From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: fj.rec.animation
Distribution:
Subject: BETTER MAN 17th night -- yume --

佐々木@横浜市在住です。

ベターマン、十七夜について。

# こういうのは何段オチと言うのかな。



*****  以下は、ネタバレご注意! *****



「ヤクスギが現れた」
何とか陸に這い上がったラミア。セーメがヤクスギの存在を告げますが
今のラミアには休息が必要でした。殻を造って眠りに就くラミア。
彼が選んだ海岸の洞窟には小さな鳥居が置いてあるのでした。
# 休憩のお時間ですが、何故か選んだ場所には鳥居が。
# ベターマンが此に来ると判っていたのか、それとも呼ばれてしまったのか
# 二つの選択肢がありますが、恐らく後者でしょう。
# 何故なら此へ来たのがラミアだけでは無かった事が後で判るので。
# それとココでのセーメのシルエットが妙なのは謎。まるでミニドラゴン。



                         十七夜 「夢」 yume



「私の育った街を見て欲しかったの」
夕暮れの海岸に立つヒノキとケイタ。付き合ってくれて有難うというヒノキ。
そして彼女からの積極的アピールでキスを交わす二人。
しかし気が付くとキスの相手は悪友のウッシーに変わっていました。
# 随分と長くヒノキが待っていてくれるもんだと思ったら。(笑)
# 肝心のシーンは足だけなんですが、ケイタの方がちょっと背が低い事が
# よく判ります。座高はケイタの方が高いんですけどね。^^;

「何だ夢か」
変な夢で目覚めたケイタ、それでもいつも通りに学校へ向かいます。
ところがまたしても例の横断舗道でトレーラーに轢かれそうになります。
間一髪でかわしたものの、トレーラーは道路を逸れて建物に激突し炎上。
ケイタはその場から逃げてしまいます。
学校に着いたケイタを迎えたのはダミー人形の生徒達でした。
はっとなるケイタは授業中に居眠りをしていた事に気付きます。
# 遂に相手側も事故ったかと妙に納得してしまう展開。^^;
# これで本当に目覚めたかと思ったんですが。
## ヒノキ夏服バージョン登場。不思議なことに以前の服装より布が多い。
## シースルーになっているのはサクラちゃんへの対抗意識か?(笑)

「カレーきしめんちゃん」
一仕事終えたアカマツ社長が休憩室に入ると注文しておいたカレーきしめんが
届いていました。早速食べ始める社長。しかし、きしめんはみるみるうちに
どんぶりから溢れだして社長を襲います。もがく社長を救ったのは
リっちゃんの「社長起きてよ」の声でした。
# 夢に見るほど好きなのね。カレーきしめん。^^;;;

「操縦者は不在でした」
会議室でアサミは三体のティランの調査結果をアカマツ社長に語っていました。
初期型ティランに使用されている生体部品、人間の大脳皮質が独自の自立判断を
行い暴走したのだと言います。努めて冷静に話を聞こうとする社長ですが、
カトリエには類人猿が使われているという話に至っては嫌悪感を表します。
更にアサミは話を続け、ヤナギの能力によって制御されるため、カトリエには
暴走の危険は無いこと、そして生体部品にバンドウイルカを使い、その役目を
限定している覚醒人では暴走は有り得ないと言います。
その時、人の気配に気付く二人は会議室に入ってきた居るはずの無い人物に
目を瞠ります。
# 夢と現の境界が曖昧ですが仮に全部夢としても、語られる技術的内容は
# 夢に見る前に実際に話された内容であると考えられますから、そのまま
# 信用して良いでしょう。
# 第四夜のモーディワープ本部のシーンでイルカが飼われている事が
# 判っていましたが、そういう目的だったのですね。
# 大脳皮質云々のくだりでは、アサミ姉さんが「献体からの摘出」と
# 慌てて付け加えたりして一般人がこの話を聞いて「どう感じるか」という点に
# 配慮している様子が伺われます。それとアサミ姉さん自身、引け目があるのかも。
## 今回、より見やすいアングルのアサミ姉さんの夏服。
## ミニタイトは結構グーッっす。*^^*

「チカちゃん感激〜」
階段でヒノキを呼び止めるケイタ。ヒノキのよそよそしい態度に不安を感じる
ケイタですが、嫌な夢にケイタが出てきたので口をききたくないと言われ
釈然としない物を感じます。と、突然悲鳴を上げるヒノキ。
駆け寄ったケイタは階下から登ってくるチカちゃんの着ぐるみ軍団に驚きます。
そしてチカちゃんのナゾナゾに答えられなかった二人はスロープと化した
階段を滑り落ちて地下深くへと消えていきます。
# ヒノキも夢の中で夢を見ていたらしいです。どんな夢かな。
# ケイタと同じ夢だとしたら「嫌な夢」とか言われちゃったケイタが
# 可愛そうかも。(心にもない事 ^^;)

「油断したなラミア」
眠り続けるラミアの前に立つボダイジュ。我らソムニウムにとって眠りが
最大の弱点だというボダイジュは、このチャンスにラミアを葬ろうとします。
ところが突然、辺りの海面からレヴィの触手が溢れ出て襲ってきます。
トゥルバの実を食べて応戦するボダイジュですが海中から次々と現れる
異形の物を幻かとも疑います。しかし確かにリミピッドチャネルには
何物かのおぞましい意識が感じられていました。
# レヴィだけじゃ無くBPLモンスターズ総出演。王様ベヘモまで海から
# 涌いて出た日にゃ笑うしか無いですなぁ。^^;

「また逢えたね兄さん」
ケイを二度も殺したと言って自分を責めるヤナギ。ケイはプルミエの実験中に
死亡していたのでした。その時彼を救えなかったこと、そして生体部品となった
ケイを葬った事がヤナギに重くのし掛かっていました。
どうして自分も呼んだのだろうかと言うカエデに、悪い夢だったのだと
答えるヤナギ。しかし、顔を上げるとそこにいたのはケイでした。
# これも基本的に事実でしょう。水中稼動実験で事故死ですか。
# そういうのは実験を設定した側の責任です。安全への配慮不足。
# ヤナギには救えなかったという自責の念以外に、ケイを生体部品にすることを
# 承諾した事への後悔も有る様に感じました。
# 此でケイを生体部品にする旨を告げている人物は第六夜のアジャンター石窟で
# アサミ姉さんの幻に出た人物と同じですね。現時点でアサミ姉さんや
# ヤナギの上司らしい唯一の人物です、オフィサー。とても胡散臭い。

「オーノー、カンベンネ」
目覚めたヤナギは自分がアカマツ工業の会議室のソファーに横になっていた事を
知ります。起き上がった彼をにこやかに迎える仲間達。しかし、その中には
死んだはずのカクタスまでもが交ざっていたのです。誰もそのことを疑問に
思っていない様子に、おかしいと気付くヤナギ。
# 生前のカクタスの人柄が偲ばれるシーンです。怪しい日本語を駆使する
# ガイジンだったのね。^^;
# カクタスが居なくてもこのシーンは充分にヘンです。
# だって、サクラちゃんが異様にニコニコしてるんですから。
# 残念ながらというべきかも知れませんが、サクラちゃんはああいう笑顔はしない。

「何が起こっている」
異形の物共に翻弄されるトゥルバ。危機にあったトゥルバを救ったのは
ネブラでした。しかし形勢は不利なままです。そして二人とも情況が
把握できていませんでした。
# 後で判りますが、ベターマン二人とアカマツ工業の皆さんの夢が
# 交錯しないのは別々の結界の中に居る所為ですね。
# それと、ボダイジュが(恐らくは)知らないはずの怪物達と対峙する
# ハメになっているのはラミアと一緒だからと考えられます。

「目覚めたくても出来ないの」
ふと気付くとケイタ達は皆、ボトムザワールドのキャラクターになっていました。
誰もがおかしいと気付きながら、誰も抜け出すことが出来ずにいました。
# 一番似合っているのはケイタのカッパ君。(そのまんま ^^;)
# 一番笑えるのはアサミ姉さんのピンクの恐竜。(ギャップが ^^;;;)
# サクラちゃんは振り向いた時はいいんですが、坐りポーズの
# 全身像は微妙にデッサンが崩れていて可愛くない。残念。
# と、ここに居ない人が約一名。

「私はまた独りになっちゃうの」
暗闇の中に独り取り残されたカエデ。一瞬浮かんだ両親の影も消えてしまいます。
そんな彼女をカクタスが呼びます。我らの許に来れば孤独と悲しみは癒されると。
# 前回に引き続き別枠で狙われるカエデ。理由は相変わらず不明ですが
# この大掛かりな術の最大の目的はカエデを引き込む事らしい。

「邪界思念、滅っせねばなるまい」
遠く離れた場所で、まさに手中に落ちようとするカエデを透視している老婆。
しかし彼女は突然現れた気配に気付きます。それはヤクスギでした。
幻影を使った攻撃を放つ老婆でしたがヤクスギには通じません。
そしてヤクスギの放った術は老婆を焼き尽くしてしまいます。
# 縁結びババァ、再登場。敵さんでした。
# う〜ん、ヤクスギ渋い。颯爽と現れてしかも圧倒的に強いぞ。
# まるで主役だ。(笑)
# 残念ながら今回のヤクスギの掛け声は殆ど聴き取れなかった。^^;;;
#「アイオウジャナム」とか何とか。

「誰かが救けてくれたの」
ケイタの首に掛かっていた縁結びのお守りである鳥居が砕けるとともに、
次々と目覚めるケイタ達。皆が口々に疲労感を訴える中で
アサミは夢もリミピッドチャネル同様に外部から干渉され得ると指摘し、
ヤナギも目覚めないようにされていた様だと言います。
カエデは誰かが救けてくれたと言います。
そしてサクラ一人だけが彼等を救けた者の事を察知していました。
# 縁結びのお守りは敵の作戦の一環だったのですねぇ。用意周到というか。
# 今度の敵はちょっとオカルト寄りでアカマツ工業組には手強そう。

「人などに救けられるとは」
眠りから覚めたラミアとボダイジュは互いに人間の術に
翻弄されていた事を知ります。
ボダイジュはその事と、そして自分達が人間に救われた事を恥じますが
それと共にラミアやセーメの考えが正しいことにも気付きます。
そして我らの力を結集すると言うのでした。
# 実は同じ場所で寝ていたラミアとボダイジュ。もし二人が正気なら
# 同じ場所で寝るなんて危険は冒さないでしょうから、やはり
# 眠りに落ちる前に術にはまっていたと見てよいでしょう。
# 鳥居が敵の術を発揮するアイテムなんですな。
# ボダイジュは敵?を侮っていたと悟ったのでしょうか、
# あっさりとラミアとセーメの考えを受け入れてしまいます。
# 石頭と評したばかりなのに、物分かりがいいことで。^^;;;;;



***** 今回はココまで *****


汁がいっぱい滴るの
とってもとっても美味しそう
蛋白質の奪い合い
食わずに渇きは癒されない
お願い私に食べられて
あなたを骨までしゃぶらせて

次回 十八夜 「飢」 kawaki

# もういくらでも、しゃぶっていただいて構いません。
# サクラちゃんに食われるなら本望っつうもんで。(対消滅)

次の夜までサヨヲナラ(by 夏服ヒノキ)

# バックの実写がごちゃごちゃしてて見づらいです。

では、また。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


[Back]