09月上旬


08 月 21 日 土曜日

晴。空には秋っぽい雲が。午後2時起床。

談笑する数人の男達は皆釣人だろうと思われた。卓を囲んでいる彼等の背後の壁には 紙が貼ってあり、そこには今まで釣った魚の大きさや重さといった記録が書かれて いた。彼等は海沿いの家に集い、そこを宿代わりに利用していた。翌朝、釣りに出る はずの彼等は誰一人として姿を見せなかった。男はそんな夢を見ていた。 その家には数人の家族が住んでいた。だが家族は皆、黒い流れに飲み込まれて最後には 誰も残らなかった。女はそんな夢を見ていた。 男と女は、とある研究チームの一員となって海辺の町へとやって来た。 彼等の為に町の有力者が用意したのは一軒の家。それは二人が見た夢の舞台と何処か 似ている様に思われた。家の中に入ると薄く埃が積もった室内には卓と座蒲団が、 まるで誰かが座っていたかの様に並べられていた。座蒲団をどけた下には畳に染みが あり、何か禍々しい印象を与えたが多くの者は海が近く広々としたその家を歓迎した。 そんな中、女は足元から身体の力を吸い取られる様な妙な感じに気付いていた。 やがてチームの面々が一人また一人と消えていった。残った者すべてが尋常では無い 事態に気付いた時、彼等を何かが襲った。足元から何かが身体の中へと侵入し、そして 全てを吸い尽くして後には何も残さない。彼等の幾人かは家の外へと逃げ延びたが、 二階の窓から飛びだそうとした者を黒い奔流が巻取り首を締めそして家の中へと 引きずり込んでいった。それはまるで意思をもった髪の毛の束に見えた。吸血の髪、 生き残った者は家がその髪の毛と同化している事を直感的に悟った。 事件の知らせを受けて一人の坊主がやって来た。彼はこのまま黙って立ち去れと言う。 しかし誰も納得出来ず、そして男は坊主の首にあった痣を指して何か知っているのでは と問い質した。坊主は重い口を開き、昔の出来事を語る。彼がまだ小僧だった頃に 同じ様にこの家で人が大勢失踪する出来事があり、その際に彼の師である僧がここに 呼ばれた事。本当は同行するはずだった彼は夜遊び目的で家には行かなかった事。 そして帰りの遅い師を心配した彼が深夜に訪れた家で見たのは黒い流れに飲み込まれる 師と祈祷に参加した町の者達だった。やがて彼の首にも黒い流れがまとわりついた。 だが何処かから現れた女が言う。今夜見た事を黙っていれば見逃してやろうと…。
という夢を見た。結構恐かった。オチが付いて無いのが非常に気になるところだ。

朝顔3花。今年も小振りだが真っ青な良い花。 庭仕事。先日の最大級の猛暑の日の影響が色々出てる…。

遅い昼食。みそチャーシュー麺。

寝る。午後8時再起動。

晩酌。サントリー・デリカ(白)。 肴、冷奴茗荷乗せ、刻みオクラ。

「鋼の錬金術師」、うへぇ、ダンテとホーエンハイムは 400歳以上って事かいな。綻びが生じた肉体の移動の代わりにダンテは何をしようと しているのか。ロゼの赤ちゃんを使って何かやらかしている様だが、またドロ黒い展開 になったら嫌ん。ホーエンハイムは向こう側に捕らわれた様だが、これで退場とは 思いづらい。エドが再び門を開くといった展開になった時に出番があるんではと予想。 それにしてもタッカー、“ショウちゃん”は無いだろ。奴がアル若しくはエドとの 接触を図ったのはキメラなニーナたんを完全にする為の協力を求める為なのか。 ウィンリィの科学は不味いはずもなさそうなので、ここはシェスカたんの芸術の方に 挑戦してみたいところ。
「ぴちぴちピッチ ピュア」、掃除しに来て勝手に風呂に 入ってるなんて辺りは何か良い感じではあります。海斗、着てるシャツじゃなくて他の シャツくらい自分の家なんだから出せるだろ〜って辺りも記憶喪失のくせに妙に恋人 同士みたいな対応だったり。男物のシャツ一枚で外に出ちゃうとは…るちあは色んな 意味で駄目ナイスですよ。そしてるちあの服と海斗を見て取り乱す波音とリナが 笑える。るちあの危機!で海斗の家に押しかけるとこも実に良。どうやらミケルの上に ラスボスが居るらしい。これはみかるを最終的に悪者にしない為の設定って感じでは あるが。敵側に新キャラ登場な今回、撤退時の落し物の服にパンツが無いって事は 常にノーパンな衣装って事なのか?>あらら。
「ケロロ軍曹」、ケロン人、秘密基地の電力くらい自前で 用意しとけ…って思ったらソレですか。地球は安泰ですな。走ってる小雪ちゃんの お尻が可愛いですよ。Bパート。いきなりの劇場版ルパンねたナイス。野山で出会った ケロロ達に動じないとは、秋奈婆ちゃんは秋ママ同様に大物ですなぁ。ホットパンツな 夏美ちゃん素敵過ぎ。田舎編がたった1話ってのは勿体無いなぁ。
「月は東に日は西に」、茉理ちゃんが前回から引き続き 偽兄を意識してしまっている話。ちひろたんの“心を許しているから”なフォローが イイ感じです。でも本当の家族って言葉に茉理ちゃんは納得よりもガッカリの方が 大きかった様で。これもある意味では失恋ですかな。まぁ挽回の機会が無い訳でも無い けれど。ところで、結センセの包帯グルグル水着は…何かエロい。
「Wind」、霞たんは海では眼鏡オフ、わかばちゃんは 眼鏡付きと、ここで初めて微妙な属性の違いが出たというか。眼鏡無しで困るのか 困らんのかという点に関しての霞たんの描写が無いのが残念。望ちゃんは病弱属性の はずなのに激しい技を使いますなぁ。西瓜が切れてビーチマットが切れてないのが 変だが、そこは見逃そう。自分の誕生日の事を言いだせなかったみなものモヤモヤとか は割と良く表現出来てる。そんな訳で穴やアラは少なく安定している出来なんだが、 逆に強く印象に残る部分も無いかなぁと思ったり。普通のラブコメとは違う特殊な 世界観を持っているにもかかわらず、その点を活かした話には現時点では成って無い のが問題かな。
「DearS」、スパッツ押しつけな菜月ちゃんは血の 繋がって無い妹ですか。でも今のところ兄貴の事を男として最初に認識した相手という ありがち展開では無く、純粋に守ってくれる者として見ている様で。もっともそれが 何時まで続く感情なのかは微妙な雰囲気も。回転木馬で妙な妄想をして青い顔のレンが 笑える。ただし木馬で連想するネタがまだ地球の勉強が足らんという感じですがな。 兄妹喧嘩の後、ご主人様では無く菜月の方を追っていくレンがイイ感じ。 菜月ちゃんの見せパンな後ろ姿ないすです。
「ニニンがシノブ伝」、雅ちゃんにくっついている状況は 別に改善しなくても良い様な気がするんだが、音速丸的には雅ちゃんは守備範囲外か? 嫌なら代わってやるぞ。Bパート。冒頭が『巨人の星』ネタだったので、どうせなら 最後まで野球マンガのパロディで押し通して欲しかった気も。あ、108アウトって のはもしかして『侍ジャイアンツ』のアレか。まぁアレと無関係としても吹き出して しまうくらいウケたので良です。
「天上天下」、死者に惑わされるのは罪の意識の現れ。 何か過去の事としてサラっと流されているが、慎がやった事は普通の感覚では半端で なく重い罪であるはずであり、この程度でもまだ温い気がしないでもない。ところで 昔話編で亜夜ちゃんが出るのは珍しい上に台詞も長めですな。中学生って事で色々と 萌え要素もあるはずだが、そういう部分がまるで前に出てこないのは慎の視点=眼中 無しな妹だからか。もっとも今回は慎も下の妹の力に気付いたらしいが。その事がまた、 真夜センパイと光臣の息が合っている事を含めて彼自身の存在意義の薄さを意識させる 結果になっているのだろう。そんな中でも道現の策に乗らなかった慎、しかしフーは そこまで見通した上で次の手を打っていたという事か。まさに食えん奴という言葉が ピッタリなキャラ。葛葉たんのスカートを覗こうとする文七ナイスだ。


08 月 22 日 日曜日

薄曇り、日没後一時雨。午後1時起床。

朝顔6花。

遅めの昼食。みそバター拉麺。

『ベターマン』のfj記事と妄想に対する感想メールが来ていた。放送終了から大分 経った作品だが、割と定期的に感想が届くのは本編の出来の良さの証だろうか。 構想は出来ているのに中々着手出来ない妄想の続きを何とかせねば…と毎度言っている 気がする。こうして書いておけば自分に対するプレッシャーになるんではないか、 という淡い期待もあるんだが。

近所の川で自治体主催の夏祭&花火大会の日。 雨降ってるのに中止しない根性だけは評価する。

晩酌。MEDITEO CHARDONNAY。 肴、割けるチーズ、茄子のお新香。

「名探偵ポワロとマープル」、ストッキングという共通点 は非常に納得出来る点だし如何にも胡散臭いアイテムなのだが、あのセールスマンは 自信満々の犯人像と合わない気がするなぁ。それと連続殺人の犯人にとって、AとBは Cの犯行の印象を薄める為の陽動なんじゃないかとか思ったり。…と、作品を見つつ 推理してみようとしたりしても、クリスティのポワロ物は実写版で多分ほとんどの エピソードを見ているので推理じゃ無く忘れていた展開やオチを思いだしただけって 可能性もあるので偉そうな事が書けんなぁ…。
「マリア様がみてる」、悪役みたいじゃ無くてどう見ても 悪役だよ>瞳子ちゃん。もっとも今回は祥子様や令ちゃんもワルモノにしか見えない ので、多少ヤリ過ぎな娘程度にしか見えないけど。そんな訳で皆、志摩子さんの事を 思っての行動なのだろうけどオチにたどり着くまではいじめにしか見えんので正直 見ていて気分の良い展開では無かった。“勘当してください”って言った当時の 志摩子さんをちゃんと見たい。
「KURAU Phantom Memory」、真っ昼間からウォッカを コップ1杯注文する奴が悪い。ついでに働かんクラウも悪いんだが。それにしても アヤカ姐の過去はかなりキツいものがあります。彼女の心の闇がクラウ達の何と交錯 するのかはまだ見えては来ないが、単に真面目なだけじゃ無い面倒な相手になりそう。 目立たない様に移動しているクラウ達を追ってきたのも見事だが、ダグが手引した事 までバレてるとはGPOも中々ヤリますなぁ。そしてダグより一足先に危機を察知した クラウはクリスマスと共に再び逃走。うみすずめの常連がガッカリする顔が目に浮かぶ 様です。私がその常連なら昼間からウォッカ呑むね、間違い無く。本当は哀しい話だが、 やっぱり萌えちゃうのは仕方ない>アヤカ(中)。
「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デ イブレイク」、一生 ゴロゴロして暮らしたいよねぇ>クララたん。何となく裏切り者風味な気がしていた ヤガミ、実際には夜明けの船の雰囲気が結構好きだったという事ですか。何かちょっと 個人的な経験と彼の今回の状況が似ているところがあって、一気にヤガミ株が上がって しまいました。全体的にカッチリして隙の無い作画回なのも雰囲気を壊さず良。 このレベルが毎回維持出来ると凄いんだけど、それはやっぱ無理か。
「忘却の旋律」、遠音は捕まっていたのでは無く迷って いたという事ですか。総理が父親かも知れないという可能性を、ココが敢えて追及 しないのは既に地球を離れる意思を固めていたという事なのかな。或は既に彼女に とっての家族は演劇集団の方という事なのかもしれない。小夜子たんのモノローグ 中心な展開が凄く切なくてしんみり。素直な本当の気持ちを伝えるのが言葉では無く 手紙って辺りが、不器用なカップルらしくて何かイイ感じです。このままお別れでは 無く、ボッカと小夜子たんには心底再会して欲しいと思う。たとえ青臭くても 素直なハッピーエンドを希望。


08 月 23 日 月曜日

曇り。処暑。寒くて嬉しい。このまま氷河期突入でも構わんのだけど。

朝顔2花。

表稼業ε。体調不良の為、休業。

昼食。レトルトカレー。

ひたすら寝てる。

夕食。お茶漬け。

「犬夜叉」、珊瑚ちゃんと琥珀の過去と今を雲母の視点で 描くという珍しい趣向の一編。その為、台詞よりも雰囲気で語る部分が多く非常に しっとりした良い感じの仕上がりです。特にラストの無声部分なんかはBGMだけ なのに各キャラの台詞がちゃんと聞こえてきます。珊瑚ちゃん(小)萌え、それと 山百合もらってぴょんぴょん跳ねてる珊瑚ちゃんも可愛い。

「成恵の世界(6)」丸川トモヒロ著、角川コミックA 読了。今後レギュラ化しそうな方々も含めて新キャラが多数登場の賑やかな巻でした。 過去の単発エピソードと思っていた小ネタが伏線っぽく浮かび上がったりして、 何か大きな話を構想しているのかなぁ?とか思ったり。後書きで作者自らも自覚して いそうな事を書いているが、本作は時々エピソード間で設定の食い違いがあったり するので壮大な話の連繋は期待と不安が混ざってしまいますが。 それにしても宇宙艦隊の連中はノリが良くて面白いし、皆おおらかですなぁ。 機族の娘達も鈴ちゃんみたいなサービス精神旺盛な娘が多いし。まぁ軍隊という厳しい 職場故に戦ってない時には意識的に楽しくやっているのかもしれないが。 香奈花姉ちゃんのママ、実体は初登場だが意外にあっさり連絡が付いたという印象。 こんなに簡単に連絡し合えるなら、もっと頻繁に会話があっても良さそうなもんだが そこは作中にあるあんまり話さない親娘だったって辺りから垣間見える互いの性格と 遠慮故って事か。それと通信費の請求書はシラセじゃ無くて香奈花姉ちゃんに見せた 方が良いんでは>監察官殿。 唯一第6巻の哀しい点は四季ちゃんが出てない事だ……………。


08 月 24 日 火曜日

曇り。また暑くなっちまったい。

朝顔2花。

朝、出かけようと思ったら縁側にナメクジが這ってやがって最悪の気分。 空中庭園に叩き出してから塩化ナトリウムクラッシュをお見舞いしてやる。 部屋の畳の上まで這い回りやがって、帰ったら掃除しなきゃ…。 水色縞々と違って本物のナメは全然可愛くない。

表稼業ε。これといって生産的な事をするでも無く、今日も過ぎていった。 定時+αで撤退。気分を変える為に、少し遠いが違う駅から帰路に就いた。 10年ぶりくらいに乗った路線、すっかり変わっているはずの風景も何処か懐かしい。

夕食。ヒレカツ、納豆ご飯。

アニメ視聴無し。


08 月 25 日 水曜日

曇り時々雨。

朝顔2花。

表稼業ε。ちっとも具体的な敵が決まらんなぁ。ヒマだ。定時+αで撤退。

夕食。豚ロース細切れ肉の生姜焼き。

「NARUTO」、何回かに分けての治療が必要なんじゃないか とサスケの事は漠然と思っていたのだが、意外とあっさり復活。もっとも完治かどうか は判らんし、綱手姐さんがそれだけ凄い人って事なのかも知れないが。それにしても 確率50%ならリーは手術してくれと即答すると思ったんだけどなぁ。長く続いた リハビリの所為で弱気になってるのか。何か、イノシカチョウ三人の名付け親は 綱手姐さんなんじゃないかとフト思った。これから一番苦労しそうなシズネさんに 同情。久々登場だがヒナタちゃんはやっぱ良。


08 月 26 日 木曜日

曇り、夜半に一時雨。

朝顔4花。

表稼業ε。今日も事無し。定時で撤退。

幾つか見たい物があったので川崎で途中下車してうろうろ。結局何も買わなかったが。

夕食。納豆ご飯、エッグサラダ(出来合い)。

帰宅が遅かったのでアニメ視聴無し。
今週末は『小麦ちゃんZ』か。


08 月 27 日 金曜日

曇り、日没後時々雨。

朝顔2花。零れ種から出た連中にしては定期的に良く咲いている方かなぁ。

表稼業ε。敵はXSLTって事になりそうだ。組み込みBSDのはずが、これまた随分と アプリ寄りの仕事が来たな。ちょいと遅めに撤退。

世の中が X.org へと移行しつつあるらしい今頃になって、デスクトップ環境の インフラである XFree86 のバージョンを 4.1 から 4.3 に上げてみた。 XDirectFBサーバを作ったついでに 出来たサーバとライブラリ/コマンド群をインストールして幾つかのパスを 変えただけ。さらっと使ってみている限りでは違いは無い様なので、問題が 出なければそのまま移行してしまおう。肝心の XDirectFB サーバの方は マウスカーソルが動かないので使えんのだが…………。

晩酌。キリン・秋味。麦芽が多めらしいが、国産麦酒の平均的な味からはあんまり 逸脱して無い。もうちょっと早めに発酵を切り上げる事で、アルコール度数を低めに して麦芽の甘味を残せば良いのになぁと思う。 あと、やっぱ限定醸造の品くらい副原料は使わない様にしようよ。 寒いので麦酒は2缶で止め、途中から紹興酒の熱燗に変更。 肴、焼き餃子(出来合い)。

「無人惑星サヴァイヴ」、先の事は脇に置くとしても、 作中では初の初期メンバーの喪失な訳で沈欝な空気が漂うのは当然。それでも真っ先に シンゴが大泣きしたお陰で他の連中が冷静になれたって面がありそうですな。 そんな中で進んで悪役を演じるメノリが素晴らしい。ルナも立派なリーダーではあるが、 こういう時には違うタイプの引っ張り方もあるって事。2番目にお子様なシンゴには 少々理解しづらかった様ではある。目を覚まさせる辺りの展開はある程度は予想の 範囲内なので、どうせならシンゴの事はグーで殴って欲しかったけど。そしてシンゴと メノリの危機を救ったのはハワード…という思わせぶりなサブタイトルに良い意味で 裏切られた中々に良いエピソードでした。ちょっとだけ絵が弛いシーンがあるのが 残念なところ。
「天上天下」、フーの死に様は悪役らしくて実にナイス。 この調子で慎にはクソ爺ぃも葬って欲しいところだ。でも絵美をいたぶるのは筋違いも 甚だしいぞ>慎。医学的には健康でも、光臣には不治の疵が刻まれてしまったという事 になるのだろうか。オチ(現代編での関係)がある程度見えていても、そこまでの 過程に何があったのか?という点では毎回予想を上回る展開で面白い。か弱い少女 風味の絵美にニヤニヤする光臣と触角がプルプルする真夜センパイが笑える。
「MONSTER」、ニナの養父母を殺した実行犯があの連中 だったとは。過去の真相も吃驚だったが、それ以上にスピーディな展開で息もつかせぬ とはこの事。ロベルトはヨハンの息が掛かっている者なのかと思えば、いきなりニナを 消そうとしたりして立場や真意が謎だなぁ。ニナ危機一髪の所に現れるミュラー。 救けた後で亡霊を見なくなるのではなく、苛まれなくなった後で救けに行くという 演出が興味深い。あれはニナを救けに行こうと決意した事の現れなのだろう。そして ミュラーは結局…死んだのかな、やっぱり。同情の余地はほとんど無いとはいえ、 恐らくは充分な反省があったと見えるだけに少々哀れ。
「お伽草子」、“鬼”というのが漂着した外国人という 解釈を上手く話に組み込んでいて中々。火薬玉の実験で吹き飛んだ金太郎を見て 喜んでる卜部ちゃんナイスです。随分と酒呑童子の本陣へのアプローチが早いと 思ったら、そういう展開へと繋ぎますか。やはり舞台は都の近くの方が退廃的で 良いって事で。やや季節外れではあるが、紫陽花の花が象徴的に描かれていて印象的。 貞光って意外に繊細な奴だな。


08 月 28 日 土曜日

雨。午後1時半起床、というか寒くて目が醒めた。

庭仕事。二季咲きカトレアが散発的に開花中。ナメクジ対策の固形毒入り餌を配置。 朝顔4花。

遅い昼食。みそチャーシュー麺。

寝る。午後8時再起動。

晩酌。美少年・純米吟醸。 肴、湯豆腐。

「今日からマ王」、過去に反乱を起こした事のある者の 城で、国王以下主要な面子が全員一緒に飯食ってるのはマズいだろ〜。レイヴンは もっと個人的な目的があるのかと思っていたが、意外と純情な理由でシュトッフェルに 仕えてたのね。レイヴンの回想シーンが酷い話なのに微笑ましかったりして、脇役を 描く回にしては中々面白かった。
「鋼の錬金術師」、エドも遂に親父が超胡散臭い奴だと 判った様で。今のところエドはホムンクルスの総元締めが親父だと思っているっぽいが、 ダンテが生きていると知ったらどんな顔をするかな。それにしてもキリスト暦とか 言っているって事は、舞台は未来世界だったのね。意外というか吃驚だ。ラストが エドを救けたのも吃驚だが。ラストが人間になりたがる理由は人として死にたいから、 なんじゃなかろうか。やっぱりニーナたんの魂は壊れた世界には無いらしい。 完成品の綺麗な抜け殻もキメラな抜け殻も同じ目をしていて何か哀しい。
「ぴちぴちピッチ ピュア」、夏も終りでココ達も帰国。 外様三人娘が居なくなるとアホバカ話が少なくなりそうで寂しいなぁ。みかるが 倒れるとミケルが大暴走ってのはいつぞやの外出編と同じなので、この連動は非常に 重大なポイントなのは間違い無いだろう。ただ、これがオチにどう効いてくるのかは 今一つ読めないなぁ。みかるが海斗にふられる展開になった時、ブチ切れミケルが 最強の敵になるのか弱点モロ出しの中ボスで終わるのか。もっと根本的に二人が 同一人物なのか何らかの繋がりがあるだけの別人なのかって問題もあるけど。 みかるは実はとうの昔に死んでいる娘だとか、実はりひとには妹なんか居なかった という展開になったらある意味拍手モノだけど。
「ケロロ軍曹」、五人に四人が不満を持っている…これは アンケートの落とし穴とも言える部分であり、そんな点も含めて笑える。 今回もガンダムねた満載ですが、タママの読んでいるマニュアルとボールが他のMSを 倒しまくりなのが実にナイスです。“下品な男は無用”も元ネタが古いけど良。 宿題オチはちょっと脱力だが、まぁこれは季節ネタって事で流しとこう。
「月は東に日は西に」、美琴が普通じゃ無い出現を したって事は幻想ではなく事実として受け止められているのね。誕生日のプレゼントが サボテンってのは『Wind』と被っちゃってるなぁ。この点に限らず、この二つの作品は 組み合わせて放送するのが失敗だったんじゃないかと激しく思う。両作ともそれなりに 興味深い世界観を構築しつつあるのに、一緒になっている事で互いの印象を薄めて しまっている気がするのだが。単なる他人の空似では無く直樹は美琴の本当の弟 なんではなかろうか。実はこの世界に来た時期がズれているというだけで。胡散臭い 設定が背後にありそうなのは前からだが、先生達の動きは何か唐突な印象も。
「Wind」、ちょっと気が向いたにしては浴衣で気合いが 入っているぞ>彩ちゃん。りんご飴を食べた彩ちゃんの“美味しいです”は微かだが 素敵な笑顔だと思った。“時代が変えた”“この町は長い”等、彩ちゃんはもしや 時を越えて生きているのでは?と思わせる会話だったのも印象的。みなものタコ焼の山 を見ているとタコ焼きが食いたくなる。
「小麦ちゃんZ」、今までのシリーズでは居るだけで あんまり焦点の当ってなかった脇役な明日香ちゃんを前面に出した構成。本作の元ネタ ?である『魂狩』でも銃撃娘だった明日香ちゃんが刑事役ってのは良いのだが、どうせ なら最後の暴走も銃撃ちまくりだったりすると完璧なのに。大阪の妙なブツが大量に 出る展開は如何にもな感じで良。流石にグリコの看板はネタに使わないのか… と思ったらちゃんと出てきましたか。しかも薄っぺらいのが実にナイスです。 全体としてはまぁまぁの出来。ただシリーズ復活編にしては絵作りのシャープさが 足らん気がする。バストショットよりも寄った絵はマトモなんだが、引いた絵だと 正直OVAというレベルでは無いと思った。単なるTVシリーズならともかく、基本的に 映像ソフトとしての売り物である作品でコレは駄目だろ。シリーズ復活自体は大歓迎 なのだが、戻ってくるならもうちょっと丁寧な仕事を期待したい。
「DearS」、ミゥの奉仕願望は単にDearS故なだけではなく 過去に深い理由があるのね。今までレンの態度にいちいち突っかかるのはDearSの中の エリート意識かと思っていたのだが、実は全然違っていたとは。こういう隠れた事情が 判ってくるとキャラに対する見方も全然違いますなぁ。何かミゥの方が主役みたいに 思えてきた。武哉に抱き付くレンに“ムカ”つくミゥも可愛い。主従を越えて必要と される関係、それをミゥが知りつつあるのかも。それにしても寧々子たん、レンの ボケくらいで動揺するとは。三角関係に参入なのか。
「ニニンがシノブ伝」、忍のエロガッパとか楓の下ブラ とか相変わらず低いネタと絵が実にナイス。体操服での特訓というのも賛成だ>音速丸。 でも学園祭の話があれで終りってのはもったい無さ過ぎ。もっと色々と拡がりのある アホ話に出来る材料だろうに。Bパート。やっぱりマンモスフラワーは濠に根を伸ばして ビルのてっぺんに花を咲かせんと駄目だろ。それに歩くのなら毒花粉も飛ばして 欲しいぞ。忍に絡み付くポチの助はエロ過ぎ。
「蒼穹のファフナー」、う〜ん。翔子たんの死を英雄視 しろと生き残りに強制する気は無いが、彼女の墓を汚すってのはどういう事よ? そんな事をされなければならない理由が全く思い浮かばないんだが。これはこの島の 連中の大多数が糞なのか演出ミスかのどちらかだと思うのだが、答はどっちですかね? という感じで嫌んな気分になっただけの話でしたとさ。
「爆裂天使」、警邏車両の“執行”は実に素晴らしいと 思ったりして。暴走さえ無ければ今の世の中、あのくらい強烈なモノがあっても良いの では。そしてジョウの無茶な決着シーンは結構迫力あって良。
「ギャラクシーエンジェル」、蘭花やミントの実に 無茶苦茶なトラウマが本作らしいところ。ところで、ヴァニラさんのトラウマである 蝶食い男は誰なのかが非常に気になるんですが。Bパート。中佐が追っ掛けしてた アイドル娘ちゃん可愛い。フォルテさん(小)に激しく萌え。ラストは妙に現実味が あって笑いよりも溜息って感じ。


08 月 29 日 日曜日

雨。午後3時起床。

朝顔1花。

遅い昼食。焼きそば(豚コマ、キャベツ1/4個入り)。

fj活動、ちょっと。

晩酌。MEDITEO CHARDONNAY。 肴、裂けるチーズ、サラダ煎餅。

「名探偵ポワロとマープル」、ちっちゃいメイベルたん では人込みの中で人捜しは難しいんではと心配してしまいます。結局、事件は別の場所 で起こっていたのだけど。最後のDの事件が丁寧じゃ無い仕事だったのは犯人のミス ってところですかな。事件解決の決め手がハッタリというのがポワロらしい。
「マリア様がみてる 〜春〜」、前例も何も、瞳子ちゃん なんかモロに余所者で大きな顔で出入りしている気がしますが。志摩子さんが 乃梨子ちゃんを妹に任命しないのは二人だけの時間が減る気がするからという部分も あるんでは?とか思ったり。蔦子さんの出番が長くて嬉しかった。それにしても 蔦子さんには乃梨子ちゃんはレフ版に見えるらしい。どちらかと言うと自分で光ってる のでストロボなんじゃなかろうかという気も少し。どっちにしても志摩子さんの オマケって事には違いが無いので、そう考えると結構酷い事を言ってるな>蔦子さん。 ここ数回ワルモノ街道まっしぐらの祥子様だが、その真意をちゃんと理解出来る辺り 乃梨子ちゃんは大人だなぁ。そんな感じで白薔薇編はどうやらひと段落と。 予告の“物好き”には大ウケ。由乃さん可愛いのにねぇ。
「GIRLSブラボー」、裸エプロンなミハルちゃん…参考に した資料がマズ過ぎでしたな。雪成はリアル女アレルギーなだけらしい。ミハルちゃん とコヨミちゃんが去り、ぽっかり穴の開いた日常があってそして再会という流れを 間を空け過ぎず、かと言って余韻を失う事無く一気に描いたテンポは絶妙でした。 帰ってきた二人に何かオマケが付いてますが、それも良。EDの最後、ミハルちゃんが のぼせてブっ倒れてるのが可愛い。
「サムライチャンプルー」、飄々と好き勝手に生きている 様に見えたムゲンにも切り捨てたい過去があるって事ですか。インチキ時代劇にしては、 この時代?の島という抑圧されがちな土地の事をソレらしく描いているのが印象的。 小判と言わず金貨と言う辺りが実にナイス。スパッツ(違)少女なコザたん、このまま フウちゃん達の旅にくっついて来れば良いんではないかと思うが。そんな単純で素直で 安直な展開にはならないんだろうなぁ。案外ヒネくれてるから、本作は。
「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デ イブレイク」、ふむぅ。 キュベルネスのクライアントがベスの親父さんとはちょっと吃驚。とはいうものの、 火星の宝とやらが地球側に渡る事がどれくらいマズい事なのか?という辺りの前提が 全然語られていないのでグラムの危機感みたいな部分がまるで説得力を持たないのが 構成としてつらい所かと思われ。緊急事態の食事=おにぎりってのが違和感と親近感の 両方を感じる部分。それにしても…絵が弛いょぅ………。
「KURAU Phantom Memory」、どうやらリナクスの力を 利用する施設が人間世界には存在する様で。そこにはリナクスが捕らわれているって 事になるのだろうなぁ、やっぱり。そしてその基礎を作ったのが誰なのか?って辺りは 非常に気になる所だ。まぁそういう事を研究出来る人間は限られるけど。夏服の クリスマスたん激萌え。こちらも、ちと絵が弛いのが残念。


08 月 30 日 月曜日

曇り時々晴。

朝顔3花。

表稼業ε。まったり。定時で撤退。

夕食。ビーフステーキ、茹でたジャガ薯。

「犬夜叉」、ここ数話続いた息抜き話もやっと終りの 様で。タケコプターで飛んでいく犬夜叉が何ともマヌケで笑えました。 次回から奈落編再開だけど、あと数話でこの物語が完結する可能性は限りなく低いと 思われる。どうやらこのシリーズ、奈落との決着を付けずに“旅は続く”みたいな 終り方になりそうだなぁ。半年後くらいに再開する事を前提にしたお休みなのかも。


08 月 31 日 火曜日

曇り後晴。台風が熱波を連れてきてムカ暑ぅ。

表稼業ε。作戦は着実に進行中。しかし今日もまったり。定時で撤退。

夕食。鶏唐揚げ、ポテトサラダ(両方出来合い)。

何かがハングアップしやすい今日この頃。 XFree86の二つのバージョンが入っている所為で何か干渉してるのか。

アニメ視聴無し。