EVA世界の命名ルールでは、太平洋戦争中の戦闘艦艇もしくは、 船の装備品かららしいですね。 そうしますと、太平洋戦争中のほんの一時期軍艦である一等海防艦でした が、すぐ(昭和17年7月)に戦闘艦艇ではない特務艦に類別されてしまった、 二代目“春日”はギリギリでこのルールに引っかかると思えます。 しかし、ご存じ無くても無理からぬことと思えます。 それから“春日”とは山の名前だそうです。 初代“春日”についての追加情報 3檣トップスル・スクーナー型 木製 文久3年 イギリス、カウズにおいて竣工 原名 キャン・スー(Keang Soo) 排水量 1,289トン 長さ73.7メートル 幅8.9メートル エンジン 揺動2筒式300馬力 推進機 外輪(車) 速力12.3ノット 兵装 30ポンド・クルップ砲1門ほか 上記要目は資料により諸説あり 元治元年に購入された鹿児島藩の軍艦で、明治維新の諸海戦に参加 阿波沖での幕府軍艦“開陽”との戦闘は日本初の西洋式軍艦同士の戦い と言われている。 明治3年4月、鹿児島藩より海軍に献納、通報艦に類別され、測量、練習 に用いられる。 明治27年2月2日除籍、その後雑用船として使用後売却 二代“春日”についての追加情報 1檣 鋼製 明治37年1月7日 イタリア、アンサルド社にて竣工 原名 リバダビア(Rivadavia) 排水量 7,700トン 長さ104.9メートル 幅18.7メートル エンジン 直立3段膨張3筒14,696馬力 推進機 スクリュー2軸 速力20ノット 兵装25センチ砲1門ほか アルゼンチン海軍の軍艦として建造中のものを、日本海軍が購入 1等巡洋艦に類別、日露、第一次世界大戦に従軍 日露戦争において、戦艦“八島”“初瀬”が撃沈された後は、戦艦戦隊 に編入され、日本海海戦での主力の一部となった。 大正10年9月に1等海防艦に類別、昭和17年7月1日に特務艦に類別、 運用練習艦として使われた。昭和20年11月30日除籍
この情報に拠りますと "春日" は、初代、二代とも沈まなかったようですね。
何となく嬉しいものです。
EC_HAMMERさま、本当にありがとうございました。