*登場人物のキャラ設定*

蒼斧蛍汰 アイツだあいつ。某大学工学部在学中。21才。 昔、麻御姉さんに言われた事を真に受けて研究畑に色気を出して ちょっと背伸びした学部に入ってます。
彩火乃紀 あの娘。蛍汰と同じ大学に在学中。21才。専行不明。 蛍汰と同様に相変わらず知らぬ間に事件に巻き込まれ、知らぬ間に 事件が終わっているという不幸な役回り。
阿嘉松滋 おっちゃん。相変わらずの中年です。
リっちゃん 姐御。本名は律子なんだそうで。梨香の方がいいと思うが。 植物入ってるし。まだ独身。世の男は何処を見ているのか。
山じぃ 健在。この人のプロフィールはさっぱり想像できない。
紗孔羅 本編では散々な目に遭っているので今回はお休み。
紅絹思 もみじと読みます。単なる当て字では無く意味を込めてます。 秘めた思いという感じでしょうか。 紗孔羅の双子の妹。18才。 浪人中。実は中高校は出てません。 紗孔羅の様な力は「殆ど」無く概ね普通の娘。 名前の由来はサクラと反対の季節に散るところから。 カエデさんとは無関係です。 双子っていうのは性格付けが楽なんですよね、実は。 片方(この場合は紗孔羅)の逆にすればいいので。 紗孔羅は大人しい外面の裏に激情が隠れているというキャラでしたので 紅絹思は溌剌とした見かけとは裏腹に鬱々と考え込む娘にしてみました。
チャンディ 当然健在。推定12〜13才。育ちました、あちこちが。 アニメ本編では「面白い」の一言で済ませてしまっていた蛍汰への 興味をもう少し突っ込んでおきたかったのですが難しいですね。 あんまりこの娘に自分の事を喋らせるのも変ですし。 彼女が残酷になるのはどんな時なのかという辺りに蛍汰への 思いが出せたらと思って物語を作っています。
摩己 まき。ヤナギとカエデの子供。保護者が保護者なので名前付いてませんでした。 名付け親はまたしても蛍汰。4才。性別不明。 どちらかというとカエデから受け継いだ物が多いです。 こちらも文中で火乃紀が言ってる様に名前にはちゃんと意味在ります。 文中のラスト近くでこの子がうつむいてしまう理由が火乃紀の感じた理由と 摩己の真意とが別々なのですが判って頂けたでしょうか。 多分難しいでしょうから解説してしまいますが、摩己が誰かを見詰めると 自分(摩己)の意思に従わせてしまう事が出来るのです。(ヤナギ譲りの能力) 摩己は火乃紀に自分を好きになって欲しかったのでそのチカラが 影響しないように視線を逸らしました。 火乃紀はそれを自分に対する失望と思って慌てて抱きしめています。 結果として二人の思いはすれ違わずに済んだのでした。
プレト 人物じゃないけど。今は摩己と共生中。 一部は分離してチャンディの皮下組織に共生しています。つまり増殖したのです。 また、栄養素の供給者であるところの摩己がチャンディよりも小柄なので プレトとしては栄養供給不足の状態にありサイズが縮んでいます。
割楽 かつら。ネオと直接の資本関係にある建設会社会長。 元モーディワープ・フランス支部の生化学部門責任者。 現ネオ極東代表委員。 彼は実はモーディワープ本部の空爆に反対でした。 理由はモーディワープが蓄積した研究のデータが失われる為。 つまり彼は人類の存亡よりも興味を優先するタイプです。
飯霧 いいぎり。割楽の部下。生物兵器開発チームの責任者。 彼もまた興味が優先するタイプの人間です。ただし、自分が 直接他人の命を奪うような情況には遭った事が無いので自分達の やっている事の危うさに関する認識が甘いところがあります。 その点が割楽と唯一違うところです。(割楽は判っててやってる。)
骸寺 むくろじ。スポンサーから派遣されたダウザー。 ネオが出資していた企業のリサーチから選抜された人員の一人で ネオ直属の実働部隊のエージェントでもあります。 念動力(サイコキネシス)と短期の事象予知が使えますが、 その能力を除いても優秀な兵士(暗殺者)です。
斑卦 はんげ。彩博士(火乃紀パパの方)と旧知の間柄の研究者。 彩博士の研究のその後(というか顛末)を探っている。 彼も当然ながらネオの息の掛かった人物です。 文中では語ってませんが、後日、蛍汰と火乃紀にとっては 麻御さんに代わる相談相手になる人物です。 ただしイコール味方という訳ではありません。 何故かは、このプロフィールのページと本文を注意深く見比べて 頂ければヒントが隠れております。


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