From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: ARGENTO SOMA Phase:17
Date: 3 Feb 2001 01:30:01 +0900
Message-ID: <95ena9$c1c@infonex.infonex.co.jp>
佐々木@横浜市在住です。
アルジェントソーマについて思った事など。
Phase:17「決意と過去と」から。
# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。
■衛星軌道
成層圏迎撃機の編隊が向かった先には衛星の残骸と融合したまま留まっている
エイリアンの姿がありました。エイリアンは攻撃機の接近を察知してビームを
発射、2機が撃墜され1機は地上へと落下して行くのでした。
# 迎撃機は、そこはかとなく日本版スペースシャトルの様な外見の機体ですな。
■ラヂオの声
モルグ近辺で受信した謎の電波についてラナに報告するマイケル。
発信源を逆探知した結果、それは紛れもなくフランクから発した物と判明します。
ラナは慎重に扱う事を決めるのですが。
# 割とあっさりとフランクの声と認められた様で。
# しかし事実を公にするのは暫くお預けという事ですか。
# 予定通りリウはモヤモヤ悩み中。^^;
■来訪者
軍経由からの依頼により、墜落を免れた迎撃機の緊急着陸を認める事になった
フューネラル本部。
ダンとギネビアが誘導した機体から降りたのはリック・シュタイナー少尉。
彼はリウがタクトであった頃の学友だったのです。
# フューネラルはエリート部隊じゃないっていうスーの意見は説得力あり過ぎ。^^;
# リック、軽い、軽いぞ無闇に。(笑)
# タクトとリックの昔話に出てきたタクトの馬鹿な真似ってのはいつぞやの
# マキちゃんの「うそつき…」事件の事ですね。
■接近遭遇
リックを避けていたリウでしたが、廊下でハティに呼び止められた際に
リックの目に留まってしまいます。迫るリックに狼狽えるリウでしたが、
彼が声を掛けたのはハティの方でした。
友人の恋人に似ているとハティに告げるリックにハティは戸惑い、
図らずもリウに似ているのかと問いかけるのでした。
応えず去ってしまったリウに基地の屋上で再会するリック。
彼は友人と語り合った宇宙への思いをリウに話します。
# リック、この段階で既にリウをタクトだと見抜いていますね。
# しかし事情がある事を察して惚けてくれているのでしょう。
# ところで…
# いきなりハティの手を取って踊りやがって、リック許さん!。
# 偶然なんですけど、マキって人に似てるの?って
# リウに聞くハティ、鋭いです。^^;
# 前回ハティはマキちゃんの名前を見て(読んで)いるのですが覚えているかな?
■工兵
接近する物を全て無差別に破壊するエイリアン。軍の熱核弾頭による攻撃は
2時間後と決定され、ラナとマイケルは遅すぎる軍の対応に呆れるばかり。
そんな中、軌道上に放置された深宇宙探査船ユリシーズが、間もなくエイリアンと
遭遇し破壊される可能性が高い事を知ったリックは独り迎撃に出発します。
ザルクで追うリウでしたが、高空飛行性能を持たないザルクはだだ
見送るだけになってしまいます。
# このユリシーズって船、建造途中で放ってあるだけで、
# 完全に壊れてる訳では無い様で。
# 第1話でもエイリアンの影を映したりしていて、作中では
# 中断された宇宙開発のシンボルとして使われているんですね。
■告白
衛星軌道に達し攻撃体制に入ったリックはリウに秘めていた思いを語ります。
昔、友を裏切った事があるのだと、そしてずっと謝りたかったのだと。
何故それを自分に聞かせるのかと問うリウに、リックの答えは届きませんでした。
そしてリックの放った一撃はエイリアンを粉砕するのでした。
# マキちゃんにバレたのは女の勘じゃ無かったんですね。
# 何か学園ドラマしてます。^^;;;;;
# 冒頭で彼だけが生き残った時点でこんなオチじゃないかとは思ったのですが。
# 何か切ないです。思い出の風景を占めていたユリシーズ、それは二人の夢の
# 象徴でもあったのでしょう。
# この作品の最後はユリシーズ号の旅立ちになりそうな予感。
■極秘実験
外部との接触を絶ったジェイルにて、ラナ、マイケル、そしてザルクチームだけが
参加する実験が行われました。それはフランクから発する電波を受信する実験。
ハティの呼びかけに対して、不明瞭ながらも言葉で答えるフランク。
その事実にリウは驚愕を隠せないのでした。
# リウが一番驚いていたのは意外。もしやと思っていたから余計なのかな。
●ハティのこ〜な〜
白眉:「リウ、この人誰ぇ?」困った顔も可愛いねぇ。
次点:「判るんだね!」
# 不安そうな顔が多めでしたので違う表情中心に選んでます。
●新登場人物の整理の時間
一回こっきりで、しかも野郎なんでどうしようかと思ったのですが
何か印象深かったキャラなので特記しておきましょう。
☆軽さが嫌味じゃない男:リック・シュタイナー(声・三木眞一郎さん)
# 本当は新登場じゃ無いんだけど、言われるまで気付かなかったので
# 口惜しいからその点には触れない。(笑)
●総論
過去を捨てたはずだったのに、その過去に出合ってみると
懐かしさが込み上げたのでしょう。そして再びの望まぬ別れ。
マキちゃんを失った時に全てを無くしたと思っていたのに、
まだ残っているものがあったと気付かされたんですがねぇ。
リックとの別れは過去との決別の決定打…ではなく、逆に
タクトを取り戻す大きな一歩になりそうな雰囲気です。
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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