曇り。
表稼業。また幽霊ビルの倉庫へ行く。捨てる予定のファイルを紙と紙以外に分別したり。 ついでにIXYで写真をあちこち撮ってみた。残念ながらナニも写らなかったが。
帰宅時に川崎で途中下車。ヨドバシを複数の目的で徘徊する。
自宅最寄り駅前のスーパーのワイン売り場がボージョレ・ヌーボーに占領されていた。 毎年“今年は出来が良い”としか言わないワインなど興味ありません。
買ってきた無線LANカードは単に僕のOSである FreeBSD4.4でカードがどう見えるのか試したかったから、というだけの衝動買い。 比較検討したメルコのカードはFreeBSDでの動作実績があると知っていたので、 わざわざコレガにしてみた。実は選択の理由にメルコの半額だったという事もあるが、 値段の差はWEPの暗号鍵長128bitをサポートするか否かの差だったらしい。 コレガ PCCB-11自体は /etc/defaults/pccard.conf にあった“PCCA-11”のエントリを /etc/pccard.conf へコピーしてID文字列を書き換えただけで難無く認識。 こんなに素直なら基地局も買ってくれば良かったか? 繋ぐべきバックボーン回線が無いけれど。
夕食。寿司、消費期限タイムアウト間近5割引品。
「NARUTO」、サクラはナルトの意外な良さに気付いた? だが危機に陥った時の気持ちは余計なバイアスが掛かっているので、割り引いて 評価した方が良いぞ。終盤の展開はスピーディで引き込まれるが、序盤〜中盤は 使い回し影像が多くシリーズ構成への不安をちょっと感じた。
高円宮憲仁親王殿下逝去。正直、絶句。まだお若いのだが…
曇り。
アキハバラ買い出し紀行。新譜や買いそびれ回収色々。
晩酌。六歌仙純米。旨い。吟醸では無い(らしい)ので所謂フルーツ香は無いが、 味は下手な酒の大吟醸クラス以上の味。この味で1升2200円とは安い買物。 肴は湯豆腐。通常、湯豆腐のつけ汁には柚子/すだち/かぼすといった柑橘の搾り汁と 醤油を混ぜて作るのだが、今回はたまたま売っていたシークァーサー(沖縄蜜柑)を 使ってみた。すだちに似た香りと、大きさの割にたっぷりと搾れる果汁が特徴的。 中々に良い感じ。
「ぷちぷり・ユーシィ」、周囲を見回してから優しい顔に
なるグレンダが何とも微笑ましい。それにしてもボディスーツ姿で縦横無尽に動き回る
グレンダは見物でした。これはオヤジで無くてもビデオ撮りまくりたくなりますな。
完全にグレンダが主役を食っている回でした。
「十二国記」、祥瓊股裂きの刑。無知の罪がここまで
重いのか?という疑問と、最後までやれという黒い欲求がせめぎ合うシーンでした。
しかし、あれだけの目にあっても被害者意識が増すだけなのはある意味で天晴な性格。
鈴はちょっとはマシな暮らしを得られるのだろうか。陽子ブチ切れ後はどうなる?
「陸上防衛隊まおちゃん」、キャロル滅茶苦茶可愛い。
主役を彼女に交替させるように希望します。巨大ハンバーガーが今は無きバーガーキング
のワッパーを思い起こさせる。旨そうだなぁ。
「朝霧の巫女」、体調悪そうな菊里ちゃん萌え。
介抱してあげたいです。珠ちゃんの“離れてよぅ〜”も何となく萌え。
「Witch Hunter ROBIN」、亜門はソロモン本部と接触
していたらしい。亜門が兄と呼ぶのは誰の事なのだろう。何だかミノリーちゃんは
既にハントされて実験材料にされている様なイメージがちらちら見えて嫌んな感じ。
曇り時々小雨。午後2時起床。
寒いのだが、記録上は最低温度5℃を切っていない為、第2温室の暖房開始は見送り。 まだ辛うじて枯れていない朝顔に花が1つ咲く。 花弁がほとんど伸びず、まるで竜胆の様な含み咲きになっている。
部屋の季節対応模様替え。夏場は外して1ヶ所に集めてある襖を敷居に嵌め、 ひとつながりの大部屋風味だった室内を3部屋に区切る。小さく仕切るのは暖房の 効率を高める意味もあるのだ。家中を温めるのは無駄だし、そもそもそんな高熱量の 暖房器具を所有していない。
遅い昼食。ほうれん草とベーコンのキッシュを焼く。パイ皿からはみ出してカリカリに 焼けた部分の生地が美味しかったり。
晩酌。キリン一番搾り“毬花”。期間限定醸造という代物。普通は乾燥ホップを 使う所を冷凍ホップで造ったというのが唄い文句。確かに香りが強いが、青臭いという 評価を受けかねない微妙な所がある。味は相変わらずの薄さで国産麦酒の再評価に つながる様な物では無い。肴はやはり湯豆腐。
「どっちがどっち!」、北小の腹黒会長が何故淳に 自分が黒幕だとバレかねない告白に行ったのかが微妙に謎。彼とのパイプを維持して 情報源として利用し続けたかったという事か?淳(中身はりりか)の一発は拍手喝采。 りりか(中身は淳)が駆け付けるべく乗っていたバスはボンネットバスだった様な。 何処の山奥ですか?小学生男子の風呂シーンは要りません。女子の方をよろしく。
「カスミン」、照れ照れユリ様&かえでが可愛い。
霧彦は完全にカスミンの白馬の王子様化してますな。
「満月をさがして」、真田さんが最期に薔薇の開化を
見る事が出来たのか出来なかったのかを明確にしない演出が、切なさを盛り上げていて
良かったと思う。ここで判りやすいハッピーエンドの予感を抱かせるのはシリーズ構成
としても良くないだろうし。それでも個人的には最期に花を見たと思いたいが。
「奇鋼仙女ロウラン」、“ブラコン!”に爆笑。
更には女の子を握りしめて下半身に力の入ってしまうロボにも笑わせてもらいました。
本作も『グラヴィオン』に続くお笑いロボアニメらしい。
「プリンセス チュチュ」、基礎が大切という話は
中々に感動的でした。そう感じたが故にネコ先生が余計可哀想に感じられる。
省略EDを見ると、どうも『雛の章』は15分枠×2に対応し切れていない様だ。
「東京ミュウミュウ」、綾乃の本心に気付いたという
れたすちゃん。確かにふと不審を抱いたと思わしきシーンはあるのだが、演出に絵の
レベルが追い付いていない為に絵が崩れただけなのか表情が曇ったのかが区別出来ない。
れたすちゃんに焦点が当る回は何故か駄目絵が多い気がするのだが。眼鏡者一家の
緑川家の食卓は笑わせてもらいました。れたすちゃんのママもオサゲ眼鏡萌え。
「ミルモでポン!」、ピンクの茅葺屋根がシュールな印象
を醸し出してます。色々なネタをシャッフルした昔話、“ノーチラス号”とか
“ビーナスの誕生”といった洋ネタも混ざっていて面白い。結局は夢オチだったが、
するとムルモは洋の東西を問わず人間世界の物語に精通しているという事か?
「灰羽連盟」、以前に寮母のおばちゃんが言っていた
レキの過去は族だったという事ですか。ラッカと同世代の男性の灰羽が居ない理由は
単にオールドホームが女子寮だからなのね。チビ達には男の子も居るけれど。
「ヒートガイジェイ」、キョウコといいフィアといい、
女性の方が有能なのですな。兄弟の和解が説教臭く無く描かれて良かった。
「キディ・グレイド」、目立つほうが囮、そして実際に
目立つのはどちらか?という訳で、二重にひねったお話でした。リュミエールが
居ない所為でメカを乗っ取られたりして、エクレールのちょっと不安な面を見せられた。
メルクルディが出ていないので寂しい。
曇り。午後2時起床。
心霊スポットを訪ねるツアーに参加。ただのツアーでは無く、TVか何かの取材チームや
本職の霊媒師、心霊研究家等も同行している豪華な代物。向かったのは渓谷に建つ
温泉旅館の廃屋。建物の最上部が地面の高さにあり、渓谷の底へ向かって伸びている
という感じの構造。要するに建物の高さと渓谷の深さが同じな訳だが、この構造が
災いし渓谷が洪水で溢れた時に丸々水没して多数の犠牲者を出し潰れた旅館という話
だった。その後は放棄されたままで荒れ放題。
ツアーメンバーが入ったのは1階(渓谷の底)だが、内部は中央が崩れていてまるで
吹き抜け構造の様に全フロアを見上げる事が出来る。
既に夜なので懐中電灯の光が射す範囲しか見えないが、崩れた中央部分以外は
調度品等も残っている様子。おまけに電源だけは通じているのか、消火栓か何かを
示す赤いランプやら公衆電話機のランプも点いているのが無気味な雰囲気を醸す。
もっとも、瓦礫が積み上がっていて1階だけは廃墟以外の何物でも無い風景。
ここで異変発生。霊媒師に何か憑いてしまい良く判らない事を
呟きながら上の階をうろうろし始める。そして何故か霊媒師は自分の姿を懐中電灯で
照らし続けろと言う。私の持っている懐中電灯が一番光量が大きいので言われた様に
電灯のスポットの中に霊媒師を捉え続ける様に追う。やがて正気になって戻ってきた
霊媒師、どうもココは危ないという話になり全員撤収する。移動に使っているバスを
停めた空き地へ戻ってきたが、そこで思いっきり女の子の霊を見てしまう私。
やや古めかしい服を着ているという“印象”を受けるが実際に何を着ているか
は見えない。やや伏せた顔に眼鏡を掛けていて、オサゲに編んだ髪はちょっと
ボサボサとまとまりが無い様に見える。全身のぼんやりした白黒シルエットに肩辺りから
上だけが色付きで乗っているという感じに見えた。纔かな時間のはずだが、細部まで
印象だけは強く残した。消える直前、ちょっと可愛いかもしれん…と思ったのが
失敗。一旦消えた気配が背後に沸き上がって耳元で声がした。
「眼鏡じゃなくて私を好きになって…」。背筋が寒くなる代わりに何ともツボを突いた
台詞だなぁと感心してしまう。直後に今の出来事を霊媒師他、関係者に話す。
霊媒師曰く「憑かれちゃいましたね」だそうだ。まぁ可愛い眼鏡っ娘の幽霊なら
別に憑いていても構わんなぁとか思っていると、それを読まれたのか霊媒師は
笑っている。恨みの念は無く寂しがっているだけの霊なので、好きになってあげるのも
供養になるのだそうだ。成程。しかし何故か彼女の台詞とは裏腹に眼鏡がやたらと
気になる。その事を霊媒師に告げると、その少女の遺品としての眼鏡が何処かに
落ちているのかも知れないと言う。
そこで私を含め数人で辺りを探すが彼女の眼鏡は見つからない。
という夢を見た。趣味丸出しの展開だな。
昼食。昨日の残りのキッシュ。
夜。通販で買った、自転車を天井近くへ吊り下げるポールが届く。 ネジがちょいと足りないのでメールで催促。2台乗せる事が出来るのだが、 1台しか乗せないので他のパーツをバラしてネジを調達し組み立てる。 黒麦酒号を乗せてみるが…床に置いておく方が邪魔にならないと発覚。駄目じゃん。
晩酌。ラフロイグ 10年物。強過ぎず、だが弱くは無いピート香、やや甘めの口当たり で飲みやすい。肴は冷蔵庫の残り物ででっち上げた鶏鍋。以前作った鶏鍋の残り汁を 冷凍保存しておいた物を溶かして汁として使った為、最初から良い味が出ていた。 あまり鍋向きの素材とは思えなかったが、キッシュ作りで余ったほうれん草を 山の様に投入。意外に旨く、全部平らげてしまう。
「こち亀」、赤富士の絵のお姉さんに両さんが萌えた話。
私も萌えました。
「天使な小生意気」、本の小悪魔の正体というか能力の
秘密が少しだけ明らかになった。もっとも、安田の推理と小悪魔の言葉だけなので
ミスリードという可能性もある。だが、恵と美木ちゃんの両方の記憶が操作されている
という推論はかなり説得力がある様な。これだと恵を女の子のままで居させても
シリーズを終えられるし。
「りぜるまいん」、妄想だけで果てちゃった響子さん。
何処がどう果てたのか確認させてください。竜之介の部屋にあったフィギュアが笑える。
他局アニメへのエールですか?クマさんパンツで無くなっただけで本当にお色気アップ
してますなぁ。しかし、いくらスジは書いてないと言ってもあのアングルの
裸はヤバくないのだろうか。もう何でもアリな本作が何処まで行くのか注目だ。
「くるみ pure」、ウルトラQですか。アイキャッチの後で
話が数秒巻き戻っている展開は鬱陶しいのだが、もしかしてこれも元ネタの正統な
パロディなのだろうか。普段文句を言ってばかりのカリンカが実は仲人に触れたがる
というのは意外だったり。そんなカリンカの縛られて寄せられた胸の谷間が何とも。
くるみは普段から欲望のままに行動しているという事なのね。
「ONE PIECE」、ウソップ視点の回は何気に美少女率が
高い気が。小玉ちゃんは単なるゲストの割に、声優さんの演技力で奥行のあるキャラに
なっていて今回限りとはちょっと惜しい。
ついでにデッサンにやや難のある絵が多かったのも惜しい。
「ギャラクシーエンジェル」、バカ笑いをしている他人
(この場合はアニキャラだが)を傍で見ていて面白いかどうかは微妙な所がある。
ミルフィーユさんの笑いは笑い方が可愛いから何とか許容範囲だったが。
実はヴァニラさんの陰謀でしたというオチは黒くてナイス。Bパートは笑いのツボの
ド真ん中でした。男化したフォルテさんに萌え転ぶ蘭花さんが最初は可愛く、そして
段々とストーカー風味で怖くなっていく過程が面白い。ピンクのイチゴは想像するしか
無いのが悲しいが。ショタペアの女の子バージョンは顔の造作がそのまんまで、
単なる女装にしか見えないので萌えません。
「ガンダム SEED」、歌姫ラクスは天然と。
敵艦の中と知った時の“あらあら〜”はかなりイイと思った。
髪の毛は無重力ではもっとブワっと拡がるのでは?と気になってしまうが、ラクスの
ほげほげ〜っとした空気で帳消しという事にしておこう。Bパート前のアイキャッチも
何か良い雰囲気。野郎は邪魔だが。しかし、船室に一人で居る時のラクスの
姿を見て、飄々としているのは表面だけで本当は物凄く不安なのでは無いかと
何故か思ってしまった。歌声まで遺伝子操作の所為とか言いだす奴の無神経さには
憤りを感じた。
「超重神グラヴィオン」、深窓の令嬢ならぬ斗牙とエイジ
の珍道中。益々メイド扮装に磨きがかかっているエイジが笑える。
笑わないのは相変わらずだが、ちゃんと会話に溶け込んでいるリィルも少ない台詞で
美味しいところを突いてきて萌え。お茶漬けを食うというたったそれだけの行為で
爆笑させてくれるサンドマンとレイヴンは最高です。絵が雑だったのが残念。
続けて放送された第7話は琉奈の里帰り。だが、しんみりなのは冒頭だけで後はひたすら
アホバカ(讃め言葉)ロボアニメでした。自分と同じデザインで色違いの水着を
差し出し、追ってきた言い訳をもじもじ話すエィナちゃん激しく萌え。琉奈の面積極小
ビキニよりも、このフリヒラワンピの方が可愛かったのに。リィルはフリヒラドレスで
水着は無しか…と思わせてスク水という隠し玉を披露してくれて爆裂ナぁイス。
“一度言ってみたかったのだ”以降のサンドマンは何か言う度に笑わせてくれて最高。
毒気に当ったのか、レイヴンまでギャグキャラ化してしまう展開はもう文句無し。
アーニャの“クッキーをどうぞ”がトドメを刺してくれました。
ミヅキ姐さんが飲んでいたトロピカルカクテル(ジュースの訳無いだろうな)に
何気なくシークァーサーが刺さっているという芸の細かさにも脱帽です。
欲を言えばロリメイド3人組にも水着姿を見せて欲しかったが、そこまで望むのは
贅沢という物だろう。
曇り時々雨。
帰宅すると小雨の降る夜なのに1階植え込みや既成事実駐輪場に野性猫が合計3匹も 丸まっていた。ぼわっと膨らんだ毛皮が逆に寒そうである。何故、君らはそんな 濡れそうな所に居るのだ?
三の酉。雨が降ろうがお構い無しで神社は賑やか。 ただしスピーカーから流れる音楽のみの賑わいだが。
夕食。コンビニサンド(チキン&チーズ、卵、コロッケ)。
「コナン」、警視庁って楽しそうな職場だな。
他人の恋路の足引っ張り部隊隊長に胸を張っている白鳥警部はその時点で負けてるだろ。
それにしても過去の事を知らない高木くんをいきなりひっぱたくのは酷いぞ佐藤さん。
“呪いを掛けに来た”な灰原ナイス。
「犬夜叉」、毎度鋭い七宝の突っ込み、“葉っ!”、
後光の射す弥勒様×2と、畳み掛けるネタの応酬で笑わせてもらいました。
最後のシーンは珊瑚ちゃんが何気なく本物の弥勒様を見抜くという展開だと
シリーズ構成的にも良かったのでは無かろうか。
「プチプリ・ユーシィ」、やっぱりココルーちゃんは
霊界のプラチナプリンセス候補でした。今まで存在感が無い事以外は何ら片鱗も
見せなかったココルーちゃんだが、今回は壁抜けの技を披露したりと中々に活躍。
絵書きのニコレイはそんな彼女の秘めた魅力に気付いたという事なのだろう。
当のココルーちゃんの自信の無さには歯痒さを感じるが、これはチャウの感覚を共有
したという事か。そんな感覚を抱いた後故、絵に写し取られた笑顔には感動を覚える。
動きでグレンダという個性を描いた前回に対して、静かな展開でココルーちゃんの
個性を引き立てた回でした。ちょっと絵が弛いのが残念だったが。
「喪神の碑(5)エリノアの光輪」津守時生著、 角川スニーカー文庫読了。どうなる事かと思ったラスト、このままでは『カラワンギ』 と話がつながらなくなってしまいそうだと心配したが“なんと!”な展開で大団円。 考えないでも無い着地点ではあったのだが、ここまで盛り上げてはアノ手は使わない だろうと思っていたので色々な意味で吃驚。個人的にはハッピーエンドで満足だが、 『カラワンギ』にて過去の回想という形で語られる、この後の出来事を考えると 素直に喜べない部分も少し。それでも登場人物達はそんな先の事はお構い無しに、 これからも濃い人生を生きていくのだろうとは思うけれど。 それはそれとして、重い話と軽いノリのバランスが本当に個人的好みと一致した 作品でした。楽しい読書時間を過ごしました。 本作と『カラワンギ』の間の時代を書いた話がやがて発表される事を期待したい。
雨後曇り。
表稼業。目前に迫った引っ越し準備色々。客先に導入したシステムのソースの バックアップテープ等が出てきた時、そのシステムが今でも使われているか既に 使われず止まっているか判らない時があり非常に困る。 ソースがあってもコンパイル出来るハードが社内に存在しない事も多いので、 バックアップ自体の意味が無い事もしばしばなのではあるが。
久しぶりに「サイクル スポーツ」(12月号)を買ってみる。シマノの来年度版の コンポーネントカタログが付録だと聞いたので、それ目当てに。 帰宅してパラパラと眺めていると、新形のシフター(変速レバー)に目が止まる。 現在、多くのMTBでは左右の手元にブレーキレバーとギアUP&ギアDOWNの3つのレバーが あるのだが、新型はこれを1つのレバーに統合しているそうな。 非常に面白そうだ。実際にモノが出てくるのが楽しみ。
夕食。牛ステーキ、ご飯の代わりに茹でたじゃがいも(大)2個付き。
「スパイラル 推理の絆」、“受けるか逃げるか”と
言われてしまうと理緒は受けるしか無いだろう。歩はその辺りをちゃんと読める程度
には冷静に戻れた様だ。快速電車に乗せられてしまったひよのちん。もし私なら、
適当なタイミングで非常停止ボタンを押すぞ。鉄道の運行ダイヤより敵に勝つ方が
大事だからな。もっとも本作中で一番上手(ウワテ)なのがひよのちんなのは
揺るぎない事実だが。それにしても毎度続きが気になるヒキである事よ。
「十二国記」、祥瓊が転がり込んだ先の小娘にしか
見えない供王はキレ者だが精神的若さ故の残酷さも合わせ持っている様だ。
もっとも言っている事はひたすら正論で、祥瓊の方が成長が無さ過ぎなのではあるが。
同じことは鈴の方にも言えるが、成長を促す事を願って市井に送り出した采王の
願いが通じる事を期待したい。結果がどう出るかは結局、鈴次第なのだけれど。
浅野の再登場の仕方は意外な展開で非常に気になるところ。
玉葉の婆ちゃんが鈴を拾った旅芸人一座の少女だったのね。何とも不思議な縁。
やや不安に感じた最近の陽子だが、
国の事を思う気持ちを失っていない事が判りほっとした。
「花田少年史」、霊の声が聞こえるという能力に子供の
精神がついていけないギャップが笑いの元である本作だが、今回は笑う前に一路の
成長(或いは学習能力)の無さが気になってしまった。
地蔵の脇にあんな物を置いていったバチ当りは誰だ。マダム・カトリーヌは成仏した
のでは無く単に姿を消しただけっぽいので再登場の可能性は高そう。
晴。
表稼業。加速する引っ越し準備。個人の事務机に収まった資料その他を取捨選択。 基本的に1年以内に参照していない資料は全部捨て、残りは箱詰め。 かなりスリムになった。もっとも、私の荷物はラボの方に多いのだが。
どうも食欲が無いので夕食抜き。
「テニスの王子様」、乾センパイの“勝とうな”は
静かな台詞ながら自信が漲っていて格好良かった。最後のスポンサー紹介画面の
デフォルメキャラ中々良し。
「ヒカルの碁」、消滅(死)への不安と焦燥、だが
佐為の最近の態度はヒカルから見ると子供の駄々みたいにしか見えないだろう。
ヒカルの爺ちゃんの碁盤の染みは佐為の魂の濃さと同期しているのか?
色が薄くなって成仏というのはオカルトっぽいところだが、
当人が全然納得していない所がちょっと風変わり。
晴。やたら寒く感じるのは本当に寒いのか、昨夜飯抜きで体温が上がらない所為か。
表稼業。勤務先で私が管理責任を負っている2台のWSと1台のX端末を停止し、 ケーブル類を外して梱包。これでほぼ仕事は出来なくなりラボのゴミ捨て等の 肉体労働で一日を過ごす。
先日届いた自転車用吊り下げポールの足らなかった部品が届く。 部品が揃ったとしても、とりあえず仕舞い込んで置く事になるのだが。
夕食。カップ麺。
「ショットガン刑事 炸裂!リボルバー娘。」 秋口ぎぐる著、富士見ミステリー文庫読了。アホだ。浅く、さっと読んでいると 特に変なところは無い刑事物なのであるが、時々“おぃ、ちょっと待て…”と突っ込みを 入れずには居られない表現が現れる。そこを下らないと笑い飛ばせば大いに楽しめ、 真面目に変だと思ってしまうと全然評価出来ないだろうと思われる。私的にはツボに 嵌まってバカバカしくも面白いという評価で、笑いをこらえて通勤車内で読むのに 苦労した。主人公のショットガン刑事は殺人課の刑事なのであるが本物では無く高校の 刑事部というクラブ活動の刑事、何故か高校なのに存在する殺人課、 話し合いが面倒なので取りあえずショットガン(改造エアガン)で黙らせる主人公 (先生でも生徒でもお構い無しに撃つ)、更に同じ刑事部の風紀課には 有能だが全裸で歩き回る『まるだし刑事』が居て…という具合に設定だけを拾い上げて いくと全く普通では無い世界なのだが、 ショットガン刑事の言動以外は“普通に見える”のが大変不思議なのである。 ただ、この小説の面白さは“普通っぽいが全然普通じゃない”という点が重要なので、 最初から普通じゃ無いのだとある程度書評を読んで知っていた自分は、損をしている のかもしれない。そういう意味では人様への紹介がしずらい作品であるなぁとも思える。 ま、裏表紙の粗筋とカバーイラストで普通じゃなさそうなのは判るか、普通は。 唯一、本作を読んでいて感じた違和感は女の子に惚れている女の子イミコが “妙な娘”と作中世界では思われている事だ。 そんな事は全然気にならず、むしろ余計に萌える私は変なのか?
「NARUTO」、いやぁ、良く動くアニメだこと。 “印”合戦などは引き込まれるとしか言い様が無い。敵の瞬殺から白の出現以降は 微妙な心の動きを丁寧な描写が補強して、これも素晴らしい。ナルトの言葉にならない 憤りはまるで自分の事の様に感じられた。
晴。
表稼業。業務連絡用ゲイツ窓マシン及び事務用品の梱包。防火壁マシンの停止、 周辺機器の梱包など。細々した残務処理を行っていると、運送業者が大挙して現れ 邪魔になりそうなので引っ越し委員に後は任せて退散す。これで長年(でも無いか) 通った田町ともお別れ。
帰宅して玄関の扉を開こうとして何気なく見下ろし、右手から血が滴っている事に 気付く。集合郵便受けの扉を開け閉めした時に金具に引っかけて薬指を切った様だ。 鼻血以外で血が滴ったのは久しぶりだなと感心し、しみじみ眺めてしまう。
勤務先の引っ越しに関連して出た大量の廃棄物の中からデスクスタンドを1組確保。 汚れを落として寝室のAVラック脇に設置。これで夜中のビデオ観賞時に部屋の灯りを 一々点けなくても手元を確かめる事が出来る。
晩酌。酔心純米酒。湯豆腐。
「SAMURAI DEEPER KYO」、ナースの身体が切られて元に
戻った後で服だけは切れたままなのがリアルだなと思ったり。相変わらず、そういう
残虐シーンは影絵になってしまって興醒めだけれど。シンダラは真田縁の者なのか?
何か妙に幸村に肩入れしている様な台詞があったが。同じ理屈で倒せたという事は
自分でも気付いていないだけで歳子も歳世と同じ人形だったのでは無いかと思われ。
顔のデッサンが崩れたシーンがやや多くて気になったが、ゆやが歳世の胎内で銃を
乱射しているシーンと歳子の断末魔の顔は迫力があって良かった。
「灰羽連盟」、2本立て。第6話はクウの旅立ち。
前回、勤め先の店の親父や裏通りの猫に挨拶していたのは別れを意識しての事だった
という事か。何も言わずに去っていく辺りは猫っぽい別れという気がした。
第7話は残された者、特にラッカの様子が痛ましい。懸命に涙を我慢している姿が
見ている方の涙を誘います。ラッカの羽の染みに血相を変え、皆を遠ざけて染めて
くれるレキ。そう言えばラッカの羽が生えた時に徹夜で手入れしてくれたのも彼女
だった。もしかしてラッカも生来は黒羽持ち(罪付き)だったのか?
あの翌朝、レキはラッカの羽を“綺麗な灰色”と強調していたのも今思い返すと
気になる台詞だ。2話連続放送で間のED/OPを省略した構成は丁度連続性の高い
エピソードだった事もあり見事に調和していた。
「ヒートガイ ジェイ」、モニカって独り暮らしじゃ
無かったのね。飲んだくれでロクデナシでも母親の存在は大きいという事で。
そんな母親を追い出したのも幸せを掴んで欲しいと思ったからなのだろう。健気な娘や。
ダイスケはその辺りを誤解していて、母親という物の存在が彼にとっては希薄である
という事を暗に表しているのだろうと思わされた。
パセリが堤防から落ちる寸前のモニカをくわえるナイスフォローの直後に、無いムネの
谷間が何か微妙にエっちぃ。髪を解いた姿といい、モニカ萌え全開な回でした。
船上のアクションシーンが大陸動画丸出しだったのが激しく残念。
「陸上防衛隊まおちゃん」、みそら×まおの百合絵が目玉
な訳だが、やはり普段萌えんキャラでは組み合わせても萌えないのだった。
意外に鋭い所を見せるシルヴィに対して、かごめ先生の無意味に盲目な所が悪い意味で
目について仕方ない。今回のエイリアンの獲物は獅子威し。ボスエイリアンの方が
余程“和”の心を判っている感じだ。
「朝霧の巫女」、何やら駆け足の展開という印象。
絵は何時に無く綺麗だが、語るべき事を幾つか飛ばしている気がして勿体無い。
柚子を守ると言いながら、全員柚子の傍から離れてしまうのは間抜け過ぎ。
「Witch Hunter ROBIN」、堂島くんの疑惑は個人的には
誤解かと引っ込めた部分だったが再浮上。実際はどうなのか気になって仕方ない。
本部が送り込んだ3人目のハンターはロビンを追う前に堂島くんに会いに行った様だし。
所長は中間管理職として面倒に巻き込まれつつある様で、昼行灯な彼にやや同情。
財前vsソロモン本部という構図は決定的となったが、その間でSTNJはどう動くのか。
それにしてもロビン、散々世話になっている相手に隠し事はイカんだろう。
ロビンは写真の背後に恩師?の姿を認めて疑念を持った様だが、こちらとしては
寧ろあの写真を持っていた老婆がロビンの祖母、づまり写真のカップルの女性が
ロビンの母親なのでは無いかと思えるのだが。
「超重神グラヴィオン」、エイジを叱責するレイヴンは
グーで殴らずパーで殴っているのが女っぽいぞぅと思ったり。武装メイド班というのが
居てもおかしくは無いとは思うものの、何となく意外に感じたり。更には技術班に
モモーイなメイドが居たりして笑える。サンドマン・メイド隊という所ですか。
斗牙とエイジが更に互いの事を深く知る様になる重要なエピソード…なのに絵が激しく
乱れた部分があって残念。被害は極く一部でおさまってはいたが。
曇り。午後2時起床。
庭仕事。温室1号の排気ファンが引っかかって回らなかったらしく、最高温度が 47℃を記録している。がび〜ん。カトレアの一部の葉が白く変色して枯れて しまった。高温好きのバニラは全然変化していないが、後々悪影響が出ないと良いけど。 スプレー式潤滑油を回転軸周辺に吹き込み、試運転を繰り返しておく。毎年行っている のに今年は試運転をし忘れていたのが敗因。
アップルパイを焼く。林檎が少なめだったが、まぁまぁの出来。
晩酌。六歌仙純米。湯豆腐。
「どっちがどっち!」、眼鏡君は本物の山童(幽霊) だったという訳だが、りりかと淳は兎も角、北小の会長は自分の学校の生徒かどうか 気付かなかったとは変では無いか?それ以外は中々に面白かった。 眼鏡君がずっと昔におそらくは疎開中に死んだ少年だったというオチは、 有りがちな怪談ではあるがちょっと切なくて良。
「カスミン」、カスミンが扉を閉じる事に躊躇するのが
気になった。そんなに悩む事だろうか。鍵は霞家の開かずの扉の数だけ変化するのか?
或いは鍵は未来(カスミンの?)の可能性の象徴なのだろうか。
「東京ミュウミュウ」、繊細そうな青山君だけでなく、
歩鈴まで鋭い指摘を連続させて吃驚。幼稚園(保育園か?)の先生が、いちごをそのまま
大人にした様なキャラで変な感じ。最初、子供相手にソフトに行動していたキッシュを
感心な奴と思ったのだが、結局乱暴狼藉の数々を働き評価下げ。ざくろ姐さんの
怒りももっともですな。
「ミルモでポン!」、同じ焼きもちからの邪魔でも
楓の行動だとやり過ぎに見え、安純だと普通に見えるのは普段の行いの所為か。
そんな訳で、楓の行動が可愛く無いというか煩く見えてしまった。
バレーシーンでミルモが魔王エフェクトを掛けた事を結木が怒るシーンが無いのが
納得いかない。彼はああいう魔法の使い方を許さないと思うのだが。
「満月をさがして」、事情を知っている大重さんと
知らない久美ちゃん達が同じように満月ちゃんの来ないかもしれない未来に思いを
馳せている様が切ない。メールの嘘はあとを引いてマズい事になりそうだ。
「奇鋼仙女ロウラン」、ノーマルモードのロウランは
適度にボケが効いていて可愛い。どちらのサイドにも組みしていないらしいロウランは
超越者の立場という事なのだろうか。
「プリンセス チュチュ」、ふぁきあがすっかり悪者に。
他人からどう見えるか、という点に関して無頓着だった事がここで悪影響をもたらした
という感じ。あひるはそれが誤解だと知っているわけで、唯一の味方として関係急接近
だったりして。
「ガンダムSEED」、出迎え艦隊がひ弱過ぎでしょう。
4艦vs1艦で人質を前面に出さないと牽制出来ないとは、いくら新兵器の力や習熟度の
差があると言っても物語が作為的過ぎなのではないか。卑怯と言われても仕方ない選択を
敢えて行ったナタルだが、この場合は勇気ある行動と評価したい。もっと早くに艦長が
この泥を被っていれば、双方死者を出さずに済んだのだが。
「りぜるまいん」、龍之介と響子さんがくっつきそうな
流れは許せないなぁ。大人のCのオチは結局それかい。
本作には寸止めアニメの称号を与えよう。
「くるみpure」、くるみが書いた“椅子からズっ”の絵が
妙に可愛いのですが。
くるみが夜中に勉強している時の真面目顔がとても美人に見えた。
「シスタープリンセス RePure」、四葉ちゃん×鈴凛ちゃん
が百合んな感じで萌え。更に兄ちゃまを尾行した時の四葉ちゃんの服も色使いがシンプル
でとても可愛らしかった。“あの人”の登場には笑いました。元気そうで何よりです。
時々、絵が乱れたが割と楽しめた。Bパートは春歌ちゃんの回。
雨が石畳を徐々に濡らすシーン等、アニメの出来その物に何度も息を飲んだ。
春歌ちゃんが傘を開くシーンはとても彼女が可愛らしく描けていて、スタッフの愛を
感じます。作品としての完成度はBパート中でも屈指ではないかと思われ。
「キディ・グレイド」、で、出たか遂に。一言で総てを
表せてしまう話ですな。ヴァイオラ萌え。リュミちゃんメルちゃん浮気してごめんよ。