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Subject: DTエイトロン #9

佐々木@横浜市在住です。

初めて二週間連続で同じ時間に放映された、
DTエイトロン第九話について。


***** ここから本編の話 *****

いやぁ、つくづくシュウは素直な奴ですな。
来るなと言われてついていくのを止めてしまいました。^^;

でもさすがガーフィはリーダーをやっているだけのことはあります。
ちゃんと見てますね。いい奴ッス。

ガーフィに励まされて出発するシュウ。
しかし、あんな暑苦しそうな紫外線よけコートを着て炎天下を
歩いたら普通倒れますがな。メイの言う通りDT以前の問題な気が。^^;;;
実はすごく丈夫なんだと言う説が濃厚だなぁ。>シュウ。

そして、思いっきり素直じゃないメイ。(対局的な二人。)
シュウがついてきて一番嬉しいのは一番ムッとしている彼女ですねぇ。
おまけに危険な事をすると怒るし。それだけ心配って事。
アインじゃないが、ミエミエです。^^;;;

地雷の破片で怪我をしたメイの足ですけど、刺さった破片の周りの
服地の状態が非常にリアルでした。収縮性のある生地に穴が開くと
確かにああなる。芸が細かいなぁ。

DT狼は、現在の狼よりもふさふさです。
夜は寒いと言うことなんでしょう。

エイトロンが非常に人間臭い反応を見せました。
仲間だけではなく動物に対しても心配りができるとは。
最後に狼が去ったのは、圧倒的に強いはずのエイトロンが
反撃を止めたこと(優しさ)に対する義理立て見たいなもんですかね。
アインとメイに気圧されたわけではないでしょうから。

それにしてもアインも言ってましたが、あの特等席は何でしょうか。(笑)
せめて椅子ぐらいつけて欲しいなぁ。フィアの為に。(爆)

ついでに言うなら戦車かなんかを使えれば今後色々役立つのだが。
# あのクライン・コイルの容量じゃ大物は無理なんだろうけど。

そしてナインツの旦那は、腹心のディアナとコソコソやってます。
コ奴の行動がまた、何処から何処までが局長の指示、
もしくは話を通してある事なのかが判らんですなぁ。
# 全面的に独断という線が一番濃厚か。^^;;;


***** ナインツの情報から *****

LIFETIMEってのは生まれてからの時間みたいですね。
リターナーの出生時間まで把握しているとは意外にあなどれない奴。
見た目の頼もしさ通り、メイの方がシュウよりお姉さんでした。^^;;;
ドリーは意外にお子様です。11歳±1歳位を想像してたんですが。

       DT-TYPE   LIFETIME
アイン  TYPE-1     153300(17歳)
ドリー  TYPE-3      70084(8歳)
シュウ  TYPE-5     127023(14歳)
メイ    TYPE-7     138408(15歳)

※ 以前、確保済と言っていたDTはタイプ1でした。
   てっきりあれはシュウの事だと思ってましたが違ったようです。
   さて、タイプ2、4、6の保有者は何処に居るんでしょうか。

※ DT保有者じゃないので残念ながらフィアのデータがありません。;_;
   年齢はまぁ、シュウとほぼ同じはずですが。


*****「今週の萌えシーン」*****

シュウと一緒に逃げることにした時のメイの笑顔。

アインが声を掛けたときのフィアの返事「うん。」(声萌え)


***** あらすじ *****

第九話「ファング・オブ・タンクセメタリー」

アイン、ドリー、メイそしてフィアは深夜の内にライフサイドを出発します。
途中、運んでいるクライン・コイルの蓄電容量が落ちる度に
台車を皆で押して充電しながら最初の目的地へ向かって。
結局一緒に来なかったシュウを居れば多少は役に立つのにとドリーが
愚痴をこぼしますがメイは居ても居なくても同じと言います。

ライフサイドに残ったシュウは、出発するメイに言われたことを
思い出していました。メイはシュウに海が見たいなどという理由で
ついてこないでと言ったのです。
迷惑だと言われたシュウは行かないことにしたのです。
一人で火にかけた鍋をかき混ぜているシュウはぼんやりしていて
料理が焦げていることも気付きません。
ガーフィに声をかけられてびっくりしたシュウは鍋をひっくり返して
初めて焦げていた事に気付く有様です。
あきれながらもガーフィは、もう一度材料を鍋に入れ直してくれます。
そしてシュウも一緒に行きたいのだろうと言い、また彼等もシュウが
一緒に行かなかったことを残念そうにしていたと告げました。
シュウにとっては意外な事でしたが、ガーフィは仲間だからだろうと
言うのです。少なくとも自分にはそう見えると。
そしてアイン達の行き先を教えてくれました。
タンクセメタリーと呼ばれる場所の事を。もし行く気があるのならばと。
シュウは出発しました。ガーフィが持っていっていいと言ってくれた
食料を背負って。
途中で夜が明けてしまいましたがシュウは構わず歩き続けました。

昼間を日影で休息して過ごしたアイン達は、日が落ちるとともに
保存状態のよい車両を選んで修理を始めていました。
そのときふと、メイは暗やみの中を近づいてくる
小さな光を見付けて緊張しますが、望遠鏡で覗いた先にいたのはシュウでした。
仲間達に囲まれて安心したシュウはフィアが渡した水を一気に飲んでしまいました。
アインが開いたシュウの荷物の中には手つかずの水のボトルが入っています。
飲まなかったのかと聞いたアインにシュウは、それは皆の分だからと答えます。
その答に、半ばあきれながらもシュウがやってきたことを嬉しく思う面々。
昼間に歩き続けても平気だったシュウに、ドリーは冗談半分でDTを
持っているのかも知れないと言いますが、シュウは事もなげに
DT保持者と言われたと答え、皆を驚かせます。
しかしそれでも昼間歩くことは危険であることに変わりないとメイは言います。
なぜかイライラしてしまったメイは、それを紛らすため
一人で部品を捜しに出かけます。

メイが出かけた直後、ドリーの端末にクラスターからのアクセスがあります。
受信状態が良くない中でクラスターが伝えたのは、タンクセメタリーは
地雷原の中にあり、それらの地雷は今でも機能していると言うことでした。
シュウはメイの後を追って駆け出していきます。ドリーはバイザー越しに
地雷の位置を確認し、シュウを制止しますがシュウは構わず走って行きます。
ドリーの見ている前でシュウは地雷の真上を通過しますが、
なぜか地雷は爆発しませんでした。

大型車両の残骸の中で部品を外していたメイは、物音とシュウの呻き声を聞きます。
暗闇で足下の覚束ない彼を放って置いて、外へ出てしまうメイ。
後を追ってシュウも出てきますが、電線に足を獲られて転んでしまいます。
あきれて振り替えるメイのずっと先で、シュウのつまづいた電線の先に繋がっていた
残骸が崩れ、そして起こる爆発。地雷の一つが倒れた残骸の下にあったのです。
シュウがやってきた事情を察したメイは、彼の無謀さに苛立ちを隠しませんが
シュウは仲間は助け合うものだとガーフィが言ってたからと言うのです。
あきれ果てて返す言葉のないメイ。
そんな二人の耳に聞こえてきたのは狼の遠吠え。外の世界にもDTと呼ばれる
因子を持ち、環境に適応した動物が残っていたのです。
地雷の爆発で足を怪我し歩けないメイは、シュウにアイン達を呼んでくるように
言い付けます。シュウは言われた通りに行こうとしますが、ほんの少し離れた所で
立ち止まって考え込みます。ますます数が増えてくる狼達の吠え声。
シュウは戻ってきて一緒に行こうとメイに言います。メイはシュウに独りで
行くようにと重ねて言いますが、シュウは聞きません。
こんな時、男は女を守るものだと。メイがそう言ったんだとシュウはいいます。
メイはシュウに黙って従うことにしました。

メイを背負ったシュウは、狼に飛び掛かられ転倒してしまいます。
そしてメイをかばったシュウは一匹の狼に倒されてしまいました。
しかし、間一髪でドリーはエイトロンを呼びだす事に成功します。
新たに現れたエイトロンに敵意をむきだした狼達。
その一匹をエイトロンは弾き飛ばし、狼は壁に叩き付けられ無惨な屍骸になります。
エイトロンは自分の力と狼達の力の差に戸惑い、狼への攻撃を止めてしまいます。
代わりに自らを、分解し別な場所で再構成することで狼の群を仲間達から
引き離そうとします。しかし、ドリーが心配した様に、エイトロンのこの行動は
エイトロンの動作時間を縮めてしまいます。消えていくエイトロンを
見詰めるアイン達、そして狼達。
アインはフィアを退がらせ、メイも狼達との死闘を覚悟します。
しかし、先頭に立った狼の一匹は彼等をじっと見詰めた後、去っていきます。
それきり彼等は現れませんでした。

空が明るくなり始めた頃、修理を終えた車両には前部に特別な席がありました。
この地雷原の地雷は、特別なセンサーでデータニアの住人を見分けると
ドリーが説明します。それに言葉をつないだのはシュウ。自分が前にいれば
地雷は爆発しないと言う事なのです。
アインの心配をよそにフィアも前に乗ることにします。
自分もデータニアの人間だからと。
自分が何かの役に立っていることに嬉しさを感じるシュウ。
彼を見詰める仲間達の笑顔。そして彼等は出発しました。


分析の結果、シュウと、そして行動を共にしているリターナー達がそれぞれ
違うタイプのDT保有者であることを突き止めたナインツは、
独自の追跡隊を送ることをディアナに指示しました。


***** つづく *****

またしても出張ってくるナインツ。
果たしてフィアの運命は?(ぉぃぉぃ。)

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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