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Subject: BETTER MAN 20th night -- wana --

佐々木@横浜市在住です。

ベターマン、二十夜について。

# ネットダイバーささき、えんたぁ〜。
# いかん、作品が違う。
# そろそろとちりばめられた謎が繋がり始める今日このごろ。
# ふと終りが近づくことに気付く。あなさびし。



*****  以下は、ネタバレご注意! *****



「ではボダイジュも」
パキラ翁は自らキャッチしたボダイジュの最後のビジョンをラミアとセーメに
伝えます。カンケルと戦ったボダイジュは敗れ、跡形もなく消滅しました。
そしてラミアの許にフォルテの実が託されたのでした。
パキラ翁はラミアとセーメに希望を守り続ける様に指示するとカンケルを
追っていくのでした。
# なんかあっさり居なくなってしまいました。ボダイジュ。(合掌)
# 最後の道連れ自爆?も失敗だったようです。
# 相手(この場合ボダイジュ)の細胞を作り替えて自身を攻撃するように
# しむける等、カンケルの攻撃はその名の通りだそうで。
# 姿ははっきりしているのに、はっきりしないです。隠しているのか
# それともああいう姿が本性なのかは不明。
# 何となく女性っぽいシルエットではありますが。
# パキラ翁が "元凶なりし力" と言った時にフラッシュバックした三名は
# "ダイブ・インスペクション" でアサミ姉さんが思い描いた人物と同じでした。
# そしてズバリ、"元凶なりし力" 故にフォルテが実ると言ってます。
# "ダイブ・インスペクション"というのが実験の名称らしい事が後で判りますが
# その実験がベターマン達の言う "元凶なりし力" を操ることなのかも。
# どうも過去の実験は失敗らしいのですが、それでも被験者もしくは
# 参加者らしい皆さんにフォルテの実を宿す力が残ったという事からして
# 相当強力な何かなのでしょう。
## アサミ姉さんも死ぬとフォルテになるのかな。

「最後までお前の為に生きる」
回復を待って眠るラミアを見守るセーメは最後までラミアと共に
行動すると言います。
# セーメというかルーメの部分が言っているらしいですが問題発言かも。^^;
# 最後の瞬間までと言うのは比較的近い将来にラミアかセーメのどちらか、
# もしくは両方に死が訪れるという意味に聞こえます。
# ベターマンに老人がいる事からしてベターマンという種族自体が短命とは
# 考えにくいのですが、変身しまくっている事が理由なのか、それとも
# まったく別の理由なのでしょうか。
# それと、セーメ(ルーメ)の言い方はラミアが仮に間違った事をしても
# ついていくというニュアンスを感じます。それって愛情じゃないか。*^^*
# それがセーメ自身の物なのかヒノキ説に依るところの食われちゃった
# 誰かさんの思考が影響しているのかは、はっきりしませんが。

「私も〜っ」
アカマツ社長らが超人同盟本社へ向かったと聞いて、置いてきぼりにされたと
言うケイタですが、山じぃは危険な目に遭わせないためだと言います。
そうとは判っても、戦力として当てにされていないのでは無いかとの
思いがよぎる二人を察して、話し合いに言ったのだと山じぃは付け加えます。
# ま、実際問題として覚醒人ナシの状態では普通の高校生なので
# 力押しでは無い作戦では出る幕ないのは仕方ないですね。
# リっちゃんの「私も〜」二連発から、彼女も自分としては戦ってるという
# 意識があるのだと言うことが垣間見えます。
# ヒノキは戦う意思が無い訳ではないという主旨の発言をしてますが、
# これは最後に戦ってから大分経つので気持ちが落ち着いている所為だとも
# 考えられるのですが、「おなかすいちゃった」事件でも少なからず
# 生命の危機に遭遇している事から考えると彼女なりに腹をすえたという
# 事なのかもしれません。



                         二十夜 「罠」 wana



「姉ちゃん、怒ってる?」
超人同盟本社へ向かうアカマツ社長らの一行。物的証拠が無い状態では
モーディワープ本部は動けないという事でアサミはこちらから薮をつついて
みる事にしたのです。
そして彼女は普段は見られない怒りの感情をにじませていました。
# そりゃま怒りたくもなるでしょう。あんなご馳走食わせられれば。
# アサミ姉さんとしては真っ黒であるのに動かない本部への
# 苛立ちと合わせて、こちらから押しかけるという事に。
# 認識したものが現実であるという部分は特に考察の余地は無いと
# 思われるので省略。ただしヤナギのギシ能力がそれと関係在るという部分は
# 後で詳しく語られますが、要チェックです。

「簡単、かんたん」
超人同盟本社ビルへ到着した一行。呼びかけに応じる気配が無いため
勝手に入ることにします。入り口は能力者なら誰でも開けることが出来る
物でありカエデには造作もない事でした。
精神波攻撃を防ぐ装備をアカマツ社長から受け取った面々はビルの中へ。
ビルは二重の構造になっており、中にもう一つの建物がそっくり収まっています。
サクラは魔門が地下深くに居ると言います。ヤナギはティランを使うべきかと
言いますがアサミはそのまま降りるとの判断を下します。
# "イレイザーヘッド・ゼロワン" ...まぁ、いつもの事ですが。(笑)
# アモルファスうんちゃら製らしいので敵の使ってる素材と同じという事に
# なりますが、敵がアモルファスなんちゃらを使っていると判明するのは
# 十七夜の覚めない夢攻撃の時(その後)なのでその頃から開発を始めたと
# 考えると一ヶ月程で完成したのでしょう。或いはもっと短期間かもしれません。
#「流石、社長さぁん」という所ですね。^^;
# 今回は流石にアサミ姉さんも必要に迫られているので嫌な顔はしません。
#「みんな着けてる、な!」とカメラ目線で念を押されてしまいましたが、
# 持ってないのでこっちは着けられませんが。^^;;;;;;
## さてさてお待ちかね(笑)、サクラちゃん私服解説のコーナーです。
## 今回は白いワンピース?に黄色のリボン、薄い黄色のブーツという出で立ちです。
## ワンピースは十八夜の時と同じデザインの色違いです。
## 一見リバーシブルかとも思えますが、ピンクの色合いが今回は薄いので
## 別物だと思われます。結構私服持っていますね。
## 色白なので判りにくいのですが、生足の様です。
## 言うまでもないですが、プリちーです。(核爆)
## ついでに例によっていらん考察。
## 前回の十九夜ではケイタ達の高校は文化祭の準備をしてました。
## 鏡の入手であたふたしていた様子と、教室をすっかり作り替えた辺りから
## 本番前日と推測します。文化祭の在りがちな日程は11月3日本番という
## 線でしょうから、十九夜は11月2日と仮定します。
## 今回(二十夜)ではアカマツのおっちゃんが自分と対話させられた攻撃を
##「おとつい」といってますから今日はそれから2日後の11月4日だろうと
## 思われます。ケイタとヒノキはアカマツ工業に夕方現れたらしいので
## 後片付け後にやってきたというところでしょうか。

「お父さん、フォルテの実になったの」
ヒノキはミラーハウスで見た自分の姿がベターマンに見えたと語ります。
そしてアジャンターでベターマンが食べていたフォルテは自分の父親から
生えたと言い、ルーメは母親から生えたアニムスの実だと言います。
突然のヒノキの呟きにケイタはただ聞くしか出来ませんでした。
# 漠然と感じていた疑念の整理が出来たという事なのでしょうね。
# そしてこれを話す相手は我らがケイちゃんなのでした。
# 確証という程のものはありませんが、こちら(視聴者サイド)から見ている
# 範囲の情報ではヒノキの結論を覆す程の反証はなさそうです。
# 今のところの最有力仮説と言っていいでしょうか。

「ちょっと見てくんない?」
他の社員が皆帰ってしまったという事で、山じぃがケイタとヒノキに
アカマツ社長を待つつもりなのかを聞きに来ます。そこへリっちゃんが
やってきて外に何か居るので見て欲しいと言います。
ブラインドの透き間から覗いたケイタと山じぃ。ケイタは表に終結している
人々の武装を興味深く観察しますが、彼等が小さな鳥居を首に下げているのを
見て彼等の意図を理解します。
工場のシャッターを開けて一斉射撃を始める武装集団。
しかし、ケイタ達はリっちゃんの駆るメンテキャリアでアカマツ工業の
巨大な通気ダクトを走り抜け脱出に成功します。
そしてアカマツ社長らの後を追うことに。
そんな彼等の後をセーメがついて行くのでした。
# えーと、スパス・オートショットガンにH&Kスナイパーライフルだそうで。
# 長物はよくわからんけど凄いんだろうな、きっと。^^;;;
# モーディ本部がモタモタしてる間に超人同盟の方が先手打って来ました。
# 実力排除にかかったというのは最終目的が近く達成されるという読みが
# あるからなんでしょう。後で出るあの実験ですね。
# それにしても相当デカイはずのキャリアが通れるダクトって。^^;;;
## どうやって入れたんだろう。

「私の事?」
螺旋構造のエレベータで地下に向かって下降するアカマツ社長以下の面々。
突然よぎった "かごめかごめ" のイメージ。かごめは逃げた女が再び囚われる
という様を歌ったものだと言う話に、それは自分の事ではないかと考えるカエデ。
# このイメージはカエデの中に繰り返し現れる物ですが、ちゃんと理由が在りました。
# この場合、逃げたというよりはこの日のために放されていたという感じですが。
# "かごめ"のイメージを先にキャッチしたのはサクラちゃんなのですが、
# この事からここで湧いたイメージは魔門が送り付けたメッセージなのであろうと
# 推測されます。

「最下層か」
最深部へ到着した一行は前進を開始します。そこではアルジャーノン発生時と
近い観測データが得られます。そしてセキュリティシステムの罠やケミカルミスト、
超低周波振動、立体影像といった様々な仕掛けをメンバーそれぞれの技能によって
突破して行きます。
# おっちゃんとアサミ姉さんの台詞の掛け合いがナイスです。
# それとここではヤナギのギシ能力というのが暗示と同様の物である事が判明。
#「ショウ、お前なら出来る」っつうのは自分を鼓舞する口癖だと思ってましたが
# あれは自分にギシ能力を使っている状態なのですね。納得。

「都古くんですね」
すべての歓迎装置をくぐり抜けた一行は魔門の待つ部屋に辿り着きます。
そこには彼の他に5人の術者と思われる人影、そして何かの小さな影が在りました。
アサミは既に魔門の目的を察していました。ダイブ・インスペクションの
実験を再び行うこと。その為にカエデの能力が必要だったのです。
カエデはまた昔の事を思い出していました。"かごめかごめ" で遊んでいた日々。
その時そばには魔門がいました。そして彼女の真の力を封じた髪飾りは
魔門が与えた物だったのです。封印を解くキーワードに依って髪飾りは外れ
カエデはその力を暴走させます。止めようとしたサクラとヤナギを弾き飛ばし
他の5人の術者と魔法陣を囲むカエデ。魔門の掛け声と共に円の中心にあった
物体が成長を始めます。みるみる巨大化したそれを魔門はブラフマーと呼び
最強の人類への進化だと言いました。
# 非常に判りにくいのですが、ブラフマーは魔法陣から涌いて出たのではなく
# 円の中心に在った(居た?)何かが成長した物です。
# 最初見たときはカエデが化けたのかと思い二度目で涌いて出た様に見え、
# 三度目でようやく何か依り代の様なモノがあったのが判りました。^^;;;;;
# 魔門が人類の進化とか言っているのでモノは人間なのだろうと思われますが
# 生きていたかどうかはよく判りません。また初めの姿(黒い影)が
# 妙に小さいのも気になります。死体の一部とか胎児といったエゲツない素材かも。
# ブラフマーの姿はベターマンを含むこれまでの如何なるモンスターとも
# 異なる独特の形態です。異質といった方がいいでしょうか。

「尊者さま!」
ブラフマーはアサミ達を攻撃しようとします。そこへ割って入ったのは
ヤクスギでした。アサミは彼を尊者と呼びます。
ヤクスギの術はビルに穴を開けます。そこから外にでたブラフマーとヤクスギ。
しかしヤクスギの放つ術はブラフマーには通じません。
ヤクスギに迫るブラフマー。それを引き倒して止めたのはパキラ翁でした。
# やっぱしアサミ姉さんはヤクスギを知ってました。しかも何か偉い人として
# 認識しているらしい。呼び方からして何か宗教的に高位の人物らしいです。
# パキラ爺ちゃんのブラフマーの止め方がおちゃめです。^^;;;
# ここでパキラ爺ちゃんは邪界思念を滅っせよと言ってます。
# この場合、魔門の意思を邪なるものとし、その化身としてのブラフマーを
# 倒すという意味だと解釈しました。また、初めのシーンで "元凶なりし力" を
# 追うと言っていましたからブラフマーを産み出す力が
# "元凶なりし力" なのかなと思います。



***** 今回はココまで *****


生きているもの すべてのもの
いつか必ず 亡びるの
進化の終りが見えたとき
未来のらせんが ぱちぱち
ぱちぱち はじけるの
あなたのいでんし ねじ切れる

次回 廿一夜 「亡」 horobi

## この21夜の表記が化けないかとちょっと不安。
# 次回放送時間変わります。ご注意!
# 午前2:10〜との事ですが念のため
# 当日の新聞に留意してくださいませ。

次の夜までサヨヲナラ(by 私服サクラちゃん)

# サクラちゃん、エエっすわ。*^^*

## ちなみにあの坐り方は男には関節の構造の問題から
## 出来ないと聞いたことがあります。皆さんは如何?
## 何故か私は出来るんですが。^^;;;;;

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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