Subject: FullMetalPanic! #20 (05/21)

佐々木@横浜市在住です。

『フルメタル・パニック!』
第20話「ヴェノムの火」より。



# 行頭からいきなり書いてある文章は原則として本編から読み取れる事象と
# 粗筋で、行頭に#が付いている文章が佐々木の呟き&妄想です。
# 放映作品とは若干シーンの順番を入れ替えてまとめている場合があります。
# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■私もその一人です
かなめを艦長室に招いたテレサ。かなめはそこでウィスパードとは何なのかを
聞かされます。彼女自身もまたウィスパードであるというテレサ、その能力から
狙われる存在である事をかなめに率直に教え、そしてミスリルが救けになる事を
告げるのでした。更にテレサは以前二人が経験した思考がつながる現象「共振」に
ついても触れ、それが実は危険な現象であると注意を促します。
かなめは宗介が自分の身近にいる理由をあらためて思い起こし表情を曇らせますが、
それはテレサも同様なのでした。

# 大佐殿の船室は中々広々としたお部屋ですな。艦長だからという意味と、
# デ・ダナンだからという理由の相乗効果なんでしょう。
# 大佐殿はミルクティ、共振の説明の為だけに普段入れないクリームを入れた
# という可能性もゼロでは無いのですがここは素直に普段からミルクティなのだと
# 思っておきます。かなめはストレートですか。
# 真面目な話なのに何故か最後に色恋沙汰な話になってしまう大佐殿。(笑)
# かなめの前では大佐殿はキャラが変わってしまわれる模様。^^;;;

■助言や頼みでは無い
デ・ダナンでは作戦直前のミーティングが行われます。敵は化学兵器解体基地を
占拠した武装グループ。貯蔵された数百トンの神経ガスの保全、人質となった基地
関係者の保護が作戦の目的。敵の主力はソ連製の新型AS、そして謎の赤いASの
計9機と自走砲5両。カリーニンは作戦に際して赤いASとの交戦を禁じました。
通常兵器が役に立たない相手である事が判っていたからですが、一部の隊員からは
不満の声も漏れます。しかし敵の装備ラムダドライバの威力を知っているクルツが
一喝し、皆は静まります。カリーニンはヴェノムと名付けられた赤いASの相手を
するのは宗介の役目だと指名。失敗した場合について言及した宗介に対し、
カリーニンはその場合は仲間が全員死ぬと答えるのでした。
出撃直前、宗介の事を心配していたクルツとメリッサの話を聞いてしまうかなめ。
結局かなめは宗介に言葉を掛ける事無く彼を送り出してしまうのです。

# ラムダドライバの相手はラムダドライバでしか出来ないのですから宗介が
# 専任になるのは当然なのですが、前回の作戦から引きずっているものがあるので
# 宗介としてはつらい所。もっともカリーニンとしては此で乗り切って欲しいとの
# 期待を込めてわざわざこういう作戦にしたという面もあるのでしょう。
# そう言えば「ラムダドライバ」という呼称自体、カリーニンは他の隊員の前では
# 避けているのですね。凄い武器という程度にしか周知されていない様子ですし。
# その周知不足がヘルマジスタンでのインド洋戦隊チーム全滅の理由の一つだと
# 思うのですが。
# ソ連製の新型ASという奴、全身のアップとかが出ないので確信は持てないのですが
# 第15〜17話でザイードが使っていた赤いASの色違い(というかザイードの赤い
# 方がカスタム塗装)かなぁという感じがしました。
# ソ連製ってのはこの世界でもテロリスト御用達ですか。^^;;;
# インド洋戦隊では宗介は人殺し呼ばわりされているそうで。-_-#
# 宗介も性格からして弁解する様な奴では無い上に、現地で自分の意見が
# 黙殺されていたという様な事は報告してなさそうですし。
# 空の格納庫にたたずんでいるかなめ、ちょっとおセンチ入ってます。^^;

■ミスリルの皆さ〜ん
デ・ダナンを発進する6機のAS。それらを2機づつ突入、狙撃、爆弾処理の
3チームに分けての作戦が開始されます。途中、メリッサが宗介を気遣う
言葉を掛けてはいたものの作戦中も何かと集中力を欠いている宗介。
それでも作戦そのものは終始ミスリル側が優位に立ち、爆弾処理、人質の救出と
対した抵抗も無く進みます。残る懸案はヴェノムを倒す事だけ。
そして最後まで発見されなかったヴェノムは自ら建物の屋上に姿を現すと
交戦を開始。予定どおり宗介が前面に出て戦いますが、何故かラムダドライバが
起動しません。動きの悪い宗介の前でメリッサ機が倒されてしまいます。
それでもクルツの機転でヴェノムの動きを止める事に成功します。
ガウルンはヴェノムを降りて宗介の前に投降するのでした。

# チームの分け方は普段のメリッサ組の各人に一人オマケを付けただけでした。^^;
# 今回初登場のダニガンとグエン。ダニガンは人格的に問題アリな発言多数。
# グエンはミスリルは待遇は良いが人命尊重云々と注文が多いと言ってます。
# どちらも早々とお亡くなりになりそうな雰囲気のキャラですが。^^;;;;;
# 前々回運を使い果たしたマッカランが今回の作戦を率いていますが、
# 運が残ってない割りには彼も生き残りました。(ぉぃ ^^;;;)
# ヴェノムの相手をしない作戦が功を奏した…と言いたい所ですがどうも
# ガウ君は最初から捕虜になるつもりだった臭いですね。
# ヴェノムのオーバーヒートだって怪しいもんです。コダールで散々故障に
# 悩まされたのですから、その面でヴェノムが改良されていないはずありませんし。
## 何か予告を見るとミスリル側に死者が出なかった(メリ姐さんは大怪我ですが)
## 理由が判ってしまいますが、とりあえず次回まで気にしない事に。(笑)
# アーバレストの色が淡いグレーになっていますが、これは
# 1)実験機から実戦向けの運用に変えたので色も変えた
# 2)単なる彩色ミス ^^;
# のどちらなのでしょうね。
# 個人的には前の白基調の方が格好良かったと思います。


■次回「ディープ・トラップ」

「トゥアハ・デ・ダナンに最大の試練が襲いかかる」

# はて、ガウルンに協力しているのは…
## そういう事かい。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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