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From: 佐々木 英朗
Newsgroups: fj.rec.animation
Subject: KiddyGrade The 24th talk (03/18)
Date: Sun, 23 Mar 2003 18:26:24 +0900
Organization: Public NNTP Service, http://news.yamada.gr.jp/public.html
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Sender: hidero@po.iijnet.or.jp
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NNTP-Posting-Date: Sun, 23 Mar 2003 09:26:24 +0000 (UTC)
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佐々木@横浜市在住です。
# いよいよラストです。


キディ・グレイド 第24話『As Time Goes By - 終焉 -』



# 本編の内容に触れていますので未見の方は注意。





■粗筋:
レセプションシステムチャンバーから生還したエクレールとリュミエール、
そしてドナシュラーク。それは電子のみならず全ての粒子を操る事が出来る
リュミエールの本当の能力のなせる技でした。ドヴェルグとシュバリエを連れ
カリオーペに合流する二人と一機。しかしリュミエールは力を使い過ぎていました。
二人が生還しても情況は相変わらずデュカリオンに有利なまま。レセプション
システムチャンバーの吸収装置は破壊したものの、圧倒的な火力の前に
ESメンバー達は次々と負傷していきます。容赦無く降り注ぐ砲火の中、自分に
向けられた娘の憎悪の言葉に衝撃を受けるドヴェルグ。そして彼女は意を決して
アールヴの弱点をエクレール達に伝えます。人間であった時の傷により、左半身の
感覚が殆ど無いという事実を。ですが今のリュミエールにはデュカリオンの半身を
乗っ取るだけの力が残ってはいませんでした。エクレールは自分の力を彼女に
分け与える事を決意。エクレールの力を得てリュミエールはデュカリオンの半身を
制御し自らを攻撃させます。ESメンバー達もその機に乗じて一斉に攻撃を行い、
遂にデュカリオンは沈黙するのでした。力を完全に使い切ったエクレールは
最早静かに横たわるのみ。そんなエクレールを救ったのはドヴェルグでした。
そしてドヴェルグはカリオーペを離れ、残骸となったデュカリオンに纔かに
残ったアールヴの心に何時までも寄り添う事を告げました。
時が流れ、銀河惑星連合評議会に一般市民の代表が参加する様になった頃。
それでもESメンバー達に安息の日は訪れてはいませんでした。
エクレールとリュミエールの二人は未来を切り開く為に戦い続けるのです。

■最後だけど主な登場人物
シザーリオ(@森川智之):寡黙な青年…としか。^^;
# 何故か今回だけライトニングは3人目らしい。(笑)

■雑感:
吃驚仰天、シザーリオが喋った。(笑)
前回大人モードになってがっかり(ぉぃ)だったリュミ様、
ちゃんと元通りに幼児退行(違)してくれました。^^;;;

人間だった時には悲しい事ばかりというアールヴ。モニタの中に映る回想は
小さくて詳しくは判りませんが、彼女にも色々あったのでしょう。
でもドヴェルグに浴びせた言葉はあまりに酷い。--;

リュミ様に力を渡す為にしゃがむエクレールのパンツ…詳しく描き過ぎ!(核爆)
長距離からの力の発動で服が破けるリュミ様…袖だけなのが激しく残念。^^;

「母さん」「なぁに?」「笑ってみて」…ボロ泣きでした。;_;
それにドヴェルグの「ずっと一緒にいてあげるよ」もジワっと来ましたし、
二人のちょっと特殊な事情のある母親達が本編の最後を締めてくれました。

戦いが終わって、銀河系のあちこちの様子が描かれるシーンの冒頭、赤ちゃんに
これが地球だよ〜と話している父親と母親。第2話でアームブラストが横流しした
HiG(重力制御物質)のおかげで微少重力コロニーでも安全に妊娠出産出来る様に
なりました〜なエピローグに出ていた夫婦です。随分とまた細かいネタの後日談。^^;
更に本編の後日談の病院では第6話でGOTTを寿退社したパドゥーシカさんも
再登場して“エクレールちゃん”をお披露目です。エレガントに育ちます様に。(笑)

さてさて、ここで謎の赤ちゃん“シュウくん”登場。子供にこの名前を付け、
なおかつメルクルディやトゥイードゥルディやヴァイオラ達の共通の友人…
というと殆ど自動的に一人しか居ない訳ですが、問題は父親は誰だよ!って事。^^;
或いはそもそも自分で産んだのか?って辺りからしても微妙ですが。
# シュバリエのクローンなんじゃなかろうかとか思ったり。

アンオウ&エイオウ、そしてデクステラ&シニストラは地球?の監視任務に
常駐らしい。デュカリオンの所為で太陽の活動に影響でも出たのかも。
# エイオウは望遠鏡無しでも太陽黒点とか見えてそうです。^^;

更に更に、第1話の女学生ちゃんが今はGOTTの受付嬢と時の流れを感じます。
まぁ、前出の赤ちゃんの年格好やリッキー&ボニータというお馴染みの顔触れを
考えると精々デュカリオン事件から数ヶ月くらい後の様ですが、それでも
新しい時代が確実にやって来たのだと感じます。
# GOTT志望の理由を聞いてボニータさんに見詰められ、ぺろっと舌を出す
# エクレールが可愛いです。
エクレールとリュミエール、またまた顔が変わっちゃってます(笑)が、
今回もリッキーさんボニータさんにはちゃんと正体を教えているのですね。
ノーヴルズが居なくなっても銀河系の中で経済交流がある限り、GOTTの仕事も
無くなる事は無いのでしょう。でも今は本当に正しいと思える通りに行動出来る。
ずっと十字架をモチーフにしていたエクレールの装飾品がハートに変わっている事が
彼女の未来に賭ける想いを表しているのではないかなぁと感じました。

アイキャッチは後藤圭二さん。
エクちゃん&リュミ様づくし。あれ、こんな顔あったっけ?
と思ったらオチ参照という事でした。
# 自らトリを飾るって感じですか。^^;

■まとめ
幾つか語り尽くせていない謎が残っていますが、まぁちょっと欲張り過ぎた
話の割には綺麗にまとまって終わったと個人的には評価しています。
初監督という事で色々とプレッシャーもあっただろうなぁと想像しますが、
後藤監督は役目を立派に果たしたのではないかと思います。熟練監督の技とは
比べられるものでは無いでしょうけれど、半年の間、充分に楽しませてもらいました。
他のスタッフ&キャストの方々全てにも感謝します。そして次回作を楽しみにしたい。

最後に、タイミングが遅めで乱雑な私の投稿に付き合ってくださった皆さん。
どうもありがとうございました。謹んでお礼申し上げます。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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