つの 「アニプリ」が有るとの話。 私も、もうひとつの方を指して使っている所を見た事はあります。 ただ、通常この2作を同じ文脈で扱う事は殆ど無く、敢えてその表記に関して 別の作品を指す事もあると断わっている例は(何処かで1度だけ見た気がします) あまり無い様ですが。

晩酌。ミサトさん麦酒。ニラ玉。

「こち亀」、結論は女は金が掛かるって事ですか。
「ONE PIECE」、久々のナミ(小)に萌え。ロビン姐さんの 読んでいた本の紙が一番丈夫なのでは。暴風雨の最中にも構わず開いていた様だし。 それにしても我が道を行き過ぎというか、嵐の時くらい何か手伝った方が良くはないか とちょいと思った。
「天使な小生意気」、故障したエレベーターにて 乗り合わせたくらいで本能剥き出しになる様な男なんて居ないって。どうも最近、 こういう部分が露骨過ぎて無駄に不快な脚本が続いているのが気になる。 ついでに言うならエレベーターは縦のレールに噛み付いているので横には揺れたりは しないだろう。フィクションであっても最低限のリアリティは確保してもらいたい。 やっぱり美木ちゃんと恵は百合ん百合んな関係という事で。
「ギャラクシーエンジェル」、ミントが着ぐるみマニア だって事は秘密だっけか?他のエンジェル隊の面子の前でも結構着ている気がするが。 それにしては着ぐるみ好きとは知らないという前提っぽい台詞が多いのだが。 着ぐるみをひたすら送られまくる展開はそこそこだが、最後の金銀の着ぐるみネタは 笑いました。Bパートはヴァニラさんの“生き地獄”発言がウケた。 ラストの完璧女性隊員があの後どうなったのか、話がちゃんと閉じていない印象。
「キングゲイナー」、ゲイナーの女装はあんまり可愛く 無いな。ガウリ隊長があんな強者とは意外で爆笑。ジャボリの得意なぬいぐるみ遊びって 何の事だろう。どうも低い想像しか出来ないのだが。 アナ姫登場するも台詞無しでがっかり。