08月下旬


08 月 11 日 水曜日

晴後薄曇り。午後2時半起床。

30分くらいゴソゴソしてから、また寝てしまう。午後6時半再起動。 要するに昼間は寝て過ごしたって事ですな。ま“夏”休みなんで猫型人間としては 正しい行動。

ここ数日左足の踵に体重を掛けると変な痛みがある。ぶつけたとか捻ったとかそういう 心当たりが無いので妙だなと思っていたのだが、しみじみ見てみると足裏の踵の真ん中 に何か押すと痛い“点”がある。どうやら凄く久しぶりに魚の目が出来たらしい。

晩酌。BON VIVANT 白。 肴、鶏酒蒸し、おぼろ豆腐。蒸し鶏は普段は日本酒を使うのだが、料理に使っても 構わない様な飲み残しが無かったので紹興酒を使ってみた。思った程には紹興酒は 自己主張せず意外とイケるかも。

「MADLAX」、マーガレットが積極的に謎に迫ろうとする のが何となく違和感あるのだが、これはやっぱり彼女もセカンダリに何らかの影響を 受けている所為って事なのかな。一方でカロッスアも遂に正面から反旗を翻したが、 こっちでは実にあっさり倒されたフライデーが意外だった。あれだけの情報網を持つ 組織のトップの最期にしては淡泊。実は影武者ですとか、そういうオチは無いのかな。 細かい事だが、夜間銃撃戦でマド姐に倒される兵士達は一人くらいは暗視スコープに 銃弾を食らってレンズが割れるくらいの表現が欲しい。そうでないと死に方が上品 過ぎて迫力が足らんと思う。
「お伽草子」、胸まで水に浸かっても平然としてる卜部が 何か笑える。虎熊は一発で頼光たんを女だと見抜いたらしい。都に平穏をもたらすはず の勾玉が、行く先々では争いの原因になっている事を頼光たんはどう思うだろうか。 嫌な事を思いださせるのっぺり作画が津波シーンの辺りに数カット混ざっていたのが 気になるなぁ。
「NARUTO」、五代目火影になる決意をした綱手姐さん、 活動時間が短いとはいえ一気に回復してしまう辺りは流石伝説の人だけの事はあります。 三忍の二人が蛇と蝦蟇と来れば当然綱手姐さんの口寄せで来るのはナメクジ、という 所までは予想通りだがこんな可愛い声で話すとは思わなかったよ。萌えそうになる声と 嫌んな外見のギャップに激しく心を揺さぶられるなぁ。最後は結局拳での勝負になる 綱手姐さんナイス。五代目相手に散々な事言うナルトだが、どうやらここは大人の 女性の勝ちって事で。
「忘却の旋律」、モンスターが何処から来たのか?って 辺りに驚愕の真実が〜って感じ。ずっと異星人だと思っていたのに実は違う可能性が 出てきたって事かなぁ。そして現モンスターキングが元メロスの戦士ってのが更に吃驚。 キングの回想を見たら、旋律ちゃんがボッカ或はメロスの戦士に何を求めているのかが 今一つ判らなくなったなぁ。どうもモンスターを滅ぼす事は望みでは無いっぽいのだが。 この辺り、重要な情報が全部キングの回想で語られているのが少し演出的にヒネリが 無いかなぁと思った。それにしても…ぉぃぉぃ、ココって総理の娘なのか? キングの回想に出た眼鏡っ娘、ガネっ娘よりも身体の線が細いとこが萌え。 でも…本作では眼鏡っ娘はロクな目に遇わないのだった。
「GIRLSブラボー」、雪成と二人っきりになりそうな事を 突然意識するとは桐絵たんは可愛いなぁ。雪成を見ているのが自分だけでは無いと 判った事で自分が奴をどう思っていたのか気付きつつある、という事か。 小雨が百合女である事が判明したりして、それなりに楽しいエピソードだが…今度は 家の中で霧かよ!エアコンの冷気というのはまだ何となく納得しようかという気になる が、突然ベッドの周囲を充たす霧はいくらなんでも不自然過ぎ。まぁ、何ですな。 中途半端な覚悟で深夜アニメ放送に手を出すなって事で。とりあえず桐絵たんの白だけ は死守した誰かを称賛しておきたい。
「ギャラクシーエンジェル」、すきやきの具に対して “私の血となり肉となり”と言い放つとは流石ミルフィ。何か季節外れな気がするが すきやき食いたくなって来たよ。Bパート。如何にも本作らしい嘘っぱち歴史絵巻が 面白かったです。全てのパロディの元ネタが理解出来たかどうかはまるで自信は無いが、 あちこちでニヤりとさせられました。


08 月 12 日 木曜日

晴。午前5時起床。

まとまった休み中、ずっと寝てるのもナニなので今日は近場に撮影ミニ旅行でもするか …と思っていたのだが天気予報で“今日は昨日よりも暑くなりそうです”と言っている のを聞いた途端に気分が萎えた。少しネット徘徊してから寝なおし。午後2時半再起動。

冷蔵庫の酒と食料が乏しくなってきたので駅前のスーパーへ買物に。よりにもよって 西日の痛い時間帯に出なくても良いんではと思うが、日没を待っているとまた 寝てしまいそうなので。途中で見かけた三毛猫の“ダルぅ〜”という顔付きに和む。

夕食と言っても構わない時間帯の昼食。握り寿司(タイムアウト2割引)。

晩酌。酔心・純米酒 米の極「軟水の女酒」。純米には珍しい、とろっと甘い酒。香り 以外の点では大吟醸みたいな味。旨い。 肴、鱸の刺身。冊で買ってきて引いたのだが手が生臭くなった。これは鮮度が今一つ の兆候なんだが、食った感じではそんなに悪くは無かった。食っている最中に更に 鮮度が落ちては困るので器を二重にして間に氷を置いておく。

「無人惑星サヴァイヴ」、潜入隊が全滅した場合を考える と留守番がシャアラたん独りってのは問題だよなぁとか思ったり。テラフォーミング システム“サヴァイヴ”が語るアダムの種族の歴史。人の過ちに対してコンピュータが 反乱ってのは割とSF的にはポピュラーなネタ。ただ本作がこういう展開になるとは 思ってなかったので、そういう意味では意外であり驚かされる。そしてその事実を 知った皆が夫々に感じた事を言うシーンが各人のキャラを反映していて面白い。中では 一番アホなはずのハワードの“生きてやる”が一番共感出来る意見だった。
「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」、剣を交えて の死闘のはずなのに、何故か痴話喧嘩にしか見えないのが微笑ましいですなぁ。 “おかえりなさい”と言えば良いというメグミたん、出番は少ないが存在感は大きい。 そしてグラムと和解したのに結局は軍に戻る辺り、如何にもベスらしい。ベスの養父は ベスが思っているよりもずっと柔軟で話の判る人物なのかも。或は我侭を言わずに ずっと優等生な娘であったベスに何処か物足りなさを感じていたとか。今回は 何となくベスを気に入っていた様なキュベルネスが切なさ爆発って感じなのも良。
「サムライチャンプルー」、基本的には総集編なんだが、 フウちゃんの日記にムゲンとジンが突っ込み入れまくる展開が結構笑えて面白かった。 総集編一つ作るにしてもセンスの違いが出るって事ですな。 のぼせフウちゃん萌え。
「KURAU Phantom Memory」、実は生活能力が激しく 低かったクラウ。まさに家事はロクに出来ない旦那さんって感じですなぁ。朝食くらい は作れたはずなんだが、クリスマス任せになってから駄目になったのか? それはそれとして、クリスマスみたいな娘がウェイトレスやってる店なら毎日でも 通っちゃいますよ。“私も赤ちゃん欲しいなぁ”でどひゃ〜とコケる野郎どもが 実にイイ味です。実際、同じノリで私もぎゃふんとなりましたよ。クリスマス万歳。 穏やかな暮らしが何時まで続くかは判らないし、既に暗雲の気配もあるけれど こういうほのぼのした話は心が和みます。
「天上天下」、昔語り第2幕。柔剣部は慎が作った部 だったのね。文七の怒りの脇ビームが嫌ナイス。真夜ちゃんと光臣が本物の格闘家の くせに格ゲーで戦う辺りが何とも笑えます。まだこの頃は慎には普通の顔が充分に 残っていたのだが、ここから破局へ向かう最後の一歩がどんな物だったのか。 その辺りは次回以降らしい。過去編の方がやっぱり面白い…ってのは微妙に問題アリ かも知れんなぁ。

「永遠の森 博物館惑星」菅浩江著、ハヤカワ文庫JA読了。 小惑星丸々1つを博物館にしてしまった世界で主人公の学芸員が持ち込まれる難題に 翻弄される連作短篇集。しかしながら短篇の夫々に散りばめられた小さなネタ、つまり 伏線がラストで見事に繋がるところが凄い。テクノロジーが人間にもたらす意識の 変革といったSF的な部分をも描きつつ、リアルで人間くさい人物描写にも惹かれます。 全体を通しても一つの物語として完成しているが、短篇集という面から一つ上げるなら 表題作の『永遠の森』がベストかなぁ。うるるっと泣けました。ただ一点だけラストの 小道具である“蓮”の出どころが不明のままだが、これは既に書かれている後日談 もしくは何れ書かれるかもしれない続編に期待としておこう。とはいえ本作が語ろうと したであろう部分に関しての完成度からすれば、“蓮”の正体なんて瑣末な事だが。

「ゴーストシップ」、from WOWOW。タイトルそのままの “幽霊船”の話。冒頭の豪華客船の甲板虐殺シーンの仕掛けが大掛かりで派手なのが 物語本編の雰囲気と合ってない気がするのと、怪異の黒幕の正体が如何にも海の向こう の文化だなぁという2点に少し引っかかりを感じる以外はまぁまぁの出来のホラー。 幽霊船で何が起こったのかを幽霊が人間に語るってな辺りは、逆に幽霊観みたいな ものは万国共通なのかなと思わせて興味深い。幽霊少女が自分の最期だけ具体的に 言わないのが、逆に悲惨な想像をする余地が大ありで胸が詰まりそうです。それと EDの曲は激しく余韻をブチ壊していると思う。折角背筋が冷えかけたのにロックが 流れちゃ雰囲気台無し。


08 月 13 日 金曜日

晴。午後2時半起床。

早朝、ヒグラシが啼いていた。この辺りで啼いているってのはかなり珍しい。

庭仕事。朝顔の蕾が遅ればせながらポツポツ見えてきた。今年は見かけないなと 思っていたカイガラムシの発生を確認。目に止まった奴は排除し浸透移行性殺虫剤を 撒いておく。

遅い昼食。鮭茶漬け。

晩酌。BON VIVANT 赤。 肴、牛細切り肉と野菜(苦瓜、茄子、チンゲン菜)の豆板醤炒め。

休暇中って事で(ほぼ)リアルタイムで毎日の深夜アニメ他を消化している為、 視聴対象となる作品が無い今宵はアニメ視聴も無し。

「陰陽師II」、from WOWOW。パート2物にしては前作と 比べて勢いが落ちているという事も無く割と面白かった。少々、記紀神話のネタが 濃過ぎる気がするが陰陽道自体がそういう部分を幾分か含んでいるので仕方ないか。 あと、晴明の巫女さんコスプレは止めれと思った。
「レッド・ドラゴン」、from WOWOW。レクター博士モノの 三作目とでも言えば良いのかな。前作『ハンニバル』よりもグロ描写控えめながら、 サスペンスとしての盛り上がりは第1作に近い雰囲気を出していた。その点において 第2作よりも本作の方が地味ながら楽しめたという印象。ただ、これは第2作にも 言える事なのだが同じ名前の登場人物で俳優が違うってのはやっぱ違和感ありますなぁ。 契約他もろもろの事情があるので仕方ないのかも知れないが、せめて体型とか顔立ち くらいは似た人物を当てて欲しい。もっとハッキリ言うとクロフォードが全然 別人じゃん。第2作のクラリスはそんなに気にならなかったのだが、流石に縦長の顔と 横幅のある顔では同じキャラに見えん。折角話がぐるりと巡って一つのループになった のに、この後『羊』を見たらまた混乱しちゃいますがな。やっぱり最初からシリーズ物 として企画した作品と、ウけたので続編を作った物の違いって事かなぁ。 繰り返すが、単品としての本作は決して出来が悪い訳では無くむしろ佳品と言える レベル。シリーズ物の一つとしてしか見てもらえなかった事で損をしたのでは無いかと、 そんな事を思った。


08 月 14 日 土曜日

晴後曇り。午前10時起床。

暑さと微妙に足らん睡眠時間の所為で天井が回っている。が、この調子だと本当に 何処にも行かずに休みが終わってしまいそうなので出かける事にする。 埋立地、夏の巡礼。経路は大井町経由りんかい線で。なにせ大井町までの定期がある ので他の選択は最初から無い。早速、大井町で一目見て巡礼者だと判る族が周囲にちら ほら。そして聖地着。今回は思うところありて真っ先に某氏の所を訪ねる。何故か ブツブツ交換の様な事をした後、“また後ほど”と言ってその場を辞する。それから 東地区巡回。予め地図に付けた印の所をピンポイントで巡るだけなので40分くらいで 完了。『フィギュア17』本(シリーズ物3冊、その後のつばさちゃんの話。七年後って 設定らしいので皆大人になっちゃってますが)、『マリみて』本(蔦子さん本として 企画しながら書いている内に乃梨子さん本になった…と前書きに書いてあります)、 と今回はこんなもんで。他にメノリ@無人惑星サヴァイヴ本というのを見に行った のだが、内容がちょっと守備範囲外だったので買わず。他に行ってみたら並んでた のでパスした所と、行ったら無人だった所が各1って事で割と狙ってたブツの回収率が 高めだったかも。ちなみに西地区はレイヤーさん広場を見てきただけで、下は物凄い 人だったので潜り込まず。企業ブースも見ずに、再度東地区へ。約束通りもう一度 某氏の所へ寄るが昼食なのか巡礼なのか判らんが某氏は不在で代わりに見知らぬ (もしかしたら1度くらいはお目にかかっている方かも知れないが、何せ私の脳内 バッファキャッシュは人の顔は数回繰り返して書き込まないと残らない)方々が 留守番していた。10分くらいズラしてもう一度行ってみたが某氏不在は変わらず。 まぁ特に何か約束があった訳でもないので某氏のPHS(の留守出ん)にお先に失礼と メッセージを入れてから撤退。りんかい線駅前ロータリーにオタ車(車体に可愛い キャラがペイントしてある)の一団が居たので写真撮ってみたり。今回撮ったのは これだけだったなぁ。既に物凄い事になっていた駅ホームを掻き分け帰途に就いた。
私信:先に引き上げちゃいましたが、もしあの後遅くまで待っておられたのでしたら 申し訳ない事をしました。ごめんなさい>某氏。

今回の巡礼で惹かれたレイヤーさん達。見かけた順。

  • 『白キュア』黒無しで独りで歩いてた。引っ張ってみる訳にもいかないので見た目 の判断だが、どうも自毛であのヘアスタイルを再現していた模様。ちゃんと突っ立って いる。自毛なんで色はアニメ色では無いがそれ以外は完璧、中の人も可愛かった。 推定17歳。
  • 『エンヴィー』@鋼の錬金術師。似てるかどうかという次元を超越して中の人が 素敵過ぎ。黒いショートパンツ(1分丈スパッツかもしれん)からスラっと伸びた細い 足、小さいお尻に細い腰に少年キャラらしい控えめなお胸と完璧タイプですよ。 言うまでも無いが中の人は女性、推定16歳。鼻血出そうなくらい可愛い。 エンヴィー(もしかしたらラースなのかも)は他にも2人程見かけたが、へそ出し ルックに挑戦するくらいなので皆さん身体が細くて素敵です。
  • 『ウィンリィ』@鋼の錬金術師。二人見かけたがどちらもチューブトップで赤い バンダナという例の仕事の時の格好。何か今日はへそ出しなレイヤーさんばっかりに 目が行っている気が。へそ属性は無かったはずなんだがなぁ。
  • 『白キュア&黒キュア』こっちはちゃんと二人組でした。髪はウィッグでアニメ色 なので、そういう意味でより巨大フィギュアっぽい雰囲気。黒キュアの中の人は 宝塚の人みたいに凛々しい美人さんでした。元ネタはへそ出しなのにこちらの黒は 衣装の上下が肌色の薄い生地で連結された構造のコスだったのが残念。
要するに、何時の間にかへそ出しコス好きになっていた自分を発見した日だった。

結局、某氏の『プラネテス』本のタイトルは折衷案に落ち着いたという事らしい。

遅い昼食。野菜みそ拉麺。

夕寝。午後8時再起動。

晩酌。黒エビス。 肴、シウマイ。

「ぴちぴちピッチ ピュア」、ノエルのショートパンツの 描き方がそこはかとなくエロい。またヒマ姫三人組が他人の恋で盛り上がってますな。 ココに顔面肘テツいれるノエル…本作がドツキ漫才だとは知らなかったよ。リナと雅弘 がお気に入りの場所で再会した辺りで話は終り、その後のミケルとの戦いはお約束 というかオマケ臭い。こういうノリの良いギャグ系エピソードの時は毎度思う事だが、 たまには最後まで歌合戦無しの構成にしてみてはどうだろうか。美麗作画とギャグ表現 のバランスが絶妙で、非常に出来の良い話でした。
「ケロロ軍曹」、秋ママの下ブラチラリにいきなり脳天 直撃食らいました。広い海の底には未だ人類が知らない何かがあるのかもしれないって のは如何にも冬樹視点らしいネタであると同時に、頭から否定してしまうには惜しい 可能性を秘めている感じがして味わい深い。そして冬樹の出会った謎の少女の正体は…。 人の姿の時は喋らないとは人魚姫の伝統的フォーマットに従ったキャラですなぁ。 軍曹の回想からすると、過去にはノントルマが地球を代表する知的生命体として 外の世界からは認識されていたらしい。彼女は今の地上の様子を確かめに来ていたって 事だったのかなぁ。深い色の瞳に絶望以外の光が映った事が、このひとときだけの 事では無いと良いですが。そんな真面目で切なさ全開な所だけでなく、萌え萌え要素も 何時も通りでした。ノントルマちゃん萌え。
「DearS」、この手のパターンだとお互いの気持ちがぁ とか言って拒否する男が多い様な。まぁ一言で断じるなら“甲斐性無し”なんだが。 しゃなりしゃなりでは無くそれはデレデレだ>ミゥ。あからさまな奴隷っぽさは地球人 にはウケが良くない等といった部分もしっかりリサーチしているDearS達。そこまで するのが本当に単なる“仕えたい”という欲求だけなのか益々気になる所。ミゥに 関しては純粋に欲求に依るものの様だが。部屋の装飾はともかく、フリヒラなレンは ちょっと可愛いかもと思ったり。幼なじみに押しかけ美少女と来て、やっぱり各種属性 を網羅する為には妹も必要らしい。しかもいきなりスパッツな股間押しつけですよ。 ここ数話の傾向だが、デフォルメ表現が作画の乱れと紙一重の線から一歩踏み出して 雑絵になってしまっているのが残念。寧々子たんの白もこれでは嬉しく無い。
「ニニンがシノブ伝」、雅ちゃんの幻魔鍋ナイス。こんな 重箱の隅にまでパロディを入れる心意気は買いたい。だけど正直Aパートはギャグと してのパワーが全然足らんなぁ。タンカーは全く意味判らんかったし。Bパートは 本作はギャグ一辺倒な作品では無いんだよ、という話の前フリ編。実は音速丸と 過去に関係があったらしい、新キャラの泉頭領。今までの事があるので音速丸に本当は 真面目な面があるのか、泉の趣味が悪いのか判断つかん。パンツ毒キノコ、楓を臆面 無く“友達以上恋人未満”と紹介する忍といった部分にはウケました。それにしても ろ組には九の一が沢山いて花がありますなぁ。というか本来は忍もそっちで修業する べきなのが、音速丸の趣味では無く何か事情があって奴の元に居るって事なのかな。 でも何となく本作には深い事情みたいな部分は似合わない気も。

「呪怨2」、from WOWOW。 前作に引き続き登場人物の行動に不自然で苛々させられる部分が多々あって 物語への没入を激しく邪魔してくれる。特に『恵』編での、 凄いモノが映っているビデオの前で居眠りしてるプロデューサーなんかは 殴り倒してやりたいくらい腹立った。そんな中途半端な好奇心で心霊番組なんか撮るな。 とはいえ各短篇の連繋は前作よりも良好で判りやすく、かつ効果的な演出となっていた。 また、ホラーとして最も重要な恐さという面でも“はぁ?”という感じが多かった 前作よりは大分マシ。『朋香』編の謎の音が意味する物ってのは都市伝説系怪談サイト で読んだ事がある様なネタだが、シンプルであるが故にそれなりに恐い。オチは前作 同様に何の救いも無いとも、もしかして京子の思いが伽椰子に通じたか? とも受け取れるが、その中途半端な感じが嫌らしさに昇華するにはあと一歩か。


08 月 15 日 日曜日

曇り時々雨。午後0時半起床。室温26℃と実に素晴らしい天気。

昼食。肉野菜入りソース焼きそば。

fj活動少し。その後はゴロゴロしつつ読書なぞ。

夜。近所、というか一山向こうにある公園が会場だと思うのだが打ち上げ花火を やっている。感想は例によってうるさいの一言だが。

晩酌。美少年・純米吟醸。 肴、冷奴。

「名探偵ポワロとマープル」、出発する列車の揺れと メイベルたんが第三の事件を知ってよろめくタイミングを合わせた演出にハっとなり ました。実写だと連続殺人モノは次々と人が死ぬ過程で感覚が麻痺してしまい被害者 自体が小道具の様に話に埋没してしまいがちなのだが、本作の場合はメイベルたんの 当り前の反応が事件を犯罪として再認識させてくれます。オリジナルキャラが ちゃんと機能しているってのも中々良いですな。
「マリア様がみてる 〜春〜」、キリスト教系の学校の 生徒が皆キリスト教徒なんて事は今どき無いんじゃ無いかと思うのだが、その点を 差し引いても感じる居心地の悪さ或は深い事情が志摩子さんにはあるって事なのかなぁ。 笑える理由で受験に失敗して仕方なく入学した乃梨子ちゃんと志摩子さんの裏事情対決 の決着は次回待ち。祐巳ちゃんのライバルがやっぱり横ツイン娘なのは祥子様の趣味 なんでしょうか。蔦子さんの楽しそうな顔いただき!
「蒼穹のファフナー」、どうやら選ばれた子供達は 生まれた時から選ばれる事が決まっていたらしい。問題は翔子たんが何時それを 知ったのか、一騎他の連中はその事を知っているのか?って辺りが……なんてことは、 もうどうでもいいです。さようなら翔子たん、あなたは永遠に見上げた空に居ます。 ED曲が今までとちょっと違う(2番?)なのが多少の慰め。

「なるたる (12)」鬼頭莫宏著、 講談社アフタヌーンKC読了。完結しました。ある種の神話的モチーフを作者の感性で 再構成した作品とでも言えば、乱暴かもしれないが外してない表現だと思う。 作中キャラの扱いに対して遠慮も愛情も感じない展開は最後まで健在で、最終話直前 の第66話で終わっていればハッピーエンド風味なのにラストで全部ひっくり返して しまう辺りは正直あんぐり…。カバー折り返しの作者後書き風な部分を読むと 一所懸命生きて行こう、みたいなメッセージを込めたらしいのだが、地球の未来が コレでは大抵の人間は何しても無駄だと思うのではなかろうか。作品全体を通して それなりに楽しんだのではあるが、結末は“やり過ぎ”という印象が残ってしまった。 すっかり“旦那さん”化してる見子ちゃんが笑えるのと、人類の未来が再スタートな オチに一応なっているのが多少は救いか。でもやっぱり、シイナの事を心配して集った 友人達やら他人の為に命を掛けた者達やらの想いが全部ひと払いなラストは納得いかん なぁ。読後時間が経ったら印象が変わるかもしれないけれど。
「ヨコハマ買い出し紀行(11)」芦奈野ひとし著、 講談社アフタヌーンKC読了。マルコさんの嫉妬全開に苦笑。ま、彼女の場合は恋人を ダブル(違)で寝取られ(違)た気がしてしまうという点に関して同情の余地が無い でもないが。そんなマルコさんに対して見せたアルファさんの珍しくも激しい反応が 新鮮でした。アルファさんでもこんな言い方するのね。でも何となくマルコさんとは これから良い友人になれそうな雰囲気が感じられます。新たなお近づきがある一方、 ずっと日常の一部だったもの達との別れがあったりして。ゆるやかながらちゃんと 時間が流れている本作の世界は実に心地よいです。そして、何時も通りマッキたん萌え。


08 月 16 日 月曜日

晴時々曇り。午後1時半起床。

日帰り(半日)旅行に出た。場所は鎌倉。北鎌倉駅で降りて 円覚寺〜明月院〜亀ヶ谷坂切通〜仮粧坂切通〜銭洗弁財天〜佐助稲荷、そして鎌倉駅 という道筋。途中の亀ヶ谷坂切通の坂の頂上で椅子に坐っていたおっちゃんに 話し掛けられ、釈迦堂切通に行った事があるかと聞かれる。名前にはピンと来なかった が、おっちゃんが取り出した地図のコピーが示した場所の切通は行った事があった。 その事を告げると釈迦堂切通だけが昔のままの姿で、亀ヶ谷坂切通は車を通せる様に 道幅を広げてあるという話を聞かせてもらった。そしてそのまま地図を貰ってしまう。 どうやら市の委託を受けたボランティアの案内人さんらしいおっちゃんに貰った 地図で、その後は順調な道のりでした。帰路。大船で途中下車して鯵の押し寿司を買う。 やっぱ通りすがった時にはコレは買わんと。

夕食。鯵乃押寿し。旨い。

晩酌。BOUTARI KRETIKOS 白。強い酸味がスッキリ爽やか、そしてほのかな甘味が 美味しいギリシャ産ワイン。名前はクレタ島産って意味だそうな。普段ギリシャワイン なんてまず見かけないが、今日はスーパーの酒売り場にギリシャワインコーナーが 出来てた。まぁある種の流行モンって事ですかな。 肴、鶏酒蒸し、冷奴。

「MADLAX」、謎本第3巻を通してまた妙なビジョンを 見るマド姐。あれは過去の何処かの戦場でマーガレット(小)をマド(小)が救けた って事なのかなぁ。素直に影像のまま受け止めて良いのやら悩む所だが。ここ一番の 危機に敵がライバルとして救けてくれるってのは、まぁお約束な展開なんだが本作の 様に繰り返して使っちゃうとネタとしての面白みが無い様な。そして、やっぱり生きて いたか金曜日オヤジ。死ななかった理由、ちゃんと語ってくれる事を期待しとく。
「GIRLSブラボー」、何気なくOPが変わってますが、 これで完全版なのかな。さて本編だが、向こうの世界から新たな刺客コヨミ参上と。 これでOP/ED後に出てるレースクィーン三人娘が揃ったって事ですな。 コヨミはミハルを連れ戻しに来たらしいが、それはつまりある程度は向こうと地球の 間の行き来は制御出来ているって事なのだろうか。少なくとも時限はあるらしいが 確実に戻る手段はあるらしいし。そしてミハルの額のポチポチは聖痕と呼ばれている 様で。やっぱりミハルはむこうでは特別な存在なんだろうか。それにしては失踪 しても単なる無断越境者としてしか扱われていないみたいだが。 “いろんなところが濡れちゃった”ミハルは全然絵になってないが、代わりに 新キャラのコヨミがいろいろ見せてくれてナイス。エロエロ大王の透視図が微えろい と思ったら、雨に濡れた透け下着なんてモノまで見せてくれました。天下の湯気アニメ もこういうシーンには霧霞湯気冷気は無いらしい。 本編外だが“DVDで湯気スッキリ”ってのには大ウケしましたよ。

「ファイナルファンタジー」、メカ造型とか小道具の 使い方とかSF的設定の部分は非常に好みの作風でした。全編CGって事で登場人物も 全部絵なんだが、CGキャラは無精髭やらほくろやらソバカスまで再現されていて 非常にリアル、というか気味悪いくらいの出来。最初のうちは多少CG臭さを感じる けれど、見ているあいだにCGキャラだという事を忘れて普通の映画を見ている気に なっていた。もっともこれはCG作画を見なれているという前提が必要で、一般人から みればまだまだ嘘臭い絵づくりかもしれないが。話自体は“敵”が地球に来て大暴れ する理由が不明瞭でどちらかと言うと不条理ホラーっぽいネタである点、そして魂とか 生命エネルギーとかってな胡散臭い単語が飛び交う点を気にしなければそこそこ 楽しめる。まぁ、この辺りの設定は原作のゲームの縛りなのかも知れないが。
「サクラ大戦 活動写真」、単品でいきなり見ても細部の 設定が判らないだろうなぁ、という点では過去のOVAの2つのシリーズと同じと思われ。 話的には(おそらく)OVA第2期の後の時期の話であるので、TV版との繋がりがほぼ無い という点でも見る者を選んでしまうのが弱点か。特に旧星組三人の確執が結局どういう 事なのか全然語られずに終わっているのが消化不良でつらい。もともと登場人物が多い 作品なので、本作だけではキャラが殆ど立っていないのも残念なところ。 逆に『サクラ大戦』という作品に既に触れている者には世界観の延長にある長編として 楽しめるだろう。 特に本作では物語の最後を締めるのが敵を倒す部分では無く帝国歌劇団の舞台シーン であるのが中々に凝った展開と思える。舞台で演じられた内容から間接的に語られる 部分を“読む”余地が色々とあって面白かった。序盤の光武出撃シーンは少々尺が 長過ぎて他の内容の語りに充てた方が良いのでは?と思う一方で花組初詣シーンの様な 如何にも“らしい”部分は程よい長さで挿入してある辺りは良。 織姫の“最後の一個をどうやって食べるですか!”には大ウケしました。 そして突然涌いて出る薔薇組が実にナイス。まぁ全体としては、やっぱり最初の結論に 戻ってしまうのだが前提知識が多く必要って時点で単品の作品としては評価しづらい という事になるか。


08 月 17 日 火曜日

曇り時々晴、日没前より雨。午後1時半起床。

休みも今日でおしまい。最後もだら〜んと過ごす。

遅めの昼食。肉ネギみそ拉麺。白髪ネギを入れ過ぎてネギに麺が絡んでいる状態。

晩酌。MEDITEO CHARDONNAY。酸味が強く、渋味と甘味がごく僅かで熟して無い果物の汁 の様な印象の白。ぐいぐい飲めてしまって危ない。 肴、鶏笹身チーズ乗せ焼き。

休み中のリアルタイム消化の効?により対象物が無く、因ってアニメ視聴無し。 まぁ実際は視聴済み作品を繰り返し見たりしてるんだが。


08 月 18 日 水曜日

晴。誰か地球の公転軌道を少し太陽から遠ざけてくれませんかね。

表稼業ε。夏休み明けなのと、そもそも大した仕事も回ってきてないので 精神的にパっとしない一日。定時+αで撤退。

歯医者。治療を始めるきっかけとなった歯の工事完了。予定通り、痛くない歯の工事 まで始めてもらう気は無いので次の診療予約は入れず。これで終りって事で。

夕食。握り寿司(タイムアウト2割引)、巻寿司。

「NARUTO」、流石は古い付き合いの綱手姐さん、エロ仙人 の扱いはお手のものですな。しかし折角温泉ネタなのに…シズネさんのお風呂シーンが 無いのは全部綱手姐さんの所為じゃんか!とはいえシズネさん対ナルト連合の戦いは 結構面白かった。たまにはこういう弛いネタも良。それにしても、それなりに高等な 忍術だったはずの影分身をサラっと使うシズネさんはナイスだ。


08 月 19 日 木曜日

晴。

表稼業ε。今日もへろへろと過ぎる一日。定時で撤退。

夕食。メンチカツ、ポテトサラダ(どちらも出来合い)。

「無人惑星サヴァイヴ」、反重力システムなのに可動部 があるから砂に弱いとは…微妙にトホホな機械だなぁ。海水には負けなかったのに。 アダム、折角のシャアラたんの苦心を無駄にしてしまうとはやっぱりお子様。一方では 精神的にお子様筆頭のハワードがシャアラたんを命懸けで救けに行く日が来るとは。 ちょっと見直したぞハワード。 そんな場合では無いと思いつつ、眼鏡オフなシャアラたん激萌え。


08 月 20 日 金曜日

晴。

朝顔が咲き始めた。初2花。どうも枯れた花の痕を見るとその前の昨日辺りに 1花咲いていた様なので、本当の初花は今日じゃ無い様子だが。 今年は蔓の一部が温室の中に潜り込んでいるので、片方の部屋の窓からだけでは 全体が見えない為に見落としがこれからも出そう。

表稼業ε。次の敵の姿が見えて来た様な来ない様な。定例会議の後、私が来てから 一度も開催された事の無かった勉強会という物が実施される。本当は毎週あるべき 会らしいのだが、持ち回りの講師担当者が多忙って事で先送りになっていたのだ。 で、その勉強会で案外遅くなってしまったり。εでの残業時間記録を作って撤退。

晩酌。キリン・ラガー。 肴、握り寿司(タイムアウト2割引)。

「MONSTER」、最初からテンマの事を手配者と知っていて、 それでも自分の目で見て感じた事を信じる老刑事。彼のテンマ評が何か渋くて 説得力があってジンわり来てしまいました。
「お伽草子」、頼光たん×万歳楽とか綱×卜部とあちこち でカップリングが成立するお話でしたなぁ。で、貞光の相方は金太郎という事で決まり? 『怪童丸』では金太郎が萌え担当だったので、実は怪力少女ってオチは駄目ですかね。 それはそれとして、大人キャラ中心の物語の中で金太郎がどんな存在感を示す事が 出来得るのか注目しておこう。レギュラ化するなら尚更に。 熊襲兵の“女…エヘヘへ〜”は判り易過ぎで実にナイス。
「ギャラクシーエンジェル」、ただの無謀な人から 始まり、あまりにテキトーなグランプリと強引にフォルテさんの存在価値にまで 踏み込む展開に大笑いさせてもらいました。ただその後の没落〜ラストの展開は 今一つかなぁ。新フォルテがバタ臭くて濃いので居るだけでレギュラーを食っている のに、話自体が主役を食う展開なので少々げんなりしてしまった。濃い味の食い物は 飽きるのも早い。Bパート。朝食時間に何気なくエンジェル隊に混ざっているちとせ、 あれが素直な本心なんだろうなぁと思うと可愛い様な切ない様な。レジのお姉さん… 良い感じなんだけど本作の性質を考えると素直に癒されん…と思ったら実は普通に 本当に良い人だったのが意外。しかし、だからこそ普通に魅力的な女性では エンジェル隊に叩かれまくっている中佐にとっては一時の安らぎ以上には成り 得なかったって事ですかね。中佐の“五人の娘”ってな台詞がそのまんま当てはまる ラストが微妙に哀愁漂ってますな。