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Subject: EAT-MAN '98 #07
佐々木@横浜市在住です。
EAT−MAN '98 第七話
「AMBROSIAN DAYS」(4/4話)について。
# 総評。
# それなりに面白かったです。
# 佳作というところかな。
いつもの通り、ネタバレ遠慮無しなので、以下注意。
***** 粗筋と呟き *****
ルネ・フレデリクスの手によって回収された聖剣がサクリの間に戻る。
回収に貢献したとして特別にサクリの間に入ることを許された
テッドとバネッサは聖剣が保管ケースに収まった状態を見て
初めてそれが高貴な物であることを理解する。
しかし、同行したはずのボルトの姿はそこには無かった。
# 確かに偉そうなケースに入れると何でも高価そうに見えるけど。
# ...しかし、元から高価そうに見えなかったかなぁ。
# つまり全然興味無いのね、お宝に。
# ジョナサンおじさんの嫌そうな顔が何とも。^^;
宰相ロベルトの許にネクトールの分析結果がもたらされる。
成分は結局判らなかったが一時的に体力が増進されやがて体力が
奪われる薬効が確認される。
報告を終えた研究員が研究室に戻るとサンプルとして保管されていた
魔物の残骸が何故か紛失していた。
ココの店を訪れたルネはテッド達にボルトを世継ぎとすると言う
王宮内での論調を伝えた。
だが、当のルネを含めボルトが承諾すると思うものは無かった。
#「柄じゃないわよねぇ。」とはココの弁。^^;;;
店を出て帰りかけたルネはバネッサに呼び止められる。
そして一つのバスケットを渡される。
中身はココが作った食事だった。
先日の騒動を穏便に処理した彼へのお礼であるという。
バネッサは他の役人とは異なるルネの人柄を知り、
彼に対して友人のように接する。
そんな民衆の生活に触れるうちに皇国の在り方にまで思いを馳せる
ルネであった。
#「お堅い役人」とはちょっと違うルネは、国の将来の姿について
# 考えます。このままでいいのだろうかと。
# そんな真面目な人柄にバネッサも親近感を持ったのですなぁ。
# ルネもバネッサを見る目が優しくなってます。
王宮に戻ると宰相ロベルトが彼を待っていた。
すぐにもボルトを呼んで戴冠式を行なうと言うロベルトに
民衆の感情や都合を無視する皇国の傲慢さを見たルネは憤りを感じる。
だがセルゲイ王の体力が限界に近い事を知らされ愕然とする。
そこへ恐らく最後の訪問となるであろうド・マルクの到着が告げられた。
# 殆ど毒と判っているのに精確に分析できず追及できないようで。
# もっともあの王様の状態では毒だと言っても聞かんか。
ネクトールを国王に渡さない為に苦心するロベルトだったが
既に中毒となっていた国王にはその気遣いが通じるはずもなく
ド・マルクの持参したネクトールを飲み乾してしまう。
そして一時的にだが症状の落ち着いたセルゲイ王はルネに
ド・マルクを聖典室と王家の谷に案内するよう命じる。
そしてロベルトも同行させるのだった。
# サクリの間は以前にも案内させているのですけど、
# どうも忘れちゃったらしい。崩壊間近のセルゲイ王。
聖典室を訪れたド・マルクは聖剣が元通り保管されているのを見て驚愕する。
それを贋物ではないかと疑うのだが、ロベルトらの様子から
本物であろうと認めざるを得なかった。
やがて王家の谷へ出発する為にロベルトとルネが先に部屋を出ると
ド・マルクは不敵な笑みを浮かべるのだった。
# 聖剣が戻った直後なのに緊張感が足りないですなぁ。
# 普通は警備が強化されるべきところでしょうに。
ココの店ではバネッサが掃除を手伝っていた。
バネッサはボルトに手伝えと言うのだがボルトは忙しいと言う。
黙々と何かの破片を食べ続けているのだ。
# ボルトにモップは似合わないと仰有いますが、そんなことないと思うな。
# 雑用が似合う男だと思う。^^;
呆れるバネッサは視線をカウンターの方へと向ける。
するとそこに一つの懐中時計が置かれていた。
ココに持ち主は誰だろうかとバネッサは聞くのだが、
そんな品を持ち歩きそうな人をバネッサは知っているはずだとココは言うのだった。
王宮にやってきたバネッサは門の前をうろうろしていた。
中に入る口実を考えあぐねていたのである。
そこへロベルトとルネが現れる。
バネッサは、さっそくルネを呼び寄せると忘れ物と言って懐中時計を渡した。
それを見たロベルトは自分が息子に送った物だと言う。
# と言ってるのに再度「親子だ」と言われるまで二人の関係を
# 理解しないバネッサ。人の話(特に大人の話)を聞いてません。^^;
遅れてきたド・マルクに、ルネはバネッサを魔物退治に功績のあった者と紹介する。
関心を持ったド・マルクはバネッサも王家の谷に同行するように提案する。
# いざと言うとき子供は人質にしやすいとか思ったんだろうな。
バネッサ達が王家の谷に出発した後、王宮では警備兵の死体が発見されていた。
そして宰相以下、数名が犯人に拉致されたとの騒ぎとなっていた。
たまたま通りかかったテッドは、その際に居合わせた町の娘が一緒だと聞き
不安にかられる。
そしてココの店に戻るとバネッサが王宮に行った事を聞く。
バネッサの危機を確信したテッドはボルトに援助を依頼するのだった。
# もう一騒動あると予感していたボルト。ちゃんと準備済です。
# でもシジフォスに関しては物凄く分量があったと思うなぁ。
# それが無くなってもあんまり大騒ぎはしない王宮も凄いけど。^^;;;
王家の谷では、ルネがバネッサを彼の母親の墓に案内していた。
そこへロベルトとド・マルクがやってくるが、ロベルトの首筋には
再びド・マルクによって盗まれた聖剣が突き付けられていた。
本性を現したド・マルクは宰相らを葬る事でアンブロシアを手中に収めると言う。
だが、バネッサがド・マルクの顔に砂を投げ付けロベルトを救う。
# 物を投げるのは得意なバネッサ。
そしてド・マルクに飛び掛かったバネッサが聖剣に手を掛けた瞬間、
剣から光が放たれド・マルクを遠くにはじき飛ばしてしまう。
驚くバネッサが剣をしっかりと握り直すと、それは忽ち巨大な剣に変化した。
それを見たロベルトとルネは全ての事情を察する。
バネッサこそが十数年前に行方不明となった王女ケイティだったのだ。
# 聖剣が王宮に戻っちゃったんで、バネッサが触る機会がないなぁと
# 思ったらこういう展開ですか。
それを聞いたド・マルクは好都合だという。
王家の血筋を絶やすために姫を探す手間が省けたというのだ。
立ち上がったド・マルクは変身を始めていた。
自らの作り上げた機械の身体の真の姿を現したのだった。
そして球状の電撃を放ちバネッサ達に迫る。
# 武器を携帯しているんじゃありませんでした。
# 内蔵(内臓 ^^;)でした。
そんな中、ロベルトはルネを庇って電撃を受けてしまう。
バネッサとルネにとどめを刺そうと構えるド・マルク。
その時、彼等の間に爆発が起こりバネッサとルネがはじき飛ばされる。
飛行艇からテッドがバズーカ砲を撃ったのだった。
# 味方へのダメージが大きい気がしてしょうがない。^^;
着陸した飛行艇からテッド、そしてボルトが降り立つ。
歩み出たボルトにド・マルクは言う。
自分が作り上げた魔物シジフォスの受けた苦しみを味わわせてやると。
どんな苦しみを味わったのか自分で聞けと答えるボルト。
そしてボルトの掌からシジフォスが再生される。
生まれ変わったシジフォスは最早ド・マルクの僕ではなかった。
狼狽するド・マルクを容赦なく食ってしまうシジフォス。
そして役目を終えるとシジフォスは爆発し再び瓦礫へと還って行った。
# シジフォスの中にあったであろう「誰が主人か?」という
# 記録(記憶)は再生されなかった訳ですが、それがボルトが
# 意識的に行なったことなのか仕方ないことなのかは不明です。
# ただ、ボルトに都合の良い記録に書き換えることは無理だった事は
# 間違いないのでは無いかと思われます。
# 都合よく記録を書き込めるなら、アンブロシアの人間(バネッサとかルネ)の
# 指示に従うようにしても良いはずなので。
## そうすると王家の谷の番人として便利なんだが。
バネッサが王宮に引き取られてしまいテッドは落ち込んでいた。
あの娘なら何処でだって元気でやっていくとココは言った。
テッドの娘なのだからと。
そんな二人に片手を上げて挨拶するとボルトは店を後にする。
# 別れ際に、あの「ニンマリ」は合ってないなぁと思ってたんですが、
#「バネッサならすぐに理由を付けて会いに来るさ。」って意味に受け取ると
# 判らないでもないかなぁと思います。
町を行くボルトを呼び止める声があった。
振り向いて返事をするボルト。
「追い出されたのか?」
ボルトの言葉に失礼ねと笑うバネッサ。
そこには宮廷衣装に身を包んだバネッサが居た。
ルネの計らいで自由に外出できることになったのだという。
#「馬子にも衣装」。この一言に尽きるでしょう。(笑)
# この格好でやっと歳相応に見える。
#(今まではどう見ても16才には見えん。^^;)
# 言葉遣いも中途半端に丁寧なのが、いかにもって感じです。^^;
## でも、髪あんなに長かったか? ^^;;;;;
ボルトはバネッサに一つの指輪を渡した。
王家の谷で拾ったが旨くなさそうだと言う。
そしてそれ以上は何も言わずボルトは歩き始めた。
指輪を見ていたルネは、それは自分の母親の指輪だと言い、
もう一度バネッサの手にそれを握らせた。
小さくなるボルトの背中に向けバネッサがささやく。
「ありがとう、冒険屋。」
# う〜ん、ボルト憎いねぇ。
***** おわり *****
次回 「世界一の冒険屋」
# 原作ネタで一話完結とのこと。
# あら、もう今夜じゃん。^^;;;
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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