From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: ARGENTO SOMA Phase:01
Date: 8 Oct 2000 22:46:26 +0900
Message-ID: <8rptri$rpf@infonex.infonex.co.jp>
佐々木@横浜市在住です。
アルジェントソーマについて思った事など。
Phase:01「再生と死と」から。
# ギリシャ文字が機種依存かどうなのか判断出来なかったので
# 標題表記は英字表記に変換してます。
# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。
■彼方より
宇宙空間より飛来する謎の巨人。光のリングを背負った巨人を迎え撃つ
戦闘機の編隊。犠牲を出しつつもこれを撃退します。
# 謎の敵?ですが、通常兵器が効かないという事は無い様子です。
# 雲の上にはっきりした巨大な影が落ちるには近くに光源が必要だろうと
# 思ったら自分で背負ってました。あれが飛行装備でしょうか。
# 地球の衛星軌道上には大量の残骸がある所からして奴等?には
# 色々としてやられた後の物語である様です。
■横取り
地上に落下した巨人の破片。回収作業に当っていた軍の前に降り立った研究者達。
彼等は巨人の頭部を持ち去るのでした。
# 強権発動してますんで現場からの受けは宜しく無い様で。
■探す男
恋人マキと逢えずに悶々とした日々を過ごしていたタクト。彼の許に1通の
メールが届きます。差出人はマキ。タクトは彼女に逢う為にメールの
発信場所を探し始めます。辿り着いたのはキャンパス内の野口博士の研究室。
勝手に潜り込んでマキの足跡を探っていたタクトはMPに連行されてしまいます。
# さて、背景から読み取れる情報ですが。時は2059年4月。
# 低空を横切る戦闘機、高い建物が存在しない点等からキャンパスと言っている
# この施設は空軍(若しくはそれに準ずる戦力)の基地に隣接している様です。
# また、タクトにからんだ奴等の言動から察するに軍がスポンサーになっている
# 施設であり、学生?は従軍する事が求められるらしい。
■安置所にて
MPによってタクトが連れてこられた場所はモルグと称する人気の無い場所。
そこで彼を出迎えたのは野口博士、そしてマキでした。
地下深くに造られた実験施設に案内されるタクト。そこにあったのは
謎の巨人の破片と、それを組み合わせて再生された1体の巨人。
野口博士はタクトに彼等の組成を示した資料を見せ研究への協力を要請します。
遂に入手した頭部を含めて、巨人を蘇らせる実験が始まろうとしていました。
# 要請というか断わるとは思ってないんですけどね。身分証も出来てるし。
## しかしこの配役、マッド親父に生体工学者の姉ちゃん…
## やっぱ思い出すなぁ。(笑)
■すれちがい
巨人達の正体を探る研究について饒舌に語るマキに反感を覚えるタクト。
マキへの想いを利用して誘き出されたとの意識から彼女にきつくあたって
しまいます。言葉を失ってしまうマキに罵声を浴びせて去ってしまうタクト。
彼女に渡すはずだった誕生日のプレゼントもごみ箱に投げ込んでまで。
# 控えめで可愛いじゃないですか、マキちゃん。
# 若僧には判らんのねぇ、この魅力が。
■夢見るオヤジ
蘇生実験を目前にして、彼等とのコンタクトに想いを馳せる野口博士。
タクトを強引に連れてきた事に後ろめたさを感じる博士は、実験の後で
二人でゆっくり語り合って欲しいと言います。
マキはそれに対して、タクトはきっと判ってくれると言うのでした。
# 言葉が理解を深めると言う野口博士は巨人達の事を知りたいと願い、
# タクトは何も語らないマキに苛立ち、マキは判ってくれるはずと
# 思っている。この辺りの「判りたいと思う気持ち」が軸になるのかも。
■実験開始
遂に始められる蘇生実験。巨人の身体が加えられる電流に反応し、
破片と破片の間が見る間に新たな金属組織によって埋められていきます。
頭部にも複雑な反応系ネットワークが発生し、野口博士は巨人=フランクを
紛れもなく生命体であると確信するのでした。
しかし実験の最中、軍の特殊部隊が施設を襲います。
彼等の目的は巨人の頭部の奪取。そして関係者の抹殺。
突入の為に行われた電力系への干渉が実験を失敗させたかと思われた直後、
フランクは突如覚醒し実験施設を破壊してしまいます。
そして地上に出たフランクは特殊部隊を全滅させて何処かへと飛び立って
行方をくらますのでした。
# 野口博士の個人的趣味のはずはありませんので(MPが動くくらいですし)
# 軍の中に、この実験とは別の流れで巨人を扱っている連中が居るのでしょう。
# それもかなり強引な連中が。
# タクトは止めろと叫んでいましたが、フランクがマキに伸ばした手は
# 救けようとした様にも見えます。さて、真意は。
■そして
廃墟と化した実験施設をマキを求めて彷徨うタクト。
途中、瓦礫の下敷きとなった野口博士を見付けますが、
彼は教えてくれと呟いて息を引取りました。
やがてタクトはマキに出会います。
「黙ったままじゃどうして欲しいのか判らないじゃないか」
しかしマキが答える事は、もう永遠にないのでした。
# 指輪がこんな風に意味を持つなんて。
# マキからの最後のメールはタクトの目に触れたのでしょうか。
# こんな別れ方したら一生引きずってしまうよなぁ。
■ららら〜ら〜
森の中を歌いながら駆けていく一人の少女と一匹の犬。
ふと歩みを止めた犬にぶつかって転んでしまう少女。
そして見上げた先には木々のはるか上に伸び上がる巨人の姿がありました。
# 無闇に大暴れする巨人という訳では無い様です。
●まとまらないまとめ
という訳で始まりました本作。銀の身体を持つ者との邂逅。
どうやら謎の敵の出現で戦時下となった世界での話になりそうですが、
第1話にして主人公の中でひとつの終りが来てしまいました。
次回では何か大きな動きがあるのではと予想されますが、さて。
# いきなりヒロインが退場という事でそのままでは萎えてしまう所ですが
# ちゃんと救いが。き、強力過ぎるツインテールが出ました。
# すっ転び一撃沈黙っす。萌え〜っ!(対消滅)
# こういう事ですから次回以降マトモなレポートは期待しないでください。(笑)
## それにしてもひとつだけ困った事が。
## 制作にビクターが加わっているんですよねぇ。
## ビデオは2話づつの収録が確定的ですな。しおしお。
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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