12月中旬



12 月 11 日 (月)

晴。金曜の大波瀾の余震が気になった訳では無いはずだが、変な時間に目覚める。 寝付けないのでそのまま起床、新聞休刊日だったのでする事も無く夜も明けぬ内に 出社する。午前6時勤務先着。早速メールを確認するが、その後ユーザからの連絡は 無かった様子。結局、一日何事も無く過ぎた。

先週末に復旧させていなかった部分をちょこちょこ直す。かな漢字サーバとか、ネット ニュースリーダの参照するローカルスプールへのパスとか。金曜ほぼ半日死んでいた 割には見たところネットニュースの欠落は少ない様で安心する。後若干元通りに 動かない点があるが、元々どうやって設定したのか覚えてない事なので追々直す事に しよう。

また今日も延髄反射で二桁のネットニュースフォローをしてしまった。

「モンコレナイト」、やはり昨日の強敵は今日の友達だったか。良く見ると門斗くんの 持っているカードのモンスター全部が召還されている訳では無い様だが、別に最後の 切り札という事にはならなかったな。まぁ、ヴァルキューレ三人娘を呼んでも 仕方ないか、あの情況では。 「犬夜叉」、そうか、かごめは美形だと思っておいていいのか。アニメキャラは基本的 に美形でも、作品世界ではそうではない扱いの場合があるからな。よしよし、かごめは ◎と。ところで七宝というのは、しっぽ=尻尾という意味だろうか。 「コナン」、連続傷害事件で一人だけ死んだという場合は共通点では無く、死んだ被害者 だけの異なる点に着目すべきだと思うのだが。あの死体の違和感というのは普通の 高さの靴底の事らしいのだが、正面から見た絵だけでは厚底じゃないとは判りにくいぞ。 それとあの死に方でミニスカだと本当は見えるよな、ぱんつ。死体じゃ色気は無いけど。



12 月 12 日 (火)

晴。背中のブラインド越しに差し込む午後の陽射しが「もう今日の仕事は終り」と 囁いているのでさっさと帰る。年末を迎えるにあたってやはり気になっている事は 綺麗に精算しなければならないだろうな。一つづつ順番に片付けよう。

先ずはこれだ、でアキハバラへ。X20(2662-34J)買いました。¥219000(税別)。 もそっと安い店もあったが、店舗の所在地を探すのが面倒だったので、知っている 店で買ってしまう。先日記憶から抹消した店に 入荷したのを知って道順をサルベージ。単に在庫の無い商品の商品名がリストから 消えているだけだった様である。毎日豆に一覧をメンテナンスしているとは 思わなかったよ。悪かったね疑って。

帰宅して早速出してみる。意外に大きいな。でも235(2607-10J)と並べるとちょっとの 差しかない。どうも艶消しの黒の塗装が殊の外目立つので視覚効果で大きく見える らしい。実際、先々代のDEC Digital HighNote Ultraと突き合わせて見たが幅は同じで 奥行がちょい長いだけ。なのにやはり並べてみるとX20は一回り大きく見える。 公知の事だが、底、パームレスト、LCDパネル側とそれぞれ材質が異なる。 LCDパネル側は良く見ると細かい輝点が見えるが、これがチタン繊維なのだろうか。 手垢が目立つのが全体としての塗装の印象。まぁいいか、そんな事は。

オペレーティングシステムが未だ入っていないので細かい使い勝手については 後日追々触れる事にする。 (誤解の無い様に付記するが、某ゲイツ窓98SEなるシステム構成確認用のモニタ プログラムは入っている)。当然ながら、入手して真っ先にする事は、この無意味に 自己主張が激しいモニタプログラムとCPUのロゴシールを剥がす事である。裏方は 目立ってはいけません。ついでに本体裏に貼ってあるモニタプログラムのライセンス キーのシールも剥がす。念のためマニュアルの入っていた袋に貼り付けて保存。 ま、見る用は無いだろうが。

買い替え理由の3つのポイントの一つであるキーボードの広さは合格。ほぼデスクトップ マシンのサイズと同じ。キータッチは必ずしも好みのものでは無く、やや重めの気が するが慣れの問題だろう。ガタつき等は全く無く、打鍵時のたわみも気付かない。 235はヘナヘナとキーボード全体が沈んだから、この点だけでも買い替えの意味は充分。

第2のポイント。画面は欲を言えば1280x1024欲しい所だが、これも235よりは 拡がったのだから良しとしよう。画面の左右上が暗いという話を聞いていたので 注意して見てみた。確かに若干バックライトの光の分散の都合か暗めではあるが 画面全部を真っ白にでもしない限り気付かない。問題無し。

第3のポイントのハードディスクの容量はどうせ使い出したらすぐに無くなるだろう から気にしない。事前リサーチでは判らなかったのだが、ハイバネーション用の 待避データは、どうやら235と同じ様にディスク先頭パーティションにDOSファイルと して保管される様である。この型式ならディスクを分割してまともなOSを入れる際に ハイバネーション領域とか余計な事を考えなくて良いので助かる。IBMの伝統なのかな。

前記の事と関連するが、起動状態〜サスペンド/ハイバネーション状態の相互移行が 235に比べて甚だしく遅い。特に気になるのはLCDを閉じてから寝るまでの時間である。 235は閉じた途端にサスペンドしたが、X20は寝るまでに10秒程かかる。 復帰が遅い事に関しては、235でもゲイツ窓の場合は遅く、FreeBSD(2.2.6)では 瞬時に終わる事から某モニタプログラムが馬鹿な所為であろうと思われるが、 後日追試が必要だろうか。

あまり話題になっているのを見た事が無いが、キーボードライトはかなり明るい。 ただ、LCDから漏れ落ちる光も結構明るいので面白いギミックであるという域は 出ていないかも。個人的には白色LEDが実用的に使われている初めての例という 事で感動しているが。

大事なことを忘れてた。拡張トラックポイントの真ん中ボタンとの組合せによる、 マウスカーソルがスクロールバーに乗っていない状態でも上下左右任意に画面を スクロールさせる機能ってのは便利である。つまりホイール付きマススの2次元版。 ホイールが2個付いているマウスがあるが、この使い勝手には勝てないだろう。 X Window Systemのイベントマップの調整でこれが使えるとかなり嬉しいが。

取りあえず第一印象はこんな所。総論としては「かっちょエエ」かな。

そんな訳で忙しかったので夕食は"レトルトのハンバーグ"で済ます。

「グルグル」、アラハビカ編エピローグ。やはり去り際は独特の余韻があるなぁ。 祭の最中に出発というのは実は結構思い切りが必要だと思われるので、ニケって 意外に男らしいのかも。モンスターの長の長女って結局、長にそっくりだったのね。 人間の感覚ではナナコナの方が美形なのにな。でも、人違いだった方の女神様まで 最後に見送りに出てくれて充分に救われた気分。ジュジュ様がまた暫く退場なのは 残念だけど。何かジュジュ様って伝道師みたいになってるな。 「最遊記」、悟浄の身の上話の追補。元々この兄弟が疎遠になった理由は兄貴の方が 傍に居られなくなったからなので、兄貴の方が吹っ切れば仲直りに問題は無い訳だ。 実際、そんな感じの事を提案しようとした台詞があったし。今回は何となく許の 鞘に戻っていった二人だが、物語のラストには綺麗に和解して欲しい気がする。 李厘ちゃん久々に台詞付きで登場でした。満足。



12 月 13 日 (水)

晴。勤務先に出向く途中で車窓から見える3本の川の一つにホシハジロ飛来。冬の 渡り鳥である。一瞬しか見えないのだが、4羽居たので2つがいであろうと推測。 去年と同じ数。彼等が居なくなる時が春の到来となるのだ。

ドダイが無いと色々困るので、ウルトラベースX2 CD-RWドライブキット(10L3257)を IBMのネットショップに注文。正月前には届いて欲しいものである。

な〜んか、最近集中力の波が激しい。先週末の事件でヤル気がぽっきり折れて以来、 文章書き能力が激しく低下している。いかんな、今月は書き物が沢山あるのに。 まさに年末進行という事で、文筆業の気分を味わう。 その中でも面倒臭さ度筆頭のアレの準備。年賀葉書を購入する。ちょっと宛名だけ でも書いておこうかと取り組んだら、あっと言う間に2時間食ってしまった。

夕食はクリームシチュー。前回グラタンの時には切れていたのだが、ホワイトソースには 今回ちゃんと白胡椒を使用。まともな出来に満足する。が、例によって鍋いっぱい。 2〜3日はシチューが続くと思われる。メイクィーンの在庫が切れていたので男爵を 使ったが、皮を剥いた瞬間に「ああ、これは煮崩れるな」と思ったら案の定である。 食べ切るまで薯の形が残るかどうかだけが不安だ。

「電童」、素晴らしい。平凡な作品なら重機獣殲滅作戦の所をクライマックスにする であろうに、それを前振りに使ってしまうとは。しかも、おやっ?と思わせる部分が 後でちゃんと効いてくる。そして最高に盛り上がるシーンで堂々と挿入されるギャグ。 楽しませる為のプロの仕事を見せてもらいました。 「ONE PIECE」、ルフィが伝説の男並みに大物だという意味の演出なのであろうけど、 あれでは自分の目標にあまり熱心では無い醒めた奴という風に見えなくも無いと思う。 今までずっと見ていた者には何となく判る事ではあるが、公式的には主役であるはずの 彼が時に必要以上に不真面目に見えるのは途中から見た視聴者を掴むには不利に なる事もあるかもしれない。その分は、まぁ、周りの連中が適宜締めてはいるが。 それにしても、あの美人(という事らしい)のお姉さんが、あのオバはん海賊の 変身した姿とは。恐るべし、悪魔の実。



12 月 14 日 (木)

曇り。どう見ても所謂雪曇りなのであるが、残念ながら関東平野部ではこの程度の雲で は降ってくれない。大雪降らないかなぁ。1週間くらい降り続いて首都圏完黙という 情況に遭ってみたいものだ。そうすれば首都機能分散という話も少しは真面目に議論 されるだろう。

某氏よりの電波受信。件の依頼は来ると思っていましたので準備済です。週末には 発送いたしますので宜しく。長野県の某氏の妄想には燃えました。 黒い下着の本当の理由、思ったけど書く勇気が無かった内容なのでニヤニヤしながら 堪能した次第。流石の展開という所ですね。早期のネットニュースへの復帰を切望> 長野県の某氏。

「BSD Magazine」購入。付録のCD-ROM目当てで買ったのであるが、期待していなかった 本文記事がかなり充実していた。特に調べようと思っていたセキュリティ系の話が 包括的で参考になる。改めてじっくり読む事にしよう。組み込み機器へのBSD導入は 前振りだけで終わっているのが残念。本文中でも触れている通り、コードを社外に 出したくないのであろうが、技術屋としてはコードが一番見たい所なんだけど。

夕食は昨日からのシチュー。予想通り、薯は殆ど消失していて、代わりにシチューの 粘度が増していた。前夜彩り用に入れたブロッコリーもバラバラになっている。 やはり、ブロッコリーは拾って昨夜の内に食っておくべきだった。 今日も新たにブロッコリー増強。結局、全部食べてしまった。食い過ぎ。

「新アウターリミッツ」、資源が乏しい未来社会、労働者階層を2つのグループに分けて 72時間2交替で寝る事によりエネルギー消費を半分にするという世界。 全体に若干チープさが漂うのだがテーマはそれなり。 先週見た、死んだ子供の代わりにロボットを作る話(何処かで聞いた様な設定)が、 かなりダークなオチだったので、それを期待していたら見事に裏切られた。しかし、 表面的にはハッピーエンドの様に見えるが、彼等の未来には終焉しか無い様にも 感じられるので2段オチなのかもしれない。SF的にはツッコミ所多数。これが古い シリーズ物ならある程度許容しても良いが、本国で今春に放送された物らしいのに これでは困るなぁ。労働者階層の命を屁とも思っていない連中なら、彼等の プライベートな留守録を監視していないはずは無いし、人間を燃やして燃料にする くらいの技術がある割にはシティ内部のセキュリティがザル過ぎ。結構長続きしている シリーズらしいが、その弊害で細部が甘いのだろうか。ちなみに今やっているのは 第6シーズンで今回のは第118話なのだそうだ。某妄想が年明けにも追い付くなぁ。



12 月 15 日 (金)

晴。年賀状書きは今日中に済ませてしまおうと思い、墨をする。硯から聞こえる単調な リズムに睡魔爆発。途中で止めて寝てしまうのだった。一応3時間後に起きる予定で 目覚ましをセットして置いたのだが、実際に起きたのは4時間後。はて、何故目覚まし に気付かなかったのだろう…なんて事は今更どうでもいいので早速墨すりの続き。 だが、墨は充分な濃さになっていた。寝ている間に妖精がすってくれたらしい。 (本当は水分が乾燥して濃くなっただけだ)。 年賀葉書には宛名は書き込み済みなので、あとは一枚ずつ誰宛か確認しながら一言を 書いていくだけ。ちなみに毛筆で書くのは「巳」の大きな一字だけ。簡単な字で 助かるなぁ、今度の干支は。表の宛名書きに続いて本文書きでも2時間を要して終了。 今年は例年に無く早く書き上がった。

「とっとこハム太郎」、この情況はトンガリくんの出番だろうと思ったら案の定である。 相変わらず適度に役立たずな所が良いねぇ。冒頭見てないのでハム太郎が遠くへ行って しまった理由が判らないがオチには関係しないだろうから、まぁいいか。 「アルジェントソーマ」、ダークリウはやはり意識して作っている人格なのだな。 最近自然に行動していたらタクトに戻ってしまっていたという訳でゆり戻し。 しかしダミーハティが作れるくらいなら、フランクを制御する技術ぐらい何とか なりそうな気がするが。



12 月 16 日 (土)

晴。昼前に訪問者。ペリカン便であった。届いたのはウルトラベースX2 CD-RWキット である。意外に早かった。早速開梱。大きな箱の中に更にウルトラベースと CD-RWドライブが夫々別の箱に入って収まっているのである。まぁ予想通りの梱包では あるがガサ張るな、空き箱が。

説明もロクに読まずに接続してみる。当たり前だが、即認識。取りあえずCD-ROMを 読ませてみる。今まで我家に有った唯一のCD-ROMドライブは4倍速だったのだが、 このCD-RWは20倍速。唸ってるよ、ディスクが回るときに。このドダイX2、着ける時と 外す時の手順がちょっと妙。着けるときはX20を寝かせて(サスペンド)から着ける。 ゲイツ窓が起きているままで着けたら固まってしまう様だ。逆に外す時はX2の前面に あるボタンを押して、ゲイツ窓から切り放し確認のダイアログが出るのを待ってから 外すのである。ボタンを押すという手順が必要な時点でPCMCIAカード等の様なお手軽 抜き差しに比べると面倒な気がするが、まぁ頻繁に行う操作じゃ無いからいいか。

それではX20を僕として整備すべく、先ずはOSを入れなくては。と思ったが、X20の BIOSとハードのファームウェアの最新版が出ているのでこれを入れる。BIOSの方は 235の頃より少し進歩していてFDからDOSを起動しなくてもゲイツ窓からいきなり アップデート用ツールを起動出来る様になっていた。ファームウェアの方は相変わらず なので嬉しさ半分ではあるが。しかし、何が変わったのか実感無いわな。 BIOSメニュー画面で出てくるバージョン番号が上がっただけだ。

ゲイツ窓の方は一応残す予定なので、デフラグで端に寄せておく。それから パーティションの切り直し。噂に聞いていたpresizer.exeというのを先に試してみたが、 いきなりエラーで使えず。お馴染みのfips.exeでは途中何か警告だかエラーだか出た 様子なのだが、ERRORS..TXT(だったと思う)が無いとかで詳細判らず。構わず先に 進んだら問題なくパーティションサイズの変更は終わった。ゲイツ窓に2.5Gバイト。 リカバリディスクのイメージが入っている領域は残し、残り凡そ17Gバイトは全部 デーモン君に与える事とする。念の為、ゲイツ窓で再起動しスキャンディスク実行。 異状無し。

さて本題。入手済のFreeBSD 4.2RのCD-ROMはブート可能と書いてあるが、慣れた手順の 方が良かろうと思われるので本家から 日本語インストーラのFDイメージを拾ってきて2枚のFDを作成し、FDからブート。 日本語でのインストールを選択すると画面が真っ暗。Fn+F7キーを押して画面の出力先を LCD->CRT->LCDと切り換えると続きの画面が出てきた。前からこうだったかな、何か 無意識に対策を憶えていたらしい。その後は言われるままにサクサク進む。 過去、DEC Digital HighNote Ultra、そしてThinkPAD 235と、どちらもPCMCIAカード のSCSI経由で結構苦心してCD-ROMを読ませていたのだが、ウルトラベースのCD-RW ドライブはバス直結の内蔵ドライブと同等なので苦労無し。 他の家事をしている間にインストールは終わっていた。 初期セットアップの質問に答えて終了。唯一、X Window System関連 はインストールが全て失敗となっていたが、当のCD-ROMに入っていないので仕方無し。

早速FreeBSD 4.2Rからブート。ウルトラベース側のデバイスも問題なく認識されていて 一安心。LANも10/100BASE自動認識デバイスとして初期化されている。判っていた事では あるが内蔵モデムは完全に無視されていた。Winモデムだからな。CD-RWをCD-ROMドライブ としてマウントする事もなんら問題無し。FDもちゃんと読める。ウルトラベースの 切り放しを試す。ゲイツ窓の時の様にベース側のボタンを押すと切り放し要求か何か がベースからX20本体に通知されるらしい。が、FreeBSDの方はそんなもんに応答しない のでベースが何やらピコピコ鳴き出した。構わずイジェクトハンドルを操作しようと すると更に警告音。論理的に切り放さない状態でハンドルを操作すると音が鳴る様だ。 結構賢いね、この機械。でも気にせず外す。FreeBSD側では何も起こらず。試しにFDに アクセスしてみると、I/Oエラーと出た。当たり前の反応。さてベースを再接続すると、 ベース側の接続済ランプが点かない。当然、FreeBSD側からも見えては居ない。 どうもFreeBSDの場合は付け外しのどちらの場合もサスペンド中に行い、明示的に 切り放した事をOS(とハード)に気付かせない方が良い様だ。全部のパターンを 試していないが、それどころじゃ無い事に気付いてしまったのである。

基本的にはさっくりインストールは終わり、FreeBSD 4.2R は動いているのだが、 問題点も幾つかある。まずは内蔵LANであるが、サスペンドしてレジュームで戻ると 外部と通信出来なくなる。ifconfigコマンドでdown->upとやれば問題無いのだが、 ちと面倒。zzzコマンドでapm0 not configuredとエラーが出るから、APM関連が上手く 初期化出来ていない為にサスペンド/レジュームにおけるデバイス再初期化が働かない のだと思われる。要調査。それとサスペンド/レジュームの速度だが、思った通り ゲイツ窓とは違って素早く完了する。サスペンドは1秒程、レジュームは画面が出るのは 早いのだが、レジューム処理中のランプが消えるまでに10秒弱かかる様だ。 レジュームが遅いのはX20のハードの癖なのであろう。

一番の問題はPCMCIAカード関連である。FreeBSD 4.xではカーネルにPCMCIAカード関連の 部分、所謂PAOのコードがマージされているとの話なので、あっさり動くと思ったのだが 大間違い。モデモカードを挿した途端に固まってしまう。あらら。カードを認識しない とか、デバイスコンフィグエラーとかなら、まだ探りようもあるのだが、ハングアップ ではどうにもならん。他のカード(SCSIとかATAフラッシュメモリとか)を挿しても 同じなので、これは難物そうである。ちょっと悲しい。今日はここまでだ。

蘭の冬仕度を全て終わらせる。設定が低い方の温室も暖房開始。電気代が福沢先生超に なるシーズンに突入である。

「ZOIDS」、ほっほう、悪者対決はヒルツの勝ちでしたか。彼も古代ゾイド人だとすると 何故直接ゾイドイブの覚醒を行おうとしなかったのか。フィーネちゃんだけでなく、 古代ゾイド人なら誰でもおっけーという訳では無いのね。例の呪文の所為か。 リーゼはすっかり壁の花になってるなぁ。ちょっと残念。 「トライゼノン」、割と面白い回だった。お馬鹿親子の行動を作戦と勘違いして混乱 するゼノパレスというのは毎度の事であるが、今回は全体の緊張感を壊さない程度に バランスがとれていたと思う。親爺はサイボーグ兵士だった様だ、成程。 「闇の末裔」、絶対死に役だと思った目立たない方の娘が生き残ったのが結構ポイント 高い。結構好きなタイプなのだ、地味娘ちゃん。しかし、相変わらず女の子は死んだ 途端にな〜んのフォローも無くなってしまうね、本作は。 「ハンターx2」、阿呆兄貴も出張って来るらしいな、今後。どうせキルアの兄弟が 出るならカルトちゃんを出せ〜って感じだ。それはそれとして、クラピカの雇主が 前にちらっと出たお嬢さんだったと判明。かなり可愛いが、まだ女だとは限らないから な。注意深く見守る事にしよう。 「まりメラ」、元々WOWOW加入の目的の一つが有料枠のアニメにあったにも関わらず、 タイミングが悪かったので見てはいなかった本作。ちょっと1話見てみようかと思い 録画してみた訳だ。う〜む、綺麗だわな。でも無料枠も綺麗だから、特に凄いって事も 無いか。補間能力(妄想能力とも言う)を最大限に発揮して視聴したので、大体筋は 判った。しかし、何だな。小学生の娘が"あっは〜ん(はーと)"はマズかろう。 そうか、だからスクランブル枠なのか。 「SciFiハリー」、ジノリちゃんてんこ盛り。怖い顔ばっかりでも大満足。 「Vandread」、子供の扱いは大変だよなぁ。誤解から、出来つつあった協調体制が崩壊。 脱出したヒビキを拾ってくれた船団も壊滅と。怪しいおっさんも再登場して、物語は 佳境へという事か。 「デ・ジ・キャラット」、Xマススペシャル。あんまりクリスマスという情況の 必然性を感じない展開だが、まあいいか。ありがちな展開を少しズラして笑い飛ばすの は毎度の事。夏のスペシャルの方が少なくともEDの絵なんか萌えを感じる出来だったが、 今回はワンダフル枠並みの出来でしたな。



12 月 17 日 (日)

曇り後雨。昨日からの作業の関係でリビングの卓袱台の上と周囲は物凄い状態。現在の 主力機235が専用台の上にあってLANケーブルがうねうね。次期主力機X20と母艦X2が 卓袱台を占拠していて、ここからもLANケーブルが伸びている。足下にはHUB。その 向こうにはACアダプタが2個。そうそう。以前読んだ雑誌 に書いてあった通り、235のACアダプタでもX20はちゃんと動く。当然バッテリの充電も 問題無し。ただし、小さいほうの235のACアダプタの方が発熱量が多いので、持ち歩くと したら新しい方になるだろう。

PCカードの認識に関する戦いは惨敗。インストールFDでブートして、PCカード経由で インストールするか?という質問に答えて先に進むみ、言われたタイミングでカードを 挿しても固まるので根本的に駄目な様な気がしてきた。I/Oアドレスの選択肢も全部 試したが、駄目。ヤル気レベル急降下。

気を取り直してX Window Systemを入れる。最新はXFree86 4.0.1(だったかな)らしい のだが、未だ不安定だとかの話さ噂も聞いたので安定している3.3.6を使用。3.3.6は 現行機235にX-TT対応済のソースが一式入っているのでLAN経由で丸々コピー。 make Worldで一発おっけー…にはならずエラーが。freetype-1.3を入れ忘れていた。 こっちもコピー、make、make install実行し、再度Xの方をmake World、make install して終り。X20のビデオチップに対応済のサーバ本体のバイナリを予め貰ってあったので これを置き換えておく。物は試しでXF86_SVGAサーバで起動してみるが、噂通りの変な 表示。巨大xtermが1個だけ見える。半角アルファベットが1cm四方ぐらい。敢えてここ では探りは入れず、素直にちゃんと実績のある方のXF86_Mach64サーバに変更。 再起動して一発で綺麗に表示された。グラフィックアクセラレータも機能しているらしい が、重い絵を出してくるアプリが入っていないので効いているのかは判らない。でも、 広々したXの画面が出たのは嬉しかった。後はPCカードだけだよなぁ…。

某所9000カウントを踏む。記念に画面のハードコピーを保存。掲示板に一言書こう として"サーバ無応答"と言われる。泣。どうも某所の掲示板とは相性が悪いらしい。

某氏の呟きにあったのでついでに記しておこう。X20に最初にFreeBSD 4.2Rを入れた時に インストーラに聞かれたので適当に答えておいたホスト名を正式に(良く考えて)付与。 ちなみに最初の方は最近付き合いの多いキャラ名。普段キャラ名は使わないのだけど、 暫定だからいいかな〜という事で。正式名は蘭の一種の名前に決定。この蘭、葉っぱの 表が黒で裏が赤というThinkPADな配色なのでイメージが合うかなと思った次第。

「ミレニアム3」、知らぬ間に放送日が代わっていたので暫く見損ねてた。こういう シリーズ物って見損ねると次を見ようという気力が弱まってしまうんだよなぁ。 今夜も別に見ようと思った訳では無くて、ビデオの設定をしてアニメでも見ようかと 思ったら偶々始まったのでそのまま見ていたという事。小1時間のサスペンスとしては 面白かった。サイコメトリック版「羊たちの沈黙」という感じかな。

WOWOW映画ネタ。「エンド・オブ・デイズ」、シュワちゃんには人間の敵がもう居ない ので悪魔と戦ってみました…ってな評論を何処かで読んだ気がしていたのだが、まさに その通りの話。ヒロインの娘がまぁまぁ可愛いのであるが、悪魔信者の儀式って場合は やはり生贄の女の子は裸じゃないと駄目でしょう。そこは減点。それとシュワちゃん 映画にしてはドカ〜ンバゴ〜ンが少なかったかも。火薬が足らなかったね。

「学校の怪談」、個人的にはインターネットは闇というよりは魔窟と呼びたいのだけど。 知らない(良く判っていない)人間が入り込むと生きて出られないという意味で。 桃子先輩は相変わらずです。素敵。 「マイアミ・ガンズ」、妖が珍しく真面目モードのままで終わった回でした。この娘、 自分の事では絶対にこうはならないのだけどね。実は結構良い子なのかもとか思ったり して。馬鹿話だけで押し切るかと思ったのだが、ラストはちょっと厚くして来たとは。 これはシリーズのラストに期待してみてもいいかも。



12 月 18 日 (月)

曇り。勤務先で受信したメールにユーザからの軽いジャブが紛れ込んでいた。調べてみる が、起こった事は判るが何故起こるのかは判らないという情況。月曜のボケた頭で 考える範囲ではあり得ないんだがな。まぁ、明日にでもダミーデータを食わせて 再現パターンを探そう。

魔窟に潜って聞いたあるネタ、FreeBSD 4.2R のPCカード制御デバイス(所謂pcic)は "デフォルトでポーリングモードに変わった"という話である。確かにX20のブート メッセージでもPolling mode 云々と出ていた記憶がある。このモードでシリアルカード (一般的にはモデムカードと同義)を挿すと固まる"事がある"という情報も発見。 そこで早速ポーリングモードを解除し、余っているirq10をpcicに割り当てるべく、 カーネルコンフィグを変更。カーネル再構築してリブート。 カード挿入。おおっ!認識したよ。ちゃんとシリアルデバイスの初期化まで完了した。 しかしsio4?随分とまた老番のデバイスだな。カーネルコンフィグファイルはpcicの 設定を変えた以外はGENERICのままだったが、sio関連を見てみるとsio3まで定義がある。 次期主力戦闘機X20に内蔵シリアル(物理的には超基地X2側にある)は1つしか無いので 、sio1〜sio3の定義をコメントアウト。ついでに2個あったpcicの定義もpcic1を 削除して1つにする。再構築〜インストール〜リブート。 ありゃりゃ、PCカードを挿しても認識しなくなってしまった。挿しても固まらないが、 挿したことを検出していない様子で、挿入時に鳴るはずのビープ音も無し。謎。 カーネルコンフィグからコメントアウトした定義を1つづつ戻して数回リブートと PCカード挿しの実験を繰り返した結果、どうもカーネルコンフィグとは無関係に PCカードの挿抜に反応しない"場合がある"事を発見する。挿しても認識しないかと 思えば、挿し直すと認識したり、或いはサスペンド/レジュームを繰り返すと認識したり する模様。何度かやっている内に成功率が上がってくる。何じゃこれは。取りあえず カーネルコンフィグはsio1〜sio3とpcic1を消した状態で暫く使ってみる事にする。

さてここまでで試しに使っていたのは一番使用頻度が高いモデムカード(TDK DF5600 V90対応)であるが、他の手持ちカードも試してみる。以前からPAOと相性が悪く 使えなかったもう一つのモデムカード(Megahertz XJ5660J)は認識するがtipコマンド からATコマンドを打っても反応せず。以前からの症状のまま。 PHS端末(NTTP Paldio 321S)は何か警告付きの認識メッセージが出て、やはり tipコマンドからは操作出来ず。これも以前と同じ症状。 この2つはやはり見込は無さそうだな。 LANカード(Megahertz XJ10/BT)はデバイスコンフィグエラー。これはCISタップルに 関する定義(pccard.conf)を弄れば何とかなりそうな気がするが、X20には内蔵LANが 在るので真面目に取り組むかどうかは未定。暇ならやってみよう。 飽きたのでここで止める。後はATA Flashカードが認識出来れば235からの移行でも 困らないであろう。

もう一つ要調査だったAPMだが、カーネルコンフィグを良く見るとapm0の定義に "disable"とか入っているではないか。駄目じゃん。この部分を消してカーネル再構築。 リブートしてAPM Ver 1.2 云々のメッセージを確認する。ログインしてzzzコマンド 実行、ちゃんとサスペンドした。レジュームも問題無し。更に予想通り、APMが有効な 状態でのサスペンド/レジュームならば内蔵LANもきちんと再初期化される事を確認。 ただし、APM有効の状態でLCDを閉じるとサスペンドに入るまでにワンテンポ必要に なってしまった。デバイス関連の終了処理か何かが走るのかもしれない。それでも、 4秒程。ゲイツ窓の半分なので良とする。レジュームもちょっと遅くなったが、 こちらはAPM無しの時と比べて僅かな差であった。それに画面がすぐ出るので10数秒 の間真っ暗なままのゲイツ窓とはストレスが全然違う。 とまぁ、こんな具合に問題が一気に解決した。

と思って超基地X2を外してハイバネーションをやったら死んだ。ブート時とハード構成 が違う状態でハイバネーションすると駄目らしい。まぁ、それは納得出来る事なので 基地に戻って再起動…あらぁ?X2を認識しないでは無いか。大冷汗。良く見ると X20側のディスクアクセスランプが点いたままになっている。しかし、ディスクアクセス は無く、他に変な挙動は無い。ログインも出来るし、コマンドも普通。その後、ゲイツ 窓で立ち上げたり、バッテリーを抜いてまっ更からリブートしたり、X2の着艦/離脱を 繰り返したりしても、全く認識せず。ディスクアクセスランプはX2に載せると点き、 外すと消える。何かエラーっぽいぞ、ぶっ壊してしまったか?と、またヤル気急降下。

風呂入って時間を置いてからLANケーブルを抜いた状態等、未だ試していないパターン で再起動するが情況変わらず。その内にある事に気付く。X20を切り放すレバーに ちょっと触っただけで、ディスクアクセスランプが点いたり消えたり。接触不良か? X2との接点となる部分を見てピン折れ等無い事を先ず確認。それからX2側のコネクタを しみじみ眺める。X20のコネクタカバーを開かせる突起の周囲がやけに汚い。擦れて 落ちたらしい黒い粉多数付着。吹き飛ばしてからX20を強めに押し付けて固定。 何事も無かった様に認識してしまった。むぅ、単なる接触不良で2時間近く無駄にして しまった。ダサイぞ>自分。

という訳で、若干不安定要因がある物の、X20の設定はちゃくちゃくと進行。 後は日本語関連と、PPPがらみだな。

「コナン」、おいおい。あれだけ盛り上げておいて、実は瀕死の彼女は今の奥さんです って、そう来るか。蘭姉ちゃんも園子も暴れていいぞ。こっちも暴れてやる。 まぁ本作らしいオチではあるし、爽やか系だから悪くは無いんだけどね。 (帰宅が遅かったので他のアニメは見ず。)



12 月 19 日 (火)

何となく曇り。帰宅時、もやもやと風が温かい。北風なんだけどなぁ。気持ち悪いぞ。

某氏より電波受信。更にえっちです>長野某氏。依頼電波が含まれていたのでサクっと 返答しておく。某所呟きに応じて既に書いてあったのだった。

「ラクトバチルス・メデューサ」武森斎市・著、ハルキ文庫読了。読み進めていくうちに時間の流れが早くなっていく様な感覚を主人公(だろう)と共有する。2つに一つの選択を迫られる緊迫した情況で、どちらを選ぶのか。成程と思わせる選択の後に更に…という 訳で、これはヤラれたとしか言えない。そうだよなぁ、こういう筋もあるんだ。作者が 現役の医師という事もあって、現代医学に関する含蓄もたっぷり。祈ちゃんぷりちぃ。 判りやすい悪人よりも、制度に潜んでいる数々の問題こそ真に悪であるという メッセージが自然に伝わるが、そんな事を気にしなくても娯楽として充分に楽しい。 また心に留めておくべき作家と出合ったという所か。

「グルグル」、ニケ同様、私もああいう奴は苦手だ。今回限り(だよなぁ)のキャラで よかった。と思ったら次回で終りなのね。寂しいぞ。それに光魔法結社の総裁が出るって 事はナル男も出るのか。鬱陶しいなぁ。 「最遊記」、八戒の過去話。三蔵御一行の過去は繰り返し出てくるのであるが、今回は 割とマトモと言うか普通の過去だった。まぁ、子供の頃の八戒は人間だったので、 当たり前かもしれん。実は全然普通じゃない不幸な過去なのであるが、本作的には あの程度の過去は不幸の内に入らないのである。何だかなぁ。幼なじみの女の子が ちゃんと生きていたのはマル。年末なんで暗い話は避けたのかも。 だけど女性と男性のキャラデザはもう少し工夫して感じを変えて欲しい。 子供キャラはちゃんと男女が判るんだけどね。



12 月 20 日 (水)

曇り後小雨。年賀状投函。今日までに出すと地域毎にデザインの違う特別な消印を 押してくれるのだそうな。普通は早く出した年賀状には消印が押されないのだが、 去年(というか今年配達された分)には元日付けの消印が押してあった事を 思い出した。さて、届くほうの年賀状の何通に押してあることやら。

巨大なファイル転送が発生すると見込まれる作業を円滑に進める為に 会社にX20を持ち込む。ダイアルアップ接続だと、途中で切れたりするから危険なのだ。 で、規模が大きい物中心に、FreeBSD 4.2R用のportsによるソフト導入をさくさく実施。 実はportsを使うのは初めてだったのであるが、確かにこれは楽だね。 最初にやってみたのはmozilla-M18+jlp 。所謂ボランティアベース開発のnetscape navigator 6ですな。複雑な依存関係で 大量のファイルが転送されたが、流石にportsは良くできている。時間は掛かったが すんなり終了。makeは2時間くらいかかった。 1つのプロダクトでこんなに時間が掛かったmakeは昔SuperSPARC 40Mhzの ワークステーションでX11R6をmakeした時以来である。 マシンスペックが異なるので単純比較では無いが、先日X20でXF86-3.3.6をmakeした時 には10分ぐらいであったから、mozillaがどのくらい複雑なのか伺い知れる気がする。 さてmakeも終りインストールして実行。動かねぇ。BUS errorだってさ。こんな判り 易い落ち方がバグとして残っているとはあまり思いたくないので、きっと設定が 何か足りないのであろう。しかし、吐いたはずのcoreが何処に在るのか、すぐには 判らなかったので探索(似非ハック)は後のお楽しみとしておく。

しかしながらWWWブラウザが無いのは困るのでlynx-2.8.3.1とnetscape navigator-4.76 を導入。こっちのnetscapeでもハマるが、これはエラーですぐに対策が判った。 LD_LIBRARY_PATHを明示的に指定している為に、aoutバイナリエミュレーションが 効かなかった(ELFライブラリと結合されて死んでた)のである。navigatorの起動 スクリプトにてLD_LIBRARY_PATHを上書きするように修正して問題無く動く様になった。

他にも無いと困るツールから、あったら便利かも?なツールまで色々入れる。 1つだけ取得元ホストの何処にも無いファイルに依存しているportsがあって、 これだけは挫折。それはImageMagick-5.2.3。依存関係で繋がっている ghostscript-5.50aから更に繋がるpdf_sec.psとか言うファイルが無い様子。 ファイル自体は別途見付けて来たのだが、それをportsの 何処に食わせれば誤魔化せるのかよく判らなかった。まぁ、ImageMagick自体はある バージョン(はっきりとは何時のバージョンか不明)以後、displayコマンドの挙動が 私の趣味に合わなくなっているので、気に入っている手持ちのバージョンをmakeする 事で解決。

それとafterstepも、1つは1.0、もう1つは1.8.4(stable)という事で古い方は 古過ぎ、新しい方は以前直接持ってきて正しく動かなかった (挙動が理解できない)ので、これも手持ちの1.6.10をmakeする。 が、またしてもafterstepの設定でハマる。 見栄えが割と好きなのでafterstepを使っているのだが、どうしてこうも設定ファイルが ややこしいのかな。書式自体はfvwm辺りと変わらないのだけれど、それが複数のファイル に分断されている上に、実行時に切り換えたり出来る関係で、どのファイルが最終的に 目の前で動いている環境を制御しているのか判りづらい。おかしな設定にしてしまうと 泥沼だし。結局あれこれ弄って本体のLook&Feelまでは何とかTP235と同じになった のだが、プラグインモジュールの一つWharfのメニューが何故かユーザー定義にならず、 システムデフォルトのまま。謎を秘めたまま時間切れ。

何で時間切れかと言えば、所属部署の忘年会なのである。参加人数は総勢の半分にも 達していないではないか。しかし、少ない割には盛り上がった方であろう。途中から 仕事で遅くなった者が数名合流して2次会へ流れ込む。閉店時間で追い出されて解散。 午前様帰宅。風呂で手元が狂い、顎に派手な剃刀傷を作成してから就寝。

ホスト名の由来。私の昔の勤務先での会話。

私)「なんでこの辺のワーステのホスト名は惑星の名前なんです?」
先輩)「佐々木さん、セーラームーンって知ってる?」

この頃は私が一番アニメから遠ざかっていた時期であったので、意味はおぼろげにしか 判らなかった。その後、そこで私に与えられた数台のワークステーションは 紅茶シリーズ(keemun、assam、darjiring)と宝石シリーズ(emerald、sapphire) でした。宝石シリーズは他に既にrubyとかが在ったのでプロジェクトの関連で命名。 紅茶シリーズは単なる趣味。現在の勤務先のワークステーションはブランド名そのまま にnews*とかsun*とか(*の所は数字)のごとく芸の無い名前ばかり。ただ、メイン マシンの/etc/hostsファイルでIPアドレスの割当管理しているパソコンどもは多彩。 寿司シリーズとか肉シリーズとか。 ちなみに自宅の下僕達は古い方からlovecraft、cthulhu、juniperus、haemariaといった 具合で、最初の2台以外は規則性無しですな。一応、後の2台は植物の学名ですが、 付けた理由がそれぞれ違うし。


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