11月上旬


10 月 21 日 木曜日

小雨後晴。

表稼業ε。会議が日没後に設定されていて忙しくないのに自動的に残業になる罠。 おまけに開始時間になっても参加者の半分も来やがらねぇ。始まったら始まったで 大紛糾。という理由で、とてつもなく遅い時間に撤退。

ここ最近の昼飯はほぼ毎日所謂社食で食っているのだが、今日は30年ぶり くらいになるハヤシライスを食ってみた。過去一度しか食っておらず、そして その時に不味いと思ったが故に二度目はずっと無かったメニュー。今は 作り方を知っているのでどんな味か予想出来るのだが、子供の頃に食ったコレは やっぱり旨いと思わないのも無理は無いなぁと改めて思った。デミグラスソースは 御飯には微妙に合わない。不味くは無いがパンの方が良いという事で。

夕食。コンビニ惣菜パン(カレー、コロッケ、ピザ風)。

「グレネーダー」、恐い顔と言われて変な顔をする所が ちょっと可愛いと思った>琉朱菜。人徳者と思われた幼い国王はサイコ野郎でした とさ。井戸を掘ったのも民の為では無く殺戮の舞台に余計な者を入れない為か。 ただ道化の台詞と次回予告の中には、実は民思いという部分は本当の事である 可能性もちょっと見える様な。酒場で国王を償金首呼ばわりした時は店を叩き出される 展開かと思ったが、どうやら琉朱菜は場の空気も読まずに見たと言い張る程馬鹿では 無いらしい。そして琉朱菜は風呂で襲われる訳だが、あのまま恩人の女の子がバラバラ 死体というならある意味快挙…と思ったのだがどうやら次回予告からすると怪我だけ だった模様。本作、毎回風呂に入るのかねぇやっぱり。何度でも言うがデカ胸なので 入浴シーンが全然嬉しくありません。それは兎も角として、第1話よりは緊張感も あり中々に楽しめるエピソードだった。


10 月 22 日 金曜日

晴。

表稼業ε。激ないむね。今日中に済ませるべき作業があった事と、週末の定例会議の 所為でそれなりに遅い時間に撤退。

内職が進まないな。

晩酌。キュベェ・プレステージ 赤。 肴、ヒレかつ。

「無人惑星サヴァイヴ」、星空を見ているルナの穏やかな 顔が凄くイイですなぁ。メノリ、ちゃんとバイオリン持ってきていたのね。或は サヴァイヴが拾ってきたのかも知れんが。何かあちこち二人でしんみり&しっとりして 居るのが微妙に気に入ら〜ん、と思ったら全員集合と。この辺りは本作がラブコメとは 違う点か。アダムを残した時点で何となく惑星には戻らない雰囲気濃厚なのが嫌ん。 まぁ危ういと思わせて最後は安心出来る着地をするとは思うが、これで全員帰還失敗 なんてなオチだったら凄いぞ。
「MONSTER」、全ての事件の背後には何故かありふれた 名前の者か居て…いやぁ、アニメを見ていて寒気と怖気が走ったのは初めてだな。 恐らくは原作の力が大きいのだろうが、ここまでの話を見せられるとは思わなかった。 凄過ぎ。番外編風のエピソードかと思っていたら、複数の糸が一つに集まって来る 重要な話だったのね。本作は探偵が主役である探偵モノとは違うのだが、これだけの 物を見せられてしまうと他の探偵アニメの推理劇が霞んで見えてしまう。まぁ精々 数話で一つの事件を扱わなければならない他作を、じっくり腰を据えた長期シリーズの 本作と比較しては可哀想か。
「お伽草子」、家賃を払わないので説得力無しの綱が 笑える。都市にある秘密の地下通路ってな展開は意味も無くひたすら燃えるなぁ。 来るなと言いつつ、実際には晴明2号はヒカルたんを誘っている様にも見えるのだが。 或は再び敵となって戦う事にはなって欲しくないという意味なのかも知れないけど。 本作のキャラデザはデッサンが少しでも弛むと困った事になると改めて思った。


10 月 23 日 土曜日

晴後曇り。午後1時半起床。

庭仕事。原種シクラメン開花中。良い感じで香っている。雀どもの砂浴びの後始末と、 砂浴び阻止の為に臭い殺虫剤の散布。昨日か一昨日辺りに咲いたと思われる朝顔1花。

遅い昼食。カップ麺(明星・一平ちゃん冬期限定ガーリックみそとんこつ)。

寝る。午後8時起床。

何か大きめの地震が何度も。突き上げる揺れが無かったので震源は遠いなと思っていた が、新潟の方だったらしい。

晩酌。サッポロ・冬物語。国内メーカーの副原料入り麦酒としてはかなりマシな味。 微かな甘味と酸味があり、香りもそこそこ良い。 肴、キムチ鍋(鶏団子、焼き豆腐、ブナシメジ、ニラ)。

「今日からマ王」、最近骨ひぃ出ないと思ったら実に 美味しい役で出現。有利を襲った罪人という点で同じ過去を持つ者、それ故に彼女の 言葉には説得力があると。グレタたん、いいこと言うなぁと思うと同時に非常に見事な 演出だなぁと感心。そして有利は本気で居着く決意をした途端に人間界に戻るとは… なんて事はどうでも良くてだな、これじゃグレタたんが正式に有利の娘になった意味が 無いだろ〜。グレタたんの新衣装姿萌え。
「ガンダム S DESTINY」、え〜と来週もう一度今回の エピソードを放送し直すと期待して良いんだろうな>TBS。 それにしても開始以来マトもに放送出来ない番組だ。
「ぴちぴちピッチ ピュア」、何処まで真面目に考察した もんか悩む所だが一応。人魚の国には野郎は居ない点からして、所謂生殖によって 子孫を生んでいる様には思えない。そう考えた場合、生理的に必要では無い野郎を 好きになる感覚というのは何なのだろう。星羅の存在の様子から、人魚とは人の想い だけから出来ていると考えるなら何となく納得出来るか。あららを見かけた時の波音と るちあの反応が何か微笑ましい。際物アイドルとしてはブルマ姿は外せないって事 ですな。本筋がうやむやになるのは毎度の事だが、元々海の者の血筋である 海斗×るちあ以外のカップルにはどんな決着を付けるつもりなのかねぇ。
「ケロロ軍曹」、“坊やだからさ”はタママ向けの台詞 って事でどうすか。Bパート。桃華たんのレオタード姿とかワンピとか、更に 夏美ちゃんのイメージ映像とかひたすら絵的に良。そして冬樹は女性を体型でしか 区別してないって事か。次回予告の新番組取捨選択の話には苦笑するしか。
「tactics」、ネタ的には和風の伝奇物っぽくて良い のだが、何故か表面的というか軽い印象を受けてしまうのはこざっぱりした作風の 所為かな。で、結論としてはヨーコちゃんと月見したいなぁという事で。
「巌窟王」、声は録音されず姿は写真に写らないとは… 伯爵、既に充分以上に怪しいのに益々怪しさ大爆発。どうやら伯爵はアルベールの母上 の事を知っている様な雰囲気だが、昔の恋人だったりするとかかな。ペッポたんが 地球に来てくれたのは大歓迎。“来ちゃった”は可愛いらし過ぎです。でも元盗賊の 身の上で上流階級の家に雇われるってのは強力な後ろ楯が必要なのでは無いか。 そう考えると、アルベールとの再会を条件に陰で伯爵に雇われているという可能性が ある様な気がするんだが。
「舞-HiME」、いやぁ、もう全編御馳走様と言うしか。 どう見たってAAでぽっちりらしい命たん萌え〜…スマん、外道です。なつきちゃん だけ上下ともに盗まれたのは高級品だったが故なのだろうか。それにしても他の姫って 誰なんだろうなぁ。生徒会長とかは怪しい筆頭だが、そう見せて実は関係無いって 可能性もあるし。あと執行部の書記ちゃんとか。実は意外に大勢で、準レギュラの 女性キャラのほとんど全員だったりして。まぁそれはそれとして、ちょっと低めで 楽しませてくれるエピソードでした。“パンツとか”“黙れ!”といった台詞の 応酬も良。剣を股に挟んで寝てる命たんは微エロ。そして寄せて集めても無駄な 命たんは超絶萌え萌え。確かに私は外道ですよ、ええ。
「うた∽かた」、いくら鏡から出てきたとはいえ、昼夜を 問わず一緒に居る舞夏ちゃんを自縛霊呼ばわりとは酷いよ>一夏ちゃん。実はオカルト ねたが苦手で、肝試しにビクビクしてる舞夏ちゃん可愛い。一夏ちゃんがクラスメイト の為ですら嘘をつく事にこれほど心を痛めるのは何故なんだろう。彼女の生真面目さ の裏には人柄以上の何か特別な理由でもあるのだろうか。例によって今更だが、毎回の サブタイトルの背景は各回のジンの属性を表す文字が出てるのね。これって微妙に ネタバレかも。
「神無月の巫女」、どう見ても姫子ちゃんのムネは洗濯板 には見えないんですが>乙羽さん。この場合は絶対値では無く相対値で見るべきかと 思われ。自分の想いよりも惚れた相手の笑顔が望みとは、千歌音ちゃんは漢だなぁ。 でも我慢は身体に良くないので程々に。
「ダブルウィッシュ」、泉奈ちゃんにとっては両親の 残した物には大した価値は無いって事か。でも最低兄ちゃんはそんな妹の気持ちなんて コロっと忘れているのでした。駄目過ぎ。
「φなる・あぷろーち」、しがらみがある者同士、 笑りんはバカ女の気持ちを察する事が出来るって事かなぁ。でもバカ女には背景となる 想いとか事情とかは何にも無くて、本当にただのオばかさんでしたというオチを 希望したい気がする。何と言うか、馬鹿なところが可愛いみたいな感じで。
「げんしけん」、服を買う同人誌を買う、この二つには 同じ葛藤があるらしい。まぁコダワリのある買物には同じ逡巡が有るってだけの事 だろうけど。幼なじみという属性の者に出会って大騒ぎな現視研の連中が実にナイス。 確かにアニメキャラみたいな属性の奴にリアルで出会うと何となくというか妙に そわそわしてしまうわなぁ。それなのに本命からはアキバ以下の扱いの咲ちゃんは ちょっと可哀想だったり。でも幼なじみを有り難いと思わない時点で彼は真性のオタ では無いのだよ、安心したまえ。それにしてもアウシタン…って、大学生でその単語が 出てくるって君らはいったい何歳だよ。
「魔法少女リリカルなのは」、ユーノ君にも出来ない程の 魔法を使ってみせるとは、なのはちゃんにはやっぱり単なる才能以外の何か秘密が あるんでは無いかと思ってしまうなぁ。で、本題としては昼寝でもちゃんとお着替え してくれるなのはちゃんに有難うと言いたい。


10 月 24 日 日曜日

曇り。午後3時起床。

朝顔1花。

タイ焼き3匹で午後のお茶。

fj活動ほんの少し。

確かに歯磨きは重要だよなぁと思いつつ面倒臭くて毎食後ってのは無理だ。

晩酌。キュベェ・プレステージ 白。 肴、じゃが芋と茄子のチーズ載せ焼き。

「名探偵ポワロとマープル」、…休止。
「ToHeart Remember my memories」、マルチの記憶喪失の 理由は言ってはいけない本当の気持ちを抑え込んだ所為って事になるのだろうか。 何か物凄く人間臭い反応というか、やっぱりメイドロボとしては問題がある様な気が しないでも無いレベルに達してしまっている気が少し。どうやら記憶が戻ったらしい マルチを見つめるあかりちゃんの背中に嵐の予感。それにしてもマルチの スパッツ姿が見られるとは思わなかったな。微萌え。
「ローゼンメイデン」、子供は泣けば周りが何とかして くれる、そんな歳では無くなってしまったが故にジュンは子供が嫌いなのかな。 でもブツブツ言いつつも雛苺の為に苺大福を買いに行く辺りは実にイイ奴だ。 授業中にも雛苺のメニューを考えるのり姉ちゃんもナイス、で結局何を買ってきたのか が少し気になる。最初はコ煩いガキんちょにしか見えなかった雛苺が、何となく 可愛い子供に見えてくるのは全ての事に対して反応が素直だからかなぁ。巴ちゃんが 雛苺に会いに行こうとはしないのは、会うと連れて帰りたくなるからなのか本能的に これ以上近づくべきでは無いと思っているのか等と色々考えさせる点。もう少し後に なるのかと思っていた第三のドールも登場し、話のテンポが結構早い。
「KURAU Phantom Memory」、やっぱ銃で頭撃ったくらい では死なないのねリナ者は。世捨て人ジェシカたんにはイヴォンくらい強引な奴が 合うって事で新カップル誕生を祝福…という気分が一気にどん底ですよ。どうも本作 ではリナクスの力に触れた者には悲劇しか訪れないのが嫌ん。
「月詠」、OPの海亀と裸マントは差し換えですか。まぁ 正直良く放送出来るもんだと思っていた部分なので驚きは無い。花札カット同様に 定期的に入れ替わると、それはそれで面白いんだが。本題。葉月ちゃんの母上は日本人 だったりするのかなぁ、とちょっと思ったがどうやら人外の方っぽいな。葉月ちゃんに 契約をしては駄目な相手として教えた大切に思える者ってのは、もう手遅れな相手 だったりするのでは?まぁ超鈍感だから問題無しって事かも知れんが。タライとか ヤカンとか落ち物の古臭さが何か笑える。吸血鬼と知っても普通の女の子として 接する周囲の野郎どもがイイ味してますよ。葉月ちゃん(小)萌え。

「ジパング」「八葉抄」「双恋」「下級生2」、以上の四作品は録画するが毎週きっちり 消化はしない対象に変更。この視聴対象の多さでは、やっぱり見切れないし。


10 月 25 日 月曜日

曇り。

がハングアップ。サスペンド状態からの復帰直後 (復帰した旨のメッセージはsyslogに出ている)に固まるという割と珍しい事象。 各種ハングアップの頻度が後で判る様に、この手の事は全部書く事とした。

表稼業ε。まったり。またしても今日は日没後に始まる会議が設定されていたり したが、何故かうやむやのまま開催されず。代わりに予想外の障害が発生し 殲滅作戦の立案に追われる。結局、今日休んでいる同じ部隊の兵士の担当部分が 怪しいというところまで追い詰めて終。かなり遅くなって撤退。

夕食。キャベツメンチカツ、ポテトサラダ。

やたら眠いのでアニメ視聴無し。


10 月 26 日 火曜日

曇り後小雨。

表稼業ε。激しくないむね。カフェインドーピングしたら今度は気分が悪くなったり。 昨日リリースしたモジュールに問題があって今日は修整版リリースの予定… だったのだが色々手違いがあって中々準備が出来ず。しかも言っては何だが私の 手違いでは無いのでひたすら待っているだけの状態。何度も何度も手戻りがあって 能率も最低。次は全部一人でやろうと思いつつ超遅くなってから撤退。

もじらを久しぶりにバージョンアップしてみた。1.7rc3 → 1.8a4 へ。 ………結局、色々と挙動が怪しくなってしまったので元に戻す。 数え切れない程に経験してきた “問題無く動いているアプリはバージョンアップするな”という教訓をまたしても 得た日。でも 1.7rc3 は時々クラッシュするんだよなぁ。サイトアイコンが キャッシュに溜って来て、ブックマークが賑やかになった頃を狙いすました様に。

今週発売になるのを楽しみにしていたブツが来月中旬に発売延期となって凹む。 それを楽しみにして昨日今日を乗り切っていたと言うのに…………………………。

帰宅してのLCDを開いたら真っ暗だった。 何だよ、またハングか〜と思いつつACアダプタを抜き差し。5秒以内に電源ステータス が2度変化すると shutdown コマンドが働く様に apmd に設定してあるのだ。 暫く見ているとディスクにこそこそ書き込みが起こった後で電源が落ちた。 どうやら OS 自体は動いていたらしい。と、そこまで考えてから単に接触不良で 液晶が消えていただけなのでは?と思い直した。リブートし始めても画面に何も 出ないので液晶をグラグラ動かしたら点いた。先日のハングアップ現象も 実は単に液晶が消えていただけなのかもしれない。

夕食。ヒレかつ弁当(行き付けのスーパー内テナントの品、タイムアウト3割引)。

今宵も眠いのでアニメ視聴無し。また溜まってしまいそうだな。


10 月 27 日 水曜日

晴。

戦場の近所には何故か銀木犀が多い。金木犀よりも香りの射程距離が少し短いかな、 という気がするが匂い自体は金より好きかも。

表稼業ε。激しくないむね。ヤル気無し。ずっと引きずっているモジュールの 障害対応にもウンザリ状態。そもそも全部、私が触った訳では無い部分ってのが 余計疲れる原因だよな。夕方に出した修正版のテスト結果が1時間待っても 上がって来ないのでアホ臭くなって撤収。

夕食。松茸ご飯。数日前に買って部屋に飾っておいた松茸は例によってカナダ産。 そして予想通り中の1本が蟲入りだった。4本中の1本なので確率はそんなに高くは 無いかな。残りは美味しくいただきました。 オマケとして松茸風味のインスタントお吸い物付き。 輸入物の松茸でも、インスタントのお吸い物よりは良い香りがするもんだなぁと 一緒に食卓に並べながら思ったり。良い香り≠強い香り。

今宵もぐったりでアニメ視聴無し。


10 月 28 日 木曜日

晴。イイ感じに寒い。

表稼業ε。結局、昨日最後に出したモジュールが正解だった模様。ついでに、その 連絡が来たのが今朝一番だったので昨日待たずにとっとと帰ったのも正解だった。 もう何と言うか今週分のマジメ素を使い果たしたって感じだなぁ。とか言いつつ 細かい問題が別の装置向けモジュールで出たり、そもそも実装忘れ!な機能が 発見されたりして中途半端に忙しかった。待ち時間のやたら長い忙しさという奴。 そして更に予想外の伏兵も現れて、という感じで最長残業時間を記録して撤退。

何となくクレジットカード屋のサイトを覗いて次回の支払い額を確認してみたり。 RD-XS43の所為で凄い金額になってまんがな。欲しかった、とあるブツの発売が 来月中旬に延期になったのはある意味では良かったのかも知れん。 …と、自分を納得させる理由を考えてみる今日この頃。それにつけても金の無さよ。

夕食。惣菜パン(焼きそば、コロッケ、ソーセージ入りドーナツ)。

「グレネーダー」、力による正義では無く笑顔による 融和を目差すってのが琉朱菜を送り出した天子様の考えって事か。で、そういう ある意味変わり者はまぁたまには居るだろうという納得が出来るのだが、わざわざ 力が正義という思想を蒔いている様に見える道化は不思議な存在だ。何故なら力が 正義という考え方は放っておいても幾らでも生まれる物だから。故に、わざわざ 微笑み教団(←勝手に命名)に対抗しようとする道化は微笑み教団とは無関係とは 思えない…というところまで考察したら結構吃驚な展開が最後に付いていた。 天子様、黒かったのね。でも“らしく聞こえる”って台詞からすると偽者臭いかなぁ。 とはいえそもそも平和主義者が閃士の養成も行っているって時点で矛盾しているし、 その本質は十二分に怪しい訳だが。当面、琉朱菜の知っている天子様と今の彼女が 同一人物か否かが興味の焦点になりそうだけど。最初は今一つピンと来なかった本作 だが、ここへ来てちょっと面白く感じられ始めた。 それとOP曲は今季スタート作の中では例の電波ソングを除くと一番グっと来る。 結構、というかかなりお気に入りの歌。


10 月 29 日 金曜日

晴。

表稼業ε。午前中、正規軍の半期方針説明会というものに参加。そんなもん聞いている 場合じゃ無いんだがなぁ、トラブル抱えているのに。仕方ないので午後に備えて 寝とく。そして午後なんだが、結局昨日出た大問題は非常につまらん理由だった。 とはいえ問題が解消した事の確認の為にはモジュールを全部作り直す必要がある。 そんな理由で昨日程では無いが、かなり遅くに撤退。今月は稼ぎ過ぎだ。下品。

帰宅途中の路上にて、前から来た乗用車が隣にすり寄って来て助手席の男が声を 掛けて来た。

“すいません”
“?”
“道を聞きたい訳じゃ無いんです。これ(ケースに入った一見値の張りそうな腕時計の
男女ペア物)貰ってくれませんか?伝票落としちゃったんで”
“前にも言われたよ”
“そうすか…”
そして去っていく車。半年近く経っているのに未だやっているって事は、彼等には それなりのメリットが有り尚且つ起訴されたり逮捕されたりはしないカラクリが 有るって事かね。しかし一言一句同じ切り出しとは芸が無さ過ぎ。

晩酌。キュベェ・プレステージ 白。

「NARUTO」、チャクラの球を切り裂ける程に強力な剣 なのに人体に当っても弾かれる程度なのは何か微妙に矛盾している様な。吊り橋の綱を 切って一気に向こう側へ、ってのも突っ込み所満載な展開だし(忍者+落ち零れ忍者 なら綱の上くらい走れ)全体的に構成が粗いなぁ。ま、中休みのエピソードって事で 細かい事はこれ以上言うまい。でも最後のオチには脱力だよん。殿が来たりて全て 円く治めてしまうなら最初からレースなんかする必要無かったじゃんか。それにサスケ がナルトに反感を持つのも、何となくとって付けた様なネタ振りに見えてしまう。 言わんつもりでも色々と言いたくなる話だった。
「無人惑星サヴァイヴ」、流石最終回って事で冒頭部分も 本編の一部に使ってますな。皆の感情の昂ぶりが見事な演技に支えられて非常に燃える 展開。特にメノリの絶叫が良い感じです。そしてルナは父上と彼岸で再会…のまま ではやっぱり終りませんな。実は惑星にはアダム以外の生き残りが居て彼は惑星に残り ルナ達だけが帰還。そして数年後にはアダム達と地球人の間には交流が生まれていて、 メノリは外交官でカオルは航宙士でルナやベルはテラフォーム技術者になっていて… ってな妄想を抱いていたので本作のラストは結構ツボにはまった。まぁ今まで語られた 話からすれば順当過ぎる程に判りやすい未来ではあるので、同じ様に“やっぱりねぇ” と微笑ましく見た視聴者は少なくなかったのではないかと想像する。ハワードだけは 意外だったが、出演作品は全部女装なら納得だ。長期シリーズならではの、じっくり 腰を据えて積み重ねてきた物語が最後に本当に爽快な実を結んだと思う。実に良い作品 を見せてもらいました。ポニテのシャアラたん激萌え。総合評価:上出来
「MONSTER」、どひゃ〜、ヨハンは正真正銘の悪魔だな。 リヒャルト達はかなり良い線までヨハンを追っていたのだが、彼の方がまだまだ上手 という事か。ここ数話のエピソードは物語の説得力や緊張感など、どの部分を取っても 文句無しで凄過ぎ。ローゼマリーたん声だけで萌え。
「お伽草子」、首都圏オカルトスポット巡りは個人的 には好きな系統の展開なんだが、今一つ燃えないのはネタがちょっと当たり障りの 無いものばかりな所為かなぁ。とはいえ都市伝説系の話を上手く本編に取り込んでいる 点は悪く無い。そして現代編で松虫たんに逢えるとは思いませんでしたよ。それだけ でも充分に満足。でも今回もちょっち絵が弛い。ラストの電波障害防止云々は 笑えた。

「だれも猫には気づかない」アン・マキャフリー著、 赤尾秀子訳、創元推理文庫読了。如何にも猫好きが書いた猫が大活躍するファンタジー。 話のテンポがやたらと早く、あっと言う間に終わったという感じ。そもそも中編と いう事もあり、本の厚みに較べると字数が少ない上に活字が大きいのでライトノベル みたいな印象でもある。内容的には中世ヨーロッパを舞台にした話なのだが、本当に ありそうと思わせる絶妙な味。モンスターや魔術等はほぼ出てこないので、凄い猫が 出てくるという点以外は荒唐無稽さは無い。おまけに凄いと言っても実は単なる普通の 猫の偶然の行動を人間が知恵と勘違いして受け止めているだけ、と言えなくも無い線で 描写を留めているのでリアルであるとも言える。故に猫好きじゃ無いと楽しめないかも しれない気がしないでもない。逆に猫好きならば、作中の猫好き者達の言動が全て “うんうん、そうだよねぇ”という感じで納得出来てしまいニヤニヤしっぱなし。 唯一、物語のラストに個人的にはカタルシスが足らない気がするのだが他の点には 文句はありません。冒頭にある献辞の通り、そもそも想定している読者層は子供 らしいのだが大人が読んでも充分楽しめます。猫好きなら必読。


10 月 30 日 土曜日

雨。午後1時半起床、というか天井裏の物音で起きた。

上の部屋、次の入居者が来た様だ。 天井裏の物音の所為で落ち着かない。故に何にもする気が起きん。

庭仕事。秋咲きカトレア2種開花始まり。

遅い昼食。カップ麺(エースコック・味わい麺屋 野菜みそラーメン)。

寒いので暖房絨毯に電源接続。

実家から荷物が届く。新米。

寝る。午後8時半再起動。

晩酌。澤乃井純米大辛口。口に含んだ一瞬だけ甘い香りが拡がる辛口。良。 肴、乾きもの(一口サラミ、柿ピー)。

「今日からマ王」、グレタたんの面倒を見てくれている ヴォルフラムがイイなぁ。そして本編は少しだけ昔の話。コンラッドが有利に対して 献身的なのは魔王の魂がジュリアの生まれ変わりだからか。有利の父上も母上に負けず 劣らず中々に弾けていて面白い奴。コンラッドが国に帰っても“コンラッド”のままで 居るのは過去との決別というか踏ん切りの意味があるのだろう。何かちょっとしんみり して良い話でした。さて、元クリスティンは今は何処に居るんだろう。意外と伏線を 大事にする本作の事だから、いずれは登場するだろうけど。次回予告からすると、 まさか彼っすか?
「ガンダム S DESTINY」、カガリたんだけでなくアスラン も前大戦の勇名人なのだから議長くらいの立場の者にバレないはずは無いって事ですな。 前作から引き続き登場するキャラの出番は少ないんだろうなぁと思っていたのだが、 意外に出づっぱりで嬉しい誤算。というかカガリたんが出ていれば満足ですよ。 半面、新主役のはずの彼の影が薄い事この上なし。未だに名前も記憶に残っていないし。 ま、野郎なんでどうでも良いのだが。 予告ナレーションの最後の一言は結構ウケた。
「ぴちぴちピッチ ピュア」、売り場のテントでゴロゴロ している奴等は結構多いので気にするな>波音&渚。忘れかけた頃に手紙をよこすとは 海月センセ重罪ですぞ。ゆらゆら揺れる波音の心、それは思いっきり普通なんじゃ ないかと。つい人魚の国での事を何度も話してしまう波音、それだけ渚相手に リラックスしているという事ですかな。何時の間にか渚の背が伸びているのは波音の 中での彼の占める大きさの比喩にもなっているのだろうか。“そうしよう”発言の 通りすがり眼鏡っ娘萌え。
「ケロロ軍曹」、ラストの夏美ちゃんが何かとても 素敵で思わずウルウルしてしまいました。ギャグは控えめだけど、クサレ縁に近い 絆を感じさせる好編。
「tactics」、“何、あいつは鬼だったのか”笑える。 顔が無くて笑えないので女の笑顔を奪っていたという影女は切ない感じが出ていて 割と良。しかし本当の笑顔は顔とは別のところにある、ということですな。本作の 妖怪女性はキャラクター造型が結構好みの線かも。饅頭のオサゲさん萌え。
「巌窟王」、ペッポたんはアルベールを揺さぶるなぁ。 やっぱり単なる偶然でメイドさんになった訳では無い様に思える。晩餐で何かを感じた アルベールの母上、どうやら伯爵の言葉の中に自分の過去を見たらしい。伯爵邸の 絢爛豪華な内装表現はCGの真骨頂ですなぁ。本作はCG独特の所謂セルアニメとの 間にある違和感、作り物めいていて硬質の質感を逆手に取って実に上手く利用している と思う。
「うた∽かた」、皐月ちゃんの兄上は彼女の野郎への 不信感を心配しているのね。その場で浴衣を脱いじゃうとは結構大胆な皆さん。 着付けが出来る娘がひとり混ざっていると便利ですな。それにしても皐月ちゃんが 可哀想過ぎな展開。こんな時にも見る事だけしか出来ない、それどころか見る事すら 相手を傷付けるかもしれない行為。そんな力にどんな意味があるのだろう。本作の テーマらしきものが、やっと見えてきた気がする。
「神無月の巫女」、“ボーイズラブ”って単刀直入過ぎ。 姫子は千歌音ちゃんに思いっきり酷い事を言っているなぁ。姫子の為にと思えば思う程、 苦しくなる千歌音ちゃんが可哀想だ。
「φなる・あぷろーち」、ラブコメに風呂とか温泉ネタは お約束だが、ここまでアホな話に出来るのは流石。とにかく笑わせてもらいました。 これでもうちょっとお色気があれば完璧なんだけど。全裸で転げ回っていても、 やっぱデフォルメキャラでは萌えん。
「ダブルウィッシュ」、ずっと見ているという智たん。 彼女は潤和の事を何か知っている、或は感じているのだろうか。文化祭に限らず、祭は 準備する過程の昂揚感が良い。半面、終わる時の寂しさもひとしおだが。EDが変更。 前回までのEDが然程手抜きとも思っていなかったので少々意外かも。
「蒼穹のファフナー」、“宇宙から来た”って…奴等は そういうモノだったの?岩戸ちゃん改メ乙姫ちゃんの正体がかなり意外で吃驚。 しかも乙姫ちゃん、人間としての心を強く残しているらしいし。これは人類と フェストゥムとの関係を考察する上で新たな視点を提示されたってところか。
「げんしけん」、オタクの神を見る為には骨折しなければ ならないらしい。誰も見ていないブースの本を手に取るのって勇気が必要だよなぁ、 って辺りに実感あり過ぎで苦笑。笹原よりヌルい身としては、ひたすらニヤニヤする だけなんだが実に面白い話だった。今まで気付かなかったけれど、EDの部分って 何気なく毎回ちゃんと変えてあるのがナイス。
「魔法少女リリカルなのは」、猫天国万歳。ライバルの 魔法少女の出現回なのだが、出し惜しみせずにいきなり正面対決なのね。ありがちな 展開としては同じ目的で行動している他者が居るらしいと匂わせてから最初の出会いって 順序を踏みそうなところだが。本作は意図してか、そういうお約束な展開を外している 部分が結構ある様な気がする。今のところ、それは上手く作風として機能しているかな。


10 月 31 日 日曜日

曇り。午後4時半起床。度々寸断されているので睡眠満足度は低い。

やっぱり何もする気にならん。ボケっと過ごす。

晩酌。おたるワイン・セイベル13053(2002年)。 肴、鶏と大根の鍋。煮汁の半分を酒にしてみた。旨いと思うが、煮立ててしまった時に 泡が出るのが気になる。最後にうどんを入れて締め。

「ONE PIECE」、新編開始。七部会の一人が出てきたが、 空島編のプロローグと新編をつなぐ為の前フリであって実際に話に絡むのは先の事 だろう。冒頭なので先はまるで詠めないが、きっとまた燃える話になる事を期待。 新OP/EDも登場。特にEDは季節に合わせたのか、秋冬風な装いのキャラ達が 新鮮な印象を残す。
「サムライガン」、結局のところ稲妻は死に場所を 求めていたって事なのだろう。銃よりも刀にこだわる辺りからして、彼は本当の 侍だったと思える。死にたがるのが正しい事かどうかはさておき、格好良く見えるのは 事実だ。普段は今一つ鬱な奴という印象の市松でさえ、稲妻に乗せられたのか今回は 普通に格好良く見えた。
「ToHeart Remember my memories」、マルチの言う “神様って何ですか?”ってのはギャグっぽく見せていて意外と深い台詞なのでは 無いかと思われる。機械の心が神という概念を理解出来るかどうか、或はそんな時が 来る日を描けるのかという点に期待。セバスチャンの態度の悪さはゲーム由来の設定 なのかな。何となくイメージと合わないのだけれど。マルチの感動屋さんなところが 戻ったのは良。それが会長の判断を動かしたらしい展開は嫌いでは無いが、 綾香×葵ちゃんの話と織り混ぜている関係でややピンボケ気味になっているのが残念。 芹香センパイのか細い喋り萌え。
「学園アリス」、予想していたのとは随分と違うノリの 軽い作風だが結構楽しい。孫娘の友情を片思いと言う爺ちゃんナイス。実際、 蜜柑ちゃんのやっている事は便りをよこさない遠距離恋愛の相手の所に押しかけている 様に見えるし。どうやら蜜柑ちゃんには何か潜在能力があるらしい。力が通じない力 とか、そんな感じ?これからの展開が実に楽しみです。 淡泊で冷淡にみえる蛍ちゃん萌え。
「ローゼンメイデン」、第4のドールも早速登場。 今回来たのは清楚な顔に酷い言葉遣いな翠星石。ただ今までのドールとは違い、何で ジュンの家に来たのか?という部分の説明がスポっと抜けているのが気になる。 第一印象よりはジュンの事を見直したらしい翠星石。しかし契約している訳では 無い以上、ジュンから力を貰っているのでは無いはず。人形達は契約者が居ない状態 では長く活動は続けられないはずでは無かったか。とすれば翠星石には現状を維持する だけの力を与える者が背後に居るという事になりはしないか。といった感じで、他の ドール以上に謎が多い存在に見える。あいかわらず何気なく優しい真紅は良。 のり姉ちゃんの良きアドバイザーになってますな。
「KURAU Phantom Memory」、遂にクリスマスも自分で 跳べる様になったと。まだ嫌ボムの域を出ていない感じだが、近いうちに自分で自由に 力を使える様になるのかな。アヤカはそろそろ何にも判っていない視野の狭い自分に 気付いても良さそうなものだが。凄く気になる所で次回へ。
「月詠」、尻の穴が無い!大笑い。でも後の方の絵では 何となく尻の穴がある様に見えたけど。幽閉されていた古城での猫耳は葉月ちゃんなり の媚びだった訳だが、今回からは爺ちゃんの趣味って事ですな。こういうアイテムに ちゃんと意味を持たせているのは珍しいかも。ところで爺ちゃん、ハイジを以前から 知っているのか?もしかして葉月ちゃんの家系と因縁とかあったりして。それにしても 葉月ちゃん、商売上手だなぁ。邪眼の使用は天然でも、媚び媚び接客は演技だと思うぞ。 エルフリーデが葉月ちゃん(ルナ)との接触を満月の夜まで待った理由は何だろうか へっぽこ下僕の耕平がキスをさせず葉月ちゃんが弱るというところまで見越した? それともルナモードの時の方が御しやすい点があるのかな。
「舞-HiME」、バスに取り付いて暴れるオーファン。 そこに居合わせたらしい第4の姫が深優ともあかねとも受け取れる演出が上手いなぁ。 或は両方とも姫なのかも知れないが。“頑張れ”って言葉の重さと軽さ、それに対する 祐一の感じ方には非常に納得。舞衣ちゃん、ずっと溜まっていたものが溢れちゃった のね。しかし弱みを見せた相手が奴とは…このままくっついたりしない様にと 祈っておこう。