12月下旬



12 月 21 日 (木)

曇り。昨夜の酒が残っていて無性に眠い。午前中はほとんど仕事にならず。昼寝で回復。午後は先日出た問題の対処バージョンのクラスを弄ってみたり。結局、ユーザ側の問題 と判明して、新型はお蔵入りとなる。新型をリリースすると、またテスト等で時間を食う のでお蔵入りは基本的に歓迎。どのみち収益にならないし。

帰宅時スーパーマーケットに寄る。時節柄、手造りケーキコーナーが臨時で充実。普段の 3倍の売り場面積になっている。突然買い入れても焼けないと思うがなぁ。我家では 一応焼く計画ではあるが、面倒になって止める可能性も高い。一応、足りなさそうな 材料をちょっと購入。火曜日にも幾つか買っているので、これで大丈夫だろう。

夕食はサイコロステーキ…と書いてあるが、シチューやカレーに入れる様なサイズの 肉の塊である。軽く焼いたが筋っぽくて硬かった。安い肉だったから仕方ないか。

良く考えてみると我が僕で動いているkinput2は独自改造バージョンだった。portsで 入れたkinput2はcanna+sj3という構成の物。ずっとsj3の愛用者だったが、最近辞書、 というよりは学習機能の能力の低さに我慢出来なくなって来つつあった為に、cannaに 乗り換えようかと思い選んだのである。さて新しいportsの方に独自改造を再度行うか、 それとも既存バージョンをcanna付きで再コンパイルするか。ちょっと迷って前者を 実行。大体、何をどう改造したか忘れていたのであるが、独自改造部分は6行程だった ので簡単に適応(手パッチ)出来た。その作業中に思い出したが、Over(The)Spot型の 変換の時に出てくる小窓のforegroundとbackgroundの色指定をリソースで出来るように したのが独自改造の主旨だった。 生のkinput2のままでは*foregroundと*backgroundの指定は効かないのである。 改造版はちゃんと効いたので、以前と同じ見かけになった。後はキーバインドの調整 だな。

PCカード関連はATA Flashカードは無修正で認識した。しかし、認識したATA Flashカード が/dev配下のどのデバイスファイルに繋がっているのか判らんのでmount出来ず。 LANカードは対応する実際のネットワークデバイスであるsnがカーネル上に無いの だろうと思ったのだが、ちゃんと入っている。もしかして根本的に動かないデバイス なのか?。困らんけど悲しいね、仲間外れは。

「新アウターリミッツ」、他人を信じるとロクな事にならないという話。米国人は 政府が国民に内証で宇宙人と密約を交わしているという筋が本当に好きだよなぁ。 何故か日本ではそういうネタに殆どお目に掛からないが、それは宇宙人に相手をして もらえそうな程の出来のいい役人が居る様には見えない所為か。



12 月 22 日 (金)

晴。爽やかな週末を狙いすました様にユーザからのメール。前回リリースしたソフト (ライブラリだけど)の処理性能が以前より低いという話。そりゃ機能が増えている んだから同じ時間では処理は終わらないでしょう。非常に特殊なエンコーディグを 必要とする専用の文字コード体系を実装しているので文字列処理が重いのである。 という事でバグや仕様変更で無い限り技術屋の出番じゃ無いだろうと、話はプロジェクト リーダに振って政治的解決へ。一応、チューニングの可能性ぐらいは検討するけどね。 後で。

そんなこんなでアキハバラへ行こうという思惑は頓挫。来週早々には行かなければ。 帰りにスーパーマーケットに寄って生ハムとかチーズとか麦酒とか購入。

次期主力戦闘機X20の日本語環境整備は変換サーバのcannaへの移行は追々という事に して取りあえず今までと同じ環境を完成させる事に注力。キーバインドを弄って kinput2の操作感を今までと同じにした。ユーザ辞書をコピーしたので各種固有名詞も 改めて学習させる必要は無いが、文節とかの学習内容の方の辞書をコピーしなかった ので微妙に挙動が違う。しかし、それがかえって使いやすかったりして。もしかして、 今まで辞書の候補の出方の馬鹿さ加減に苛々させられていたのは、誤変換までが学習 されていた結果だったのだろうか。これからは誤変換を間違って確定しない様に 注意してみよう。取りあえず、これで大体前と同じになったはずである。

本日夜をもってX20を正式にメイン下僕に認定する。

実家に帰る際には小型CDプレイヤーを持っていくのが常なのであるが、X20の超基地の CD-R/RWドライブで音楽CDを再生すれば荷物が1個減るのではと考える。afterstep環境 であるので、お約束としてascd-0.13.2を入れてみる。最初デバイスを認識しなかったの だが、どうやらOS稼動中に切り放したり装着したりした超基地は認識出来ないらしい。 FDドライブの方は全然大丈夫なのだけど。デリケートだなぁ、CD-R/RWドライブは。 着けたままリブートした所、ちゃんと認識して操作できる。ソフトでイジェクト出来る ドライブって好きなんだよなぁ。でも…音が出ないじゃん。挫折。

「アルジェントソーマ」、ここ暫く1話完結していたので後を引くラストは、もう終り かよという感じ。割と綺麗な絵(ハティやスーのアップ)と雑な絵(戦闘時のザルクとか)が混ざっている作画。結構、現場は厳しいのであろうか。しかし、人物の方に力を注ぐ 姿勢には賛成する。次回は来年なのよね。1月4日は多分実家に居るので、予め ビデオ予約を仕掛けておく必要があるだろうな。曜日が変わらないのは予約の修正が しやすくて助かる。



12 月 23 日 (土)

晴。蘭に水を与えるついでに、ベランダで朝顔の種子の収穫。 いくつかは台風とかの強風でふっ飛んでしまった様だが、それでも我家では蒔き切れない 程に採れた。形質が固定しているはずなので来年も小型で青い花のはずだが、それでも 何か変化が起こるかもしれないので、本当は全部蒔きたいのだけど。空き地にでも勝手に 蒔くか。

ふと気付くと晩酌用の食い物が全然無いではないか。面倒だが近所のコンビニへ。 豆腐を買い占める。それと冷凍の餃子と焼売。ジャンクフード他。

プレクリスマスイブである。折角覚えたのであるからケーキは当然自分で焼こうと 思っていた訳であるが、今日になってもその欲求は衰えなかった為実行に移す。 今回はチョコレートケーキにしてみよう。お菓子のレシピ本には角型のチョコレート ケーキの分量しか出ていない。スポンジの焼き方その物は同じであるので、問題は 混ぜ込むココアの量であるが、どうやら小麦粉の16%をココアに置換してやれば 良い様だ。それを丸型の分量に適応して後は同じ手順。オーブンに入れて待つこと 30分。おおっ、前回のノーマルスポンジより上手く焼けたぞ。金網(専用の物を 持っていないので肉/魚焼き用のグリルの底)に乗せて冷ます。充分冷めた頃合を見て からチョコレートクリーム作成。レシピ本の通りだと軟らかすぎる様な感じがする。 生チョコが挟まっている様な感じにしたかったので、板チョコを温めて溶かし、生 クリームで溶いて見た。失敗。どうも上手く混ざらない様だ。まぁ、味はチョコなので それはそのままスポンジに挾んでしまう。上に掛けるチョコは素直に溶かしたチョコ 100%を採用。結構量があったので側面にも伸ばして全体をチョコで被う。 割と良い感じになった。完成。

くだらないメールには慣れたつもりでも、日本語だと間抜けさ加減が際立って見える。 全く同じ物が西の某所にも 届いた様子なので、ネットニュースで集めたアドレスに出しているのだろうな。

また「ミカヅキ」見損ねた。新聞に本日放送って大きく(1面の半分の)広告が 出ていたけれど、それを見たのが夕方では意味無し。

「ZOIDS」、ジークの触手がフィーネちゃんの服の下に入ってます。触手の原則に 照らして正しい動き。リーゼが結局、最後まで普通のそこに居るだけの女の子に なってしまっていたのが残念。それにあの大砲、ライフリングが切ってあるのに ライガーなんか打ち出せるのか。単なる重力カタパルトじゃないだろうに。 シリーズ全体のラストというよりは、**編のラストという感じでカタルシスが 足らない。
「モンコレ」、思いっきり臭い判りやすいノリである。でも堂々とやってくれるので 快感。今まで全話見ている訳では無いので判らなかったが、四大天使は全員既に門斗 たちと会ったことがある様だ。それにしても豪華なキャストだ、天使さん達。
「犬夜叉」、どんな奴でも身内にだけは愛情を持っている。それは最近のサイコ系の 犯罪者とは異なる悪役像である事を示す為に必要な描写なのであろう。少々、唐突な シーンの挿入の様にも見えるが、無いとマズかったのである。しかし、かごめの台詞は 確かに別れの言葉にしか聞こえんわな。
「電童」、アルテアの弟?本当の弟なのか、それとも皇帝の子であるという意味で 直接のアルテアの血縁では無いのか。そのうち地球に来そうだな。いや、皇帝だって もしかしたら血縁かも知れないんだよな。一部総集編を挾んで 後半は今後への予告の様な内容。ベガ様がこの段階でマスクとズラを外すとは 思わなかった。っていうかズラだったのか。あの激しいアクションでよく外れないな。 EDの絵なんか見ると地毛っぽかったのに。
「ONE PIECE」、完全な番外編。何となく本編の今のシリーズの前に挾むべきエピソード だった気がする。TVオリジナルと言っていたが、つまり原作には無い話って事か。 無茶な設定ではあるが、本編も無茶なので違和感は無い。それにゲストキャラの メロイちゃんがエエねぇ。大谷育江さんの声は我慢している女の子という役にぴったり。 ルフィに真面目モードが出るのが早いが、仲間って言葉に敏感な奴だからかな。
「闇の末裔」、やっぱ女の子死なせたか。どうにもならないな、この話は。大体、 ガードしてた女の子をさらわれてヤケ酒なんて飲んでいる場合かっ!駄目過ぎ。
「トライゼノン」、テコ入れとして設定の堺さん自らナレーション…というか解説 ですか。どうやらスタッフ側は楽しく仕事をしている様子ですね。見ている方も、 もう少し楽しめると良いのだが。特に馬鹿過ぎる親子を何とかして。それから、 冴姉ちゃんまで暁を敵と勘違いするなんておかしいでしょう。東雲のスクリーンに "友来る"って出てるのに。
「SciFiハリー」、何も言うまい。ジノリちゃん可愛いらし過ぎ。
「Vandread」、ディータの一途さが良い方向に効いてます。騒々しい娘だけど、不快 では無いのが不思議。結局、地球で何事か起こり、それが事件の発端らしいとしか 判らなかった。謎を沢山積んだまま、ニルヴァーナは行ってしまいました。 これは続編作る責任があるよ。絶対。



12 月 24 日 (日)

晴。クリスマスイブ。ケーキだけじゃ何なのでピザも焼く。大体同じ味に出来る様に なったという事は手懐けた料理だと認めてもいいかな。麦酒が進む塩辛さ。でも、 例年この日のメインのお酒はワイン系。お約束の様にスパークリングワインを飲んで いたのだけれど、今年は実家から送ってきた普通のワイン。実家の近所の地ワイナリー のヌーヴォーだった。アルコールの入った葡萄ジュースという感じで旨い。ちょっと 濁っていて、澱が沈んでいる所なんかも寧ろいい雰囲気。食わずに一晩我慢した、苦心 (でも無いが)のケーキはある程度予想通りだが、コーティングしたチョコが硬くて 綺麗に切り分けられず。でも味はマトモなチョコレートケーキだったので、ひと安心。 材料費は概算で500円程。市販だと2000円程度のサイズ(18cm)なので1500円前後 安く済むが、道具だてに金掛けてるしなぁとか考えては自作の本質を見失うか。 でも、あと5回くらいケーキを焼くと元が取れそうな気がする。

そう言えば勢いでportsから入れたEtermとかって言う端末エミュレータが在ったな、と 思い出して動かしてみる。背景に綺麗なグラフィックが出ているが、確か何処かで見た スクリーンショットでは壁紙が透けていた様な気が。man Etermを眺めると--transと するのね。ハイフン2個って事はGNUの息の掛かったソフトか。ん?何かエラーが出て 透けない。Enlightenment環境じゃないのでEsetrootを使えとか何とか。壁紙が透ける 仕掛けが何となく判った。rootウィンドウのイメージを自分で拾って来る訳じゃ無い のね。壁紙設定メニューから呼んでいるコマンドをImageMagickのdisplayコマンドから Esetrootに置き換えて壁紙設定実行。おお、Etermが透けた。でも字が見づらいな。 Eterm内でポップアップするメニューを見るとbrightnessとか言う項目がある。小さい 数字を選ぶと透け方が暗くなってくる。明るい色調の壁紙なので、96か64という辺りが 見易い様だ。毎回メニューから選ぶのは面倒なので、これもコマンドラインから指定 する。--cmod 64と。端末ウィンドウを2個並べると折角の壁紙のお嬢さんが見えなくて 寂しかったのだが、これで物書きの最中でも壁紙が見えるな。いい感じ。 他にカーソルの色や行間の隙間の広さなどを設定して、普段使っているktermの設定と 同じにした…つもりだったが、キーバインドが若干違うな。それにInput Methodと 繋がらないじゃん。飽きたので、これは後日にしよう。

WOWOW映画枠。「ドクター・ドリトル」、多分元ネタであろう某有名な文学作品は 読んでいないのであるが、多分原作には忠実では無さそうだ。しかし、これは笑える。 吹き替え版なのだが、文化に依存しないギャグなので寧ろ吹き替えの方が楽しめる。 話の筋としては自分の理解できない言動の奴は直ぐ病院送りという発想が不愉快なの だが、お笑い映画なので深くは突っ込むまい。私ならあんな妻とはすぐ離婚だ。 結婚してないけど。動物の演技は多分CGを多用しているのだろうが、違和感が殆ど無い。 若干、画面から輝度が違って浮いている動物が居たが、後半に多かったのは製作費が 底をついたのか?まぁ、洋物ギャグは面白く無い(面白く感じない)事が多いが、 これは当りだった。やっぱエディ・マーフィはギャグ/コメディだよな。

「まりメラ」、仲間がちょっとづつ救けてくれて、全体が大きな力になるという お約束ながら激しく"ぐっ"と来る展開。でも、これってまりんが独りになっていった 過程を見ていたら更に感動出来たであろう事は容易に想像出来るので、ちょっと 勿体無かったかも。ビデオソフト買おうかなぁ。
「学校の怪談」、出た。お化けじゃ無くてパンツが。ちょっと絵的に小さいのが難点。 ゲストの少女は一見襲われタイプなのに、実は結構激しい性格。アヴァンタイトルの レインコート姿の薄ら笑いが彼女だとは最初判らず。怖ぇ。
「マイアミ・ガンズ」、妖ってばヘアバンド外していると誰だか判らないな。探知機で 探していくと服が一枚づつ落ちているというのはナイスな展開だ。科研の "次はぱんつですかねぇ"発言は是非とも実現して欲しい所だった。前回に引き続き 割と本作にしては真面目な展開。ラストに向けて駆け抜けてもらいたい。勿論、 ぱんつ一丁姿で。



12 月 25 日 (月)

晴。クリスマス。例によって月曜は忙しく、早く帰ろうという野望は頓挫。プロジェクト リーダにお客さんとの政治交渉に関するネタ探しの協力とか頼まれて暗躍したり。 まぁ、本当は全部自分でやるべきかも知れない事を頼っちゃっているので申し訳ない 事ではあるが。どうも交渉事は駄目なんで代わりに得意な事は全部やりますので ご勘弁という所かなと。

まだ続くEterm弄り。Page Up/Downキーをスクロールバーの操作にバインドするのが 好き、というかそうなってないと使えない身体なのである。〜/.Xdefaultsにて イベントトランスレーションテーブルを定義するにはハンドラ関数の名前が必要。 そこでman Etermする…出てないな。仕方ないのでmain関数辺りから手繰って… っておぃおぃ、EtermってXlibアプリじゃん。強者って言うか、今どきXlibでアプリ 書くか普通?仕方ないのでスクロールバーのイベントの処理やってる部分を覗き込み、 先ずスクロール処理の関数名を突き止める。それからキーボード処理の方を見ると、 何だShift+Prior/Next(Page Up/DownのKeySym)とスクロール処理は連繋してるじゃん。 Shift無しのPrior/Next処理の部分にスクロール処理(1行単位)を突っ込んで解決。 更に漢字入力の方を何とかしようと試みるが、XIMコンテキストが出来てないのか。 printf()デバッグをやってみるが、何故かXIMの初期化処理に入ってこない雰囲気。 風呂が沸いたので今夜はここまで。漢字入力は道のりが遠そうだな。

夕食は昨日の残りのピザ2切れ+握り寿司+そしてケーキ。寿司は流石に購入品。 スーパーに遅く行ったので3割引だった。麦酒はレーベンブロイ小壜2本。 平日なので酔わない程度で止めておく。異教徒なんでお祝いでは無く、 単なる旨いものを食う日という事で。

帰宅が遅かったのでアニメは見ず。他のTV番組も年末進行で面白くない。 BSD Magazine Vol.6眺めてから寝る。



12 月 26 日 (火)

晴。今日こそさっさと帰って…と思っていたらもう3時過ぎ。しかし、このままずるずる 遅らせると面倒な事になると思って4時で帰る。アキハバラ着。取りあえず何処でも いいのだけど、それなりに有名なゲーマーズに行ってみる。"もらってください"と 書いてある段ボール箱は無かった。もらって来ようと思っていたのに。電話帳は 売り切れたそうだ。そう言えば随分と昔に一度だけ冬サバトを覗いてみようかと思った 時に電話帳を探しに行ったら売り切れと言われた事を思い出した。あの時はそれで 萎えて行かなかったのだけど。今回も同様に萎えたのであるが、この程度の事で萎える 様な情熱では行ってはイカンという神のお告げであろうと判断。明日また何処かへ探しに 行こうと思いネットに潜って情報収集。すると思わぬ発見が。"コミケではカタログの 購入は必須ではない"、"当日入り口でも売っている"のだそうな。どうせ昼頃行って 知り合い(顔を知らない知り合いを含む)に挨拶して来るだけなのだから、事前チェック は要らないのである。直接行こうと決める。萎えた気分がちょっと復活。

死んでもタダでは葬式は出せない。萎えてもアキハバラである。行った以上は何か 買って帰らねば。それに先月買い出しに来てないのでビデオソフトの購入計画に 支障が出ている。もっともWOWOW加入の関係で、洋画系ソフトの購入は大幅縮小。 今回はアニメばかりになったのだが。「フリクリ」第4、5巻、 「NieA_7」第4、5巻(完結)、「ラブひな」第3〜5巻を購入。 ツボは「ラブひな」の第5巻である。本当は予約限定のはずのフィギュア付き バージョン入手。し、しのぶちゃ〜ん。中々可愛いでわないか。実はアニメキャラの フィギュアを手にしたのは初めて。ガレキならいざ知らず、 こういう付録でスカートの中までちゃんと作ってあるなんて思いもしなかった。 彼女は当然の様に白。縫い目の横線とか布地の皺まで入ってるし。でも塗装の筆むら の線という可能性も少々あり。どうも手塗らしい。それでもナイスな見栄えなので◎。 普段の目線よりも高い位置にあるガラスケースに飾る事に決定。激しく邪。 おまけに付いていたデフォルメしのむは流石に一体成型なので中は無し。もう一つの おまけのお玉は柄が太くて、しのぶちゃんの手には持たせられなかった。無理に 持たせようとすると指が折れそうなので。欲しい人はレッツゴー、まだ在庫有。 なるなる付きもまだ在庫あり。(以上、石丸電気2号店にて。 尚、断固あそこは2号店。店側が何と言おうと私にとっては2号店だ)

Eterm弄り最終局面。やはりXIM関連の初期化処理に入っていないので、当該処理関数を 逆向きにたどって処理が飛ばされる条件を吟味。何の事は無い。ロケールの名前が 違っていただけだった。LANG=ja_JP.eucJP から LANG=ja_JP.EUC に変更。 あっさりkinput2と接続された。あ〜ぁ。変換開始/終了は何故か最初から私の好みの キーバインドだった。終了はkinput2の側の定義なので当たり前だが、開始の定義は 何処にあるのだろう…とちょっと思ったが替える気は無いので追跡せず。しばらくは Etermをktermの代わりに使って不都合が無いか見ていきたい。 それと気になっていたPCMCIAカードモデムを挿したときに初期化が完了するまでの 時間が嫌に長い点については/etc/defaults/pccard.confの定義の問題だった。 安全策として入っている reset 1000 とかって行をコメントアウトして解決。 以前(235時代)と変わらぬレスポンスになった。ついでに所有していないカードの 定義も全部コメントアウトしてシェイプアップ。正月に入ったらカーネルの ダイエットも実行しよう。



12 月 27 日 (水)

晴。各種事情により通常の年末年始の休み以外に有給休暇の申請を勤務先へ提出。

帰宅時スーパーマーケットに立ち寄るが何も献立を考えていないのでロクな買い物も 出来ず撤収。出来合いの寿司で済ます。早い時間だったので割引無し。まもなく冬眠に 入るので買い貯めしておくべきなのであるが、どうも日持ちが良くてかさ張らず美味しい 酒の肴というのが思い付かない。まぁ半分くらいの日数は実家に帰っているので年内の 3日分だけ取りあえず持続すればいいので、日持ちに関しては無視するという手も あるのだが。

「電童」、カウンターの向こう側で困った顔の織絵さんが中々。それにしても愛すべき 三幹部だ。こういうキャラはきっと最後までしぶとく脇を固め続けて、戦乱が終わった後 にはちゃっかり地球に住み着いて居たりしそうである。



12 月 28 日 (木)

晴。先週の勤務先の部門会議で仲の良い方に入る同僚が今月一杯で辞めるという話が あってかなり凹んでいたのだが、今日、私が年内最後の出社日であるので逆挨拶に 行った所、一笑に付されてしまった。彼と苗字の1文字目が同じで2文字目の最後の 母音が同じなだけの別人が辞めるという話だったらしい。会議中に居眠りしながら 話を聞いていては駄目だと言う事であるな。しかも辞める方の彼(後輩)は昨日で 最後だったらしいが、今日居ない事すら気付かなかった。という訳で20世紀最後の 勤務日に大ボケかまして目出度く締めくくった次第である。明日から11連休。

西の某氏は今回埋立地にはいらっしゃらないそうで残念。

服を買いに行って何時も不満に思うことがある。色遣いだ。どうして男物の服は地味な 暗色系ばかりなのであろうか。一番派手なのが黒だし。しかも黒は着こなしが難しい のである。そこで前々から思っていた事を実行する。女物の 服でもサイズが合えば着れない事は無いだろうという事だ。別に女装しようという 訳では無い。好きな色を選びたいだけである。欲しかったのは丸首のセーター。 セーターは元々デザインが中性的なので女物でも問題あるまい。持っていないという 事もあり、五分丈袖の物を買ってみる。色は薄紫。MとLしか無かったので当然L サイズである。レジのお姉さんは案の定贈り物と思ったらしく値札を切り取るか?と 聞かれたので取ってもらう。箱は?と聞かれたが流石にそれは不要なので断わった。 さて、帰宅して袖を通してみるが、女物の五分丈袖は私には半袖にしかならない事が 判明する。ちょっとがっかり。良く伸びる素材であったので問題なく着れるが、 伸びない素材の場合はLでも着れないかもしれない。やはり小さめだね、女物は。 それと基本的体形の違いか、肩のラインが崩れ気味の様にも思える。色だけで服を 選ぶというのは難しいな。

明日に備えてちょっと早寝する。



12 月 29 日 (金)

晴。さてさて、サバトの1日目。昼過ぎに到着しようと午前11時に家を出る。 新橋から、ゆりかもめ使用。初めて乗ったのであるが、外から見た通りに狭い車内。 ただ鉄路を走る電車と違って静かだった。景色も悪くない。途中埋立地を大回りするので 巡礼の地に到着するのが遅いのが難点だろうか。到着すると駅からすたすたと歩いて 行く。よくTVニュースで報じられている様な列は無かった。別に目当てのブツが ある訳でも無いので、おっとり現れるのは正解の様だ。しかしいきなり長蛇の列発見。 カタログの場外売り場らしいが、長時間並ぶのはポリシー違反なのでパス。 中でも売っているという事は調査済だ。 と、ここからが放浪の始まり。目的地は東エ03b…と頭に入れて 置いたのだが、初めての巡礼に興奮して忘れたのか老人ボケか定かでは無いが、場所を メモリから再生した時点で西エ53bに誤変換されていた。西の下りエスカレータで 並ぶハメに。これはまぁ許そう、施設の設計が悪いのであるし。それにエスカレータが 混むという事も知っていたので、「ああ、これかぁ」と感動する始末。さて、あくまで 間違ったままの西探索。最初に入ったのは西2ホール。正面に"え"と思いっきり大きく 貼り紙が。「はて?カタカナじゃないのか?」とは思いつつ、え列を端から見ていく。 1ヶ所男性ばっかり並んでいるサークルがあり、何故か既視感を感じる。が、面子は 全然知らん顔。やはり53b(間違えたまま)の座標の確認が必要だよなぁと思い直す。 離脱して、カタログ販売コーナーを探すが、"インフォメーション"と書かれている コーナーしか無いではないか。これが売り場兼なのを知るのはずっと後の事であった。 続いて西1ホール。親切にも柱に西地区全図が貼ってある。見てみるが"エ"列は無い。 おまけに53なんてコマも無い。ここに至って漸く誤変換に気付き手帳を出して見る。 さっさと出してみるべきだったが、まだ続くボケ。目的地は05bだと確認して、 エ05へ行ってみる。(また間違えているのだ、3を5と)当然全然違う女性が座って いる。もしかして西3とか西4とかが在るのでは?と愚考。いや、在ったんだけど。 あるとすれば上だよなぁと思い、上に行く道を探してうろうろ。 何か知らんが外の階段を登っている列発見。流れに飲まれてみる。 広場に出てコスプレの集団に遭遇。中に入った途端にコスプレの方々があちこちに 居たのだが、集まっていると結構壮観。もっともカメラが群がっているコスプレ者は 個人的には趣味じゃ無いキャラばかりだった。知らんし。それは兎も角、更に進むと 企業ブースはこちらとか書いてある。どうやら間違った様だ。降りたいのだが、道が 判らず屋上を2回周回。更衣室入り口と大きく書いてある入り口から入ると降りられると 判るまでが大変だった。ちゃんと書いておいて欲しい。また何故か西1&2ホールに まで降りてしまってから、もう一度手帳を良く見る。やっと東地区へ行くべきだったと 認識。そそくさと西地区を去る…が、来た頃より人が増えていて階段の昇りが渋滞。 一旦外に出た方が早いとアナウンスしていたが、外の昇り階段も渋滞していたので、 中から昇る。どうもこのビッグサイトというのは大量の人間が集まるには適さない 欠陥設計という気がする。総てのホールが上下移動を伴う構造になっているのに、 上下移動の為の階段やエスカレータの数が少なすぎるのだ。まぁ、言っても仕方無いが。 東到着。もっとも手近な東4ホールに入って図面を探す。すぐ発見してエ05bを探す。 反対側のホールの奥の方だと確認。適当に反対側に入ったら東1ホールで、列の貼り紙 を見ながら延々と歩く。エ列発見するも、エ列とオ列の間に入ってしまい大きく迂回。 相変わらず03を05と勘違いしたままだったが、この小さな数字の差は問題には ならなかった。という紆余曲折グレートジャーニーを経て某氏と再会するのだった。

その場で30分くらい立ち話をして商売(コミケ精神では間違った考えらしい)の 邪魔をした挙げ句にまた新刊を貰ってしまうが、原稿レベルで全く貢献も協力もして いないセレス本は買わせて頂く。(私信:6は有難うございました>某氏) 別の知り合いの方が登場した所で某氏の許を辞す。その後でちょっとだけ徘徊して、 カタログを購入。ぱらぱら見て、この小さいサークル紹介絵から何かを発見するのは 無理と判断して帰路に着く。何か手順が逆の気もするが、まあいいだろう。カタログは 巡礼土産として初めから買うつもりであったし、用は全部済んだのだから。

屋上(というらしい)ではあまり興味を引かなかったコスプレではあるが、歩いている 最中に人混みに混ざっているコスプレ者の皆さんには結構面白い方々が見受けられたので 特記して置こう。まずは悟浄@最遊記。怪しい節で「男は強くなければ〜」とか 歌っているのである。笑わないですれ違うのに苦労。 後でこの場所(エントランスホール)ではサーゴ@マシュランボーのノーマル&ハイパー のペアにも出合ったのでカッパ地区と勝手に命名する。 尚、悟浄には多数出合ったが、この笑える最初の方(男性)が一番似ていた。 半分ほどは女性悟浄だが、このキャラの格好は女性が演ると袖口がちょっと危ない。 見る方としては嬉しいんだけど。最遊記キャラは悟浄が人気らしく、他には三蔵様に 一人出合っただけだった。それから友枝小学校の大きな男子生徒とかにも遭遇するが、 CCさくらネタは他には出合わなかった。もしかしたら屋上には居たかも知れないが。 他に多かった気がしたのはゾイド関係。フィーネちゃんとムンベイとルドルフ殿下の 三人組とか、フィーネちゃん&ムンベイのペアとか、単品ムンベイとか。ムンベイは 最後に見かけた一人だけで居た女性が服の造型が上手だった。ちょうど某氏の後方に 居たので気になって仕方無し。(また私信:話の途中でちょっと視線が奥に逸れたのは そう言う訳なんです、失礼しました。>某氏)。流石に過去の作品扱いなのか、 第三新東京市の中学校制服は一人しか見かけず。他にも色々見かけたが大多数は誰の 格好なのかは判らない。判らないが、そういう方々が普通の格好の集団と一緒に徘徊 している光景はかなり面白い。その風情だけでも来た価値は充分あった、と思う。

…と他人事の様に言っているが、今日の私の服装は昨日買ったである。誰か女物の服だと気付いただろうか。

帰りは水上バス利用。早い時間(午後2時半)の所為か乗船券購入から乗船まですんなり 。丁度タイミング良く、乗船して1分程で出港。日の出桟橋まで20分程か。外の デッキに出られないのがつまらなかった。船は風に吹かれて乗るのが正しいと思うの だがな。到着した先では大勢さんが信号待ちをしていた。何処へ行くのだろう? 浜松町駅なら、この先の信号から渡った方が道が判りやすいんだよ…と心の中で教えて あげるが、誰もリミチャンを開いて居なかった様だ。同じ道を知っていたのは私以外に 女性が一人だけ。サバトに集まっている人々の、いかに遠方からの巡礼者の比率が 高いかを最後になって納得させられた光景だった。

途中でカップ麺とか買って帰宅。巡礼中は何も口にしなかったので、帰ってグッと 飲る麦酒の旨い事。

噂の電話帳を眺める。これ、事前に買っていたとしてもやはり此から何かを見付けるのは 困難という気がする。多くのサークルがネタにしている作品ならばパラパラ見ても 見付けられるが、極く小数だったり場所が分散してしまったりしているネタも在る様子。 面白いのに目に留まらないサークルの数の多さを思うと、ちょっと考え込んでしまった。 規模が大きすぎる事の弊害だよな。ところでカタログの背表紙の絵の左右が気になって 仕方ない。これは毎回のカタログで絵が繋がっているのであろうか。壮大な遊びだな。

初の巡礼を終えて取りあえず満足感に浸る。ついでに運動不足を痛感。多分、明日は 死んでいるので行かないであろう。

雑記更新直前に 某所9200カウントを踏む。最近キリが良い。

WOWOW映画枠より「オースティン・パワーズ・デラックス」。 無印はソフトを持っているのだが、そんなにバカ受けでも無かったので続編は 買わなかった作品。デラックスの方も個々のパーツは 笑える部分があるのだが、全体としては乗れない感じ。まぁ、TVで斜め見するぐらい で丁度良い作品だろう。

何故か唐突に放送していた「Gセイバー」。 主役級のキャストの声にド素人を当てているのが最悪である。 戦闘シーンとかでは気付きにくいが、主役カップルの二人っきりの会話など素人芸だ。 勘弁して欲しい。CGシーンは特に凄いとも思わなかったが、出来が悪い訳では無い。 CGによる綺麗な動きを見慣れてしまっているので感動しないだけ。確かにモビルスーツ ではある。ただ、CGによるモビルスーツよりもセット(だと思う)によるコックピット の造型の方が面白かった。話自体の筋書きはちょっと慌ただし過ぎる。それに ガンダムという作品で語るネタでは無い様な。まぁ、WとかXとかGとかの某流 ガンダムの一種と思えばいいか。

「とっとこハム太郎」、夢オチによるファンタジィな一編。カナちゃんが全然出ない じゃん。ロコちゃんはお姫様ファッションより私服の方が可愛らしかった。
「モンコレナイト」、大団円だろうなぁ、これは。結局振り出しに戻るというオチ だけど、6つの世界を味方にしたので、人間界と六門世界を繋ぐのは時間の問題だ ろうし。一応全ゲスト総出演だったと思われるので良としよう。
「グルグル」、こちらも最終回。ラスト2話は展開が忙しかったという気がする。 慌ただしくまとめるくらいなら、3月までやれば良かったのではなかろうか。 ラストにある後日談は、お約束だが良かった。結局ルンルンは盗賊の頭とは 結ばれなかったらしいけど。その代わりお頭は姫様と結ばれそうな気配だったが、 姫様の方が料理が下手だったとはありがちながら笑える。ジュジュ様が後日談部分の 最後を飾ったのは最高。それにラストの"セーブしますか?"も本作らしい幕であった。
「最遊記」、三蔵のあんないい顔が出たのは初めてでは無かろうか。きっと旨い酒が 飲めたのであろう。こういうノリは子供には判らないと思う。ちょっと大人向け のイイ話だった。突っ込み所の多い本作だが、今回のラストは素直に感動。 どんな酔い方をするかは飲む者の心が決めるとは、中々の至言。



12 月 30 日 (土)

曇り。予想通り午後2時過ぎ起床。二日目は盛況だっただろうか。蘭に水やり。 今世紀最後の作業だよなぁ…という具合に何か行う度に今世紀最後という枕言葉が 付いてしまう年の瀬であった。

名探偵ポワロ・スペシャル「アクロイド殺人事件」。英国製作のシリーズ物。某国営 放送が扱う海外ドラマの中では一二を争う秀作シリーズだと思う。もう一つの好きな シリーズはシャーロック・ホームズ物なのだけど、こちらは主演の男優さんが 亡くなってしまっているので新作は無理。ポワロ(デビッド・スーシェ氏)には 長生きしてもらいたいものである。それにしても原作が中々絶えないな。年に1〜2本 の新作が、ここ数年来必ず年末か新年に放送されている様に思える。今回の話は ちょっと雰囲気が違う、ポワロが隠居した後の話なのである。人の心の闇を見続ける 事に疲れたポワロが平穏な暮らしを夢見て移り住んだ田舎…しかし。という訳で 田舎だろうが都会だろうが人が集まって暮らしていれば事件は起こるのである。 結局、ポワロは街に戻ったという事なのであろうな。何か、田舎志向の私としては 感慨深いものがある。

WOWOW映画枠より「ハムナプトラ」。ミイラ男の呪いって訳だが、肝心の化け物の親玉が あんまりミイラっぽく無くて腐乱死体という感じなんだよなぁ。実際、作中でも腐敗が 進行している最中だとか言っているし。乾いた土地には 湿った死体というのはあんまり似合わない気が。ヒロインの女性がドジな眼鏡の 考古学者という、何とも日本のアニメの様な設定であるのがご愛敬。そしてヒロインの 兄貴が死にそうで死なないのが笑える。ミイラ男が肉体を取り戻す為に生きた人間の パーツを奪うという設定をもう少し丁寧に扱えば、もっと恐ろしい話に出来たと思うが 、化け物の出てくる秘宝探検物の一つというレベルを越えていないのが残念。

「ラブひな」クリスマス・スペシャル。今回健気だったのは素子ちゃんかなぁ。 一番重要な所で効いている行動を取っているし。しのぶちゃんも活躍したが、事件の 発端を作ってもいるからちょっと辛め評価。気になったのは景太郎となるの話だけに 収束してしまった事か。 他の連中にも何か良い事があっても良かったのに。特にメイちゃんにはね、今回全然 笑顔のシーンが無かったので余計何か小さな幸せが訪れて欲しかった。あんなに 一生懸命なのに。全体としては各キャラの私服バリエーションが豊富で中々。特に 冒頭のサンタ衣装はOPとは違ったバージョンで、しのぶちゃん&サラが中々可愛らしい。 素子ちゃんまで本当に着るとは意外だったけれど。作画は終始高レベル。しのぶちゃん がTVシリーズより少々大人っぽくなってましたな。風呂の表現もナイスでした。
「マイアミ・ガンズ」、30日に何時も通りの放送枠でやるとは強者だよな。妖の 親爺が黒幕じゃ無かったのか。まぁ、考えてみれば本作がそういう真面目?なオチを 張ってくるはずは無かったのだが。なぎさ嬢も都合の良い(悪い)部分だけ残して 記憶が戻ったらしく、結局元の莢に納まったというラストでした。続編出来るといいが、 ソフト買わないと出来ないという意味だろうか、あのCMは。



12 月 31 日 (日)

曇り。昨日実家へ電話した際に送ったと言っていた黒猫荷物が届く。干し柿だそうだ。 去年送ってきた奴がまだ部屋にぶら下がっているのだがなぁ。ちょっと黴てるけど。

夕方、実家にて寝正月を過ごすために出発。東京駅17時48分発東北新幹線 なすの251号、何時も通り往路だけ奮発してグリーン車に乗る。 グリーン車の客は私を含めて二人。 私と隣りの女性一人だけだ。たった二人なのに何で並んだ席にするかな。ほとほと JR東日本の指定席発券システムは客を客と思っていない奴が作ったとしか 考えられない。 気の利いた車掌なら空いた席に移るように通路側の客(今回は私では無い方)を 案内したりしてくれるのだが、今日の車掌は駄目な方だった。 もっともそれ以前の問題だとは思うがな。ちょっと考えろよJR東日本。 聞いた話ではJR東海のグリーン車発券システムは市松模様状に客を配置するそうだぞ。 って前にも同じこと愚痴った気がする。それに前回も隣りは女だった。 ついでに間違えて私の席に座ってるし。君、自分の乗車券の字が読めないのか。 それにしても何で毎回女と隣り合わせなんだ?しかも同じくらいの歳の女なので連れと 間違われ易いのも困りもの。まぁ、野郎よりはマシだけど。どちらにしろ私が通路側なら とっとと離れた席に移ってしまうんだがな。という具合でわざわざ 割高な料金を払っているのに満足度の低い旅だった。次は絶対普通車に乗ってやる。 もうJR東日本には断固儲けさせん。

東京駅で買った深川めしは実家に到着してから食う。何か上記のごとくの顛末にて 旅の気分がイマイチ挫かれたので車内で食う気がしなかったから。

例によって実家の猫(蘭)は私を見るなり逃げた。後をついて行って奴の寝床を覗いたら 威嚇された。もう、いい加減慣れたのでショックは受けないが。

本を読んでいる間に何となく年を越す。さようなら20世紀。ま、ただの年越しと 何も違わないけれど。世紀をまたいで読んでいた記念すべき本は「猫の地球儀」。 感想などについては読破後に記す事にしたいが、上巻読了(今日の夕方)の段階では、 かなりイイ感じ。勿体無くて読むのを途中で止めたいくらいだ。

さて、この雑記を生成するメールto雑記システムは一応年を跨いだ場合でもちゃんと インデックスページを生成出来る様にしてある"つもり"であるが、ちゃんと2001年 の目次を生成するであろうか。ちょっと不安な21世紀の幕開けだ。(オオゲサ)


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