12月上旬



12 月 01 日 (金)

朝だけ雨。勤務先で担当している(していた)幾つかのプロジェクトの合同打ち上げ 宴会。出席者の何人かは「誰だコイツは?」な状態であるが、気にせずへらへら 笑って麦酒を注いでもらう。鰻の蒲焼が最後に余っていて、同僚と一緒に持って帰り ご飯に載せたいよなぁとか貧乏臭い盛り上がり方をする。誰もリーダーシップを発揮 しないので1次会のみでお開き。帰宅後飲み足らないのでギネス3缶開ける。

「アルジェントソーマ」、登場人物に重めの過去を用意するのが最近のアニメの傾向 であるが、本作も今のところセオリーに倣っている様だ。今回はラナ司令であるが、 今まで垣間見えていた幾つかの断片から感じる違和感を埋める話と言えるだろうか。 何故か子供の扱いが上手い事が疑問であったのだが、計算ずくという訳では無く 経験があったという事の様だ。不思議とそれを知って安心したという気がする。



12 月 02 日 (土)

晴。早朝(午前10時)に来訪者。宅配便業者だった。この手の来訪者は名乗らないで ただ呼び鈴を鳴らすだけの事が多いのだが、今日来た業者はちゃんと名乗っていたので すぐに応対する。ちなみに名鉄便だった。もっとも、近々荷物が届くことが判っていた ので無視しなかったという事もあるのだが。

で、届いたのはWOWOWのデコーダー。遂に正式契約者となった訳である。火曜日に 申し込んでいたので4日で届いた。意外に早い。早速接続してみるが、取説を見て 初めて知った事が。デコーダーってBSチューナ(内蔵ビデオ)の拡張ユニット的に 完全な下請け装置になるのかと思っていたのだが、独自の影像/音声出力を備えていた。 そうかぁ、WOWOWの予約録画は全国何処でも誰でも外部入力経由になるのね、世の中 知らん事がまだまだ有るな。でもどうせならS端子も付けようよ。今どき黄色いビデオ 端子だけとは。スクランブル解除申請の電話をする。チューナーと デコーダーの電源を入れておけと言う事は、空から解除コードか何かが降ってくる という事らしい。しかし30分たっても画面はモザイクのまま。良く考えたらBS チューナーからの生出力を見ていた。学習してないな、今取説見て納得したはずだが。 デコーダー出力に切り換えたらきちんとデコードされていた。これでAVセレクターの 6系統が全て埋まった事になるなぁ。昔、このセレクターを導入した時には絶対 6系統なんて使い切らないと思ったのだが。ま、いくらなんでも、もう影像ソースは 増えないだろう。多分。

WOWOW最初の視聴番組は「ディープ・インパクト」。彗星が地球にブチ当たる話。 ながら見だったのだが、後半は引き込まれてしまい結構ハマる。ただ、物の考え方は 多様であるという事は理解しているつもりでも一部の人間(登場人物)の選択は ちと肯定しかねるな。生き物とはもっと生き残る事に貪欲であるべきだと思う。 それを捨てる行為は物語としては綺麗に見えても、実際はそんな事は無いんじゃ ないかと思ってしまうのだ。これは宗教的感覚の違いなのだろうか。

「ZOIDS」、遂にラスボスの登場である。もっとも前から声でバレバレではあったが。 しかし、存外にも判りやすい姿になっていた。あの物語の世界では異常な姿なので あろうが、あの手の変貌は他の作品では結構良く見かけるのでインパクトは弱いかも。 ネットニュースの情報通り、年内に決着しそうな怒涛の展開ではあるな。 「犬夜叉」、ちょっと台詞で説明してしまう部分が多かった気がした。刀の材料とか、 どんな時に力を発揮するのかとか。それ以外は、悪くない。犬夜叉とかごめの関係の 微妙な遠近感は高橋留美子作品の、まさにそれになっている。好き嫌いはあるだろうが。 「コナン」、う〜む。連続物だと後半だけ真面目に見ればいいやとか思ってしまう。 その所為か、単に見方が浅すぎる所為か、全員怪しいとしか思えない。二人の刑事の キャラをああいう風にした理由が時季的に何かあるのか、単なる気紛れなのか気になる が、きっと意味は無いのだろう。 「ハンターx2」、音のおばさんもハンターだったのね。もしかして、依頼人の 可能性もあるかと思っていたのだが。クラピカの話だけで押し通してもいいのでは、 と思ったが、キルアの台詞が音おばさんの能力の全貌への伏線になっているのだろう。 台詞無しで2度ほどちらっと出た女の子らしき人影が気になるな。あの屋敷の中なのか 別の場所なのかは判らないが、捕らわれの身か深窓の令嬢といった感じだった。 今後に期待。 「トライゼノン」、堺三保さん脚本にしては穴が大きい様な。ビーム兵装で何故に 薬莢?しかも使い捨てでは無く再充填出来る物で尚かつ再充填の仕掛けが戦艦内にある ならば外へ排出する理由が無いではないか。きっと遠大なネタが潜んでいるのだろう。 きっとそうに違いない。判らなかっただけだ。 「闇の末裔」、一番疑わしい奴がさっさと退場してまた復活というのは割とよくある パターンなのだが、このパターンをやる場合は疑わしい奴に匹敵する臭い奴が、物語の 世界内部に必要なのだが、主役(らしい)二人が終始一貫して薮医者を疑っているので サスペンス的な容疑者の流転が発生しない。その為に何となくとって付けた様なオチに 見えてしまうのだ。それにクローンからの移植の研究をしていたと言ったが、それを 臭わせる様な話も他に無かったのがイマイチだ。アイリーンが椿と瓜二つだったとか なら、まだ判るし、えげつなさも倍増なのだがな。しかし彼等、死神ならちゃんと 死んだ人間を案内したらどうなのだろうか。椿を殺したのは、それがあるべき宿命 というか寿命だったとして、その後泣き崩れるのが密の仕事か?違うだろう。 人間世界の秩序や物理法則に束縛されないという美味しい部分だけを利用していて、 そのくせ彼等死神達の仕事は頻繁に蔑ろにされているのでは、只の間抜け共の 失敗談を綴っているだけにしかならないぞ。 「SciFiハリー」、ジノリちゃん、もっと睨んで〜。ハリーがキャサリンを好きと 言った時に機嫌が悪くなったのはちょっと意外ではあった。彼女はそういう感情とは 無縁の高みに居る様に思えるのだが。ただ、"ずっとお友達…でも裏切ったら"という くだりは任務的な意味よりも情念に近い物を感じた。安心してくれ、私は最後まで ジノリちゃんの味方だ。 「Vandread」、結構移民が成功?している惑星があるという事らしい。だが、謎の敵に すっかり飼い慣らされた星が存在するという事は、敵が人類の事を知ったのは最近の 事では無いという意味になりそうだが。やっぱ本作は1クールでは終われないのでは。



12 月 03 日 (日)

曇り。昨夜は比較的早寝をした上に、今日は久しぶりに途中では覚醒しなかったので 睡眠時間たっぷり。午後4時起床。

寝ている間に降ってきたWOWOWの映画なんぞ見たりして。 「アンツ」、フルCGで擬人化した蟻社会の話。ミクロの視点での物理法則の真面目な考察 (例えば水の表面張力の影響とか)と、嘘のつき加減(働き蟻は本当は全部雌)の バランスが中々良かった。ただ、あくまでも蟻なのでキャラの区別、特に若い雌蟻の 顔が区別しづらいのが弱点。はみ出し者が社会を変革するという話は良くあるのだが、 最後に実はそれはとても狭い世界での出来事だったという落とし方は皮肉めいていて 結構イイ感じ。主役のZのぼやきとかは社会人でないと意味が判らないだろうから、 これは大人向きのアニメ。 「スタートレック・叛乱」、TNG以降の幾つかのスタトレネタが織り込まれているので、 所々意味が良く判らない台詞とかがあるものの、総じては楽しめた。ただ、劇場版に してはスケールが小さい印象はある。TVシリーズのちょっと尺の長い奴という感じ。 見た目より実際の年令がう〜んと高いという話は日本でアニメとかがやると少年少女 だったりするが、そこが働き盛りくらいの男女になっているのがいかにも米国風。

「学校の怪談」、桃子先輩が冬服になっていて庖丁さばきを披露して相変わらず ほわほわで…、という処以外はいたって普通の怪談でした。オチ(霊眠)無し。 怪談というのはオチ無しが正しいので、怖い話としてはこれでいいのだが、本 シリーズ的に見るとちょっとズレているエピソードかも知れない。それに今回は お約束シーンが無いのも痛いぞぅ。 「マイアミ・ガンズ」、何でルゥはスクール水着なんでしょうか。やっぱりスタッフの 趣味?個人的にはスクール水着は中身との相乗効果によって萌える代物だと思うので お姉さんが着ても嬉しくないんだが。それと折角タコに捕まった女の子達という 情況を設定しながら、肝心の水着をはぎ取られた娘達が全然出て無いしなぁ。 今さら遠慮する様な話でも無かろうに。



12 月 04 日 (月)

晴。夕食は味噌煮込みうどん、具は油揚げと茹でた芹。実は先週の味噌汁の残りに、 同じく先週の残りの芹を使った残り物料理である。 油揚げは土曜の夜中に入れておいたので味もしみまくっているのだった。 でも肝心のうどんは煮過ぎた。病院食みたいだ。消化はいいだろうけど。

WOWOWの番組表が届いていた。取りあえずめぼしい番組にチェックを入れていくが、 DVDで買おうかどうしようか迷っていた作品が結構ある。これで月3000円なら安いわな。 今後洋画系ソフトの購入比率は大幅に下がる可能性大。代わりに生テープの購入は 増えそうだ。それとソフト経由でしか見れなかったアニメも買わずに済むパターンが 増えそうである。勿論、見ても買ってしまう、或いは見たからこそ買ってしまう作品も 出てくるだろうから、アニメに関しては出費はあまり変化しないだろうけど。

「モンコレナイト」、ちょっと見ない間に話が急転直下しているぞ。そういえば、年末で 終わるんだっけか。並子先生が大活躍しているのがマル。モンスター呼ばわりされても やはり伯爵が好きらしいな、健気な女だ。結構美人なので良い組合せかもしれん。 伯爵には押しかけ女房が相応しそうだし。 「犬夜叉」、姫様可愛い。取りあえずそれだけで充分な回と言っていいだろう。 「コナン」、やっぱ後編見ないと全然判らんよなぁ。謎に直結するネタが全部後編に 集まっているし。しかし、死亡推定時刻の前後1時間程度のズレでは普通の捜査だと、 アリバイにはならないと思うが。まぁ、いいか、物語だし。



12 月 05 日 (火)

晴。例によって夕食の献立に悩む。鮮魚コーナーに生タラバガニがどでんと鎮座して いるが、茹でられる大きさの鍋が無いのでパス。大体、平日に食うメニューじゃない よな、蟹ってのは。その前に置いてあった雲丹に心が動いたが、色が悪い。鮮度とは 関係ない可能性もあるが、色は食欲と密接な関係があるから重要だ。更にその隣りに 筋子があったが、これも色が暗いなぁ。だが、筋子を見ていたらイクラ丼が食いたくなり 探す。見付けたのはイクラそのままと醤油漬けの2種類。醤油漬けの方が100グラム 当たりの単価が安いのがちょっと不思議だが、恐らく消費期限切れが近づいた生イクラ が醤油漬けにされているのであろうと推測。しかし醤油漬けには消費期限が書いてない ので確認は不能。これ、食品衛生法か何かに違反してないか?。まぁ、どうせ今夜 食ってしまうのだから、安い方を買う。自分で選んでおいて何だが、イクラの妙に 明るい橙色も実は何か作為的な気がしないでもない。いいんだけどね、長生き 目指してないし。それと大葉も買う。帰宅後、炊きたての御飯に刻んだ大葉を混ぜて、 醤油を増強したイクラを全部載せる。結構なお味でした。

「プロジェクトX」、斜め見。前回の重油流出事故の話もそうだったのだが、何かを 守る話と創る話は感動(若しくはそれ未満の感じ)のベクトルが違うのだろう。 創る事はゴールが在るが、守る事は永続的に続くからかもしれない。単なる思い込み ではあるのだが、この番組は創る話の番組という気がしているので、守る話は 何となくネタとして違和感があるんだよなぁ。話自体はいいんだけど。 屋久島って全島原生林というイメージがあったのだが、実は8割方は守れなかった のね。最後の方で出てきた何とか川の右岸(保護林)の空撮では、確かに川と思しき 峡谷を挾んで全然植生が違うのが一目で判る。こういう部分は影像の力だと感じた。

「グルグル」、実体が切なかったアラハビカが復興しそうなので、ちょっとイイ感じの 展開だった。元々、魔法で存在させられていた店は全体の何割かだけだったので、人が 戻ってくれば再建出来るのは道理なのであるが、実際にそうなってみるとやはりちょっと 感動的。ナナコナ、美味しい役どころだな。ジュジュ様が全体的に沢山話していたので それも満足度に貢献である。 「最遊記」、焔太子にも過去がありましたか。そりゃ新生児じゃないんだから在る だろうけど、レギュラーキャラの過去が揃いも揃って同情しちゃう様な過去だと、 何か食傷気味という気がしないでもない。それに例によって損な役回りが女性に 割り当てられているのも何だかなぁ。廃墟に子供の玩具が残っていたので、子孫とか と出会うのかと思ったのだが、そういう事は無かったようだ。やはり単に悲しい過去 という意味しかないのか。膨らませられそうな設定だけに、その薄さ、奥行の中途 半端さが気になってしまうのだ。



12 月 06 日 (水)

晴。昨日見た料理番組(NHK・きょうの料理)で紹介していた"ハンからバーグ" (おから入りハンバーグ)を真似してみようかと思ったのだが、昨日の今日でおからを 買ってくると如何にも番組を見て触発された様で恥ずかしいなぁ等と余計な考えが 頭をよぎったので勝手にレシピをアレンジする。おからを止めて木綿豆腐にし、更に 刻んだ大葉を混ぜる。元のレシピでは入れていないオールスパイスも加える。 ちなみにナツメグもホールで持っているけれど、ホールなので咄嗟に使えなかった。 出来は少々豆腐の水切り時間が短くて汁が出過ぎてしまった事とスパイスを入れ過ぎた 事が問題。それ以外は下手な市販品より柔らかくて美味しかった。これは実家の母親より 上手く出来た気がするので今度食わせてみたい。

「怪・七人みさき」、WOWOW専属ドラマの再放送。京極夏彦原作のドラマである。冒頭に 原作者本人が出演しているので笑ってしまった。もっと目立たない役で出た方が 探す楽しみが在っていいと思うのだが、目立ち過ぎじゃないかなぁ。モロに京極堂だし。 ドラマ自体はオカルト版仕事人という感じだが、エログロ趣味大爆発で結構面白い。 連続殺人を楽しいからやっていると公言する殺人鬼の存在等、行き過ぎた配慮が はびこる地上波では流れそうも無い作品である。 それにキャストも豪華だ。最後の家老と元極悪人で姫様の父との一騎打ちは何で 戦ったのか良く判らなかったが、"不思議な事なんて無い"〜"不思議な事は不思議"で 丸め込まれているので詮索すまい。やっぱWOWOW契約して良かったな。

「ONE PIECE」、子供時代のカルメンは可愛いのに、何であんな派手派手に育って しまうのかなぁ、勿体無い。今回はサンジの話。オールブルーってのはグランドライン その物じゃ無いのかと思ってしまうのだが、誰でも考えそうな結論にならない処を 見ると違うのだろう。料理大会の優勝商品の魚が出る度に大きくなっているのは 気の所為だな、間違いなく。 「電童」、ほっほう、こう来たか。ちまちまデータウェポンを集める話を積み上げて 話数を稼がないで、どんどん話を展開させるつもりらしい。一見、急ぎ過ぎに見えなくも ないが、結構ネタが詰まっているので春までにきちんと話を消化するには、年内に GEARサイドは固まっておく必要があるのかもしれない。次回への引きも上手いね。



12 月 07 日 (木)

晴。御無沙汰していたアクション系の夢を見た。何か良く判らんが特殊部隊らしき 物に所属している私。そして何故か部隊は温泉旅行の最中。着いたホテルには植物園が 併設されていたりするので伊豆辺りの雰囲気。その植物園の入り口を見た私は、 宴会場に待ち構えている敵の存在を察知(脈絡無し)。隊長他の面子にそれをわざわざ 小声で教えたのにいきなり武器を構えてしまう他の連中。それに気付いて敵は撤退し 始めているのに、またしても先に撃ち始めるのはこっち。おまけにホテルの中で ロケットランチャー発射。あ〜あと思っている間に混戦になり、そういえば武器を 持っていない私は飛んできた敵の死体から武器を奪うのだが、奪ったライフルの マガジンは空っぽ。拾ったマガジンは半分にちぎれていたが弾は数発入っている。 しかしライフルに挿らない。良く見るとライフル側にゴミが詰まっていた。それを 取り除いてやれやれと弾を込めたら、5人の敵に取り囲まれて万事休す。だけど仲間が 3人撃ち殺してくれたので残りは自分で始末…しようと思った所で目が覚めた。 はたして私は生き残ったのであろうか。

帰宅時に以前散財した酒屋に寄ってみる。ボウモア・サーフ、レーベンブロイ334ml壜6 本、grolsch(アンバーエール、プレミアムラガー各1本)購入。レーベンブロイだけ 国内メーカ(アサヒ)のライセンス生産品。獅子のマークが替わっているのだが、 本家でも替わったのかライセンス品だけなのか気になるところである。

冷凍肉のステーキに冷凍御飯という保存食消費メニューで夕食を済ます。肉は火を 通し過ぎたのであるが、割と柔らかく美味しかった。元々の肉が良い品だったのかも しれない。一応、米沢牛だったしな。



12 月 08 日 (金)

晴。勤務先で朝一番、新着メール一覧を出してみたところから悲しい一日の始まりだ。 先月末にリリースした製品の動作不良のユーザ申告。当該問題は既に指摘されていた 部分で、先月末のリリースはそれに対する改良版だったはずなのだが、直っていない らしい。確かに直っていなかったのだが、何故前回リリース時のテストに引っかからな かったのか不明。おまけにその時の担当者は先週辞めたので確認不能。まぁ、いいや。 何処が悪いかはすぐに判ったから修正…新しい端末ウィンドウが 開かない。ん?と思っているうちにX端末ごと固まる。たまにあるので「まただよ」と 思いつつ端末リセット。今度はX端末のモジュールダウンロードで固まる。サーバ 無応答なのでLANの断線かと思ったが違った。サーバの本体(SPARC Station 2)の 電源ファンが回っていないではないか。当然、ROMモニタすら画面に出ない。 超絶冷汗状態。

ここで朝9時になり、社長の有り難いお話を聞く時間。 話なんか聞かなくでもボーナスが出た事は今朝自宅から残高照会で確認済だよ、 おまけにサーバ死んでるので忙しいんだけどなぁ。と思っているので何を話していた のかは記憶に無い。あ、ボーナス自体は前回より12.5%増額でした。最近沢山同僚が 辞めたので一人当たりの分け前が増えたって事らしい。素直に喜べないね。

朝礼終了し作業再開。サーバの電源コードを疑ってみたが問題無いらしく、 電源ユニットが死んでいる様子。そこで死蔵してあった同型機を一台持ってきて ハードディスクをすげ代えて起動。sd(3,0)無応答と出た。probe-scsi実行。うつっ、 内蔵ディスクが1個回っていないじゃ無いか。最悪だ。アクセスランプが何か モールス信号の様に周期的に光っているがマニュアル無いので意味不明。いずれに しても壊れた事は間違い無いよな。電源ユニットに道連れにされたのか。 死蔵マシンの方のブートディスクを替わりに使って 立ち上げて見る。あらら、NetBSDが入っているよ。ずっと前に辞めた同僚がインストール して遊んでいた事を今更思い出す。暇ならNetBSDと遊んでいてもいいのだが、今は暇無し 。SunOSを再インストールしようかと思ったが先日の引越のドサクサでその手のメディア は何処に行ったか判らん。そこで引越以後誰も使っていないマシン(SPARC Station LX) を強奪し、これの内蔵ディスクで起動してみる。動かない。カーネルアーキテクチャが 違う事を忘れていた。では逆にLXに今までのSS2のディスクをと思ったが、LXはディスク を1個しか内蔵出来ない。更に思案。LXにつながっていたQICテープドライブを分解し、 テープドライブをどけてSS2の内蔵ディスクの死んでない方をつなぐ。他のSS2のSCSI 機器も全部接続してLXを起動。当たり前だが動いた。旧SS2の/etc配下のファイルは 定期的に保存していたのでこれを基にちょこちょこ書き換えて取り繕う。 何と言っても今回死んだSS2は私の常用ネットニュースサーバであるからコレを最優先 で復旧させなければ。幸いニューススプール他、関連ディレクトリは全部無事だった のでシンボリックリンクを張りまくり起動スクリプト実行。足らないリンクを張り 直したりして何度か再起動してエラーは出なくなった。様子見。

本業の問題解決もサーバ復旧の傍らで続行。こっちの仕事のマシンは物理的にも隣りに あるマシン(SPARC Station Ultra 5:ウルトラ君とはコイツの事です>某氏)なので 平行作業。問題点は判っているので直す のは早かったが、付属させるドキュメントの言い訳書き等に手間取り昼近くにリリース。 社内で唯一自分用のパソコンを使っていないので件のサーバが死ぬとメールすら 出せない状態。リリース作業はプロジェクトリーダに任せる。

理由は判らないが、上流サーバとの接続が上手く行かない事が過去に何度か、特に サーバ再起動直後にのみエラーも何も出ないがつながらないという事があったので、 防火壁マシンでNNTPパケットの流量を監視していたが、上流サーバからのTCP/SYN パケットしかログに出ない。LXのデフォルト経路を指定していなかったよ。 route add ほげほげ実行。この頃には夕方になっていた。

プロジェクトリーダからメールを読んだ?と聞かれる。メールはついさっき復旧した つもりなのでそれ以前のメールは知らん。今日リリースした例の奴だが、ある情況で のみ例外が出るという(ちなみにコレはJAVAアプリケーション)。送られてきたログ では"何かが"起こったことしか判らない。ログにあるデータの16進ダンプから 実際のデータを再生するプログラムを即興で作って当該データを扱うJAVAクラスの mainメソッドに食わせて観察。成程、これは迂闊。またまたJAVAの文字列の文字数と 外部表現(特定エンコーディング)でのバイト数の違いに引っ掛かってしまった。 さくさく修正。今日2度目のリリース準備完了。しかし送付を頼もうと思った プロジェクトリーダは会議で雲隠れ中。戻ってくるのを待っていたら、すっかり日が 暮れていた。

ニュースサーバに記事が流れて来ている事を確認してからどんより気分で帰宅。

アキハバラ行きたかったなぁ、今日。ある店でX20(2662-34J)10台入荷、¥222000 となっていたのだが。夜、確認したら¥219000になっていた。すぐ傍の店の¥219800に 対抗したらしい。アキハバラ、行かなくても良かったかもと思い直す。

ネットニュースへ記事2本送信。本流に乗っただろうか。

「アルジェントソーマ」、ちょっと絵がへたれ気味だった。特に引いた絵は何だかなぁ。 それと画面の隅に影が入っている場面がやたら多かったが、これも背景の出来が 良くなかったから入れたのだろうかと勘繰ってしまうが。



12 月 09 日 (土)

晴。午後2時起床。覚えている限りは夢の内容も記している訳だが、それは小説の ネタにでもならないかと思うからである。今朝?の夢は、新しく暮らす部屋探し。 引っ越す先は何処かの地方都市。畑や田圃、更に溜池には鷺が巣作りの最中という 田舎。家もまばらで数十メートルに1件くらいの密度。何故か不動産屋には行かず、 アパートっぽい建物を目当てに押しかけるという方法をとっている私。 物凄く気に入った植物だらけの家は只の民家でがっかり。結局4階建のアパートの 最上階の一番奥の部屋に決まる。外見は鉄筋コンクリートなのに、中は木造2階建の テイスト。当然、木製で横に動く扉。前の住人の家財道具がそのまま残っているが、 使っても棄てても構わないとの話。旅館の部屋の様に窓側に迫り出した板の間がある。 共同便所で風呂無し。何か下宿というノリで、大家の娘に他の住人を紹介される。 変な奴が多いのだが、趣味は御同輩ばかり。2階の奴の部屋に招かれて訪問。 窓から外を覗いたら、ブロック塀の上に女の横顔、その少し下に肩から上が見えている が、首が無くて向こうの風景が透けている。その部屋の主と大家の娘にあれを見ろと 私が言うが、二人には見えないらしい。そこで、ほらあそこだと言って私が物を 投げ付けると浮いている頭がこっちを睨んだ。ここにきて二人にも見えたらしく、 驚いているが、私は二人に見えた事だけに納得してそれ以上気にしない。 その上に、もう用が済んだので「しっしっ!」とばかりに追い払ってしまう。 二人に幽霊を手で追い払う大胆な奴と思われてしまうのだった。 我が夢ながら無茶苦茶だな。

蘭の冬仕度第2弾。温度設定の低い方の温室のガラスを嵌めて、 ヒーターを接続する。後は窓を閉めて部屋にある制御盤のスイッチを入れるだけ。 でもまだ暖房は始めない。蘭は一応収容してはあるが。他部屋で越冬するグループも あるのだが、こっちを部屋に入れる日に低温室の暖房を始める事になっている。 今月下旬の予定。

「ZOIDS」、成程、デスザウラーと同化しているのか。ゾイドイヴの正体ってああいう 代物とはね。フィーネちゃんのこの名前はバンと出合ったときに無意識に呟いた言葉を バンが名前を名乗ったのだと勘違いして以来呼び名になっていたのだが、封印解除の パスワードでしたか。イヴ停止しちゃうと話終わってしまうし、フィーネちゃんには 出来ないわな。さて、どうなる。 「ハンターx2」、新OPは完全にクラピカ専用ですな。ちらっと出るキャラは一部を 除くと今まで出ていない方々ばかりなので今後の新登場を待とうか。しかし、幻の ゲーム、その辺で安く売っている気がするけどな。きっと同名の別なゲームなのだろう。 「トライゼノン」、普通微妙なタイミングで避けられてしまうというシーンの場合は、 発射〜馬鹿話〜かわされるビームという風にシーンをつなぐのがセオリーだと思うのだ が、馬鹿話〜発射〜かわされるというつながりになっているので、鈍臭いビームに 見えてしまう。これ、わざとなのか演出ミスなのかどっちなのだろう。ツッ込み所は 他にも沢山あるが、切りがないのでやめておく。 「闇の末裔」、色白の美形を見て"クローンかも"とか言う奴は居ないと思うぞ。それ故 に看護婦や女学生の台詞がとって付けた様で嘘臭い。あからさまに誘導しようとしている のが見え見えだ。それに毎度の事ながら邑樹(だっけか)にいいようにあしらわれる 二人組にも幻滅。ここまで見たのだからシリーズのオチまでは見るつもりだが、 この分だとロクな感想にはなりそうもないな。 「SciFiハリー」、駄目じゃん。ジノリちゃん出ないと。それはそれとして、遺伝子 操作云々が出てきちゃったりするとなぁ、超能力者の発生を誘導したとかの話に なってしまうのか。どちらかと言うと超能力者は自然発生という話の方が好きなのだが。 ま、まだ半分なので結論には早いけれど。 「Vandread」、やはり楽しいクリスマスという文化を残しているのは女の国の方な訳 ですな。男の国では大分主旨が歪んで残った様で。残らんでもエエぞ、あんなもん。 滑り込みチェックの時のパイウェイの太股がちょっと眩しい。 しかし、プレゼント&雪云々と聞いて彗星に氷を取りに行こうと気付くなんて、ヒビキ 中々洒落者だな、と〜っても似合わないぞ。ディータに渡した氷のかけらに蕾が入って いたのは偶然なんだよな。するとあの彗星は植物が存在した星から離れた氷塊という 事になるが。その彗星に敵が潜んでいた事は伏線か、それともただの話の都合か。



12 月 10 日 (日)

曇り。登山ネタの夢2連発。『その1』女性と二人で登山中に突然の雨。視界が遮られて しまい雨宿りすべく走り出してしまう相方。後を追うが徐々に距離が離れてしまう。 見失う寸前に走るなっ!と声を掛けると聞こえたらしく、判ったとの返事。急いで 近づくと別の登山者が二人、その先にも二人。様子が変なのだが、彼女は気にしていない 。そこで、私は彼女の手を掴んで元来た道を引き返す。訳は後で話すからと言って、 彼女には黙ってついて来させた。麓まで行ってから、先に彼女に見たままを話させた。 少し先にある山小屋に"四人連れ"が入っていき、近くにいた二人にも一緒に小屋へ行こう と言われたそうな。私曰く、あの先の山小屋は何年も前に火事で焼け落ちていて誰も 使ってない。それに私と見た人数が違う。ついて行かなくて正解だったなという話。 『その2』何故か夜。良く知っている登山道を一人で歩いていると知らぬ間に道の 左側にお堂の様な物が出来ていた。その向かいに新しい水場まである。 知っている水場まで大した距離ではないのだが、折角だからと水を汲む事にする。 荷物を下ろしてゴソゴソやっているとお堂から坊さんが現れて挨拶される。こちらも 返事をする。坊さん、何やら拝んでからお堂に帰る。水を汲もうかと思っていると、 今度は若い坊さんがぞろぞろ現れる。夜中に登山道を歩く修業をするとの由。 寂しい夜道なので、同行者が居るのは心強いと思い一緒に出発する事に。何やら、 皆妙に登山用具に詳しく、私の荷物についてあれこれ言われる。さて出発と荷を背負う と足下に忘れ物があり、荷物を下ろして詰め直し。さて出発と思うとまた忘れ物。 延々と荷物の上げ下ろしをしていると目が覚めた。

『その1』は典型的な山の怪談のアレンジである。不審な登山者が実は過去の遭難者の 幽霊というパターンだ。何故、私と女性が一緒なのかは良く判らない。山に登る女の 知り合いは居ないのだが。 『その2』はかなり無茶な夢である。舞台となった登山道は左右が急峻な崖で、とても では無いが建物なんか建てられないはず。まぁ、元々修験道の修業コースがそのまま 登山道になっている所なので後半の坊さんズの部分は判らんでもないが。 って、夢の自己分析しても仕方ないか。 でも2日連続で夢に幽霊が出たのは初めてかも。

夕食はビーフシチュー。角切り肉の在庫は無かったのでステーキ肉を一口サイズに 切って使用。元々、この週末には作るつもりだったのだが、昨日は面倒臭くて 止めていた。普段なら日曜になるともっと面倒になってしまうのだが、食いたい欲求の 方が珍しく上回った。鍋一杯のシチューとフランスパン1本食い切り、苦しくなって そのまま就寝。

「怪・隠神だぬき」、イカれた殺人鬼による連続女性斬殺という情況が前話と同じなのが 気になった。それと主人公サイドの面々の殺しでは血しぶきが上がらないのも変だ。 そしてもっとも変というか合わないのがED曲。1話目では勢いに押されて気付かなかった イマイチな点が色々と見えてしまった。話的にはまぁ悪くないのだけど。

「学校の怪談」、折角可愛らしい服装の桃子先輩なのに酷い扱いだ。悲しい。 怪談としては王道の展開だけど、絵のアングルに工夫があって中々無気味な感じが 出ている。特にドアの覗き穴にへばりついている二人には寒気が。 「マイアミ・ガンズ」、ルゥがバニー服のあっちこっちに挾んでいたご祝儀だが、 特に下の方に挾んでいた奴、どうやって挾んだのか是非知りたい所。ゴワゴワしないの かな、あんなに挾んで。


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