From: hidero@po.iijnet.or.jp
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: Gene Shuft #01 (4/5)
Date: 9 Apr 2001 16:51:27 +0900
Message-ID: <9arplv$5gm@infonex.infonex.co.jp>

佐々木@横浜市在住です。

『ジーンシャフト』
第1話「惑星(ほし)を継ぐもの」の感想など。

# サブジェクトの綴りはでっち上げです。
# 本編に出ていたのですがメモ取り損ねたので。^^;
# 粗筋部分は本編で語られた順番には必ずしも一致しません。
# まとめる都合で適宜話の前後関係を入れ替えています。
# それと今に始まった事ではありませんが、
# あまり的を射た事は書けませんのでよろしく。
## こちらは「やり切れない思い」のはけ口第2段。(爆)



# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■固まったシステムはリセット
何処か良く判らない宇宙の一画で巨大なシステムの変形プログラムを
実行している面々。しかし変形プロセスの途中でシステムは停止。
作業していた面々は散々愚痴をこぼしながらシステムを再初期化します。

# 固まったらリセットという対処は未来永劫変わらない模様。^^;
# 本作の予告やEDを見る限りでは、このメカが主役メカの様ですが、
# 今回は冒頭で固まって以後の出番はありません。

■遺伝子操作のもたらす世界
端末を使って離れて暮らす娘の同居人と会話する女性。
彼女の娘は軍に在籍しているのですが、今は月に行っていると
同居人が教えています。
マウスで器用に会話を行う同居人はビスと言う名の犬。
ビスは相手の女性をママと呼びます。
彼女が設計した遺伝子により産まれたのがビスなのでした。
そして離れている娘は実は本当の子ではありません。

# ここまででおおまかな世界の説明になっています。
# まず、とんでもなく遺伝子操作技術が進んだ未来という事で、
# 犬に人並の知恵を与える事が出来る様です。ただし生物学的に
# 備わっていない機能は如何ともしがたい様で流石に犬は喋りません。^^;
# また、ビスのママの娘(ややこしい書き方)は政府が設計した遺伝子
# データから生まれた娘という事ですから、血縁は無い様子。
# 後でも語られますが、この時代の人々は皆そういう者らしいです。

■巨大ステーションへ
地上から45000km上空の軌道上に位置するステーション・マラカナン。
そこへシャトルで到着したのはビスの同居人であるミカ・セイドウ少尉。
入管手続を終えたミカは旧友のソフィアと再会します。
同じ任務の為に呼ばれたらしい二人。具体的な内容は聞かされては
いませんでしたが、ソフィアはステーションの様子から想像出来ると言います。
ステーションから民間人が少しづつ地上に下ろされているらしい事、
そして物々しい警戒が行われている事などから大規模な作戦が予想されます。
それは突如として地球外軌道に現れた謎のリング状の物体に関係しそうだと。

# ミカが乗ってきたシャトルがガラ空きなのは、最近の情勢として
# ステーションに上がって来る人間が少ないという意味なのでしょう。
# ミカがちっこいのかソフィアが無闇にデカイのか他の同世代の
# 女性と並んでもらうまでは不明ですが。まぁ、ソフィアがデカいんでしょう。
# SF寄りのアニメのヒロインが和風な音の名前ってのは珍しいのでは。
# 身体にみっちゃくした衣装なんで、それなりにエッチっぽいです。
# へそのシルエットとか。*^^*
# ちょっと暴れると「静かにしろ!」と出てくる壁のパネルがナイス。(笑)

■男なんて〜
ミカとソフィアが歩いていると、突然ホールの一画がセキュリティポールと
呼ばれる障壁発生装置で囲まれます。どうやら重要人物が通過する様子。
多くのSPに囲まれて現れたのは男なのでした。彼に見覚えのあったミカは、
我を忘れて突進し、電磁障壁に弾き返されます。
そしてSPに取り押さえられるハメに。

# 判りづらいのですが、このシーンまで男は一切出ていません。
# また、ミカとソフィアの反応から、そもそも男というのは珍しい様です。

■リング調査隊
数隻のシャトルからなる調査隊が謎のリング状物体に接近していました。
調査隊を率いるのは完璧な遺伝子を持つ者と呼ばれるミール。
補佐役に着いたレミィはミールの下で仕事が出来る事に緊張と喜びを
感じているのでした。

# この段階では控えめで低姿勢の眼鏡っ娘でしかないレミィですが、
# 後で彼女もタダ者では無いらしい事が判ります。
# ミールの方はそのまんまの高ビーさんの模様。(笑)

■偉い人達
差し迫った問題に対する中央の決定が遅いと愚痴をこぼすスニーク卿。
そんな独り言とも取れる発言も忠実に記録するシビル。
そこへアマギリが出頭します。スニーク卿はアマギリに謎のリングと
そしてガニメデで発見された遺跡に人類存亡の鍵があるという持説を
語るのでした。

# 少数派の男はある程度高い地位に配置されている様ですが、
# もっとも強い権力を持っているのは女らしいです。
# そして男には原則として書記官(レジスタ)が張り付いていて
# 一言一句全て記録している模様。
# どうやら男には遺伝子レベルでの改造でも除去しきれない害悪 ^^;
# が残っているので、それが発現していないか見張る意味があると。
# それとミカが襲おうとした時のアマギリのレジスタの言動から、
# 単に記録するだけでなく、補佐官としても働いている様です。
# ちなみにアマギリは中佐だそうで。

■ガスいっぱい入れてくれ〜
他に客の居ないバーカウンターで、ミカはあの男=アマギリの事を
ソフィアに話ました。
アマギリを友人の仇だと言うミカは彼を殺すと宣言します。
そこへ二人の客が新たに現れました。
またしても男を目撃したミカとソフィアは思わずその二人を仰視。
それに気付いた二人連れの片方の少女、チキに文句を言われます。
面識は無かった双方、ですがソフィアとチキは互いの別の名を知っていました。
そしてチキから他にも多くの名の通った人間が集められていると聞かされます。
しかしミカとソフィアが一番驚いた事は、そこに居る男=マリオが
チキの兄であるという事実でした。

# 何か、「ボク」女って久しぶりな気がして新鮮です。*^^*
# 地獄の妖精(チキ)に砂漠のメデューサ(レミィ)に熊女(ソフィア ^^;)。
# 出てくるアダ名が軒並み血生臭いのは軍人だからなのでしょうね。
# ミールだけ雪の女王といった綺麗な言われようですが、
# 冷たい女って意味の陰口かも知れず。^^;;;
# それと冒頭のミカ母の話から、何らかの敵と戦争している訳では
# なさそうですので、チキ他の武勇伝は訓練での事と思われます。
# ミカは特別な取り柄も無いのに呼ばれたという事で逆に有名らしい。^^;
## そういう場合、上層部の誰かが目を付けてる事が多いけど、さて。
# 或いはチキが事情通(所謂歩く広報係 ^^;)という事なのかも。
# 兄弟がいるというのは物凄く珍しい様です。
# 遺伝子情報を設計/設定して計画的に生み出される人類なので
# 原則一人っ子という事なのでしょう。
# しかし同じ遺伝子データから生まれたとすると、チキは男にならんのか?。
# 男データから生まれた女って、バグじゃなかろうか、それは。^^;;;;
# チキの「変って言うな!」発言から察するにマリオは何処ででも
# 変な奴呼ばわりされている模様。(笑)

■テロリズム
リングの表面に降り立ったミールを含む調査チーム。しかし、その中に
現在の遺伝子操作による優良人種政策に反対する勢力の工作員が紛れていました。
肩に銃弾を受けるものの、敵を一人抑えたミール。ですが相手は自爆してしまい、
ミールは宇宙に放り出されてしまいます。他の工作員も一斉に蜂起して
調査チームが次々と殺されていく中、リングに変化が発生するのですが。

# 遺伝子細工に反対する勢力もある様ですが、いくら遺伝子細工の
# 最たる者と目されるとはいえミールを殺しても問題解決にはならんでしょう。
# つまりは政治宣伝としての血祭りって事ですか。
# 何やらリングは殺戮行為に反応した様で。
# 神がかりな話になりそうな予感がちょっとして嫌かも。^^;;;
# テロ発生の報を聞いたスニーク卿が銃を取り出したシーンの意味は?
# 内通者云々の件であの行動ですから、普通は内通者を撃つという展開が
# 想像されますが。あの場には他にはシビルしか居ないんですけど。
## 「私のミール」という言い方が何とも。^^;;;

■更にもう一杯
地上の母親と影像通話による会話を行っているミカ。不安を感じている事を
率直に話すミカですが、それは自分の可能性に気付いた証と母は言います。
一方、ソフィアとマリオは互いの事をそれぞれ語り合っていました。
そこへ突然の衝撃が襲います。リングから発生した謎の爆発により
マラカナンの一部が崩壊したのでした。

# マリオのレジスタは1週間前ライフサイクルを終えたそうで。
# つまり寿命って事みたい。この会話からレジスタが付いていない状態の
# 男ってのは例外的である事が判ります。
## マラカナン崩壊からEDへのつなぎ目が判りづらくて何時の間にか
## EDに入ってました。^^;;;;;

# 短くまとめようと思ったんですけど、
# 設定回なので長くなってしまいました。
## 長いのは毎度だろう。^^;

では、また。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


[Back]