04月上旬


03 月 21 日 月曜日

晴。午後3時起床。

fjほんの活動少し。

晩酌。菊水辛口。 肴、鶏酒蒸し。

「ブラックジャック」、舞台では緊張するのにスリは 緊張しないのかヒゲオヤジ。そりゃ本物の犯罪者認定するしか。逮捕する為の治療 という動機はともかく、蝋燭刑事友引は意外とイイ奴なのかもという気がしないでも 無い。血は流れて無くても切れた指は痛そうだなぁ。逮捕状なんてのは単なる紙切れ なので、一枚すったくらいでは根本の解決にはならんのだが。ま、それは棚上げとして BJの懐の財布が“あ、無いっ”なラストは中々秀逸。
「まほらば」、桃ちゃんDVDソフト沢山持ってるなぁ。 しかも分野が無茶苦茶統一性が無い様な。例の手紙への返事を書きあぐねる桃ちゃん。 相手は友人の間でも有名な程の熱愛の相手らしい。大学を休学しているのも、彼氏より 先に卒業しちゃったりするのが嫌だったからなのかな。梢ちゃん公認の桃ちゃんと 白鳥のデート。でも平静な顔して、実は白鳥と桃ちゃんが一緒に出かけた事を気に している梢ちゃんが可愛いなぁ。自分の想いを確かめる為に白鳥をダシにする桃ちゃん、 でも後でちゃんと全てを告白して謝る辺りがとってもイイ娘だなぁと。白鳥、男なら 身代りぐらいサラっと軽く務めろな。それにしても珠ちゃんが梢ちゃんをどう幸せに するのか気になるゾ。相変わらずチョイ役までキャラが立ちまくりな本作、今回は タイヤキ屋のお姉さんがイイ感じです。タンクトップ姿の桃ちゃん萌え。でも桃ちゃん、 眼鏡オフしちゃ駄目だよ…。そしてそして中学時代の桃ちゃん激萌え〜。今回は ひたすら桃ちゃん萌え萌えな回でした。タイ焼き食いまくりな沙夜子さんは次点。
「UG☆アルティメットガール」、シルクの告白が本気に されないオチはありそうだとは思ったが、コスプレ趣味と勘違いされるとは脱力笑。 “一緒だと心強いな…”シルクの言葉にドキューンなヴィヴィがないすです。 “馴れ馴れしく触るなシャーッ”ヴィヴィ、これまたナイス。 そして、野郎同士のハァハァシーンなんか要りません。


03 月 22 日 火曜日

曇り後雨。

表稼業ε。怪しげなシステムのインストールに半日、午後は書き物と内容確認の会議。 つまらん仕事は疲れるのぅ。定時+αで撤退。

夕食。ヒレかつ弁当。

「スクールランブル」、あのオヤジなら10人位は 引き上げられる気が。それにしても…何というか無駄に熱いOP。そしてオヤジ、元 ポンチ絵作家だったのかい。オヤジの作品、つまらなくても100円の値段が付いて いるならマシなんではという気も少し。確かに多少おバカだが、“お前がバカだから” と天満ちゃんに思いっきり言ってしまう播磨は何だか今までで一番仲の良い状態に 見えるぞ。Bパートの、らしくないメルヘンなラストには大笑い。Cパート。 “俺のいとこ”で八雲たんまで遂に勘違い大王の仲間入りか…と思ったら、八雲たんは やっぱり察しが良かった。八雲たんがエスパーってのは、ある意味では鋭い指摘。 烏丸くんの正体は宇宙人って、ギャグなんだかマジなんだか判らんが彼だと別に 宇宙人でもいいか、って気がしてしまう。


03 月 23 日 水曜日

雨。

寝苦しい。身体中に気持ちの悪い汗が吹き出ている。だが寝返りをうつ事が 出来ない。身体が硬直している。足元に重い感触が伝わってくる。ずしりと した重みが足元からズルッズルッと、身体に密着したまませり上がって来る。 やがて胸元まで上がってきたソレに向けて硬直した身体を無理やり振りほどき、 布団の下から追い払う様に押し退けた。捲れた布団の向こうで痩せ細った男の 上半身と禿頭と右手が私の腹の辺りへと吸い込まれる様に消えていく瞬間が 見えた。あぁクソ鬱陶しいと思いつつ再び寝入ろうとすると、今度はベッドの 左の方からいきなりガバっと重いモノがのしかかってきた。今度は髪を振り 乱した女だった。
という夢を見た。時刻を確認しようとして手元の灯りを点けようとしたが、 ヘッドボードに取り付けてある灯りのスイッチが外れて落ちてきた。元々 大型クリップで挟んでいるだけの物なのだが、取り付けてから二十年以上 外れた事など一度も無かった。渋々ながらベッドより這い出て灯りを点し スイッチを取り付け直した。そして驚く。ベッドの周囲がやたらに散らかって いる。本棚の本は歯抜けの様に数冊おきに不自然に落ちている。襖は裂け目が 走っていてボロボロだった。何かとてつもなく嫌な感じがする。
という夢を見た。ゴーゴーと風が騒々しい。窓がガタガタと音を立て、カーテンが 揺れている。窓が開いている。仕方なく起き上がって窓を閉める。アルミサッシの 錠は結露でびっしょりと濡れている。錠を回しロックを掛ける。更に補助錠を 操作していき更にその補助といった具合で最終的に10個のロックが掛かる窓だ。 そこまでしてはたと気付いた。寝る前に確かにこの窓は閉めたはず。これだけの 複雑な手順である。掛けた事を忘れるはずもなく、逆に掛け忘れて寝てしまう様な 代物では無い。なのに今、窓が開いていたのは何故だ。室内に何者かが、いや、 ナニかが居るのだ。
という夢を見て飛び起きる。ベッドの足元に茶色くくすんだ紙が千切れて落ちて いる。一つを拾い上げて見て背筋が寒くなった。慌ててベッドのヘッドボードの 裏を見る。以前、戯れに貼り付けたまま忘れていた魔よけの札がボロボロに なって散乱している。同様に、本棚に収まっていた幾つかの魔よけグッズも 割れたり棚から落ちたりしていた。これは本格的にヤバいのでは無いか。 既に朝日が射し込んでいる室内が妙に寒い。夜までに手立てを講じる必要が ある。慌てて数人の知り合いに事情を話すと、その中の一人が“その方面”に 詳しい学者と助手を寄越してくれた。学者の方は状況を見て早速にも別の 強力な御札が必要だと言って調達の為に出て行ってしまった。助手はどうも その方面よりも現実的な分野に興味があるらしく、壁に貼られた化石の ポスターを見て何やら薀蓄を語り始めていた。内容は素人を馬鹿にした様な 知識をひけらかす様なものなのだが、何故かその男の口から聞かされると 嫌味な感じがしないのが不思議に思えた。
という夢を見た。単に連続して夢を見たという解釈をしようかとも思ったが、 各夢の冒頭で“うわ、変な夢見た〜”と明確に思ったので四段夢オチと認定。 流石に四段オチは初だな。三番目の夢の、濡れたアルミに触れた時の冷っと した感触が妙に生々しかった。

表稼業ε。午前書き物、午後ハック、少し内職。定時で撤退。

夕食。チーズトースト(フランスパン)。

「お伽草子 特別編」、光たん達と出会う前の卜部たんが 出会った事件、という特別編というか番外編風味な一編。地下に祠がある病院という だけでも怪し過ぎで、本当は病院になる前は全然違う場所だったのではという気が。 本来の時間軸としては現代編の序盤の話なのだが、独立したオカルト物としても きちんと成立していて面白い。猫と、ちょっと社会から遊離した女性の冒険譚として、 本編シリーズを見ていなくていきなり偶然今回だけを見た人が居ても多少の想像力が あれば単体の作品として充分楽しめたのでは無いかと思われる出来でした。 それにしてもサラちゃんが虎熊だったんかい。 商売がパっとしなくてショボーンな卜部たん萌え。 猫に眼飛ばされてしまう卜部たんも萌え。 かなりドジでへっぽこな卜部たん萌え萌え。 と、卜部たん万歳な話でございました。満足です。 特別編は次週もう1回、今度は万歳楽主役物があるそうでこれも楽しみ。
「スターシップオペレーターズ」、前回とはうって 変わってじわりじわり進む話。つまりこれは女狐が古狸の手のひらで踊ったという 理解で良いんでしょうかねぇ。ズタボロなアマテラスに起死回生の一発はあるのか… というのは当然期待する点ではあるのだが、それが政治的駆け引きってのは微妙に 嫌〜んな感じ。ラストは出来ればスカっと爽快に終わって欲しいのだが。


03 月 24 日 木曜日

曇り時々雨。2pph。

表稼業ε。今週の予定をほぼクリアしてしまい、まったりモード。夜の部があるので 定時+αで撤退。

今月一杯で前線から後方部隊へ移動になる兵士の送別会に出る。この戦場、 パラパラと同族が混ざっている気配は感じていたが、ノンケと思っていた方々と ガンプラの昔と今の出来の違いや接着部分の繋ぎ目の消し方、果ては『マクロス7』は 何処が駄目なのかなんてな話で盛り上がるとは予想もしなかった。
そのままの勢いで2次会へ。1次会メンバーの7割くらいは来ていたのは送別 される者の人徳なのだろう。今度は頼んだ酒が中々出てこない所為で、この店は 何処が駄目かという話になってみたり。流石に明日があるので3次は失礼して帰る。 久々の午前様。

アマゾンから荷物が届いていた。

  • 「月詠 MOON PHASE」PHASE 03 初回限定版
  • 「舞-HiME」3 初回限定版
  • 「スクールランブル」Volume 3 初回限定版
  • 「撲殺天使ドクロちゃん」第一巻 初回限定版
以上、今月分。それにしても、ネコ耳おむずびは1個じゃネコ耳にならんだろうに。

そんな訳でアニメ視聴無し。


03 月 25 日 金曜日

晴。6pph。薬が効かん。

表稼業ε。激しく、ないむね。何時もの週末定例会議が短縮版ですぐ終わったので 定時で撤退。

アニメ3本見たところで撃沈。午前2時再起動。

晩酌。ヱビス 超長期熟成。無印ヱビスよりも糖度が少し高く口に含んだ時に甘めに 感じる。そしてその後にはより強い苦味が拡がる。ちょっと面白い味の麦酒。旨い。 肴、シウマイ。

「MONSTER」、本物の方のアンナであるニナが遂に街に 到着と。同じ顔でバッタリ、な展開が無いのかなぁとかちょっと期待したりして。 そして大物スーク君、とうとう居ない事になっちゃってますよ。突然フラッシュバック したグリマーの記憶、それが敵の大物の甥の事だったとは。これがどんな風に物語を 揺るがして行くのだろうか。秘密警察が、よもや味方になったりはしないだろうけど。 ニナの記憶をよぎる最初の“おかえり”な少女は実はヨハンだったりして。それとも 記憶が交換されてしまう様な実験を受けたという意味なのか。例の絵本が単なる 幼時期の記憶では無く、511関係者によって書かれた物だったとは吃驚。
「tactics」、む〜ちゃん、何気に大活躍してますなぁ。 そしてロザリーたんもナイス連携です。“もう終わった”“遅過ぎ”と、ロザリーたん のキツい言い草連発が萌える。本筋は、やっぱり敵が小者印象を拭えないので今一つ 盛り上がらない感じ。
「ああっ女神さまっ」、どうせなら女同士で“あんな事 やこんな事”してくださいよマーラーさん。“どうしたのかしら”じゃ無くて蛍一も たまには両手に華をやってみたかったんだろう。それにしても悪魔の天秤には、例の 強制力は働かないのかな。それ以前に蛍一の想いを破れないとは駄目魔術、ではなくて 魔術に勝った純粋な想いと理解すべきか。な〜んか前者の様にしか見えなくて、多分 本題であろう想いの強さをあまり感じなかった。見る目がスレ過ぎか。
「魔法先生ネギま!」、最近の明日菜のテストの点数を 見てネギ坊曰く“点数が1桁じゃなぃっ!”爆笑。担任のくせにテストの点を把握して いないってのは駄目な気がするが。世界最大の図書館であるらしい図書館島に住んで みたい。しかし罠のある地下部分って…。本が増えるに従って地下へ向けて増築した のなら、古い本ほど地上に近い所にあるのではという気がするが。ラストの試練、 ムズいなんて言い方で正解になるとは柔軟なゴーレムだなぁ。何となく背後に生きた 人間が居る気が…学園長が怪しいな。本が水没してる場所が本好きの楽園の訳が 無いだろうと一応ツッコみ入れておく。“勉強しましょう…”当然の事を言う 本屋ちゃん萌え。一方で三日間を勉強に充てるのでは無く遊んでしまうとは “流石はバカレンジャーです”。インチキ訳サブタイトル『ヤルかヤラれるか』。
「Xenosaga」、成程、キルシュたんは一度アルベドの許 から逃げているのね。コスモスから救助作戦を言いだすとは意外にも思えるが、これが 素顔のコスモスという事なのかも。そして具体的で的確な指令を与えれば、コスモスは 犠牲を出さずにちゃんと任務を果たしてくれます。あぅ、なのに、それなのに キルシュたん…。こういう形での居場所探しは切ないから止めて欲しいんだけど。 更にコスモスまで、となったらシオンたんの嘆きも我が事の様に響きます。 そしてラスト。一応物語はひと区切りではあるものの一応でしか無く、解明されて いない謎が多数積み残しですよ。割と楽しめたシリーズではあるが、続きがあるのか 判らない状況での不完全燃焼な結末はちと肯定しかねる部分がある。第2シリーズを 強く期待する、としておきたい。総合評価:佳作+萌え
「GIRLSブラボー 2nd」、何故学園祭でリュック背負って 行きますか。セイレンとの道が久しぶりに繋がったのは、ミハルちゃんとマハルさんが 互いの事を想った所為らしい。でもマハルさん、それは確かに変態ですよ。セイレン でも服着ないで歩かないでしょうに。制服にオサゲに眼鏡とは、トモカは良く判って いるな。いくら餓えていても、エロ大王と正義の味方はマハルさんの守備範囲外と。 大はしゃぎで遊び回っている様でも、マハルさんはちゃんと状況が見えているのね。 ミハルちゃんの語る姉像よりも、少しだけ大人な部分が見えてくる辺りの描き方が 上手い。地球とセイレンの間のキナ臭さに気付いたらしいのは、今のところマハルさん とコヨミちゃんだけか。謎のマントキャラが、門の管理の鍵なのかも。

「乙女軍曹 ピュセル・アン・フラジャーイル」 牧野修著、ソノラマ文庫読了。主役が神懸かりで言動にひたすら電波が入っているのが、 最後に伏線として利いてくる…のかと思ったらそのままだったのが微妙に拍子抜けな 印象。各キャラの背後に何か隠された秘密とか実はXとYは血縁とか、そういうネタが 埋め込まれているのでは?と予想した部分も全て外れた。それ以外にも色々と引用やら パロディの匂いがするのだが、どれもが話に大きな影響を与えている様にも 見えなかった。大筋ではストレートで判りやすい物語なのだが、それ故に何かヒネリが あるのではと期待してしまったのが間違いか。そんな理由で、そこそこ面白かった のだが少し物足りない後味。


03 月 26 日 土曜日

晴。午後1時起床。

庭仕事。クレマチスの芽が目立って伸び始めている。紫蘭は花茎が見えた。 C・インターメディア アメジスティナ開花。

昼食。味噌拉麺。

アマゾンでぽちぽち。来月分の定期購入物品注文。

夕刻より寝る…つもりだったのだが天井裏の物音で眠れず。 今回の天井裏空き部屋期間はカッキり4週間だった。

晩酌。幻の瀧 純米吟醸。 肴、鶏団子鍋。

「今日からマ王」、総集編その6。最近のエピソード なので殆ど覚えている展開だが、改めて見るとこれまた随分と重たい話だなぁ。 早く本編が再開しないかな。
「ガンダム S DESTINY」、主砲を壊されたくらいで よろめいて着水とは情けないぞミネルバ。カガリたんの乱入でも今更動かされた軍が 退がる事は、やっぱり無いのね。戦闘を止めさせる為に強力なMSが必要になって しまうのは何とも皮肉。まぁ、今のキラの役目はコレなのだから仕方ないか。 “ザクとは違うんだよ、ザクとはっ!”は実にナイス…と思ったらハイネもう退場とは 意外を通り越して愕然。もっと後々まで色々な意味で活躍するキャラだと信じていた のに。戦闘は何とか止めた様だが、乱入に注意を逸らされた所為で死んだ兵士も多く 居た事だろう。ハイネはそういう、乱入の負の面を描く為に使われてしまったという 感じ。でもなぁ、返す返す残念だ。結構、気に入りかけていた兄ちゃんなのに。
「ケロロ軍曹」、幽霊ちゃんも出ていて何気なく最終回 風味。ギロロの焼きイモとか、何時の間にか326と懇意なクルルのメールとか、 夫々の別れの形が如何にも“らしい”のが良。小雪ちゃんはあの声で泣かれるだけで もらい泣きしてしまいます。ネタ的には記憶は完全には消えていないのでは? とは思ったが、バックアップというのは盲点だったなぁ。そんな訳でシリーズは放送 時間を変えて継続なのだが、今回で終りの地域がある事も想定した構成な気が。
「学園アリス」、アリス学園の校長は三人組ですか。 どう考えても三人ともアリス持ちだろうなぁという感じ。反永久育毛光線…それは 学園じゃなくても1等賞な発明だろう。髪を下ろしている蜜柑たん萌え萌え。 ラストダンスとかそういう事じゃ無く…でも流架ぴょんは嬉しかった様でなにより。 “言っとくけど、あの娘、鈍いわよ”笑える。流架ぴょんの純情を玩ぶ蛍ちゃんはワル。 棗が居そうな場所を気付く蜜柑ちゃん、追い払われてしまったが、これはこれで 何かイイ感じというかフラグイベントというか。そして蛍ちゃんのダンスの相手指名、 爆笑です。蜜柑ちゃんがまだ誰とも決められない事と、棗と流架ぴょんとの三角も 感づいた上での指名なんだろうなぁ。そうは思っても、やっぱり微妙に百合っぽくて ナイスです蛍ちゃん。
「ジンキエクステンド」、青葉たんの母上の想いは そういう事でしたか。本編というか生きている頃には、そんな雰囲気は片鱗も無かった ので微妙に唐突な展開という気もするが全然納得出来ない訳でも無いかな。 結末は、まぁ大団円で好みなオチ。ただ本作の場合は一番重大なネタ、ジンキって何? が完全にスルーされているのが問題だろう。それはセルDVDの最終巻になるらしい 第13話で語られるのかも知れないが、TVシリーズだけで話が閉じていないのは マイナス。もっとも、セルDVDでもジンキのコアな部分は語らないかも知れないが。 ラストは役得男が生きていたり鬼畜母が入院していたりと結構吃驚。シリーズを通して 見ると、前にも書いた通り時間軸を行ったり来たりする構成の判りにくさが敷居を 高くしている。その点を取りあえず受け止めて見続けると、最後に向けてそれら別々に 見える物語が収束していく様が快感になるのだが。そんな感じで最後まで見た身と しては評価は高い。総合評価:上出来+萌え
「巌窟王」、ラス前なのでOP無し。で、結局のところ 伯爵の復讐は何処までが本当の目的だったのだろうか。アルベールが伯爵を正気に戻す 直前の段階で、巌窟王は目的を達した様な事を言っている気がするのだが。 そう考えると顔色が普通になった以後の伯爵の言動は、あの結末を理解した上での事と 考えるのが素直な解釈かなぁ。エデたんを救ったアルベールは漢。予告が無かった のだが、もう1話、あるよね?
「ギャラリーフェイク」、サラたん、住居はホテル なのね。三田村女史も流石にこんな時は普通に優しい。ドライキャットフードは 食わないが海老は食う猫ですか。この作画、猫の身体の線が細過ぎかな。作画スタッフ に猫好きは居ないと見た。それにしてもサラたん…散々心配させた挙げ句に贋作買って 帰って来ますか。藤田の言った通りになったとはいえ、大惨事から偶然免れたにしては ノリが軽すぎなのが少し気になった。
「まじかるカナン」、絵美さんは恋敵と同じ名前は嫌い でしたか。ま、当然か。チュー助、折角種触手が溶かした服を直しちゃ駄目だろ〜。 向こうとこっちの間で愛し合うのがマズい理由はそういう事ですか。でもそれなら 捕まえるとかするよりも、一家揃って向こう側に居てもらった方が安全だったのでは。 そして元々暴走しがちだったちはやたんの力が種の所為で爆発。まさに典型的な嫌ボム でした。ラストなので2話連続放送後半。チュー助の努力で伝説の形態に変身する ちはやたん、こういう展開になれば後は無敵モード全開ですな。皆が生還では流石に ご都合主義が過ぎるとは思うものの、チュー助が助かってベルガモットやセプティムが 退場なのは微妙に貧乏クジな二人というか。そもそも、ヒロインであるちはやたんの 最大の願いが結局叶って無いのだから、実はそんなに素直なハッピーエンドじゃ無い んだよなぁ。それに世界を滅ぼした後の再生では無かったが、既成の枠組を破る 新しい世界の誕生を予感させるラストでもあるし。形を変えつつも、敵の思惑に近い 幕引きという気がしないでもない。そう見ると意外と、辛口なオチだったかも。 全体を通して、やはりネタの使い方がもったいないという印象。 魔法少女(より育っているけど…)三人の内の二人がラスト前に続々と退場して しまっていて、最後の戦いに絡まないのも何だか寂しいし。それに作画レベルも決して 高くは無かったなぁ。ラスト2話は結構良く動いていたシーンもありますが。 総合評価:準佳作


03 月 27 日 日曜日

晴。午後4時起床。

晩酌。新政 純米吟醸 とわずがたり。また入荷していたので。 肴、湯豆腐。

ヤエザクラの花と新葉の色のバランスがとてもリアルで吃驚。 知らない人が見ると妙に赤っぽい配色に見えるかも知れないが、本物もああいう感じ。 こんな部分で感心させられるとは思わなかったなぁ。

「ONE PIECE」、“だらけきった正義だ”ナイス。 凍らせる能力か…ゴムに対しては天敵っぽいなぁ青キジは。ロビン姐さんが関わった 組織が全て滅んだらしいってのは、何となく納得出来る話だが結構ショック。 それはロビン姐さんを利用しようとしか思っていなかった連中ばかりだったから、 と思いたいところだが。“野暮は俺だわな…”という様な感性は結構イイ感じなのだが、 ロビン姐さんの事を境遇と絡めて疫病神の様に言う青キジは許せんなぁ。冷凍状態から 復活した後のロビン姐さんが、何かアンニュイ度増しているのが気になる。で、今度は 海上鉄道すか。ほんと、奇想が尽きない話。
「名探偵ポワロとマープル」、ヘレンの兄上は妹は死んだ と思っているらしい。しかしその言い方は、何処か死んでいるのが事実であるかの様。 マープルおば様もそこに引っかかったのでは。ヘレンには恐がっている男は居ない と言うのが兄上だけなのも、その怖れる相手が兄上自身だからと解釈すれば矛盾が無い と思われる。Xは兄上か。そう考えれば新聞広告を見たリリーが最初に連絡を取った 相手は大間違いだった、という事になるのだが。
「月詠」、耕平〜ダメ野郎モードを抜け出すのに時間が 掛かり過ぎだ。大手柄の予感に血迷ったかジェダ、アルトをも巻き込みかねない激しい 攻撃に切り替わってますが。或いは、これはアルトの大事にされていないという思いが 被害妄想では無く事実であるという証か。そしてアルトの為に楯になるとはバルガス、 漢だなぁ。成児もまた、ここ一番で意地を見せました。タライは慣れたが、流石に “駄目ぃだこりゃ”は苦笑。それにしてもラス前なのに静止画+声だけ展開が混ざって いたり、ネコミミが裏表逆だったりと作画に粗い点が目立つなぁ。もうひと踏ん張りを 期待としておこう。
「舞-HiME」、ラーメンの味で繋がっている想い。食い物 で舞衣ちゃんを思い出すという辺りが流石命ちんだなぁ、と思いつつ涙腺が弛む展開。 しかし他人を感動させうるインスタントラーメンの作り方、是非とも教えて欲しいぞ 舞衣姫。やはり記憶は残したままだった深優ちゃん、ラスボスを狙わないと意味が無い という判断は以前よりキレが有る様な。彼女を呼ぶ声が地下からするのも意外な展開。 本来ならアリッサちゃんは姫なのだから柱の方に居るのはシアーズの爺ぃのはずだが、 そこは作られた姫故という事ですか。そしてどちらが生き残ったのかを柱だけで判断 する凪、しかしそもそも姫では無い深優ちゃんが負けても柱は増えないはずだし。 もしかしたら深優ちゃんには姫達の運命を突き崩す想いと力があるのかも。そして もう一方の百合戦。なつきちゃんが討たれる事で、実は両想いだったと知って静流さん は納得しつつ退場というのが予想した展開だったのだが相討ちとは思わなかった。 さて次回はいよいよ終幕。 舞衣ちゃん×命ちんの戦いの行方は?深優ちゃんの活躍の結果は?と期待がひたすら 高まっている。
余談。DVD第3巻に付いていたカレンダーに拠ると姫達はみな誕生月が別々らしい。 つまりコレは黒いお兄様と12人の妹の話って事かいな…。 碧ちゃんと誕生日が同じだったのは、何だかやけに嬉しいゾ。

「撲殺天使ドクロちゃん」、ビデオ版。TVK放送版と 当然ながら話は同じだが、撲殺シーンはグロ度がアップしていて、ちゃんと痛そうだ。 流石にこのままではUHFと言えども放送では流せなかったという事か。 続巻にも期待しておこう。


03 月 28 日 月曜日

雨。

表稼業ε。午前中打ち合せ、午後書き物。夕方、文書管理サーバが落ちて余計な 仕事が増える。定時+αで撤退。

夕食。シウマイ、チーズトースト。

「まほらば」、縁の下は涼しいそうな気がするんですが、 違うんですか>沙夜子さん。“桃さんが言うと何だか卑猥ですぅ”笑った。でも本当は 桃ちゃんが純情派なのはちゃんと知っているよん。白鳥の『水陸両用』Tシャツが 何となく欲しい気が。目の前で言われればしっかり心に伝わるよなぁ、アホバカ。 この部分、ラストで梢ちゃんが同じく白鳥の前で言うイイ感じの一言との対比として 実に上手く効いていると思われ。 でも朝美ちゃんの“お肉の入った肉野菜炒めが食べたい”は切な過ぎだ。 下が水着でも、目の前で脱がれると…まる判り白鳥に激しく同意。砂浜に突き刺さる 監視員のお姉さん、美味し過ぎ。今回もまたチョイ役が濃い、と思ったら成程そうか。 何気なく彼女は何度も出てたのね。百貨店のお姉さんだったり占い師だったり、他にも 出てたかも。スイカ割とお代官〜を組み合わせるセンスは流石です桃ちゃん。そして …確かに何者なんだ珠ちゃん。沙夜子さんの西瓜は可哀想。誰か拾って洗ってやれよ。 海水浴場で魚貝類取ってバーベキュー、水中お代官様で渦潮、と、破天荒なバカンスに ひたすら笑わされまくりです。今回も満足。朝美ちゃんにビーチボールを拾ってくれた ツインテ少女が、あれきり出番無しだったのが少し残念か。何となく朝美ちゃんとの 再会があるのでは?という予感はあるが。


03 月 29 日 火曜日

曇り。12pph。

表稼業ε。書き物&打ち合せ。定時+αで撤退。

川崎で途中下車してヨド徘徊。

  • Princeton Xiao Jr. 128MB
  • Kenko PRO1 Digital WIDE BAND C-PL(W) 72mm
以上、購入。少し容量の大きなUSBメモリキーが欲しかったので、性懲りも無く USB機器を買ってみる。結局、コレまた認識するがmountは出来なかった。 円偏光フィルタは先日買った150mmマクロ用。お高いフィルタだがポイント充当で 限りなく財布に優しい。 次、有隣堂徘徊。
  • 「ラヴクラフト全集7」H・P・ラヴクラフト著、大瀧啓裕訳、創元推理文庫
  • 「傀儡后」牧野修著、ハヤカワ文庫JA
以上、購入。『7』の刊行は正直吃驚。これで全集は完結だそうだが、てっきり 6巻目で終わっていたと思っていた。

夕食。ヒレカツ弁当。

「UG☆アルティメットガール」、同じ場所で三日も やっている所為って…まぁ、あのエネルギーがあれば怪獣くらい出るだろうさ。 シルクの健気さを損なわない、ラストらしい力の入った作画でした。こういう作品 なので、バッドエンドは無いだろうとは思ったが、予想以上に綺麗にまとめた結末は 良かった。UFOマン、ナイスガイだ。全体を通してパロディ部分と低い部分を存分に 堪能させてもらいました。総合評価:佳作+萌え萌え
「スクールランブル」、付き合うとは、という素朴な 疑問を発して照れる八雲たん萌え。それに対する播磨の答は物凄く格好イイな。 宇宙に存在するに相応しい星…理由はカレーか。とか思ったら、あ〜チクショゥ漫画 オチかい。全然“バレバレ”じゃ無くて思いっきり引っかかったよ! “埋めますか”“執事の中村と申します”爆笑です執事さん。わざわざ播磨がフリー だと確認してくれるのもナイス。猫天満ちゃん可愛いなぁ。塚本さんありがとう… 猫でも判る烏丸くん…って今度は夢オチかい!何だか最終回っぽい展開から、どんどん 普段通りの展開になり最後は次回予告付き。完全に翻弄されて笑わせてもらいました。 あの次回予告、何となくコミック最新巻の告知カットと同じ話の様な気が。OVAとか 作るのかな。それはそれとして。総合評価:佳作+萌え


03 月 30 日 水曜日

晴後曇り。12pph、ドーピングで1pph。

表稼業ε。書き物。その過程で仕様上の穴を発見してしまう。穴を塞ぐ為に必要な 書類を整えた辺りでタイムリミット。定時++αで撤退。

先週に続いて同じ相手を主賓とした、外人部隊ローカルの撤退兵送別会。前回以上に 送別者とは関係無い話題で盛り上がる。後任の兵士も来ていたが、どちらにしろ 主役不在の宴会だ。二次会は何故か蹴球日本代表試合の録画が壁一面に投射されている 店だった。更に主旨不明。1×0。午前様で帰宅。

遅い帰宅故、アニメ視聴無し。


03 月 31 日 木曜日

晴後曇り。4pph。

表稼業ε。試作機を使ってのテスト開始。予想外にサっくり動き出し、問題も少なそう で一安心。安心し過ぎてヤル気も気持ち良く吹き飛んだので定時で撤退。

何故か忘れていた全てのソースのへのインストールを 済ませ、cvsup。make buildworld 〜 make installworld まで実行。4.11R-p1に。 ソース展開が5分程、まけ世界が30分弱、全作業トータルでも小1時間。実にイイ。 今回は /etc/make.conf にガチガチの最適化オプションが入っている状態なので多少 不安要素はあるが、今のところ快調に動いている。USB絡みは相変わらず駄目になった ままだが。

夕食。握り寿司。

「NARUTO」、おぉ、またまたゲジ眉を咄嗟に守るなんて イイなぁ我愛羅。他の骨ならまだしも背骨抜いて生きてるとは既に脊椎動物ですら 無いな。まぁ大蛇丸の関係者って時点で限りなく人外だが。大蛇丸を信じ続けて死んだ 君麻呂、その直後の慕った相手の台詞が“どうでもいいのよ”とはやるせない。 そしてナルトは遂にサスケと対峙するが…。まぁそろそろ、サスケが本気だって事を 理解しろよナルトってとこですな。敵から味方へとナルトを媒介として変わった我愛羅、 ナルトが居たからこそ敵にならねばならないサスケと、前半と後半の対比は面白い。 その場に居ない我愛羅がサスケの思いの一端である、善悪を越えた志向について 語っているのも良い構成。ただ、2話連続放送の割にはサスケ×ナルトの方は話が 物足りないというか印象として10分で終わったという感じなのが残念。
「お伽草子 特別編」、前回の強萌え話とは一転、今回は 爺ぃ同士の問答すか。時間論、生きている街、人は街の細胞であるといった視点は 目新しさは無いけど理屈っぽくて好きな系統の話。そして万歳楽の正体を見抜く爺ぃの 正体は…そういう事ですか。爺ぃの正体への期待、そして事実への達観、淡々と語る 万歳楽の台詞の間に何処か寂しさが滲んでいる気がする。流石に待つ事に疲れた、 という事なのかな。番外編的な意味では中々の佳品。ただし実写映像を画像処理した だけの部分が長いのはマイナス。