From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: ARGENTO SOMA Phase:15
Date: 20 Jan 2001 02:52:11 +0900
Message-ID: <949usb$ahi@infonex.infonex.co.jp>
佐々木＠横浜市在住です。
アルジェントソーマについて思った事など。
Phase:15「混沌と葛藤と」から。
# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。
■彷徨う意識
私は誰だろうかと問う者がありました。その視点は宇宙を駆け、
やがて一つの惑星へと近づいて行き…。
# 語り掛けて来るのがマキちゃんなので、これはフランクなのでしょうなぁ。
# まさか、フランクもハティにマキちゃんのイメージを重ねて居るのか？
■背景雑音
瓦礫の山と化したフューネラル本部を歩き回るスー。ノイズに導かれ、
埋もれていた自分のラジオ受信機を見つけ出します。
しかし、ダイアルを回しても何も受信する事は出来ませんでした。
修理の為の部品を探しているうちに何時の間にか瓦礫の片付けをしているスー。
そんなスーを見て身体を休めるのも仕事の内だと諌めるギネビアでしたが、
逆にスーに達観していると言われて言葉に詰まります。
一方、司令室ではシステムの復旧が進んでいましたが、そんな中でラナは
所在無さに身を持て余してしまいます。ふと出てみた廊下でマイケルと出合うラナ。
マイケルに勧められて覗き見た滑走路脇ではスーやギネビア、そしてダンまでもが
瓦礫の片付けを行っていました。彼等の気持ちを察したラナは自分も何か
手伝おうと言い残して司令室へと戻って行きます。
# 冒頭からラジオのノイズがずっと被ってまして、何だかフランク（達）は
# ラジオノイズに誘われて地球に来たのか？と思わせる様な雰囲気が。
## ふとフランクはへたれ宇宙人か？と思ったのは内証です。（笑）
■眠り
未だに目覚める気配の無いフランクを見詰めるリウ、そしてハティ。
ハティの問いにフランクはいずれ目覚めると答えるリウ。
安心したハティは早く目覚める様にとフランクに向けて必死に語り掛けます。
やがて何時の間にか壁際に腰を下ろしてうたた寝をしてしまう二人。
不快な夢で目覚めたリウは、隣りで眠っていてハティをラナの許へ送り届けると
一人自分の官舎へと帰ります。そこで待っていたのはＸでした。
Ｘはリウからの報告が最近途絶えている事に不快感を隠しません。
もう止めたのだと言うリウでしたが、リウは裏切らないとＸは言うのです。
# ハティを元気付けたのはいいでしょう。
# しかぁし！ハティに寄り掛かられるとは許すまじリウ・ソーマ。
# おまけにマキちゃんにフられる夢を見たのにハティの寝顔を見て
# 冷静になるなんて、どういうこっちゃ！
# お前、ハティが傍に居る事で満足してんのか！
# うぉーーーーっ、暴れてやる！（笑）
# 「ちゃんと食べるつもりではいた」というＸの言葉は、リウの命運は
# Ｘの胸先三寸だと言っているのと同じなんでしょうな。
■
何時までも目覚めないフランクがフューネラル本部から移送される事が決ります。
唯一稼動可能であるザルク５号機のパイロットであると言い、護衛を志願するリウ。
行き先を知らされぬままに出発するリウとハティ。
ダンはリウがフランクを憎んでいるのでは無いかと気付き始めていました。
# ダンの言ったコードを繋いで云々が実際フランクを起こした時の
# 手順なのが何とも。素人の何気ない発言が的を射ている事がある例ですな。
# フランクが離れた途端にラジオから音楽が流れるのですが、するとノイズは
# フランクが発していたという事になります。しかし、そんなのはフランクに
# 繋がっている計器で検知出来そうな気もします。何なんでしょう。
# 彼等の意識そのものがラジオと同じ周波数帯での活動であり、
# それが彼等を地球に呼んでしまう原因だったとしたら。
■黒いザルク
順調に終わるかと思われた護衛任務は突然の攻撃によって緊迫します。
敵に翻弄されるリウのザルク。敵の攻撃で損傷を受けるフランクを乗せた輸送機。
しかしリウは確実に敵を追い詰め、やがて敵と相対します。
驚愕するリウの眼前には黒いザルクが浮かんでいました。
確実と思われたリウの一撃すら回避してしまう敵の機動性。
輸送機のエンジンを狙った敵の攻撃を間一髪で阻止したリウでしたが、
組み付いた敵の圧倒的パワーに徐々に押されてしまいます。
敵ザルクはリミッターを解除していると判断するリウ。しかし同乗している
ハティを気遣い自らはリミッターを解除する事を躊躇します。
いよいよ選択肢が無いと覚悟を決めたリウの眼前で、敵ザルク操縦者の身体は
肉片となって四散し、落ちていく敵ザルクは爆発してしまうのでした。
# 真っ先に敵に気付くのがハティというのが何とも。例の破片がフランク以外でも
# エイリアン由来の代物に対して彼女を敏感にさせているのでしょうか。
# レーダーに映らなかったりするので、敵ザルクはステルスタイプです。
# 思わず「奴（フランク）を殺させない」と叫んでしまうリウ、これは
# 俺の獲物だ的ノリで仲間になってしまうパターンの前段階の典型です。（笑）
# さて敵ザルクのパイロットですが、リウに警告する為にわざと彼の目の前で
# 挽き肉になる様に仕向けられた様な感じです。だとすると、その為にわざわざ
# ザルクのコピーを１機捨て駒にしたという事に。やはりリウを送り込むのには
# それなりに苦労したので、もう暫く働いて欲しいのかも。
■現実となる悪夢
無事着陸したという輸送機からの連絡を受け、地上へと降りるリウのザルク。
そしてリウは在りえないはずの光景に愕然とします。
リウの目の前には消失したはずのモルグがひっそりと建っていました。
# もう一つのモルグでしょうか、それとも再建したのか？
●ハティのこ〜な〜
白眉：寝顔
次点：小さめだけどやっぱり全身ショットはエエっす
# 先々週のエピソード共々良く見てみたのですが、この格好の時の
# ハティってスパッツなんですな。まぁいいか、ハティなら。*^^*
●総論
リウが流した情報が形になって現れ始めたという事の様です。
果たしてモルグの奥には何があるのか、誰が居るのか。
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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