Subject: FullMetalPanic! #24 (06/18)
佐々木@横浜市在住です。
『フルメタル・パニック!』
第24話「イントゥ・ザ・ブルー」より。
# 行頭からいきなり書いてある文章は原則として本編から読み取れる事象と
# 粗筋で、行頭に#が付いている文章が佐々木の呟き&妄想です。
# 放映作品とは若干シーンの順番を入れ替えてまとめている場合があります。
# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。
■日没でサスペンデットという所でしょうか
ブリッジではデ・ダナン各所で起こる障害の復旧作業が進められますが、
情況は楽観出来ません。そんな中、カリーニンの水面下での交渉により
米国海軍からの攻撃が中止された事はデ・ダナンにとっては朗報でした。
一方、格納庫で開始されるガウルンと宗介のAS対決。
当初こそ互角であった勝負ですが、勢いに勝る宗介のアーバレストが徐々に
ヴェノムを追い詰めます。そしてついに活動を停止したかに見えたヴェノム。
ですがヴェノムにはまだ動く余裕がありました。近寄ったアーバレストに飛び
掛かり組み敷くヴェノム。ガウルンはそこでヴェノムの自爆シーケンスを開始。
宗介、そしてデ・ダナンもろとも吹き飛ばせると哄笑するガウルンなのでした。
# ヴェノムとのガチンコ勝負の際、アーバレストのラムダドライバが
# 一瞬作動した様に見えました。どうも激しい戦闘衝動が無いと使えない様で。
# ヴェノムとアーバレストの取っ組み合いは宗介を押し倒すガウルンという
# ネタを連想してしまい、やや嫌んな感じ。^^;;;
# 今回もマーシー副長の台詞は冴えてました。(笑)
# カリーニンさんの電話の相手はかなり上の方の人だった模様。
# 准将が「閣下」と呼ぶ相手ですからかなり絞られそうではありますが。
■大丈夫、心配はありません
突如、勝手にフライトデッキの扉が開き始める事に蒼然となるブリッジ。
しかしそれは宗介の戦いを終わらせる為にかなめが仕組んだ事でした。
それを察したテレサが乗組員に安心する様に告げ、皆は事の成り行きを
見守る事になります。
# メッセージを送る際に自分の顔を先に出したりして、
# かなめは結構目立ちたがり屋さん。^^;
# そのメッセージがちゃんと英語になっているのがナイスです。
# 最後になってやっとこさ帰国子女という設定が活きました。(笑)
■愛してるぜ、カシム!
縺れ合ったまま格納庫からカタパルトへと移動するアーバレストとヴェノム。
ハッチの解放という不可解な動きから、かなめの意図を覚った宗介。
自爆寸前のヴェノムをカタパルトの射出装置に引っかけ、そしてヴェノムを
打ち出してしまいます。アーバレストは射出時にワイヤーを艦に引っかけて
ヴェノムから分離。そしてヴェノムのみが海中で爆発するのでした。
# ガウルン、絶対生きていると思いますが。^^;;;;;;;;;;
■馴れ馴れしいんだよクソ野郎!
乗組員がモニター画面を見守る中、無事デッキに這い上がって来たアーバレスト。
興奮した宗介の絶叫に意外そうな顔をする乗組員達でしたが、それが戦いの終り
を告げる物である事も理解していました。
そんな宗介を内心で格好良いと感じるかなめ。デ・ダナンが充分な深度に達し
安全が確認出来た時点で、かなめは艦の制御を離れるのでした。
# 荒波を切り裂いて潜航していくデ・ダナンのCGは無茶格好エエです。
# 宗介の雄叫びは彼の年令相応でしたが、今までの彼からは想像出来ない
# 台詞だったのが「おや?」という顔を仲間にさせた原因なのですが、
# 何かひとつ吹っ切れたという事を表してもいるのですね。
■パトロール中です、艦長
基地に戻ったデ・ダナン。ドックでクルー全員の名を呼ぶテレサに対して
返事をしない者がおりました。彼等はパトロールに出ていると言うマデューカス。
テレサはその答に力なく頷くだけでした。そして彼等の無言の帰国を見送るテレサ。
自動販売機の前で立ち尽くすテレサを見たかなめは宗介に声を掛ける様にと言います。
そして宗介の胸でテレサは全てを吐き出して号泣するのでした。
# 「パトロール中」というのが戦死を意味するらしいです。
# 大佐殿に対しての生き残り組の返事の中でもクルツの「はいよ」には
# 絶妙な優しさがあってちょっとジんわり来ました。;_;
# 自販機の側から見た大佐殿の作画は最高レベル。
# 申し訳ありません大佐殿、悲しいお顔なのに萌えました。(爆)
# 宗介に大佐殿を任せて、そっと立ち去るかなめが何ともしんみり。
■絶対、釣って帰るわよ!
一人、基地を離れるべく仕度を整えたかなめ。黙って荷物を運んでいると
廊下で宗介に呼び止められました。ついて来て欲しいという宗介に案内された
場所は彼の秘密の釣り場でした。帰りの飛行機まで時間が無いというかなめ。
宗介は纔かの時間でも良いから付き合って欲しいと言い、最初からかなめを
此へ案内するつもりだったと言うのです。宗介の言葉に笑顔を見せるかなめ。
二人はそこで短いながらも楽しい時を過ごすのでした。
# 密林を行く途中でのかなめの台詞が今回の旅行(笑)に最初に誘われた時と
# 同じ台詞になっているのがミソ。宗介の言葉通り、最初に戻って旅の出発から
# 目的地への到着までをやりなおしている事になるのですね。
# ところで、最後かなめの竿に掛かったのって…ガウルンでしょ?(爆)
# シリーズ全体を通して振り返ってみますと、本作は宗介とかなめという
# 互いに全く理解出来ない世界の住人同士が少しだけ相手を知ってより親密に
# なっていく“入り口”の所を描いた話なのだと思えます。
# 長い序章でした。^^;;;;
# 軽さと真面目さのバランスが上手く、また萌えも満足な作品でした。
# 本作を届けてくれたスタッフ&キャストの方々に感謝とお礼の言葉を送ります。
# また、本スレッドにフォローを下さった皆さんに末筆ながらお礼申し上げます。
## ちなみに次回からは一人か二人交ざっているから有り難みがある眼鏡っ娘が
## 大挙して登場するらしい眼鏡っ娘インフレアニメがこの枠で始まるらしいです。^^;
## 島 涼香さんが久々に主役ですか。
### しかも、ふみつきちゃんに続いての眼鏡っ娘だし。
では、また。
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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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