12月下旬



12 月 21 日 金曜日

小雨、最初だけ雪混じり。どうせならもっとドカっと降れよ雪ぃ。

妖怪根付、本日の戦果。叢原火(朱)、土蜘蛛(天然色)各1。ダブらず、しかも 久しぶりに色付きが出て満足。しかし土蜘蛛デカいし、一番グロいぞ。

気分は朝から週末モードなのでとっとと帰宅。途中、川崎にて途中下車してアゼリア 地下献血コーナーへ。此は以前行って「朝飯も昼飯も食ってない」と言ったら 「そんな貧乏臭い奴の血は要らん(誇張&歪曲)」と言われたので鬼門だったり。 しかし今日は朝は天ぷら蕎麦、昼は炒飯&雲呑スープ(最近お気に入りメニュー)と 対策は完璧だ。わざわざそこまでして出向いたのは昨日年末年始対策の献血依頼葉書 が来ていた為で、献血登録者としての義務を果たしに行ったという次第。割と此は 混んでいる事が多いのだが、今日は空いていた。もっとも献血そのものの所要時間より も待っている時間の方が長かったが。採血を担当した看護婦さんは今までの経験した 中では一番下手っぴな看護婦さんで、針を刺した時に血がプシュってな感じで 飛び散っていた。そこは躊躇せずに一気にグサっと行かんと駄目なんだがなと思いつつ 黙って眺めていたり。針を刺す所やら血がチューブを流れ始める所はじっくり観察する 事にしている。どくどく出ていく血を見ると、あ〜生きているなぁと実感する。 手持ちの文庫本2ページも読まない内に400ml採血完了。早く終わるのは、似非 献血通なので血の出の良い手の動かし方を心掛けている所為もあるんだが。終わった後は 例によって好きな飲み物がタダで出てくる改造自販機を勧められるままに利用して コーラを一杯。そしてこれまた例によって色々とお土産を貰う…んだが別にくれなくて も構わないんだけどなぁ、荷物になるし。今日の戦利品はメタリックカラー7色ボール ペンセット、使い捨て懐炉2個、小さいタオル、ポカリスエット1缶。ポカリくれる ならコーラ飲まなかったのに。ボールペンは最初サインペンに見えたので使い道無い なと思ったのだが、家に戻ってから良くみたらジェルインク式の物だったので良かった。 この手の変な色のボールペンを愛用しているので。貰い物をスーツのポケットに 押し込んで撤退。あ〜、これでやっと2枚目の献血手帳をクリア。長い道のりだった。

そのままBeの地下へ行きプーアル茶購入。更に上に上がって有隣堂へ。

以上、購入。

自宅近所のスーパーで週末対策買い物(その2)をしてから帰宅。

帰宅後、洗濯を済ませてから買ってきた本を斜め検分。
「R.O.D」は何故かラッピングされていて不思議な感じがしたのだが、 初回版でトレカが挟まっている所為だった。誰かと思えば先日のでじこ屋栞に続いて、 またしても野郎キャラだよ、とほほ。 まぁ、作中の位置付けとしては嫌いじゃ無いけどさ>ファウスト。 主な登場人物欄とカラーページだけぱらぱらと見たが今回意外な人物が登場するのね。 積ん読が貯まっているので読むのは早くても正月休み以降になるが。
「バグナード」は鎌倉某氏の 日記アンテナ経由で読んでいるちゆ日記で紹介されていたので、何となく買ってみた。しかしコレって、 いきなりグラビアページで14歳の娘が下着姿ってのはマズくないのか?本文の内容は 知っている事もあれば「へぇ〜(レア物コレクションのPET2001はちょっと感動)」な 事もあって更に真面目っぽい技術ネタや馬鹿馬鹿しい企画等々それなりに面白そうだし この手の情報はネットでも得られるけれど本になっているとゴロ寝しながら読めるし 悪く無いかなとは思う…のだが、このグラビアの部分一点において "無茶苦茶イカガワシイ"&"恥ずかしい"雑誌のオーラ全開って感じなのだが。 こういう内容だと初めから判っていたら、レジに持っていく勇気があったかどうか。 いやまぁ良いんだけどね、生ちゆ。

週末モードに切り換える為に寝る。日付をまたいで午前1時起床。

ギネスが飲めるのは財布が暖かい時だけ。

あやや。「天使のしっぽ」のビデオソフトには2話程追加エピソードがあるらしい。 これは罠だぉ。

「あやつり左近」、やっぱり姉さんというか叔母さんが。しかし罪を被ってくれようと した奴の立場が今一つ良く判らなかった。養子に入った家の兄貴?それはそれとして、 左近が両方の家を繋ぐ者なのであり、同時に彼が両方の流派を継いだと見れば総て 始まったばかりという事になるのだろうなぁ。総合評価:準佳作+四帆ちゃん
「X」、CLAMP学園理事長と来たら書記と会計の二人が足らんのでは無いか?と気になる のだが。やっぱり次から次に死にまくる展開になるのかな。小鳥が真っ先というのは ちと意外だったけど。
「シュガー」、今回はサガが墓穴を掘ってました。やっぱりヴィンセントにはシュガー 達が見えていたみたいだが、だとすると中々にお惚けが上手いというか。



12 月 22 日 土曜日

晴、雲多め。冬至。 冬場の庭仕事はベランダに陽が射している間に済ませた方が良かろうと 思い午後1時半起床。

ふとした事で古い銀の指輪を手に入れた。一緒に大量の古本も。その古本の中には雑誌 が多く含まれていた。また、何かの工具を入れていたと思われるブリキの箱もあり、 その蓋には持ち主の書いた物と思われる何かを作成する過程の記録が書き連ねてあった。 雑誌に紛れていたノート類から、どうやら指輪や古本の元の持ち主はそれなりに有名な 職人であり、妻と子供の三人家族、そして子供、妻、本人の順で亡くなっているらしい 事までが判明する。また妻は子供の死後は精神に変調をきたしていたらしく、残された メモには正気とは思えない文面が綴られていた。 妙にしっくりと指に馴染む指輪であった。指輪の表面には何かの紋様、そして平行に 4つの文字らしき物がびっしりと刻まれている。4行とも別々の言語らしいのだが、 どれ一つとして判る文字が無い。ただ面白い事に指輪に光を当てて反射させ、それを 天井等に灯影すると文字がよりはっきりと読み取れるため、解読は容易なのではないか と推測した。だが指輪の持ち主の来歴を知って以降は段々と気持ち悪くなり、 元の持ち主の親族か墓前に返そうと考える。その矢先、押入に仕舞っておいたはずの 彼等に関する資料が忽然と姿を消してしまい ……
という夢を見た。やや怪談寄り。

庭仕事。ふと気付くとベランダの隅に置いてあるコンクリートブロックの上に白い塊が。 しゃがんで良く見てみると御飯粒の塊だった。何処かで鳥に与える餌として置いた物を 鳥(十中八九、雀だろう)が此まで運んできて置き忘れたのだろうと推測する。ならば 放っておけばまた別な雀が見付けて食うなり持ち帰るなりするだろうと思い片付けない 事にする。

ベランダの方を済ませて窓を閉め、部屋に避難している蘭に水やりをしていると早速 にも雀襲来。しかし件の御飯粒には気付かずにベランダの奥(私から見ると手前)の方を 頻りに気にしている。さてはレースのカーテン越しに見ている事に気付いたのかと 思ったが、どうやらそうでは無いらしく暫くしてベランダの奥へ向かって移動を始める。 何をしているのか良く見ようとして、こちらも身を乗り出すが既に雀達(全部で4羽)の 姿は何処にも居ない。飛び立った気配も無かったので暫くじっと見ていると、窓からは 見えない場所(栽培棚の下)に居たらしく1羽、また1羽とそこから出てきた。それから ベランダに残っている数少ない緑である稲科の雑草が繁るプランターや鉢の中を掻き 分けたり唐辛子の咲き損ねた蕾を啄んだり(辛くないのか?)してから飛び去った。 しかし、棚の下で彼等は何をしていたのだろうか。何にも植わっていない(主が枯れて しまった)鉢が数個置いてあるだけなのだが…

早起きの反動で夕寝。午後7時半起床。

晩酌はキムチ鍋。FRANZIA赤。

冬至なので柚子湯にしてみた。が、入浴した時には日付が変わっていたのだった。

「カスミン」、ユリちゃん大活躍〜。やっぱりエエ娘やねぇ、阿呆眼鏡小僧とは釣り 合わないぞ。蘭子姐さんもオススメの豆腐はちょっと食ってみたいところ。 何は無くても入浴シーンだよな、うんうん。
「ガイスターズ」、ふむ。ピーラはシオルの大ボスとは既に友好関係にあるらしい。 これはシオルがドビアスよりもシリコニアンとの付き合いが長い事と無縁では無いだろう な。珍しく女装しているシャイ、割と似合っていると思ったのだが笑っちゃ駄目だろ >ディーン。シティも物々しい雰囲気で先が見えない。
「ココロ図書館」、図書館が出来る過程を描きながら今までのエピソードで散りばめ られた諸々が一つに収束していく。その時系列が逆転した構成に唸ってしまう。 そして泣ける話でもある。戦時中の敵も含めてイイ奴ばっかりなのに、嘘臭くは 感じないのは本作ならではという所。
「フルーツバスケット」、やはりあれは透くんにはショックだったか。 夾の姿その物よりも知りたいと願いながら何も知らなかった自分、という思いが透くん を責めているのだろうと感じた。そして判ってはいたけれど、神楽自身にあの想いを 語られると返す言葉が無いな。 花ちゃんの激しい優しさは本当の母親以上のものかもしれない。
「VANDREAD 2nd」、ピョロ2のオーマ登場。EDクレジットを見るまで、かないみかさん の声とは全然判らなかった。脱帽。それにしてもヒビキ他全員が"こう動くだろ?"と 想像する通りの行動をとる事にカタルシスを感じる。皆格好良いぞ。
「ヘルシング」、うわ〜ん(泣)。あんなタコ野郎にヘレナちゃんが食われてしまう なんて納得いかん。必ず仇は討ってくれよ婦警、君だけが頼りだ色々な意味で。
「ナジカ電撃作戦」、何となくお姉さんしているリラちゃん萌え。アルファは男の子 だよなぁ。男の子のヒューマリットが居るとは思わなかったので、ちょっと驚き。 果たしてリラちゃんはどう行動するのか、最後まで予想がつかないな。
「天使のしっぽ」、成程、実家がそういう事なら就職浪人していても困らない訳だ。 デリカシー無しの悟郎の所為でショックを受けているランが可愛らしい。そして悟郎 の親父殿は理由は知らなくてもラン達の事を理解してくれた模様。こういう細かい事 を気にせずに受け入れてくれる性格は悟郎と同じなんだなぁ。最後の悟郎の告白は 結局何だったのだろう。凄く気になるぞ。総合評価:佳作+萌え



12 月 23 日 日曜日

晴。午後2時半起床。

プレクリスマスイブ。去年と同じくチョコレートケーキを焼く。スポンジは成功。 去年はチョコレートクリームの部分を失敗したのでケーキ作りの本を読んで慎重に作業。 どうやら今回のチョコレートクリーム(厳密にはガナッシュ)は上手く出来た。 ガナッシュ・ケーキ完成。 試食してみた感じではスポンジがもう少ししっとりしていた方が美味しいと思える。 ガナッシュを塗る前にシロップを塗るべきだったかなぁ。評価75点。

デザートだけでは何なので更にもう一品。ローストビーフを焼く。これは得意技なので 一瞬で完成する。

風呂掃除。新兵器の通水ブラシはそれなりに期待通りの働きをした。ちょっと柄が長すぎ か?という気もするが。それとは別に壁を擦れば擦る程ペンキが剥がれて来てしまい、 黴取りなのかペンキ剥がしなのか判らなくなって来る始末。前回の黴掃除の時には 黴取り剤の所為でペンキが剥がれた可能性もあると思っていたのだが、どうやら ペンキが全体的に全然下地に食い付いていないという事らしい。全部剥がして しまわなければ綺麗な見かけには戻らない事が確定。疲れたので特に黒ずんだ部分 だけ掃除を済ませて止める。これだけでも随分とすっきりした。

予定通り実家から送ってきたワインの古い在庫の方を 開ける。那須ワイン85年物。折角澱を安定させてあるのだが、デキャンタを所有して いないので耐熱ガラス製のコーヒーポットで代用。味の方は発泡するまでにはならない が、舌にピリっとした感触があり炭酸ガスが溶けている感じ。 赤には珍しい極甘口で口当たりが良い。もっとも一般的な赤ワインの味とは全然違うの でワイン原理主義者にはウケないだろうけど。

WOWOW映画ネタ。
「ミッション・トゥ・マーズ」、地球の生命の起源に外部からの力を想定する話が 出てくる事が多いのは、生き物は神が作ったという宗教思想と関係あるんだろうなぁ。 感動はするのだが、そういう部分が微妙に気になってしまうのも事実。 火星の顔遺跡に着想を得ているのだろうが、それが現在では事実誤認だと判っている だけに今一つ説得力が無いのが残念なところ。

「009」、フランソワーズの事を知っている老人とか身内や友人の子孫といった様な お約束な人々が出ない所が逆にヒネりが効いているという印象。もう少しバレエの シーンの絵が綺麗だったら良かったのだが、幻想に引き込まれる前に現実の しがらみに躓いてしまったよ。
「ONE PIECE」、たしぎちゃん再登場万歳。相変わらずの刀オタクっぷり全開ですな。 ルフィに兄貴が居るとは初耳。本当の兄弟なのか義兄弟なのかは判らないけど、 頼もしそうな奴だな。大飯食らいなのと勘定の事を全然気にしない辺りはモロに 血縁っぽいが。
「GALS!」、確かに蘭は他の事に対しては常に本音を口にしているが、こと恋愛に 関しては饒舌では無い。実は本作の面子の中では一番奥手なのでは無いかと思う。 二位君の麗に対する突っ込みは見ていてずっと感じていた事ではあるが、出来れば そういう方向にはなって欲しく無いなぁ。綾ちゃんが悲しむから。
「スクライド」、キャミィが橘の許を訪れた時にはグっと来てしまったよ。彼女も ロストグラウンドの生活を選んでくれたんだな。相変わらずの馬鹿野郎二人を待ち続ける 水守とかなみちゃん。夫々離れていても相手の事が判るというのは思い込みネタとして は良くあるパターンだが、本作ではちゃんと理由が明示されている所が良い。 ラスト間際のアルター能力発揮中のかなみちゃんが大人っぽくて激萌え。
「ARMS」、生身でもあそこまでの戦闘力が生まれる前例があるならARMSなんて要らない じゃん。最近、ユーゴーの活躍の場面が無いのが残念だなぁ。青い薔薇に関してマトモ な解説が入った事は良しとしよう。現実には薄紫の薔薇は完成しているので、 完全に青い薔薇もそう遠くない将来実現するとは思うけど。

DVDネタ。
「バイオスケアード」、やはり古めかしい影像である事は否めない。凝った作りらしい 着ぐるみモンスターを殆ど登場させないのはもったいなかったと思う反面、姿を見せない からこそ余計に無気味に見える上にアラも目立たせずに済むという事もあるのだろう。 今時の映画ならばハッキリ見せるだろう犠牲者の死体も殆ど出ずという具合で、影像 的には物足りない。おまけにモンスターの正体が明らかになるシーンの演出が萎え萎え。 これで正体を突き止めたヒロインが眼鏡女(若くは無いが結構眼鏡顔が可愛い)で なかったら卓袱台返し物だ。長年探していた作品を"やっと見る事が出来た"という 満足を差し引くと、微妙に及第点に届かない出来だった。



12 月 24 日 月曜日

晴。午後3時半起床。

先日見付けたベランダの御飯粒の塊は無くなっていた。

何だか日本海で物々しい事件が起こっていたらしいが、今日の夕方初めてTVのニュース で事件当時の影像を見た。不謹慎なのは承知の上だが、赤外線影像下での砲撃シーンは 迫力満点で思わず興奮してしまう。下手な映画より凄い。

クリスマスイブというのは要するにケーキを食う日である。という事で今日も ガナッシュケーキを食う。

晩酌は湯豆腐。アスティ・スプマンテ(チンザノ社)。やっぱり今夜はスパークリング ワインでしょう。

「Dr.リンにきいてみて」、明鈴(極小)可愛いねぇ。 1画面を分割して夫々別々に動かすのって、バンク以外のシーンで使うと手間が余計に 掛かるはず。そういう演出を多用していたり、わざわざ吐く息が白くなる部分まで 作画していたりと非常に凝った回だった。物語の上での重要な話だったからかな。 あずさちゃん、今夜も苛められているのかと思うと泣けてくるぞ。

DVDネタ。
「シンジェノノア」、先日の「バイオスケアード」の続編とパッケージに書いてあるが、 ネタだけ引っ張ってきたリメイクと言った方が良いだろう。旧作とは話の繋がりも無い 様だし。さて本作だが、怖れていた通りモンスターの露出を増やした所為で思いっきり B級ホラーの出来損ないテイストに仕上がってしまっている感じ。全体的にもセットに 金が掛かっていないのが見え見えで、遺伝子操作で作ってしまったモンスターを隔離 している倉庫とやらが厨房の冷凍庫にしか見えないわ、極秘プロジェクトの資料が 安っぽいスチール戸棚に入っているわで萎え萎え。脚本もサッパリ練れておらず、危険な 生物を社長を失脚させる為に逃がしてしまう馬鹿重役の行動も説得力は無いし、 勝手に繁殖するという設定であるのに逃がしたモンスターは最後まで1匹だけで、 しかも主人公?の後を追って都合よくモンスターを作り出した企業のビルに帰ってくる 始末。結構色々と駄作を見ている気はしたが、ここまでヘッポコな話は珍しいぞ。 モンスターを作った会社の社長を演じている俳優の怪しさっぷりだけが異様に ハイテンションで、本作にはもったいないとしか言い様が無い。

更にDVDネタ。
「シスプリ 第2巻」、第1巻と違いリテイク部分には気付かなかった。程よい ヘタレ加減は顕在って事で。
「フルバ 第3巻」、はとりの過去話の回(第8話)は何度見ても泣ける。

眠れないので読書で夜を明かす。
「新世紀エヴァンゲリオン 第5〜7巻」貞本義行/GAINAX著、角川書店読了。コミック 版エヴァは貞本氏の解釈なのであろうか、割と登場人物達に対する優しい空気が感じ られてアニメ版よりも好き…だったんだけれどその印象は5巻までだった。第6、7巻 は紛れもなく「エヴァ」でした。読み進めてすっかり暗い気持ちになってしまいました とさ。より人間味のある綾波を筆答に、ほのぼのとまでは言わないが何か救いのあり そうな感じがしていたのだけど甘かったか。所々の救いの無さはアニメ版以上だし。 でもまぁ、シンジをお茶に誘ったり天然ボケを発動したりするレイちゃんが見られる だけでも良としよう。ここまで付き合ったのだから、今更読むのは止めないが、 ラストは覚悟して待った方が良さそうな気がしてきた。 このペースだと完結まであと2年ぐらいは掛かるだろうけど。



12 月 25 日 火曜日

曇り。昨夜は殆ど眠れず、眠れないなら無駄な努力は止めにして1時間早起き。

自宅最寄り駅でデンパ定期の期限を3ヶ月更新&1000円チャージ。定期券表面の 有効期限表示(と、その他の情報)は一度消してから再度書き直される様だが、古い 方が完全には消えてないので微妙に汚れた様な感じになってしまった。

流石に普段から早目に出かけている所へ更に1時間早めると、勤務先の界隈は殆ど 無人。駅前の洋菓子屋だけは煌々と灯りを点けてクリスマス最後の追い込み準備に 余念がなさそうだったが。

コンビニに立ち寄って朝食と昼食を買っていく。妖怪根付の戦果は雨降り小僧(天然色) と天狗(天然色)だった。色付きは嬉しいが、ネタ的にはダブってるなぁ。

眠いのでさっさと引き上げる。自宅近所のホームセンターに寄って 先日買った物と同じ収納ボックスを2個買ってくる。 最初から2段になっている物を探したのだが、1段と3段しか無かったので1段物を 2個としたのである。帰宅して前回の1個共々積み上げて8mmビデオテープを収納。 これでAVラックがやっと1段空いた。

朝、留守電にDIONからのメッセージが入っていたので帰宅後に掛けてみる。メッセージ に入っていた番号に掛けメッセージを入れた人間の名前を告げると「そんな奴は居ない」 と言われる。実はメッセージには別の「**宛に連絡を」と入っていたのだが、最初は メッセージの主の名前を出してみたのだった。話が通じない様なら本命の名前を出す つもりだったが、ログインIDとお客様コードとやらを告げると用件は通じたので それなりに良い対応だと感心。本題は簡単に言うと「DIONの担当者のミスで支払いが クレジットカード払いになっていない。カード払いへの変更書類を送るので書いてね」 という事だった。最初の書類に書いてあるだろ?と言うと、新規受付の部門と顧客 サービス部門の間には書類のやりとりをするパイプが無いんだそうだ。阿呆かと思った が、留守電メッセージの主の名前が通じないくらいだから無い物は無いんだろうと判断。 申請書類を送ってもらう事で取りあえず決着。手続のタイムラグを考えると2回くらい はコンビニで払う事になりそうだ。しかし顧客登録のミスには気付くくせに、それを 内部でリカバリ出来ないってのは微妙に(相当?)情けないな。 そんな事では地球連邦(NTT)に勝てないぞジオン(KDDI)。まぁ、自分達で"第2" なんて名乗っている会社だから仕方ないか。

残ったケーキを平らげてクリスマスを閉める。当分、チョコレートケーキは要らん。

繋ぎ放題でネットに接続している最中にポーリング周期が巡り合わないとサッパリ同期 しないよなぁと気付き、ntpd(8)の最小ポーリング周期を12(4096秒)に変更。

server 210.173.160.27 minpoll 12 maxpoll 14
server 210.173.160.57 minpoll 12 maxpoll 14
server 210.173.160.87 minpoll 12 maxpoll 14
/etc/ntp.confはこんな感じ。

「オコジョさん」、ルルルカのセーラー服姿激萌え。どっちが強いでしょうって、そりゃ 二人揃ってこそ最強なのだから片方じゃ駄目だわな。冒頭シーンでしゃがんでいるトモコ はあのアングルでスカートの中が見えないのは絶対おかしい、変だ、納得行かん。 Bパートは槌谷の実家の話だったが槌谷の姉ちゃんが美人なのに吃驚。 性格はご両親共々槌谷と同じ様だけど。無くなったと思っていた "本日の対戦結果"が復活してしまっているが、やっぱり無くていいと思うぞ。
「FFU」、これまた納得行かないカットだらけのチョビ飛行シーン。あのアングルで… でもパンツは見えないけどアイのお尻の曲線は見えているんだよなぁ。ああ、パンツ 履いてないのね、そりゃ結構。リサお姉さん、そろそろ風の説得を諦めても良さそうな 物だが、何か説得の見込がありそうだと感じる所があるのだろうか。フングスを陥れた 黴はオスカーの独断なのか、伯爵の了解の上なのかどちらだったのだろうか。どちら とも取れる微妙な演出に引き込まれて非常に気になる。



12 月 26 日 水曜日

晴。寒いが快適。

終日書き物。主にウラ向け。

勤務先のインターネット接続環境改変に伴う打ち合わせが長引いて、帰りが思いっきり 遅くなってしまった。水曜日の夕方は色々あるのになぁ。

そろそろ正月休み向けの食料買い込み体制に入ってみたり。

夕食はトースト2枚。

「ヒカルの碁」、アキラが何で学校の囲碁部に入ったのか、彼のこだわりが遅まきながら ヒカルに伝わった様だな。さてヒカルとして勝負を受けるのか、佐為に相手を任せる のか、今のヒカルならば悩む事であろう。その前に1回戦突破が先だけど。



12 月 27 日 木曜日

曇り。少し喉が痛い様な。

コンビニに寄って朝&昼飯購入。ついでに例によって妖怪根付も買ってしまう。 餓鬼(天然色)、ぬっぺっぼう(天然色)だった。陰の巻は順調に揃いつつあるな。

帰りに自宅近所の登山用具店に寄って冬篭もり対策。 長袖Tシャツ(THE NORTH FACE NT-5190)購入。普段履いている靴の底が減ってきたので 後継靴も見てきたのだが、良さそうな感じの奴は合うサイズが無かった。靴は見送り。 次にそこから程近い郵便局へ寄り、50円切手20枚購入。 その後ホームセンターへ回って電気ポットを見る。最近使っているポットが空気漏れで お湯が出ない事がある為。どうせなら魔法瓶と同じ仕掛けを謳っている物にして保温時 の電気代を安く上げたいと思ったのだが、今一つ良い感じの物が無かった。 放っておけばポトポットになるなら買い替えないけどなぁ。最後に本屋に寄って 購入予定リストの探索。

以上、購入。

帰宅して早速年賀葉書に切手を貼りまくる。書き上げてから出すまでに随分間が開いた ものである。明日投函する事にしよう。速達で届いたDIONのクレジットカード支払い 依頼書もちゃっちゃと書いて、これも明日一緒に投函予定。

夕食は続けてトースト2枚+ビーフコンソメスープ。

C61電話帳を斜め通読。めぼしいサークルに印を付けると謎の宝の地図が出来上がり。 さて、実際に財宝が埋まっている×印は何個あるだろうか。



12 月 28 日 金曜日

まぁ晴。

今日も朝はコンビニに寄ってしまう。今年最後の挑戦って事で妖怪根付2個だ。 鉄鼠(朱)、鵺(朱)だった。鵺はダブりだが好きな獣系妖怪なので良とする。 鉄鼠は陰の巻で是非とも欲しいと思っていたキャラなので嬉しい。今年の締めとして は満足な結果。

勤務先に僕を持ち込んで年内最後のファイル同期の他、ほぼ一日中自己を高める行為に 費やす。(他人様日記巡回コースに入っている"とあるサイト"で見かけた表現が気に 入ったので真似してみた。)

勤務先に居る間、僕をデンパでネットに繋ぎっ放しにした。連続8時間53分20秒は 最長不倒距離記録だ。

Mozilla 0.9.7出現。大きな機能 変更は無いらしいが、サクっと動くと評判なのでソースを貰ってくる。 更に有り難いパッチも頂戴した上でgmake実行。 コンパイルだけは問題無く終わるがMakefileからinstallディレクティブが消えている のは何故なんかな。まぁどうせcp -r …としてしまうので要らないと言えば要らない んだが。JLPの0.9.7版を待ってから動作確認をしよう。

ふと思い立ってKOfficeの最新版1.1.1を 試してみる事に。リンクを辿って行くと何かファイルが色々ある。ファイル名で 見当を付けて以下の3つをダウンロード。

それぞれ中身を(bzcat ほげほげ | tar tvf - とやって)見てみると、どうもi18n なんちゃらの2つのファイルはコンパイル時には要らないっぽいので、取りあえず無視。 本体だけ解凍してconfigure …でいきなり失敗。libpngが無いとかlibjpegが無いとか Qtが無いとかごちゃごちゃ。全部/usr/local/配下にあるっての。大体、そういう事を 手で指定しなくても済ますのがconfigureの役目のはずなのに(と毎度憤っている気が してきた)。configure --with-extra-includes=/usr/local/include --with-extra-libs=/usr/local/lib とする事でlibpngとlibjpegは誤魔化せたがQtの方はそもそもバージョンが古かった 為、ports環境をアップデート(2.3.1へ)してから入れ直し。それからも散々試行錯誤 した挙げ句、結局の所KDEが入っていないとコンパイルすら出来ないというオチに。

ふと気付くと勤務先の納会が始まっていたが、気付かなかった事にして作業続行。 今年は一滴の酒も飲まずに御用納めとなった。後で聞いたところに拠ると、例年 供される巻き寿司盛り合わせすら出ない貧乏臭い納会だったらしい。不景気だね。

同僚Yと共に横浜中心部へ向かう。しばらくカメラ屋系量販店を冷やかした後に彼の 開拓した串焼き屋へ行くも予約で満席との事。斜向かいにあった別な串焼き屋は空きが あったのでこちらへ入る。その後、元先輩Kが現れ、更に元同僚Kが合流。 雑談と呑み食いを楽しむも、最近の寝不足の所為でつい居眠りに突入。ふと気付くと サラリーマンらしく無い某人物が話題の中心になっていて居眠りの最中のフリをして そのまま聞いてみる。同僚Yは思った以上に情況を良く見ていると感じ、また元先輩Kの 人材運用に関する考えは自分のソレと非常に近く心強かった。やがて元先輩Aが来た 所で同僚Yに叩き起こされる。五人で更に呑み食いし閉店まで粘る。これが毎年恒例の 勤務先関係者(概ねOB中心)の中の"横浜在住者限定"忘年会なのだった。 と言っても私の参加は一昨年に次いで2度目なのだが。 去年はC59の方を優先したので参加しなかった。暦を見る限りでは来年も某集会とは かち合わないだろうから出席可能だろう…各々開催されればの話だが。

途中でコンビニに寄って食料を調達してから帰宅。日付が変わっていた。

遅いというにはズレ過ぎた時間だが腹が減ったのでミニかき揚げ丼を食う。 赤ワイン・GatoNegro(カヴェルネ・ソーヴィニヨン)付き。

「スクライド」、あ〜馬鹿だ馬鹿。過去、色々と馬鹿な主人公は居たが奴等程に馬鹿 なのは居ないわなぁ。愛すべき馬鹿野郎共って感じ。正直、この最終話は一つ前の回の エピローグに押し込める気がしないでも無いし、ある程度は結末が見えた時点で後日談 部分をもっと詳しく描いても良かったのでは?という気はするけれど。それにしても、 "ちょっと大きくなった"かなみちゃん超絶萌え。しかし今日も馬鹿タレは彼女を 放っておいて暴れているのだった。総合評価:上出来+萌え
「バビル2世」、前回見損ねたけど最終回は見ておこう。由美子ちゃん久々登場なれど 、何時の間にかムネが育った様に見えるのは気の所為と思いたい。悪の精神に侵され たり正義の心で洗われたりと忙しい一般大衆だが、暴れるのが男ばかりなのはいくら 何でも時代錯誤なのでは無いか?精神を蝕まれての暴動なら尚更のこと女性も混ざって 暴れると思うのだが。結局、最終兵器?が消えた事を除くとヨミは何時でも復活し 得るし、バベルの塔と三つの僕達は何時でも待っているし、という感じで小休止にしか 見えない。その辺りの燃え残った雰囲気が少し気になるところ。総合評価:イマイチ



12 月 29 日 土曜日

晴時々曇り。やや南寄りの風が日向では心地良いくらい。午前11時起床。

少々頭痛がするが寝不足か酒の所為であろうと判断して出かける事に。京浜東北線では 結構人が乗っていてドア脇に立っていたのだが、眠くて文庫本を読む気にもなれず。 新橋着、デンパ定期で出ようとすると"もう一度触れてください"なるメッセージが出て バリケードが閉じたが、片足は外に出ている状態。無礼モノめという事でそのまま突破。 残高が足りない事が判っていたので都営地下鉄の駅へ行ってパスネットカードを買う。 ゆりかもめの方で買わないのは地下鉄駅の方なら誰も他に客が居ないから。ゆりかもめ 乗車後、椅子に座って殆どすぐに寝てしまう。国際展示場〜という単語に反応して 目覚める。普段の通りの経路を通ろうとすると改札を出た所で左へ行けと誘導される。 毎度ながら秩序を作り上げようとする態度に反発を感じつつも左へ。その先のビル脇 から地上へ下るエスカレータに乗せてりんかい線の方から来る人波と合流させようと 言う事らしい。その所為で幅が無茶苦茶狭い下りエスカレータの所で行列になっている では無いか。改札から右の通路は戻り客でも半分も埋まって居なかったというのに。 エスカレータの列をパスすると列を構築していた奴に呼び止められるが無言で左手の ビルを指差して「私はそのビルへ行きたい」とアピールすると道を開けてくれた。 ビルに入り、中を通ってりんかい線側の広場に出てから中央の通路を回って国際展示場 へ。結局最後は指示コースと同じだが、私としては"待たずに前進"という部分が結構 重要なので遠回りでも満足だ。午後1時前後に異世界突入。
という訳でC61である。今回、電話帳を物色した限りでは西地区にめぼしい物は無かった ので真っ直東地区へ向かう。途中の通路で出合った今回初のコスプレさんは等身大でじこ でした。でじこコスプレの幼女ってのは反則ぎりぎり臭い。東地区を事前のリサーチに 従って徘徊する。過去2回の巡礼に比べて大幅に人が多く、早く来過ぎたのかと悩む。 とてもでは無いが見て歩くという感じでは無いぞぅ。それでも多少の戦果を得つつ、 某氏の 許へと到着。新刊のカスミン本を購入すると最後の一冊だったのと由。 その後、例によって雑談をしていると次々と某N氏、 鎌倉某氏、 岡山某氏改め某O氏と 続々と来訪する。挨拶だけして帰ろうと思っていたのだが、某氏も撤収するという話に なったり某O氏の荷物を預かっているので帰れないという事になったり某O氏が戻ったり と紆余曲折を経て某氏と帰る事に。せっかくなので西地区の企業ブースを見てみようと 某氏を誘ってしまうが、行った先はよりいっそう見て歩く様な状態では無かった。 後で思い出したのだが「天ぽ」の公式出店があったはずだが全然目に留まらなかったな。 (この期間の公式ページの トップ絵の標語は"戦場でお会いしましょう"というナイスな代物だった) 速攻で萎えて速攻で脱出。外に出てみると空中回廊を半周する形で異世界の女性だけの 行列が出来ていた。普通の人間に化ける為の順番待ちだそうで、異世界の方々の苦労が 偲ばれる光景である。青学テニス部レギュラとなると関連が多かった感じで、今回は 夢に出てくる程可愛い娘が居なかったのが残念。男性の方が面白いキャラが多かった。 ダース軍団@スクライドとか連邦士官の皆さん@ガンダムとか宇宙海賊コブラの人とか。 国際展示場を離れて某氏提案のりんかい線へと向かうが、駅に着いた所で途中ずっと 脇目で見ていた列がりんかい線の乗車待ちの列だとしって唖然とする。戻って列の最後 を目差すが見ている傍から列が伸びて一向に最後に着かない。一階にコンビニがある ビルの前でやっと列の最後になるが、ここで個人的趣味のゆりかもめを提案してみる。 某氏は気乗りしない感じであったが強引に連行。向かってみると地上から遥か上の駅 コンコース部分で人がまったく動いていない。どうやら駄目そうであると判断される 情況である。某氏、ここで再度りんかい線の方がマシと判断せり。生き残った方が この事実を後世に伝える為には双方が同じ行動では駄目だろうという事でここで別れる 事にする。思わずゆりかもめよりもっと好きな船で帰ろうかとも迷うが、とりあえず 駅まで行ってみる。階段は順調に登れたが、最初の踊り場で一旦詰まる。その後すぐに 流れたが、改札前から始まる列は蛇行していて改札前を三度横目で見ながら通過する ハメに。最終的にゆりかもめに乗り込んだのは某氏と別れてから約40分後の事と なった。ただし乗車規制の為中はガラガラで次の国際展示場駅に着くまで、4人掛けの ボックス席に座っていたのは私一人だけだった。新橋駅、午後5時着。行きの強行突破 の所為でデンパ定期では入場出来ず、有人改札で行きの分の精算を済ませる事になり 手間取る。ここで乗り越して無いと言い張ったら130円浮いたのか?と少し気になる。 埋立地を某氏と歩いていた時に見た屋台が気になっていたので自宅最寄り駅前の行き付け スーパーでおでんの材料を買い込む。既にスーパーはおせち料理コーナーが出来ていた。

そう言えば某氏との雑談が何度か中断し、その後でレジュームしなかった話題がある ので補足。

収穫リスト。

探索失敗リスト。

コミケ3回目にして参加し雰囲気を楽しむというよりも、何かを探す事に熱心に なってしまっている自分に気付いて激しく欝になる。今回今一つ楽しく感じず、無闇に 疲れたのは人の多さだけでは無いのだろう。次は初心に返りたいものだ。

帰宅後、洗濯しながら晩酌の肴を仕込み、そして入浴。風呂から上がった途端に 寝てしまい、午後11時過ぎに起床。

晩酌はおでん。宝寿しぼりたて蔵生原酒、旨い。

「カスミン」、どうやら今回もカスミンはヘナモンだと思われているらしい。棒飴男が 再登場。以前の回にちらっと出たキャラ/ネタがちゃんとフォローされるのはしっかり したシリーズ構成故という所か。本当はそれが当たり前ではあるのだが。のろけを軽く 聞き流す周囲とムっとしているユリちゃんが笑える。確かに揚げパンは美味しい。 洗いさんの台詞"人生は勉強"ってのは深いね、流石カウンセラー。普段はうるさいだけ のガキんちょだけれど、龍ちゃんの"構って〜"はちょっと可愛いと思った。
「ガイスターズ」、どひゃ〜。ピーラのエプロンドレスってのは狙い過ぎだよ…ゴロゴロ 萌え転がり。ドビアスでは無能な当主が表舞台から一歩下がって事態が収拾しつつある が、その影で陰謀がぐっと進んだ感じ。この騒動自体が陽動だったのだと今更気付く。 無表情のマリィが初めて見せたのが怖れの表情ってのは意味深だ。
「ARMS」、涼の親父再び。毎度だが本作では所謂大人世代が出ると話が一気に引き締まる な。主人公達がその人間離れした見かけの能力の割には頼もしくない所為だろう。下町の 顔役の婆さんが昔慰めた少女ってのはバイオレットの事だろうが、隼人は最初誰の事を 思ったのだろうか。
「ココロ図書館」、OPのナレーションが特別版だったので少しだけ図書館が無くなる オチを想像してしまったよ。要するに文化財の類と同じで、実用性云々とは別の次元に 存在する図書館なのだろう。ありがちながら今までのゲスト総登場の展開はイイ感じ。 しかし、ひかりちゃんの母上はまだ出歩くのは無理なのでは無いかと心配で仕方ない。 最後の奇跡ってのはこころんの初恋って事ですか?いいな姉ちゃん大激怒だぞ。 総合評価:佳作+萌え
「フルーツバスケット」、慊人の負け。透くんの反応は限りなく普通だとは思うのだが、 そういう正直な人が草摩の家には居なかったという事かな。紫呉や由希だけでなく、 何もしないって事がはとりの精一杯の行動なのだろうと思ったり。大きくは変わらない が、何かが確実に変わっていこうとしている。そんな感じを抱かせるラストだった。 総合評価:上出来+萌え
「ナジカ電撃作戦」、…。XXXの行動は切ないなぁ、結局ヒューマリットとは誰かに 寄り添って居なければ生きていけないか弱い存在なのかもしれない。そんな中でやっぱり 最終タイプのリラちゃんはちょっと違っていたのかも。XXXがαを自分のマスターの 代わりと思っていたのに対して、リラちゃんは守るべき者と見ていたのは間違い無い だろうから。最後のオチの部分が少々ぼかし過ぎという気がして、本作ならパンツを 描くのと同じくらいもっとハッキリと顛末を描いて欲しかった。 回収したのであればナジカがαの私服姿を思い描いたりはしないはずなので、 きっとリラちゃんとαはナジカの許を離れたという意味なのだろうとは思うが。 レン博士の件自体は解決していないので、これは第2部かOVA展開への可能性を 残したって事かな。総合評価:佳作+白+萌え



12 月 30 日 日曜日

晴時々曇り。午後1時半起床。

庭仕事。例年なら年明け以後に咲く蘭が既に多数開花していて部屋がにぎやか。

昼飯代わりにおでんの残りを食ってまた寝る。午後7時半起床。

明日押しかけるよと電話で実家に予告しておく。

晩酌は未だ残っているおでん。那須ワイン2001年新酒赤を開ける。 先日呑んだ85年物よりも普通の赤ワインっぽかった。この16年の間に醸造スタイル か葡萄の品種を変えたのか?酒石酸の結晶が新酒の割にはごっそりと壜の底に溜まって いて、おやおやという感じ。

DVDねた。
「シックス デイ」、大人のクローンが最初から大人の姿なのは変だ。という良くある 突っ込みに対する解答が一応用意されているのだが、あの方法ではクローン体が オリジナルと同じ遺伝子である事への説得力が甚だしく低いぞ。シュワちゃんアクション 映画としては、やや大人しい気がしたがSF(似非F)としては楽しめた。作中出てくる 次世代ヘリコプターは格好エエのだが、それ以外のメカは殆ど現代のままなのが残念。 それとホログラムの理想の女を同居人にしている野郎が出てくるのだが、近未来で あればホログラムよりもシリコンか何かで出来たロボットの方が安く実用化出来ると 思われるのだが。似たコンセプトの子供向け人形(ちょっとグロい)が登場している のに大人向け人形は実体の無い影像というのはコレまた説得力低い。感触ってのは 重要でしょう。それにしてもあの少女人形、もうちょっと可愛いなら欲しい気が少し。

「スター・ハンドラー[上]」草上仁著、ソノラマ文庫読了。感想は下巻読了後に まとめて。



12 月 31 日 月曜日

晴。正午に一度起きて新聞屋に留守中の新聞の取り置きを電話で頼んでから二度寝。 午後3時半起床。

シャワーを浴びて身仕度、僕一式とか本とかCDを荷造りして午後5時過ぎに家を出る。 午後6時48分東京発なすの253号で実家へ帰る。東京駅出発直前に連絡しておいた ので那須塩原駅まで例によって親爺殿が自家用車で迎えに来てくれていた。そんな感じで 正月は実家でひたすらゴロ寝と読書して過ごす事になる見込み。

実家もデンパ専用線の圏内にあったので繋ぎ放題の恩恵に与れる様だ。これで暇潰しの ネタには困らないな。

刺身食って麦酒呑んで蕎麦を食って、ふと気付くと年が改まっていた。


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