From: hidero@po.iijnet.or.jp
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Subject: BETTER MAN 12th night -- dragon --
佐々木@横浜市在住です。
ベターマン、十二夜について。
# 細かいカットが多い為、てきとーに再編してますので
# 必ずしも本編と場面の並びが一致していない所があります。
***** 以下は、ネタバレご注意! *****
「強行査察の許可も出ました」
音信不通のBPLに対してモーディワープから調査隊が向かうことになります。
ニューロノイドの引継ぎを果たせなかったアカマツ工業の一行も輸送機で
現地へ向かうことに。
BPLへ降りる際の危険について懸念するアカマツ社長ですが、
本部のヘッドダイバーと特殊部隊が先に降りて安全を確保する手筈だと言うヤナギ。
その言葉を裏付ける様に、本部から派遣されたVTOL機が、ケイタ達の乗る
輸送機を追い抜いて行くのでした。
# なし崩し的に現地で引継ぎという事になったらしいですな。
# リっちゃんはすっかり開き直ったのか、空の旅を満喫中。(笑)
# 劇中登場したV-22オスプレイという機体は実在するようです。
# ティルトローター機というそうで、2001年に実戦配備予定との事。
「俺はまだ何もっ!」
本部のVTOL機では前方から接近する黒い影に警戒体勢に入っていました。
まるで黒い龍のごときそれは、回避する間も与えずVTOL機を飲み込みます。
機内に押し寄せる無数の虫達に、兵士達の放つ銃は何の役にも立ちませんでした。
# 蜻蛉でしょうかねぇ、元の昆虫は。細かい連中の集団は手強いっす。
# それにしてもモーディの皆さん、毎度お約束の真っ先全滅。-_-;;;;;;
十二夜 「龍」 dragon
「入ってくるぅ」
VTOL機を破壊した虫達は次にケイタ達の乗る輸送機に向かってきました。
ヤナギは咄嗟に飛行高度を下げることを機長に要請します。
後方から纏わりつく虫達。彼等は機体を食い破り中に侵入しようとします。
覚醒人のシナプス弾撃を放つ事で虫達を追い払うことに成功しますが、
その時既にパイロット達が犠牲になっており輸送機は不時着を余儀なくされます。
# 緊迫した情況の中で一人呑気なサクラちゃん ...じゃ無くて半分トランス
# 状態らしく周りの情況に無関心の様子。虫達がガリガリやり始めた時は
# 流石に耳を塞いでるのですが、"ガリガリ" 以外の何かが聞こえていたのかも。
「出張手当弾んでくれなきゃ」
不時着した輸送機は、バラバラになって湿原に散らばってしまいます。
見当たらない仲間の安否を気遣う暇もなく、社長達は虫達に追われるように
指揮車に逃げ込むと携帯用の調香器で辛うじて難を逃れます。
# 携帯用は「カオリさん18歳」とな。^^;
「もう嫌」
覚醒人は湿原に頭から突っ込んでしまいヒノキ側の操縦で何とか立ち上がります。
そこへ現れ纏わりつく蟲達。何とかしてくれとケイタが騒ぎますが、
ヒノキはこんな物と戦うためにヘッドダイバーになったんじゃないと言い
何もしようとはしません。
# まだ立ち直って居ませんでした。覇気&やる気無しヒノキ。
「チェリーも一緒よぉ」
指揮車内に逃げ込んでいたアカマツ社長達の許にカエデとサクラの乗った
ティランから連絡が入ります。ぎりぎりで乗り込んだとの事。
そしてヤナギを探すために機首部分を捜索に行くティラン。
しかし、大量の甲虫に覆いつくされ身動きが取れなくなってしまいます。
# 顔を赤くしているサクラちゃんがステキ。(爆)
# でもニューロノイドの中って顔色がイマイチよく見えないからちょっt残念。
# それにしてもカエデさんのセンスって。青ウサちゃんねぇ。^^;;;
## さて、本題。(ぉぃ ^^;)
# サクラちゃんが言う「あなたたち」はBPLで造られた生物全体なのでしょう。
# 前回言っていた「悲しみに溢れた意識が一杯」の対象はこれらすべての様です。
# その生物達の悲しみを感じ取って泣いているのだと思います。
「あれが指令塔か」
気絶していたヤナギは生き残った他のモーディワープのメンバーの叫びに
目を覚まします。救けようと外に出ますが既に遅く、虫達は次の標的と
定めたヤナギの許に殺到します。しかし、ヤナギの精神波動を受けた虫達は
そこから退散して行くのでした。そしてヤナギはBPLへ向かいます。
# "精神波動" というのは適当に書いてみました。後でもまたやりますが
# どうやらヤナギは虫に精神的圧力を掛けて追い払ったらしいです。
# 一瞬、「もうだめか!」って感じで引きつった表情になったのかと思いましが
# 虫に「眼(ガン)」を飛ばしてたんですな。(笑)
「漸くお目覚めになった様だね」
囚われの身のアサミが目を覚ますと、そこは周囲を六角形の壁に囲まれた
空間でした。その壁の一箇所に何度もペンを打ち込むことで、
それをこじ開ける事に成功するアサミ。
しかし喜んだのも束の間。壁の向こう側には巨大な顎を噛み合わせる
虫達が整然と居並びアサミを見下ろしています。
元の部屋に戻ったアサミにモニターから語り掛ける梅崎。
何故と問うアサミに理解してもらおうとは思わないという梅崎は
自分の研究の行き着く先を見届けてもらいたいと言うのです。
# 六角壁は第九夜の船倉の奴と裏側も含めて同じ様です。
# さらに壁の向こうに居た連中はアジャンターでケイタ達を追い回していた
# 巨大昆虫のシルエットとどうやら同じですね。
# ただし、アジャンターにこの昆虫達(とベヘモット)が居た理由は
# はっきりしません。あそこが梅崎の改造生物の屋外実験施設だったという
# 可能性も無くは無いのですが、釧路からの距離を考えると別の目的と
# 考えたほうが良いでしょう。おそらくそれ以後のUMA出現の情況と同じく
# モーディワープの調査の妨害という事だろうと思われます。
# それプラス、梅崎自身の目的に関する調査もあったかもしれません。
# 何が最終目的なのか判りませんが、梅崎はその為に改造生物軍団を組織したらしい。
# アサミ姉さんの言い方から、かなり早い段階でBPLと梅崎の事が
# 頭の片隅にあった様です。
# また、昔の梅崎はもっとマトモな人物であったらしい事も伺えます。
# それと、梅ちゃんもあの機械と繋がってる時はリミチャンで話すらしい。^^;
「じゃぁそっちでやって」
このままではジェルのリミットが来てしまうというケイタにヒノキは
操縦を渡します。蟲を蹴散らして走り出す覚醒人。
その様子はカメラを取り付けた虫によって梅崎に監視されていました。
# しばらくはアテになりそうもないヒノキ。
「お父さん ...」
私の造った子供達よ、私の望みを叶えておくれ。梅崎はチャネルを通して
語り掛けます。その背後で梅崎と同じようにカプセルに入っているチャンディ。
自分と同様にここで生まれた仲間の事、そして生き残るために戦い続けた事を
思いだしながらチャンディは梅崎に呼びかけます。お父さんと。
# 前回の竹本さんの指摘通り綾波ぃな情況下のチャンディ登場。
# いや〜んな感じ。チャンディが変態梅崎謹製だったなんて。
# しか〜し、これからもチャンディが可愛い事に変わりは無い!(結局それかい)
## さて、本題。(またかよ ^^;)
# チャンディの回想では仲間が大勢(と言っても数人)居た様ですが、
# 今回は居ない様です。これは、何故か?
# 可能性1)チャンディ以外は淘汰圧に耐えられず死んだ。
# 可能性2)チャンディ以外は世界中で何らかの目的に沿って活動中。
# 可能性3)BPL編ラストでケイタ達に立ちはだかる。
# その内語られるであろう真実をお楽しみに。^^;;;
「虫達が人を操っているのか」
BPLに潜入したヤナギは研究所員が虫に寄生され操られている事を知ります。
一方、ケイタの駆る覚醒人は、カエデ達とアカマツ社長らと合流します。
シナプス弾劇で虫達を追い払おうというケイタですが、虫の数が多いので
無駄だというアカマツ社長。しかし、代わりの案があるわけではありませんでした。
その時、突然虫達がケイタ達の周りから離れていき始めます。
そして三種類の虫達はそれぞれ集合して三体の巨大生物の形態をとるのでした。
# 流石に今回はなんでもいいからやっつけろ!とは言いませんな。^^;
# 三匹の龍とはこういう事だったのですね。
# 甲虫がヘラクレス、うにょ蟲がメデューサ、蜻蛉がイカルスだそうな。
「危険」
BPLの一画に既に潜入していたラミアとセーメは外で起こっている事を
察知します。最後のネブラの実を使うというラミア。そしてセーメは
此に在るはずの求めるものを探すために別行動をとります。
そこへ偶然にも潜入中のヤナギが現れます。対峙する二人。
ヤナギはラミアが自分の名を知っていたことでラミアのリミピットチャネルを
警戒し防壁を張ります。しかし、ラミアは意に介さずネブラに変形して
BPLのドームを突き破って出ていってしまいます。
# ヤナギのだんな、ラミア構ってくれませんでしたなぁ。^^;;;
# 仲間がしょっちゅう世話になってるのに、そんなにトゲトゲせんでも。
# まぁ、ベターマンの目的が判らない情況では警戒するのも判りますが。
「来たぁ!」
効果的戦法が見出せないまま、覚醒人とティランは虫達の集合体に
苦戦していました。そこへ現れたネブラにケイタは勇気付けられます。
梅崎はネブラに対してイカルスを差し向けます。
# う〜ん、ケイタ、ベターマンばかり当てにしない方がいいんだが、
# 最初の蟲との遭遇のときに大人しくベターマンを待っていれば良かったという
# 結論に達してしまったのが尾を引いてるか。
「いやぁ」
アサミを自分の道具の一つとするべくインプラアントをけしかける梅崎。
彼女を引き倒し、口の中に潜り込もうとする虫を間一髪で駆け付けた
ヤナギがつまみだし、無力化します。
そのヤナギの能力に多少の興味を抱いたらしい梅崎ですが、ベターマンの
相手で忙しいと言って二人の前から姿を消します。
# ここでもヤナギの「ガン」が炸裂。^^;
# 梅ちゃんじゃなくても手品の種明かしが欲しいですな。
# 他の虫はともかく、このインプラアント(と聞こえた)がヤナギに
# 睨まれて丸くなる所は、何となく可愛いような。
# アサミ姉さんの「ありがとう」は本当に実感こもってます。(くわほー上手い)
## ここのシーン、最初に書いたバージョンの記事だと
## エッチっぽ過ぎなので自主規制。^^;
「だめ、私、もう」
一向に戦況が変わらない中、サクラはもう持たないと訴えます。
カエデがシナプス弾撃を使うように言いますが、サクラはそれを躊躇します。
一方、ヤナギとアサミは中央ドームまで到達していました。
それを察知したサクラはティランを二人の許へ向かわせます。
後を追ってきたヘラクレスはサクラと交替したヤナギの一撃を受けて
はじき飛ばされます。
# サクラちゃんが戦えないのは少し前に泣いていたのと同じ理由でしょうね。
# 相手側の心の叫びが聞こえてしまって攻撃どころではないのでしょう。
# さてさて、ヤナギは何か策があるのでしょうか。
「やっぱりシナプス弾撃しかねーか」
上空ではネブラが、そして地上では覚醒人が、
攻撃を受けても直ぐに元に戻る敵の柔軟さに苦戦していました。
戦いあぐねるケイタは隙を突かれて弾き飛ばされます。
その勢いでBPLの建物の一画に飛び込んでしまう覚醒人。
辺りを見回したケイタとヒノキは保育器の中で目を光らせる
ベヘモットの幼獣の姿に愕然となるのでした。
# こんな奴まで量産中とは。育ってしまうと非常にマズイですな。
# ネブラがイカルスを尻尾でぶっ叩くシーンとその後の虫集合シーンが
# CGになっております。同じ姿の生き物の群というのは結構CG向きの
# シーンでして、ココも中々綺麗に出来ていますが、
# ココだけなのでちょっと浮いている様な気もします。
# どうせなら虫シーン全部CGにすればいいのでは。
***** 今回はココまで *****
蜜の香りに酔い痴れる
くるくる くるくる 回ってる
楽しい 可笑しい 嬉しい 苦しい
痛い 痛いの 痛いの 痛いの
あなたの素肌を 削ぎ剥がす
次回 十三夜 「蜜」 mitu
# ややや、引っ張りますな。
# 釧路編で3〜4話ぐらいやるのかも。
# 次回はアカマツ工業の愉快な仲間達がトリップする模様。^^;
# さて、最後までしらふで居るのは誰だ!
次の夜までサヨヲナラ(by アサミ姉さん with アミュレットスーツ)
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
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