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Subject: EAT-MAN '98 #04

佐々木@横浜市在住です。

EAT−MAN '98
第四話 「AMBROSIAN DAYS」(1/4)について。



いつもの通り、ネタバレ遠慮無しなので、以下注意。

# もうひとつおまけに、固有名詞の対応関係が
# 間違っている可能性がちょっちあるので注意。^^;



***** 重箱の隅 *****

OPについてちょっと文句たれようかと思ったけれど、自粛。
# でも、あれは単刀直入すぎるだろう。やっぱ。^^;;;
# 何の事を言ってるのか判らない人は今すぐ忘れてね。



***** 総評 *****

4話続きの第一話ですが、二つの物語が同時進行してる
所為もあり、中々身が詰まって良い出来だと思いました。面白い。
さて、この二つの物語がどのように交錯していくのでしょうか。
今後の展開が楽しみです。



***** あらすじと呟き *****

人気の無い早朝の町を駆け抜ける一人の少女が居た。名前はバネッサ。
近所の食堂兼飲み屋の女主人ココに呼び止められるが、
挨拶もそこそこに走り去っていく。人助けに行くという。

# か、管理人さんが花に水やりをしてる。^^;
# お掃除だったら完璧だったんだが。

ジャンク屋のテッドは町外れの家にがらくたを引取りに来ていた。
家のおかみさんとの雑談は、最近連れてこられた国王の世継ぎ候補が
また不合格となったという話だった。
その国、アンブロシアに伝わる伝説の秘宝の剣。
普段は短剣のごときそれは選ばれた勇者が手にすると太刀に変化するという。
そして剣に選ばれなかったものは、如何に他のことに秀でていても
世継ぎとはなれないのであった。
しかし、そもそもの問題は国王の一人娘が幼い頃に魔物に攫われた事だと
テッドは歎いた。
がらくたを引き取ったテッドは町へと帰り支度を始める。
その頭上を飛行艇がゆっくりと過ぎていった。

# テッドとおばちゃんの会話には重要なキーが在りますな。
# でも、もうちょっと判りにくくしてもいいのに。

# そして、いかにもボルトが好きそうなデカイ銃が
# 荷台に在るなぁと思っていると ...

その頃、朝一番で出かけたバネッサは、ジャクソンの店の天井裏に
巣食っていた魔物を狩っていた。
もっとも、あまり大きくないその魔物は
バネッサにとっては大した相手では無かった。

# なんとまぁ、嬉しそうに魔物を背負ってるんでしょうか、この娘は。^^;

王宮に到着した飛行艇から現れたのは隣国の領主ド・マルク。
彼は国王への謁見を求めて宰相ロベルトの許へ赴いた。

# 疑って下さいと言わんばかりのキャラなので
# さぁ、みんなで疑おう。(笑)

その様子を王宮の別棟から観察していたのはノートル・セルビスの
次代を担う青年フレデリクスだった。

# そんなに身を乗り出していると向こうに気付かれちゃいます。

アンブロシアの法秩序の拠である聖典サクリを守るのが彼等
ノートル・セルビスの役目であった。

# 騎士兼神官といった役目のようですね。

その役目をおざなりにして外を眺めている彼を司祭長ジョナサンマンが
咎めるが、フレデリクスはもっと重大な事が在るという。
ジョナサンマンが見やる先にはド・マルクの姿があった。
近ごろ頻繁に訪れるド・マルクに不審感をもつフレデリクス。
ジョナサンマンは彼を招いたのはセルゲイ国王自らであるが、
その理由はド・マルクが持参する薬であると言う。

# この時点で、既にジョナサンマンの口調からド・マルクを
# あまり快く思っていない事が判ります。

国王に拝謁したド・マルクは、国王から歓迎を受ける。
だが、確かに国王の目的は彼の持参する薬にあった。
侍従の用意する器も待たずに薬壜に口を付ける国王。

# 何か習慣性のある薬物のようです。王様は中毒らしい。

ド・マルクは深々と頭を下げ恭順の意を表すが、その表情には
冷たい微笑が浮かんでいた。
そして、それらのやり取りを後ろから見ていた宰相ロベルトは
何か言い様の無い不安を感じていた。
国王の誉れ高いド・マルクはアンブロシアの秘宝である剣を
見ることを許される。
剣を収めた部屋は同時に聖典サクリを収める部屋でもあり、
ノートル・セルビスの厳重な警戒下にあった。
司祭長ジョナサンマンが剣の謂れやノートル・セルビスの事を
語ったが、ド・マルクは表面的な受け答えをし、気持ちは別なことに
向いているようであった。

# 夜の計画に備えての下見と言ったところですか。

客人の案内を終えたジョナサンマンとロベルトは王宮内の一室で
ド・マルクについての意見を交わしていた。
国王は全ての悲しみを忘れさせてくれる物として、あの薬、
ネクタリンを無くてはならない物と言っているという。
しかし、それをもたらしたド・マルクが単なる親切心から
薬を持参している訳では無いだろうと言う点において二人は
意見を同じくしていた。
だがド・マルクの目的が何かと言うことについては知る由も無かった。

# 取りあえず王様以外はバカ者では無いようですので
# 世継ぎさえ居れば安泰なんですが。

町へ向かう途中のテッドは、道を行く一人の男を追い抜いた。
バックミラーの中で男は乗せてくれるように合図を出していた。
テッドは車を止めて彼を乗せることにする。
男、ボルト・クランクは荷台の中に目をやると助手席を断わり
荷台へ乗り込んだ。

# ほら、そんな物乗せてるからボルトが寄ってくる。^^;;;

町への道すがら、荷台のがらくたをつまみ食いするボルト。
テッドは今日は車が軽いような気がすると陽気に笑った。

# 気のせいじゃないんですけど。^^;
# まぁ、家に着いたときに気付かなかったみたいなんで
# テッドも別にあれを掘り出し物と思っていた訳じゃないようだから
# 構わないでしょうけど。
# ボルトもなんか惚けた表情してるし。^^;

テッドの家に案内されたボルト。
テッドは家に居るはずの娘を呼ぶが誰も出てこない。
そこへ、表から帰ってきたのは娘のバネッサだった。
ボルトを突き飛ばし家に飛び込んだバネッサは帰ってくるなり
義勇軍に参加すると言いだす。

# ボルトって普段は何故か良く突き飛ばされるよなぁ。
# しかも、軽く倒れるんだ。^^;

王家の谷と呼ばれる辺境地域に巨大な魔物が出現し、それを
退治するための人員が集められているという。
義勇軍では飯に困らないというバネッサに、テッドは食事なら
食わせていると言うが、バネッサは自分のことではなく
彼女が面倒を見ている町の子供達の事だと言う。
魔物退治など無理だと言うテッドだが、バネッサは今日も一匹
依頼を受けて倒してきたと言い、結局また飛び出していってしまう。

# でも、ガキどもに魔物退治は無理だろう。
# やっぱ、バネッサ本人が行きたいんだろうな。
# じっとしていられないタイプ。

夕暮れの町を行くバネッサ。その後を付いていくボルト。
親父に頼まれたのだろうとバネッサは問いただすが、ボルトは動じない。
やがて痺れを切らしたバネッサはボルトにナイフを向けるが、
ボルトはそのナイフを食ってしまう。
そしてボルトは義勇軍への参加の仕方を教えて欲しいと言った。

# そんなナイフ一本ぐらいでげっぷしなくても。^^;;;

バネッサはボルトの手を引いて義勇軍の参加申込み場所へ出向く。
手続をし、各人の当面の宿舎である個室に案内される義勇兵達。
バネッサの様な少女が混ざっていることに興味を持った一人の兵士が
役人に彼女との相部屋を迫りバネッサを抱きしめて離さない。
その時、兵士の肩に一本のナイフが突き立った。
それはボルトが投げたものだった。
俺とやろうっていうのかと、いきり立つ兵士にボルトは言う。
男とヤル趣味はないと。
他の兵士達が笑いだし、出端を挫かれた男は捨て台詞を残して
自分の部屋に引き下がった。
バネッサはボルトが放ったナイフが先程彼が食べてしまった
自分のナイフで在ることに気付いていた。

# これ以降、バネッサはボルトを気にするようになるのでした。

ココの店で酒を飲んでいるテッド。
彼はバネッサが外に出たがる事を気に病んでいた。
本当の娘では無いからだろうかと。
ココはそんなことは無いと言い素直な良い娘に育っていると言うが、
テッドは、バネッサは今頃魔物に食われてしまったのではと泣き言を言う。
それに答えたのはいつのまにか店に来ていたボルトだった。
ボルトは言う。バネッサは元気だと。
どうして抜け出してきたのかと聞くテッドにボルトは言う。
「食い物が合わん。」
そう言ってボルトは何かの破片を噛り始める。

# 食事が合わないのはもちろんのこと、バネッサの事を
# 心配するなって言いに来たんだよなぁ、ボルトは。
# 食事のお礼のつもりだろうか。やっぱり。
# たんまり食ったみたいだし、暫くはバネッサの保護者だな。

# また、ココにも何か訳在りな描写が在りますが
# 今回のお話しだけでは全く不明です。

その日の深夜、王宮の聖典室に近付く人影があった。
次々に倒される警備兵達。
そしてその直後にド・マルクの飛行艇が王宮を飛び立って行った。
翌朝、フレデリクスらが現場を発見した時には既に聖剣は奪われていた。
国王及び国民への影響、そして宰相ロベルトの立場を憂慮した
ジョナサンマンは箝口令を敷き、フレデリクスに極秘に聖剣の行方を
追うことを命じるのだった。

# ナサケナイ警備体勢だな。
# これじゃ姫様も攫われちまう訳だ。
# さて、姫様は今頃どうしてるのやら。(笑)



***** おわり *****

次回「AMBROSIAN DAYS」(2/4話)

# さぁ、魔物退治に出発だ!
# これぞ冒険屋の仕事。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
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