From: hidero@po.iijnet.or.jp
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Subject: BETTER MAN 9th night
佐々木@横浜市在住です。
ベターマン、九夜について。
# 何処にでも行くアカマツ工業の愉快な仲間達の今回の活躍は。^^;
***** 以下は、ネタバレご注意! *****
「ベターマンがまた?」
ランドメディカルセンターでの出来事をアサミに伝えるヤナギ。
短期間に頻繁にベターマンが現れ、ケイタ達を救っている事から
彼等とベターマンの間に何か在るのではないかと考える二人。
# 流石に偶然じゃないと気付いた訳ですな。
# そうそう、輸送機での事件の場所を南西諸島上空と明言していますので
# モーディワープ本部は日本国内の可能性も在りそうです。
「失踪したと言うべきでしょう」
サラマンダーはセンター側がエキスの治療効果を研究するため極秘に
飼育していたらしい事が判明します。しかし、センタースタッフも
被験者達も全員行方不明。プールの一角にはアジャンター石窟を思わせる
横穴が開き下水道へと繋がっていました。
# どうも昨日今日という間柄じゃ無かった様です。サラマン君とスタッフは。
# やっぱりモーディワープは関連組織の監督がなってません。
# 今回ヒノキも言っている様にイマイチ当てにならない組織。
# 実はサラマン君の研究もモーディワープの指示だったという線が
# 一番在りそうなんですが、在りがち過ぎなのでイマイチかなという気も。
# ところで、この会話の間に病院でのケイタ達の様子が挟まっています。
# ヒノキの背中の傷が綺麗に直っているのがベターマンの力を
# 端的に表しています。
# それと、背中だけでも中々色っぽいなぁという話しもあるっす。*^^*
# ベットに坐って、足をぶらぶらさせてるサクラちゃんもプリチーだし。
## サクラちゃんが自分で活けてた黄色い花束は誰が持ってきたのだろう。
「一つ気になる事が」
ケイタがインドで出合った少女とトカゲがまた現れたという話を伝えるヤナギ。
アサミは学校の地下でケイタが見た人型の光との関連を考え、ヤナギは
ベターマンの仲間かも知れないと言います。
# アサミ姉さんの考えはイマイチ判りにくいのですが、どちらもケイタしか
# 見ていないという所に注目しているのでしょう。直接には言ってませんが
# ケイタの幻覚という可能性も考慮していると思われます。
# ヤナギの方は素直に考えればそうだろうという線で私の考えに近いです。
「ケイ ...」
物音に気付いて席を立つヤナギ。アサミが何があったのかと尋ねますが、
ヤナギは返事をせずに事務所の方を覗きます。そこには ...
# さて、幻覚だったのでしょうか? それとも。
# この後、ヤナギは戻らなかった様です。
九夜 「海」 aqua
「今から二時間ほど前」
横須賀から出港した貨物船イカヅチ丸が不審な動きをしたため海上保安庁が拿捕。
無人の貨物船の自動操縦を停止しますが、その後の連絡が取れなくなります。
ホタルイカ到着直後に連絡を受けたアサミは前後の経緯からメディカルセンタから
行方不明になった被験者達の入ったカプセルが積載されている可能性が高いと判断。
アカマツ工業に調査依頼を行います。高速艇で現地に向かうアカマツ工業の一行。
# 只の小型貨物船かと思わせておいて実はジェット推進器付き。
# 例によって金に糸目を付けずに造ったんでしょうなぁ。
「ショウは何処?」
通信を打ち切る間際、アサミはヤナギの消息を尋ねます。
あの晩以来姿を消しているのでした。
カエデはサクラに彼の居場所を聞きますが、サクラは疲れているだけだから
大丈夫だと言います。その頃、ヤナギは何処かの暗やみで弟の名を呟いていました。
# サクラちゃんの言ったことをヤナギ本人も呟いているのがミソですね。
# この所為で、「疲れているから」という部分の信憑性が下がっています。
# つまりサクラちゃんの言ったことはヤナギの呟きを聞いた為に
# 至った結論らしいとも受け取れるという事です。
# 唯一確実なのは、アジャンターで見た物が今でもヤナギには
# 見えるらしいという点ですね。
「大丈夫っす、色んな意味で」
現場海域に到着するアカマツ工業の一行。間近で見る巡視船に興奮するケイタ。
そこへ、ヘリでアサミも到着して早速貨物船の調査が開始されます。
使用するのは活動時間がより長いティラン。カエデとヒノキが搭乗します。
ニューロノイドが一台しか出せない情況では適切な判断だというアサミ。
アカマツ社長は、そんなアサミに何か言いたげな顔をします。
# こらケイタ、真下に行って見上げるんじゃない。
# という怒り(と羨望)の声に答えて天罰を受けるケイタ。
# あれは、アサミ姉さんわざとじゃないのかなぁ。^^;;;
# 例によってムクれるヒノキ。^^;;;;;
# いつものように淡々と言っているようで、アサミ姉さんの発言は
# 微妙に抑揚が不自然です。わざと押さえているように聞こえます。
# 口には出しませんが、ヤナギの失踪を気にしているのでしょう。
# そしてアカマツのおっちゃんは、「素直じゃねぇな、この姉ちゃんはよ」とか
# 思っていたのではないかと。
「ヒノピーからも感じるわ」
イカヅチ丸にクレーンで下ろされるティラン。
カエデもヒノキも漠然と不安を感じています。
この事件の背後に何らかの組織の関与が在るのではとアカマツ社長は言いますが
アサミは判らないとだけ答えます。
カエデの足手まといにならないかと言うヒノキにカエデは、あの子と同じ気を
感じるから大丈夫と言います。搬入エレベータで船倉へ降りるティラン。
# 何時になく表情が冴えないカエデ。パートナー失踪ですからねぇ。
# ティランは疲れるとヒノキは言っていますので、乗り手のクセの様なものが
# ニューロノイド側からフィードバックされていると思われます。
# また、カエデが言った「あの子」というのは当然ケイタですね。
「あのね、ケイタさん」
第三層まで降りたティラン。カエデのダウジング能力によって二重壁の存在を
見破ります。崩した壁の奥にはメディカルセンタから消失したカプセルが。
カプセル発見に活気付く指揮車両の面々。
サクラがケイタに何か言おうとした瞬間、激しい揺れが双方の船を襲います。
今まで感じたことの無い感覚に戸惑うカエデ。
操縦をヒノキに切り換えようとする彼女の前に巨大な触手が現れます。
# サクラちゃんが何を言おうとしたのかは定かでは在りませんが、何か起こると
# 察知して覚醒人を出そうという提案だったと考えるのが自然でしょうね。
「心配しないで」
沈没を始めるイカヅチ丸。リっちゃんは船を発進させてその場を離れます。
ケイタとサクラは覚醒人をティラン救出の為に稼動させます。
アカマツ社長の制止を振り切って海中に飛び込む覚醒人。
# やるときはやります。サクラちゃん。^o^
「だって覚醒人は」
サクラもデュアルカインドだったのですが、体力的にヘッドダイバーは
無理だと言われていたのでした。
マニージマシンによる管理を受け続けなければならないというサクラ。
受けないと、どうなるのかというケイタの疑問には答えません。
そして、ここに座っていると落ち着くというサクラ。
ケイタも海を懐かしく感じるという不思議な感覚にとらわれていました。
# サクラちゃんが自分のことを極度のADHDだと言っています。
# ADHD(注意欠陥多動性障害):前頭葉からのドーパミン放出量が少なく、
# 神経細胞の異状があり感情などの制御が出来ない疾患。
# 一般的に注意力散漫だが、特定分野に驚異的集中力を発揮する事がある。
## サーチエンジンで山ほど引っかかります。(検索結果より抜粋)
# また、投与を受けていると言っていたリタリンはADHDの治療に使う
# 興奮剤の一種だそうです。
# それにしても、最後の台詞の続きが気になる。
「おねがい、おとなしくしてて」
イカヅチ丸に接近した覚醒人は船体の側面に食い付いた怪物を発見します。
そっと近寄った覚醒人は分析を開始。結果、相手は遊泳生物と底生生物の
遺伝子を合わせ持っている事が判明します。
# ネクトン?とベントス。 ベントスは手元の英和辞典にもでてましたが
# ネクトンは無かったので聞き間違いの可能性あり。
# おっちゃん曰、「シーフードモンスター」(笑)
# でもヒトデとウミウシはあんまり食わんと思う。^^;;;
# それと話しを聞きながら鼻キュコキュコしないで下さい。
「何でもいいからやっつけろ!」
アサミの分析を待たずにアカマツ社長は攻撃を指示します。
覚醒人のシナプス弾撃が炸裂し、船体に食い付いていた生物は海底に沈んで行きます。
しかし、それに刺激されたかの様に多数の触手が海底から現れます。
それらは海上にも姿を現し、今にもアカマツ工業の面々を襲いかねません。
# これは典型的な薮蛇というやつですな。^^;;;
「聞こえたか?」
危機を察知したラミアはベターマン・アクアに変貌してケイタ達の元へ向かいます。
アクアの接近をソナーでキャッチしたリっちゃんは、その進行速度に驚愕します。
アクアは怪物の触手を次々に切り裂いていきます。自由を取り戻した覚醒人は
イカヅチ丸に潜入してティランを救出します。
船上では切り裂かれた触手を観察していたアサミが、敵の実体が数十種の
生物の共生体であることを発見します。
# 流石、学究の人ですなアサミ姉さんは。よくあんなもん、いじくります。^^;;;
「慌てないでケイタくん」
触手に押さえ込まれていたアクアは敵の一部を切り裂き、その体液を吸収します。
そして対抗物質を海中に分泌します。
巻き込まれそうになり慌てるケイタでしたが、今までのベターマンとの
接触から得た情報により怪物以外には害はないとアサミは言います。
そして怪物の触手は次々と萎縮し活動を停止しました。
# あれの呼称は "サイコフルード" でいいのかな。
# 分析してから攻撃って、ニューロノイドと同じ戦い方なんですよね。
# モーディワープがベターマンのコンセプトを真似たと考えられなくも無いですが、
# 動いているベターマンの観察に成功したのは第一夜が初めてという雰囲気なので
# 偶然と思っておきます。
「今度は何なんだ!」
静まったと思われた海が再びうねり始めます。そして浮かび上がる海底。
実は複数と思われた怪物は巨大な共生体の一部だったのです。
死んで浮かび上がったそれは、まさに生きた海底でした。
# アサミ姉さん、大物サンプルゲット。(笑)
# 心行くまで研究してください。
「これって ...」
サクラの身を案じるケイタ。サクラは自分の所為でブレイクシンセサイズが
弱かったと言って詫びます。ケイタはそんな事無いといいますが、
何となくティランの中のヒノキの方を見ます。
そこに見えたのはコックピットにあふれるリンカージェルと、その独特の輝き。
それは学校の地下で見た、謎の人型の光を彷彿とさせるのでした。
# と、書いてみたものの、そんなに似てる印象は無いんですが。
# ケイタは何にピンと来たのかなぁ。
***** 今回はココまで *****
真夜中いっぱい音がする
逃げても逃げても
近づく、たかる、溢れ出る
来ないで、来ないで、来ないで、来ないで
ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ群がる蟲が
あなたのからだを這い回る
次回 十夜 「蟲」 musi
次の夜までサヨヲナラ(by リっちゃん)
# 予告だけでもキモチ悪い。^^;;;
# 次回は6月10日だそうです。(テレ東系?以外は不明)
# 今週は空疎な週末になりそうだ。
## リっちゃんも、脱ぐと凄いタイプだったか。(爆)
## 海が舞台だったからサービスということで。^^;
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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