From: hidero@po.iijnet.or.jp
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Subject: DTエイトロン #10
佐々木@横浜市在住です。
三週間連続放映時間キープならずの
DTエイトロン第十話について。
邦題:銃と老人たち(そのままじゃん。^^; )
今回は全体的に絵のクオリティーが高かったです。
人物のアップも丁寧。
お年寄のアップも丁寧。^^;;;
***** ここから本編の話 *****
今回は、時間に細かいシュウの一端が見られました。
スケジュールにそって暮らして居たので自然に
身に付いた感覚なんでしょうけど。
シュウ、女の子と話すときはそれ言わないほうがいいよ。^^;;;
初めて人を乗せて空を飛ぶメカ登場。しかも、いきなり大物。
きっと名前があるんでしょうが現時点で不明なため
勝手に「浮揚艦」と下の粗筋では呼称しています。
サイズが分かりにくいのですけど、積み込んだゼノの素(笑)の数や
ブリッジの広さからみて結構デカそうです。
「移動要塞」と言ったほうが良かったかな。
核弾頭兄ちゃん、予想外に早く再登場。旅に加わる見込。
しかし、残念な事にシンシア嬢、お亡くなりの模様。
フィアの未来を暗示していませんように、切に願うところです。
シンシア嬢の発言から、ロッソも丈夫な皆さん(笑)の仲間らしい。
新たなDT保有者の可能性大ですね。
# 畠山さんの<6n3ci9$br$1@meshsv230.tk.mesh.ad.jp>での
# 予想通りの展開かな。
ところで潜水艦を埋めちまった理由は何だろう。
捨てたのか隠したのかが問題だけれど、捨てるんなら内部を
爆破するだろうから、隠したんだろうな、多分。
アインチーム、折角修理した車を早速ロスト。
装甲車だったのね。しかも結構なか広い。(車のCMコピーみたいだ)
でもクライン・コイルはなぜか丈夫です。^^;;;
レーザー砲台を70年も守っていた兵隊さんたち。砲台で世代交代まで
した様ですが、残念ながら女性が生まれなかった模様。
# ドーム外の劣悪な環境の影響かも知れない。
隊長の子供時代の写真が、今との隔たりを感じさせます。
# 隊長の奥さん(左の写真の女性)も結構いい感じ。^^;
そしてまたしても現れるフィアの敵、ナインツ。(笑)
まるでまた裏切ったような状況に追い込まれてしまうフィア。;_;
きっと仲間に裏切ったと思われたに違いないと感じたのでしょう。
まるでお別れするような悲しい顔で扉の向こうに消えます。
しかし、その後のシーンでアインがフィアをかばっていて一安心。
偉いぞアイン!(笑)
ところで、絵としては出ていないが、窓から逃げるときに
メイは絶対、シュウを蹴飛ばしてると思う。^^;
敵ながら、エイトロン研究に余念がないナインツ。
# 最初熱心に解析してたのは、ベルクだったが。
怪しい術(笑)でエイトロンに対抗。多少は効果を得ました。
# この武器も固有名詞不明。
マックスの一理ある疑問とナインツの遠慮の無い攻撃で隊長さん他も
事情を察したらしく、ちょいとヘタリが早かったのですが
浮上リヤカー ^^; を貸してくれました。(返さないけど)
こうして新たな "お供" が加わって一行は更に西へ。(違うだろ)
*****「今週の萌えシーン」*****
特に該当無し。(全体が良かった為)
*****「今週のやけに気になるシーン」*****
フィアの悲しい顔はやめて欲しい。
# でも何度も巻き戻して見てしまった。^^;;;
***** あらすじ *****
第十話「ザ・ガンズ・アンド・オールディーズ」
峡谷を進むシュウ達一行の装甲車。予想外に続く同じ風景に
うんざりな面々。ドリーは10時間位続いてると言いますが
シュウは9時間40分ぐらいと訂正します。
データニアではナインツの指揮の下、リターナー捜索隊の出発準備が
進んでいました。次々に運び込まれるカプセルは、構成前のゼノグラフター。
準備を終えた捜索隊はナインツが直接指揮を摂って出発します。
カタパルトの埃を舞い上げて浮かび上がる浮揚艦が夜空へ滑り出します。
ロッソは、真新しい墓標を見つめていました。彼には聞こえていました。
ドームの外でも生きていけるロッソは特別な存在なのだと言うシンシアの声が。
仲間を探しなさいと言うシンシアの声に答えるため出発を決意するロッソ。
浮揚艦のブリッジでは、リターナーの痕跡から彼等が進んでいる方角が
判明していました。追跡隊の副官として同行したディアナはドーム外で
生活し、また昼間も行動するリターナー達についての疑問を口にします。
ナインツはそれらの特質が、データニアが必要とするDTであると語ります。
ロッソは装甲車で自分の住みかであった潜水艦を後にします。
充分な距離を置いた場所で停まった彼は、住みかの周りの断崖を爆破し
潜水艦を地中へ埋めました。そして装甲車を駆って出発します。
夕日に照らされたシュウ達の装甲車。車内でうたた寝をする面々。
夜通し運転を続けたアインも睡魔には勝てず、つい居眠りをします。
伝わってきた衝撃に我に返ったアインは急ブレーキを踏んでしまい、
全員荒々しく起こされてしまいます。
24時間運転し続けるのが悪いとドリーが文句を言いますが、
シュウは25時間10分ぐらいじゃないかとまぜ返します。
しかし、偶然にもそこは目的としていたデータニア最外周の都市の廃墟でした。
遥彼方には、防衛用のレーザー砲台が見えています。
食事を取るために鍋を火に掛けている途中で、燃料が尽きてしまいます。
フィアは装甲車に固形燃料を取りに行きますが、そこでナインツからの
通信が入ります。ナインツは抗体タブレットの残りが少ないことを指摘し、
居場所を伝えるように言いますが、フィアは通信を切ってしまいます。
しかし、ナインツの言うようにタブレットは残り一粒のみ。
フィアの顔に暗い影が浮かんでいました。
皆のところに戻ったフィア。
不自然な様子を気にした仲間に何でもないと答えます。
そしてアインは、砲台は機能していないと判断し前進を決定しますが、
前進を始めて間もなく砲台に灯りが点り砲心がこちらを向きます。
間一髪で外に逃れた皆の前で、装甲車は蒸発してしまいます。
物陰に隠れて、様子を見に来た兵士を待ち受けるリターナーの面々。
最初に現れた一人を包囲しますが、相手は一人ではなく
逆にあっさり拘束されてしまいます。
連れていかれたのはレーザー砲台の最上部にある官制室。
そこで待っていたのは隊長と呼ばれる老人と、彼の息子マックス。
アイン達を拘束した兵士も皆、老人でした。
データニアから来たと言うドリーの言葉を信じない隊長。
アイン達は、戦争が既に半世紀以上前に終結していること、
無線通信は役に立たなくなっていること、データニアの体制が変わり
多くのものが切り捨てられたことを説明します。
ショックを隠せない隊長や老人達。しかしマックスだけはその事実を
受け止めようとしていました。
詳しく話を聞かせてくれと案内された作戦室。
暫くして兵士の一人がフィアを呼びに来ます。
戸惑うフィア、不審に思う仲間達。
一人、通信機の前に案内されたフィアは画面に現れたナインツの姿に驚き、
彼が此に向かっていることを知って愕然とします。
ナインツは、隊長に他の面々は脱走者であり足止めするように指示します。
データニアの士官の命令に疑問を持たない、隊長以下の老兵たち。
しかし、マックスは釈然としないものを感じていました。
作戦室の扉が開くと、現れたのは銃を構えた兵士と隊長でした。
シュウは、その後ろに居るフィアに呼びかけますが、フィアは困惑した
様に目を逸らすだけです。
そんな彼等の様子に、やはりおかしいと感じたマックスは父親である
隊長に疑問を投げ掛け、ナインツと言う人物は怪しいと言います。
ナインツと言う名に驚くアイン達。
フィアは、この事態を招いた事に責任を感じ作戦室の扉を閉めます。
悲し気な笑みを浮かべて。
その隙を逃さず、アインは仲間を窓から脱出させます。
そして自らは再び開いた扉の向こうの兵士に椅子を投げ付け時間を稼ぎ、
フィアをかばうのでした。
そんな彼等を捕らえようとする隊長にマックスは言います。
彼等が本当に脱走者だとして、こんな子供達が脱走しなければならない
データニアとは一体何なのかと。
砲台の外部に出たシュウ、メイ、ドリー。ドリーは早速エイトロンを呼び出します。
エイトロンは圧倒的パワーを発揮し、砲台を使用不能にします。
その様子を接近中の浮揚艦から確認したナインツはエイトロンに対して
リニアガンの集中砲火を指示します。砲台への影響は無視して。
集中砲火を浴びた砲台は瓦解、しかしエイトロンは浮揚艦の上空に再結合。
さらなる砲火を浴びながら上部甲板に降りるエイトロン。リニアガンの
システムは機能を停止してしまいます。
ナインツは歩兵用ビーム砲を手にし、ディアナの忠告を無視して自ら甲板に出ます。
彼はエイトロンの構造は察しが付いていると言い、エイトロンの足下の
破片をビームで打ち抜き、エイトロンに破片を突き刺します。
そしてビーム砲のモードを変更し、エイトロンに刺さった破片を分子へ分解します。
結合組織へ干渉されたエイトロンの半身は消滅。しかし、エイトロンは
逆に周りの船体の一部と、ナインツのビーム砲を分子分解します。
制御不能になった浮揚艦は緩やかに不時着コースに入りビーム砲台を離れ
役目を終えたエイトロンも消滅します。
砲台の官制室に現れたナインツ達。しかし、そこには瓦礫を片付ける
老兵達の姿しかありませんでした。ナインツの問いに、マックスは
彼等は旅立ちましたと答えます。拘束するようにと指示したと言う
ナインツに対して、慣れない仕事でしたと言うマックス。
そしてフィアから預かったと言って通信機をナインツに渡します。
ナインツは、それを意外な物といった顔で見詰めました。
砲台の老兵達から借り受けた浮上車両で脱出したリターナーの面々。
フィアは自分のことを責めない仲間達に心苦しさを感じていました。
そんな雰囲気の中で最初に口を開いたアインの告げた事はバッテリー切れ。
浮上車両はあっと言う間に岩に激突し全員を巻き込んでひっくり返ります。
途方に暮れる面々。シュウは彼方から太陽を背にして近づく何かを見付けます。
メイはシュウを下がらせ、ドリーはエイトロンを呼ぶ準備をしますが、
目の前に停まった装甲車から顔を覗かせたのはロッソでした。
彼は乗っていけと言います。
その彼が頭に巻いたバンダナ。それを以前手にしていたのが
シンシアだった事を思い出したメイは複雑な表情をしていました。
***** つづく *****
次回は、軽いギャグをかましてくれる可能性があるかな。
「じゃ、みんな死んでくれ。」って、ォィォィ。^^;;;
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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