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Subject: DTエイトロン #8

佐々木@横浜市在住です。

アヴァンタイトルが復活した、
DTエイトロン第八話について。

# ところで、さる知人からラジオドラマ『DTヴァンパイア』なる物が
# あるが本作との関連は如何に?との質問を受けました。
# これって固有名詞が結構、本作と共通だったりするんですが
# 相互の位置付けとか関連とかご存知の方、いませんか?
# 個人的に得た情報の範囲では、固有名詞と舞台の年代は重なるが
# 全然違う話の様ですが。同じ企画から派生したのかな。
# http://www.fujiint.co.uk/dt/ 位しか見ていないのだが。


***** ここから本編の話 *****

最初に行ったサイドと違って、今度のサイドは来るものは拒まず、
それどころか大歓迎です。外に連れ出すことに成功した最初の子供だそうで。
# 最初から此にくれば良かったのに。遠いのかな。
# 一宿一飯で仲間とは判りやすい。^^;

何時もワンテンポ遅いシュウですがマナを起こしてあげるときは
やたら俊敏でした。エライぞ、男の子。

そして雪の影像を見て、その場で空を見上げたりして。
なんか純情なやっちゃなぁ。シュウは。

クラインコイルなる装置で電力を溜め込んで出かけるそうです。
超伝導物質のコイルに電流を流してコイルをループにするとずっと
電流が流れるっつう話があったような気がするが、あれの親戚かな。
# クラインさんとは実在の物理学者のお名前だそうです。
# クラインの壷と言う "立体版メビウスの輪" を考えた人とか。
# が、クラインコイルは手元の辞典にはありませんでした。造語かな。

ロロが創ってドリーに見せていた「ロロ版玉子」がちゃんと
見たいと思った人手を上げて。
# 「はーい。」(自爆)

今回は、今までのエピソードと違って単独行動やら別な面子との
会話が多いですな。
名付けて「それぞれの夜」。
# さてどんな朝が来ますか。

フィアに「遠くに連れていって」と言われたアインには、フィアが
一緒にアモーロート探索に行く意思を示しただけじゃない事が判ったかなぁ。
まぁ「データニアを誰も知らない所へ」と言いましたから
データニアから離れたいと言う気持ちは判ったでしょうが、その訳まではね。
フィアの本音はデータニアの傍に居るとナインツの
言いなりになってしまいそうで怖いと言ったところだと思うのですが。

ナインツの渡した通信機を捨てないのは、後日何かの(勿論仲間の為の)役に
立つかも知れないと思っているから。(と思いたい。)

シュウも何かを決めた。そしてそれを最初にメイに伝えたい!
でも、聞いて貰えませんでした。^^;;;
# 相手がデータニア育ちなら、シュウが言うまで
# じっと待っててくれるんだろけど。
# メイは、せっかちだからね。頑張れシュウ。^^;


*****「今週の萌えシーン」*****

言うまでも無いでしょう。
リターナーの皆の衆と一緒に「おおっ!」と叫びました。^^;;;
ショートが、なんて似合うんじゃ〜ぁ。(対消滅)
コーディネイトも上手ね。さすが女の子だわ。
いつもの "データニアつなぎ"(仮称)のジャケット?だけ脱いで
その上に外の世界の服を着てみました。
「これからもよろしくね。」
はい。こちらこそ。*^^*

# でも、絵の出来は少々雑なんだよなぁ。^^;


***** あらすじ *****

第八話「イン・ザ・ライフサイド」

アインに連れられてライフサイドの中を行くシュウとフィア。
シュウは以前に別のライフサイドで拒絶された経験から周りを気にしますが
アインは既にここで一夜をすごし飯を食ったのだから気にしなくていいと
言います。サイドにも色々な所があるのだと。
そしてアイン達の旅立ちの準備作業に
忙しいリターナーの中心メンバーに二人を紹介します。
彼等の歓迎を受けるシュウとフィア。

辺りを何となく見物していたシュウとフィアは、子供達を遊ばせている
メイに出会いました。メイは子供達を教室に連れていくと言い、二人も
ついていきます。そこでは子供達に影像を使って自分達の暮らしの成り立ちや
歴史を教えているのです。そして、ドリーが今回持ち込んだ過去の繁栄した
都市の影像。その中で降りしきる雪に見入る子供達。シュウはそれをみて
両手を空にかざし、空から何かが降ってくる様子を想像しようとします。
ふと気が付くとメイも空を見上げていました。

工場でクラインコイルの調整をしていたロロはドリーの冒険譚に
驚きそして心配を隠しませんでした。しかし少年達の事、すぐに別の興味へ
話題は移りリターナーのデータニア解放計画に関連の深いウィルスプログラムの
見せ合いになり、作業の様子を見に来たメイとジェシカに睨まれてしまいます。

フィアは独りでナインツのよこした通信機を見つめていましたが、
何かを決心して仲間の所に戻っていきました。

シュウも独り、物思いに耽っていましたが、昼間転んだ時に手を貸してあげた
少女マナがやってきてシュウに飴玉をくれました。
マナと他愛もないお喋りをするシュウ。シュウはマナに彼女の両親の事を
聞きます。シュウも自分の両親の事を知っている限り話しました。

工場では出発の準備が終り、いつのまにか企画されていたアイン達の壮行会と
シュウとフィアの歓迎会が始められることになります。
そんな折り、データニアでの電力消費が増大したため、ライフサイドへの
電力供給が停止しサイドは暗やみに包まれます。
食事時には一人で居ることを好むロロと、彼の傍にいたドリーもサイドに
戻り復旧作業が開始されます。そして再び灯りが点るパーティ会場には
髪を切ってリターナーとしての第一歩を踏み出したフィアの姿がありました。
フィアはアインに言います。遠くに連れていって欲しいと。

アインは昔の事を思い出して思わず微笑みます。まだリーダーがガーフィに
代わる前、ローディが居た頃のこと。ローディはデータニアの解放後の事まで
見越した卓越したリーダーでした。しかし、後任を嫌がっていたガーフィも
いまは立派なリーダーになっています。それが嬉しかったアイン。
ガーフィはアインに軽口を叩きます。
危険な旅立ちをする友人へのささやかな激励を添えて。

いつのまにか会場を抜け出して居たメイの所にシュウがやってきます。
メイはリターナーは強制はしないと言います。そして自分で決めなさいと。
シュウには付きかけた決心があったのですが、メイはまた何処かに行ってしまい
結局言いだせませんでした。


ナインツはデータニアのシステムを最大限に活用し今までに得られた
データの解析と整理を実行していました。
その作業の中心は公式的には消去されたはずのシュウのデータでした。


***** つづく *****

シュウは次回もまだ、私服のコーディネイトが出来ないようです。
# ずっとそのままかも知れん。^^;;;

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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